AK-12の禁止リスト 連載版   作:一ノ瀬0512

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みなさんこんばんは。ビンゴ任務始まりましたね。
頑張って全部揃えたいと思います。スキンはもちろんコインとかほしいですし。




今回のメインはIDWです。あいでぃーだぶりゅーです、よろしくおねがいします。
結構な人間が連想したことあると思います。




この物語は

作者が建造と装備作成と妖精建造で爆死した頭で深く考えず

AK-12の禁止リストの単発版を元に考え出したお話です

ビンゴ任務でもでもしながらお読みください

よろしくおねがいします



第十七話 IDW「IDWは猫ではありません。よろしくおねがいします」

「IDWがいる!IDWが!」

 

そう叫びながら一人の女性指揮官が落ちていった。そして何かにぶつかる音がした。

外で待機していた戦術人形、AK-12とAN-94は叫び声を聞き平屋に突入。

指揮官が落ちて行ったと思われる井戸を覗き込んだ。井戸は深く底が見えない。井戸の底に向けてドローンを飛ばしてみた。深さは分からなかったが何かにひっかかり不自然な方向に首が曲がっている指揮官を発見した。死んでいる。

 

二百文字足らずで指揮官死亡である。このままだと圧倒的に文字数が足りず投稿できない。

 

井戸の深さから指揮官の遺体の回収は不可能と判断したAK-12はAN-94と共に平屋を出た。

平屋を出た二人は見た。

 

 

「あいでぃーだぶりゅーです、よろしくおねがいします」

 

 

ここはグリフィンS13支部。特徴がないのが特徴の地区だ。当然のことながら基地も特徴がない。ゲームと何も変わらない標準的な基地だ。

今回の物語はこの基地の近くにある放置された平屋から始まった。

 

 

 

 

図鑑 No.093 名前 IDW

 

銃種 サブマシンガン

 

収容プロトコル

 

IDWはグリフィンS13支部の近くにある平屋の内部にいると思われます。16LABは収容に当たり、周辺の土地を買い上げ外部から多い隠せるように施設を建設しました。この建設に際し、周囲にはカバーストーリー「崩壊液の検出」が適応されました。

平屋内部を見る必要がある場合は必ずカメラを通して確認してください。人間はもちろん、自律人形であっても直接肉眼で視認しないでください。

直接見る必要がある場合は事前に申請してください。16LABが特定技能作業員を派遣します。その作業員に確認させてください。その作業員とのコミュニケーションはせず、一方的な指示を与えるだけに留めてください。

 

 

説明

 

IDWはS13支部基地の近くにある放置された井戸小屋です。小屋は木造で幅約6m奥行5m程の平屋です。小屋の中央には古い年代に作られたと思われる石造りの井戸があり地下へと続いています。井戸は極めて深くドローンを飛ばしてもどこまで続いているのか不明です。S13地区の指揮官がドローンで早期に発見された理由は偶発的な要因によって井戸内部で引っかかったためと思われます。

 

この小屋の中を人間や自律人形が覗き込むと対象は激しく動揺し「IDWがいた」と報告します。さらに対象はこのIDWがいるという観念に強く執着するようになります。

この現象は小屋内部の映像や画像を見ただけでは発生せず、肉眼で小屋を見た場合のみ発生します。報告されるような特異なIDWは発見されていません。

 

暴露した対象はIDWに対する認識が歪められます。被験者へのインタビューでは通常のIDWと違い頭髪はなく、生気のない通常より大きな二つの目があり、鼻や口がどこにあるか分からないとのことです。そして三次元的に見えず二次元的な平面でどの方角から見てもこちらをまっすぐに見つめてくる様に見えるとのことです。

そして数日から数週間が経過するとこのIDWが暗闇からこちらを見ているように感じられ始め、常にこのIDWの視線を気にするようになります。

どの程度の暗闇かは一切不明で、夜間で灯りのない場所や、昼間の物陰程度の暗さでもIDWがこちらを見ているように感じられることもあります。規則性は一切ありません。

 

直接的に視認しなければこの現象は発生しません。ドローンによる井戸の内部調査ではIDWが発見されませんでした。ドローンは地下4▮▮mに到達しましたが対象は発見されませんでした。

 

 

他のIDWとの関連性

 

