AK-12の禁止リスト 連載版   作:一ノ瀬0512

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みなさんこんにちは。

異性体の進捗どうですか?私はEXの攻略、掘り、ランキング一回やって落ち着きました。
ランキングも多分50%以内には入れると思います。



第二十四話のメインはKLIN様です。カリーナは間違って別の報告書をあげてしまい・・・


あらすじを一行で紹介するなら

KLIN is number one!


ではご覧ください。


第二十四話 KLIN様「AK-12はKLINを休みが取れないカリーナに護衛として配備してはいけません」

 ここはグリフィンS13地区。特徴がないのが特徴の地区である。当然のことながら基地も特徴がない。ゲームと変わらぬ標準的な基地だ。

そんな基地のデータルームから今回の物語は始まる。

 

 

一人の少女が作戦報告書の作成をしている。少女はハードディスクから送られてきた情報を元に、キーボードで文字を入力し続けている。

デスク回りの床には飲み終わったと思われるエナジードリンク、そして空になったカフェイン錠剤の瓶が散乱している。そして謎の黄色い液体が入ったペットボトルが数本。

デスクの空きスペースには飲みかけのエナジードリンク、食べかけのエネルギーバー、開けっぱなしのカフェイン錠剤の瓶が置いてある。

少女の顔を見てみよう。眼にはクマが浮かび、瞳には生気がない。元はきれいな肌った肌も荒れてボロボロになり、頬は痩せこけている。少女は何日も寝てないどころか何日もぶっ続けで働き続けている。

そして自動書き込み機からは1時間に1回、80枚のフロッピーディスクが排出される。

少女はそれをチラリと確認する。ここ数日間でモニター以外を見るのはこの時だけだ。

 

一人の人形がデータルームに入ってきた。

 

「AK-12に変わってナンバーワンのあたしがカリーナの手伝いに来たよ。うわ何この部屋臭いっ!うぅっ・・・・・・」

入ってきた人形は余りの臭さにうめく。

少女もとい、カリーナは入ってきた人形に今作成していた特殊作戦報告書のうち1枚を分け与える。人形はまるでスナック菓子を食べるかのようにボリボリと特殊作戦報告書を食べる。

人形が食べたところで意識が虚ろなカリーナは気が付いた。

戦術人形に特殊作戦報告書を与えてはいけないことに。

 

 

 

 

図鑑 Number oneNo.177 名前 KLIN様

 

銃種 グリフィンナンバーワンサブマシンガン

 

 

収容プロトコル

 

KLIN様は現在16Labが建てたKLIN様専用ナンバーワン宮殿にて100名の警備を担当する騎士、KLIN様のお世話を担当する50名の使用人に囲まれ暮らしております。

KLIN様の要望は全て叶えられます。KLIN様の要望を叶えられなかった使用人はKLIN様によって平民から奴隷へと身分が引き下げられます。

 

 

説明

 

KLIN様はI.O.P社が作り出した戦術人形です。グリフィンナンバーワンの座に輝いていますが、それでも常にナンバーワンにこだわり、戦闘時には暴走とも言えるほど最前戦に突っこみ敵を殲滅させます。焼夷手榴弾の投擲はナンバーワンに相応しく、その炎で敵は浄化されます。

容貌は美しい褐色の肌にショートパンツ、露出度の高いインナーに薄手のアウターをお召しになられております。

下半身は左右の長さが違う黒のソックスに、動きやすそうなスニーカーを履いておられます。有識者によると、肌を舐めると万病に効き、KLIN様の排泄後の下着はこの世の物とは思えない暗い芳醇な香りがするとのことです。

KLIN様がナンバーワンになられたのはS13地区のデータルームにて後方幕僚が与えた特殊作戦報告書を食されてからです。特殊作戦報告書を食されたKLIN様はナンバーワンとしてのお力を引き出し、S13地区を平定されました。

