14日が過ぎ、メンテが終わり、新たなスキンが出ましたね。そしてメンタルアップグレードも。このシリーズじゃ病的なコーラ中毒の彼女はMOD3にしました。きっと彼女はお祝いがてら彼女がコーラと認識した物をがぶ飲みしているでしょう。そしてSV-98はまだMOD2止まり。報告書と記憶の欠片頑張って貯めます。
ThunderとAK-12のスキンパックは買いました。スキンガチャは回しましたが、こりゃ引換券200枚で引き換えになりそうです。9月4日まで。つまり課金制限あっても9月1日以降になればまた課金できます。
- 作者主観のあらすじ -
今回のお話はステンMK-Ⅱが主人公です。彼女と相方の夏の夜にふさわしいお話です。
某所、湖畔にて。
銃を持った少女たちと、ボロボロの衣服の子供たちが必死に走っている。彼女たちは傷つき血を流している。銃を持った少女のうちの一人は片腕を欠損している。
それでも少女たちは子供たちを連れて逃走する。
人間を守るために。
「こちら友軍部隊。指揮官聞こえますか?応答してください。私たちは今難民の子供を抱えて指示されたポイントまで逃走中です」
少女は指揮官に無線で呼びかける。指揮官からすぐに応答がきた。女性の声だ。友軍部隊を要請した指揮官は女性らしい。
「あー、聞こえてるよー。ごめん、指示間違えてた。いや、ボタン押す所がね。ここをおすのかー。ということで来た道を戻って。敵に追われてるんだっけ?戦力値に大丈夫、君たちならできるよー」
絶望的な指示が飛ぶ。それでも少女たち、いや戦術人形たちは指揮官の命令に逆らえない。せめて子供たちだけでも守らなければ。
戦術人形たちは覚悟を決め敵に向けて銃を構えるのだが、その覚悟を打ち砕く者が現れた。
「よく逃げたな、グリフィンのゴミども」
ハイエンドモデルが現れたのである。通常の鉄血人形だけならまだ勝ち目はあったがここに来てその可能性は途絶えた。
数分後、両腕両足を切り落とされ、死の間際に立たされた人形たちが最後に見たのは必死に命乞いをする子供たちと、それを聞き笑いながら子供たちを切り殺していくハイエンドモデルの姿であった。
「この子たちをたすけて」
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・・・時は流れ数カ月後
ここはグリフィンS13支部。特徴がないのが特徴の地区である。
当然のことながら基地も特徴がない。ゲームと何も変わらない標準的な基地だ。
そんな特徴もない基地からではなく冒頭の湖畔から物語は始まる。
湖のほとりで二人の人形が話をしていた。
「ねえスコーピオン。ここってさ、出るらしいよ」
ツインテールの人形がそう言う。
「出るって、まさか石油!!」
スコーピオンと呼ばれた眼帯の少女が一昔前のジョークで答える。
「違うよ、幽霊。幽霊がでるの」
そうステンは答える。
「幽霊?どうしよう、あたしの銃祝福受けてないんだけど」
「私もだよ。それに、幽霊が狙うのは主に人間だって。ここに来るときにいろいろ調べたけどそれは確かだよ」
今回の任務は幽霊退治ではない。もし幽霊だったら東欧に亡命したプロトンパックみたいな機械で幽霊を退治する人たちが呼ばれている。
この湖にはキャンプ場があるのだが、そのキャンプ場に熊が現れ人を襲ったためしばらく閉鎖となった。その間の警備のためグリフィンが雇われた。人形だけでも大丈夫なのだが、AK-12に勧められ、指揮官もついてきている。指揮官はほとんどバカンス気分だ。この指揮官、アウトドアが好きらしい。偵察と称してカヌーで湖を渡りきり、大きな魚を釣り、CZ75と一緒にキャンプファイアーで使う木を切っていた。木を切るCZ75も「指揮官は細身の女性なのに斧使いとしての才能がある」と言っていた。
そんな指揮官は今はログハウスで就寝している。指揮官一人だけ快適なログハウスで戦術人形たちはその周りにテントを立てている。
CZ75はステンとスコーピオンと一緒に夜間警備のはずだが、二人の近くで寝ている。
他にもAK-12とAN-94が一緒に警備をするはずなのだが、指揮官が寝静まった後、茂みの奥に消えていった。