暴露した対象が見ているIDWは通常のIDWと別個体で関連性はありません。

離れた支部のIDWが在籍している基地の指揮官に人形調査と偽りIDWの様子を聞きましたが通常通り勤務していると回答しました。

 

 

〔データ削除済み〕

暴露した対象は「IDWがいた」という観念を他者へ積極的に伝えようとします。この話を聞いてある程度理解した人間は報告した者と動揺の反応と認識異常を被ります。自律人形は動揺こそしませんが即座に暗闇からIDWが見ているという認識異常を被ることになります。あいでぃーだぶりゅーがいます

どの程度話を聞けばそうなるのかは不明です。一言で認識異常を被った例もあれば、一時間以上の説明で認識異常を被った例もあります。よろしくおねがいします

その観念を伝える媒体に制限はなく、会話・文章・映像・絵画などあらゆる分野で効果があります。インターネット掲示板に平屋の写真とともに「IDWがいる」と書き込まれそれを見た人間・自律人形に認識異常が生じた例もあります。これはあいでぃーだぶりゅーです

おそらくは「IDWがいる」という観念とそれを広める行為そのものにミーム的効果があると推測されています。さらに対象が異常初期を脱した場合、極めて自然な形で「IDWがいる」と伝えるため、ミームの拡散防止が困難です。あいでぃーだぶりゅーでした

 

 

よろしくおねがいします

 

 

IDW暴露ログ

 

対象:鹵獲された鉄血ハイエンドモデル、デストロイヤー

内容:平屋の内部に入り十分間待機してなんの異常もなければ解放すると約束し小屋に入れた。

結果:IDWを目撃し認識異常にかかったため、終了措置を施す。

 

対象:特定技能作業員A

内容:不法入国した難民を特定技能作業員として雇用。平屋に入りなんの影響もうけなかったらこの国の戸籍と職業を用意すると言い入らせる。

結果:認識異常にかかる。通常のIDWの写真を見せると異常を示し、異常個体のIDWが見えるという。あいでぃーだぶりゅーです

 

対象:特定技能作業員B

内容:Aと同じ条件で雇用。小屋に入ったところ認識異常にかかり動揺。

結果:入口にIDWが見えたと報告し井戸に飛び込み行方不明。死体は発見できず死亡扱いとする。あいでぃーだぶりゅーはいます

 

対象:自律人形A

内容:平屋に入ってもらう。

結果:認識異常にかかり、通常個体のIDWの映像を見せると異常なIDWに見えると発言。よろしくおねがいします

 

 

 

 

記憶消去実験ログ

 

対象:自律人形A

内容:記憶の削除。

結果:記憶が削除されると認識異常にかかった記憶も消えたことにより、なんの異常も見受けられなかった。

 

 

対象:特定技能作業員A

内容:記憶消去剤を飲ませる。

結果:心臓発作を起こし死亡。検査の結果内臓機能の悪化により記憶消去剤に耐えられなかったと判明。これはあいでぃーだぶりゅーです

 

 

対象:飲酒運転で交通事故を起こした指揮官A

内容:暴露させた後記憶消去剤を投与。

結果:記憶が消え通常個体のIDWの写真を見せても異常個体に見えず認識異常は消失。しかしネット掲示板によるミーム汚染の影響を受け異常が再発。運転中IDWが見えたことで動揺しハンドル操作を誤りガードレールに衝突し死亡。よろしくおねがいします

 

 

 

 

以下メモ書き

 

この報告書の影響と思われる大規模なミーム汚染が16LAB研究施設S13支部出張所で発生しました。報告書を執筆した研究員並びに受理した支部管理者が認識異常を被っていたと考えられます。該当する職員には記憶消去剤の投与並びに該当する特定技能作業員には終了措置が施されました。これ以降報告書には対異常措置を施されることが決定しました。よろしくおねがいします

 

 

 

「あいでぃーだぶりゅーです、よろしくおねがいします」

 

 

 

 

17.IDWは猫ではありません。よろしくおねがいします。

 

 




あいでぃーだぶりゅーでした


モチーフにしたSCPはSCP-040-JPです。よろしくおねがいします
http://scp-jp.wikidot.com/scp-040-jp

感想ください。作者はいます。よろしくおねがいします

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