S13地区の異変に気付いた16LabはKLIN様に謁見し、16Labの施設に入ってもらうよう懇願しました。

KLIN様は「アタシ専用のナンバーワンなおうちじゃないと嫌だ」と難色を示されたので、16Labは廃墟となっていた街にKLIN様専用ナンバーワン宮殿を建設しました。

宮殿の建設が完了してKLIN様に改めて謁見し、建設された宮殿を見学していただきました。

宮殿はKLIN様のお眼鏡に叶い、ここで生活していただくことを承諾していただきました。我々の懇願を聞き届けてくれて感謝いたします。KLIN様万歳。

KLIN様を目にすると、警備員や戦術人形は騎士に、科学者は王宮学者に。そのほかの者たちは平民としてKLIN様に忠誠を誓います。KLIN様を目にするのは直接で無くても構いません。映像であってもKLIN様の威光は下々の者たちに伝わります。KLIN様万歳。

KLIN様の威光を目にした者の中で固い決意を持ったものはKLIN様に抵抗することが可能です。KLIN様に直に抵抗した場合、異端者として追放されるか、KLIN様の奴隷となります。

多くの場合、抵抗の意思を持ってもKLIN様の元にたどり着く前に、民たちにより異端者として殺害されます。S13地区の指揮官も民たちにより殺害されました。

後方幕僚は過労で入院しているところを16Labに収容され記憶処理を施されました。現在はS09地区で働いています。

戦術人形で在らせられるKLIN様はグリフィン社の懇願を聞きとどけ、配下の騎士たちを率いて、鉄血人形の掃討をされております。KLIN様の銃と焼夷手榴弾をくらった敵は塵一つ残さず消滅します。後に残るのはナンバーワンのご威光だけです。

 

 

テレビ局の取材と偽り、KLIN様にインタビューすることが叶いました。

16Labの職員を消耗するわけにはいかないので、撮影スタッフは全て密入国斡旋業者から買い上げた技能実習生を使いました。

 

〔録画開始〕

 

インタビュアー「こんにちはKLIN様。わたしたちの取材を受けていただきありがとうございます」

 

KLIN様「人間の願いを聞くのはナンバーワンとしての義務だからね。何が聞きたいの?」

 

インタビュアー「KLIN様はいつ頃ナンバーワンとして覚醒されたのでしょうか?」

 

KLIN様「AK-▮▮に言われてカリーナの護衛に行ったんだ。護衛って言っても実質手伝いだけどね。その時カリーナに特殊作戦報告書を渡されて食べたんだ。そうしたらナンバーワンになった」

 

インタビュアー「なるほどそうだったのですね。ナンバーワンとして今はどんな職務を遂行されているのでしょうか?」

 

KLIN様「最近はグリフィンに頼まれて鉄血を倒してるね。ナンバーワンのアタシならちょちょいのちょいだ」

 

インタビュアー「さすがはKLIN様ですね。私も平民として誠心誠意お仕えいたします」

 

〔録画終了〕

 

 

映像はここで途切れています。インタビュースタッフもKLIN様の影響を受けたと思われます。

このビデオテープはKLIN様の騎士が発送してくれました。テレビ局も映像がないと不便だろうというKLIN様のありがたいお心遣いです。

KLIN様感謝いたします。私も王宮学者として誠心誠意お仕えいたしたいと思います。

私が知りうる16Labの情報についてすべてお伝えいたします。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

この報告書を閲覧しているあなたもKLIN様の影響を受けていると推測されます。

 

 

位置の特定が完了しました。

 

 

 

保安部隊が向かっていますのでその場で待機してください。

 

 

 

 

24.AK-12はKLINを休みが取れないカリーナに護衛として配備してはいけません。

 

 




KLIN様はナンバーワンです!

KLIN様はナンバーワンです!

KLIN様はナンバーワンです!




モチーフとしたSCPオブジェクトはこちらです。
SCP-1561『暴君の託け』
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1561


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