CZ75が追いかけて行ったが慌てて戻ってきた。ステンが何をしていたか聞いてみると彼女は顔を真っ赤にするばかりで何も答えない。二人は彼女たちがナニをしているのか察した。
読者の皆さまはもう察していることだろう。戦術人形全員がレズではないが、レズの戦術人形はいる。そういうコトだ。
警備としては問題ないのかと思うが、銃を持った戦術人形が警備をしているとの情報は広まっているので問題はない。あくまで人間が立ち入らないようにするためだからだ。
「任務の情報はちゃんと指揮官がくれたのに、ステンはいろいろ調べてたね。どんな幽霊なの?」
実際に幽霊などいるとは思っていないが、ノリのいいスコーピオンはどんな幽霊なのかステンに尋ねる。
ステンは語り始める。
数カ月前、この地でグリフィン人形と鉄血の戦闘があったそうだ。グリフィン側の指揮官は悪辣な人間で、自分の部隊の人形はだいじにするが、自分の部隊以外の人形は平然と使い捨てる。
グリフィンの支援要請システムは匿名性だ。支援部隊は要請を受け現地に派遣され、現地指揮官に大まかな指揮をされる。この仕組みは支援要請を気軽にできるが、誰に呼ばれたか分からない分悪用もできる。
この指揮官は支援部隊を使い捨て手柄を挙げていた。今回も支援部隊を使い、敵のボスを始末しようと考えたが、支援部隊は難民の子供を保護していた。指揮官は支援部隊を右往左往させ鉄血を引き寄せ、十分引き付けられた所を自分の部隊で始末する作戦に切り替えた。
作戦は成功。鉄血のハイエンドモデルを仕留めることができた。
その陰で支援部隊として使い捨てられた人形と難民の子供たちが犠牲になったが、その犠牲は黙殺された。
破壊された人形たちはエリートではないうえに、戸籍も何もない難民の子供など配慮に値しない。
そのような経緯を経て、この地域はグリフィンの制圧下になった。
しばらくして、この湖に奇妙なうわさが立ち始める。
初めは一組の老夫婦。
この夫婦は夕食後、湖沿いを散歩していたら湖に昔の知人たちをみた。老夫婦はそのまま湖に入っていき、行方不明となる。メイド型の自立人形が付き添っていて、彼女の静止を無視して湖に入っていった。自立人形は力ずくで押さえにかかったが、自立人形を押しのけて湖に入っていったと証言している。そして湖には人形と子供らしき死体が浮いていたと。
自立人形のメンタルを解析しても人型の物が浮いていたとの結果が出た。
次はグリフィンの指揮官。魚釣りが好きな彼はこの湖に釣りをしに来た。そして湖に知人たちを見かけ、湖に入っていき行方不明になった。護衛として人形が一人同行していたが、湖の死体をみた恐怖と指揮官を失ったショックからかその場で自殺。バックアップは数日前なので真相は闇の中。
そのほかにも旅行に来ていた若者グループ、グリフィン職員、PMCとの交渉を担当する正規軍の軍人など何人も行方不明になっているそうだ。みんな湖に昔の知人の姿を見て、湖に入っていったらしい。
「ひええ、そんなヤバイ湖なの?熊とかどうでもいいじゃん。一刻も早く封鎖した方がいいよ」
ステンの語る内容に焦るスコーピオン。この話が本当ならキャンプ場を閉鎖し、フェンスで封鎖し、軍用人形が警備をした方がいい。
「うわさだようわさ。インターネットの怪しげな都市伝説だからね」
「そっ、そうだよね。うわさだよねー」
ステンはあることを思い出す。
「その怪しげな都市伝説サイトによると、私は水中の死体に見覚えがありませんって言うと助かるらしいよ」
スコーピオンと二人で「「私は水中の死体に見覚えがありません」」と言った。夜中だから声は小さめに。
「この子たちを助けて」
「行かないで」 「助けてください」
「しきかん」
「タスケテ」
二人は確かに聞いた。何かの声を。慌てて銃を構えるが周囲には誰もいない。
気のせいだが念のため「「私は水中の死体に見覚えがありません」」と言い、強引に話題の内容を変えた。今日のご飯は美味しかったとか、指揮官は明日何作ってくれるのかとかたわいもない話だ。
そんな話をしていると交代の時間が来たのか、別の戦術人形たちがやってきた。
