異性体、11月27日ですね。どんなストーリーになるのか楽しみです。
今回のメインはFNCちゃん。そしてFNCちゃんと言えばお菓子をいっぱい食べる子です。
そんないっぱい食べるFNCちゃんでいっぱいになってもらいました。
SAIGA-12あたりは歓喜しますね。
作者主観の一言あらすじ:景気のいいFNC
この物語は
作者がQBU-88建造と妖精建造で爆死した頭で深く考えず
AK-12の禁止リストの単発版を元に考え出したお話です
ハロウィンイベント、E1-2でもしながらお読みください
ここはグリフィンS13地区。特徴がないのが特徴の地区である。当然のことながら基地も特徴がない。ゲームと変わらぬ標準的な基地だ。
そんな基地の食料庫から今回の物語は始まる。
一体の人形が食料の入っている段ボール箱を漁っている。彼女は目当ての物を見つけ出すと段ボールを元に戻し、倉庫から出た。そして自室に戻った。
「AK-12、言われた物を持ってきた」
人形は自分が食べるためではなく、AK-12に言われて倉庫で食料をあさっていたようだ。
AK-12は目を閉じたまま、しかし満足そうに微笑む。そしてAN-94の分もコーヒーをいれ、手に入れた食料、チョコレートをお皿に盛りつけていく。
そして2人で食べる。とある事情から、甘味のあるコーヒーブレイクは久しぶりだ。
「チョコを食べるのって、久しぶりよね」
図鑑 No.070 名前 FN FNC
銃種 アサルトライフル
収容プロトコル
FN FNC(以下FNCと略)は16Labの特別収容施設に収容されています。それぞれの部屋は快適に生活できるように十分な広さと、必要な生活用品が用意されます。また、部屋には大型冷蔵庫を用意し、いつでも食事がとれるようにしています。食料の補充はこまめに行わなければなりません。冷蔵庫には甘味類も一定量入れておいてください。
戦術人形としての本分を忘れないため、1日30分程度の戦闘訓練が許可されています。収容施設の増設が可能になれば1日の制限を緩和することが可能です。現在申請書を上層部に提出し、審査待ちです。
施設は外から施錠されそれぞれの部屋は監視カメラを用意て24時間体制で監視し、映像は三十分おきにチェックされます。
どこかの部屋で、FNCが甘味類を要求した場合、こちらで確保した指揮官(指揮官が調達できない場合は不法移民を指揮官と偽装)を派遣し、すぐに甘味類を与えるようにしてください。
いかなる理由があろうとも、FNCが収容されている部屋の飲食物をFNCの許可なしに消費してはいけません。
説明
FNCはI.O.P社が作り出した戦術人形です。小柄で可愛らしい外見ですが、規律よりも自分の食欲を優先させがちです。その見た目に反して口が悪くずる賢いため、接する職員は注意してください。前に所属していたS13地区では食料のつまみ食いが発覚した際、別の人形に責任を擦りつけていました。
小柄で女児にも見える見た目を利用し、子供好きの女性職員の良心に訴えかけ、上層部の許可なしに収容施設の外へ出たことがあります。その際、16LABの食料庫にあった甘味類は全て食べつくされました。
繰り返しますが、FNCと接する職員は注意してください。
戦術人形としての能力は他の基地のFNCと同様です。性格に関してもこのFNCが特異なのではなく、どのFNCも食欲を優先させる傾向があります。
このFNCの危険性はその性格や食欲ではありません。
FNCは甘味類が尽きるとお菓子がほしくなり、指揮官に甘味類を要望します。その際、指揮官がその要望を断ると24時間以内にFNCの付近から新たなFNCが出現します。増えたFNCをFNC-aとし、それ以降はFNC-a▮とします。
FNC-aも元のFNCと一緒にお菓子を要望します。これを断ると24時間以内にFNCとFNC-aの付近からまた新たなFNCが出現します。この出現に限界はないと推測されます。
したがって、指揮官は全てのFNCの要望に従い甘味類を提供する必要があります。
S13地区の基地で目を閉じた人形がFNCの所有しているしているお菓子(FNCはそう供述)を無断で食べ、その人形がお菓子は指揮官が持っているとうそをついた結果、FNCは指揮官の元へ押しかけ、甘味類を要望しました。そして甘味類を所持していない指揮官は要望を拒否しました。その後24時間以内にFNCとFNC-aが現れ甘味類を要望しました。最初指揮官はダミー人形を使っていると思いこみ拒否しましたが、半月後、数十体のFNCに囲まれ甘味類を要求され、恐怖した指揮官は逃走を図りました。しかし捕まってしまい、貴重品を奪おうとした数体のFNCにのしかかられた影響で圧死しました。