異常がないことを伝え、ステンとスコーピオンは昼間設置したテントに戻ろうとした。
「ねえ、スコーピオン。あそこ何かいない?」
彼女は震えながら湖の方を指さし、スコーピオンに尋ねる。
「あーほんとだ。何かいるね。魚かなんかじゃない?明日のご飯だねー」
彼女も若干震え声だ。それでもスコーピオンの無理やりな答えにステンも納得し、テントに入った。寝る直前にCZ75を忘れていたことを思い出したが、交代の人形たちがなんとかしてくれるだろう。なるべく明日の食事の内容を考えながらステンは眠りについた。
「私は水中の死体に見覚えがありません」
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・・・翌朝
ステンは目が覚め、スコーピオンを起こした。身なりを整え、指揮官に今日の指示をもらうためログハウスに入っていった。
入っていって朝のあいさつをしようとしたのだが雰囲気が重い。
人形は全員集合しているのに指揮官はいない。
ステンはAK-12に指揮官がどうしていないのか聞いた。
「今どうして指揮官がいなくなってるかAK-12が調べている」
AN-94によるとログハウス前のカメラなど複数のカメラから指揮官の行動を調べているそうだ。
数分後、AK-12は指揮官の行動を調べ終わった。いつも通り目を閉じ、飄々としたままだ。彼女の表情が変わらないことに一同は安心した。重苦しい空気が少しだけ軽くなった。指揮官の事だ、どこかで魚でも獲っているのだろう。
「やっぱりね。今から映像データをこの端末に流すわ」
タブレットに映像が流れた。
夜中、指揮官は目が覚めた。そして彼女は水を飲み外を見た。この行動に深い意味はなかったのだろう。
そして彼女は外に何かがいるのを発見した。
「あれ、ソフィアにマリヤにアナスタシアがいる。懐かしい~。あの子たち昔鉄血に殺されたのに」
そして映像は室内の様子から外の様子を映した物に切り替わる。サンダルを履いた指揮官は湖にむかって叫ぶ「久しぶりー。15年ぶりかなー。今そっちに行くね」
今度は湖に画面が切り替わる。湖にはそれらしき女性は映っていない。
子供と戦術人形の死体の群れが映っている。
その死体の群れに話しかけながら指揮官は湖の中に消えていった。指揮官が消えてしばらくして、死体の群れも消えていった。
ステンは察した、あの都市伝説は事実だったと。
AK-12の提案で撤収することになった。映像はグリフィン本部とキャンプ場を運営している企業にも送られた。
映像を見たグリフィン本部もキャンプ場の運営企業も非科学的だとして取り合わなかった。指揮官は事故死として処理され、キャンプ場はイメージ払拭のために名称を変更して再開された。
ステンは必死に訴えたが、取り合ってもらえず、メンタルに異常をきたしたとして、この任務時の記録を消去された。
今日もキャンプ場は待ち望んでいる。
「私は水中の死体に見覚えがありません」
14.支援部隊はボスを倒すのがめんどくさくなった時代わりに倒してくれる部隊ではありません。
最後までお読みいただきありがとうございました私は水中の死体に見覚えがありません。
今回の指揮官:女性。アウトドアが好きで釣りとかカヌーとか色々できる。釣り針にミミズとか普通につけられる。冒頭の指揮官は果たして?私は水中の死体に見覚えがありません
ステンMk-Ⅱ:アニメを見て支援部隊のお話は彼女にすると決定。生放送などから相方はスコピッピに。
AK-12:指揮官ここに来るよう勧めた。警備さぼってレズセ〇クスしてた。最初からこの湖の事は知ってたっぽいし、映像を見てなんか悟った私は水中の死体に見覚えがありません。
CZ75:キャンプファイアーに使う木を切った。AK-12とAN94の情事を見てしまいダウン
今回モチーフにしたオブジェクト:SCP-2316
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2316
超ヤバイミーム災害。私は水中の死体に見覚えがありませんと繰り返さないとヤバイ。
私は水中の死体に見覚えがありません。