その数日後、新たな指揮官が着任したのですが、増殖するFNCに恐怖し、逃亡しました。逃亡した指揮官は数日後交通事故で死亡しました。
その次に着任した女性指揮官は、最初はFNCの要望に従い甘味類をあげていたのですが、すぐに甘味が尽きたため、FNCの要望を断ったところFNCが増殖し混乱。増えたFNCのうち数体を殺害しましたが、すぐに再出現したため、恐怖のあまり拳銃で自らの頭を撃ち抜き自殺しました。この出来事から察するに、殺害は無意味です。
この女性指揮官は16Labの研究員に親戚がいました。その研究員は指揮官の死を不審に思い調査をおこなったところ、異常事態が発覚しFNCが収容されました。
現在のFNCの数は▮十四体に上ります。
収容されたFNCは食欲が満たされているからか、非常に協力的です。
冷蔵庫から甘味が切れた時、FNCはお菓子を要望します。
その際、こちらで確保した指揮官は速やかにFNCにお菓子を与えてください。そうすることでしかFNCの増殖を防ぐ方法はありません。
今回確保された指揮官は車でバイクに乗っていた女性2人を跳ねて重傷を負わせ、そのまま逃亡しました。本来であればひき逃げ事件の容疑者として警察に逮捕されるはずでしたが、それをもみ消すことを提案すると、喜んで協力してくれました。
現在は週▮日、24時間勤務でFNC達の要望に応え、甘味類を配っています。
補遺:この指揮官は職務の過酷さに耐えきれず脱走を企てたため、終了措置を施しました。飲酒運転でガードレールに追突し死亡したとのカバーストーリーが適用されます。
現在は別の人間を名義上は指揮官として配置しています。
なぜ増えるのかFNCにインタビューを試みました。
〔録画開始〕
研究者「こんにちは」
FNC「こんにちは~」
研究者「インタビューを開始しますね」
FNC「はーい。このチョコおいしいですね~」
研究者「喜んでもらえてよかった。FNC、現在収容されていることについて何か不満はあるかな?」
FNC「特に不満はないよ。しいていうなら日本の和菓子も食べて見たいな。大福とか、生八つ橋とか~」
研究者「ダイフクとナマヤツハシだね。市場を探してみよう。さて、本題だ。君はお菓子をもらえないと増えるようだけど、どうやったらそんなことができるようになったのかな?」
FNC「う~ん、わかんない。指揮官がお菓子くれなくてショックで、気が付いたら増えてた」
研究者「気が付いたら。ボディに異変がとかそういうのはなかったのかな?」
FNC「なかったよ~。指揮官にお菓子ちょうだいって言って断られてショックだなって思って気が付いたら増えてた」
研究者「君にもわからないのか。他のFNCとの仲はどうだったのかな?」
FNC「仲は悪くないよ~。私がふたりなら、お菓子はふたりぶんもらえばいいだけだしね」
〔録画終了〕
FNC本人も増える原理は分かっていないようです。FNC-a以降数体のFNCにもインタビューを試みましたが内容はほぼ同じでした。
補遺
増えたFNCを戦場に投入するとの案がありましたが却下されました。安定した食料供給が見込めない戦場で爆発的に増加し、収容しきれなくなる可能性があります。
FNCが増え続けると計算上数カ月でロシアを埋め尽くし、居住不可能になると見積もられています。
有効なFNCの削減方法が見つかるまで、現在の収容方法は維持されます。
「今日もお菓子おいしかった。ごちそうさまー。もぐもぐ・・・」
20.FNCのお菓子を勝手に持っていくのはやめてください。
20-1.指揮官が全部持っていると嘘をつくのも止めてください。その指揮官は三人目ですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
FNCちゃんでいっぱい。大量のふにゃふにゃ感じの可愛い女の子がお菓子をねだってきます。
きっと至福なんでしょうね。
今回モチーフにしたSCP
景気のいいケーキ
http://scp-jp.wikidot.com/scp-871
しっかし二十話も続くとは思わなかったです。このFNCのように、AK-12の禁止リストの話数も増えていきます。