――――暁宅
小鳥が歌う山の多く朝早くに起き豪華なリビングで朝食を食べる人物が一人
砂糖たっぷりのインスタント珈琲を飲みながらパンを食べる
「インスタントだとおいしい珈琲になるんだよなぁ・・・・はぁいつnascitaを再開させようかなぁ・・・」
(あれから2年の月日が流れた、私は社会的地位の高い人物からヤミーを作り出し悪逆の限りを尽くし二課と敵対した。まあ毎回、陽炎君がヤミーにとどめを刺して負けるんだけどね、そしていつのまにか響ちゃんは人助けを始めていた)
「ここは変わらないのか・・・私的には、ぐれてほしかったんだけどなぁ・・・ま、未来さんが近くにいるから仕方ないか・・・・」
(とりあえず響ちゃんが覚醒するぐらいの時に襲って・・・・奏さんが生きてるから多分奏さんが響を突き放すはず・・・・デュランダルの移送はフィーネが二課についてるからなくなるはずだ・・・・風鳴おじいちゃんに頼んでるか、うーん、月破壊すとき何使おう・・・・)
「はぁ・・・考えるのやーめた」
「わが魔王、どちらへ?」
「そろそろ響ちゃんが覚醒するはずだからちょっと様子見にね、あ!裏切るならいつでもいいよウォズ」
「私は裏切りませんよ、今のわが魔王がやっていることに興味がありますし」
「そう・・・じゃあ留守番よろしく」
「かしこまりました。わが魔王」
朝食を食べ終え外出するのであった
――――――病院
「了子さん!今日もよろしくお願いします!」
「響ちゃん相変わらず傷が絶えないわね」
「あはは・・・人助けしていくうちに傷が増えちゃって・・・」
「まぁいいわ、その傷以外に異常はありません、でも人助けはほどほどにしときなさい、若いうちは傷が速く治るけど年を取るにつれて傷の直りが遅くなるんだからぁ美容に悪いのよ」
「人助けが私の趣味みたいなものなので・・・」
「そう・・あ!奏ちゃんからの伝言よ「なにがあっても生きるのをあきらめるな」ですって」
「奏さんが!どうして了子さんに?」
「あの子も私の担当だったからよ」
「そうなんですね!」
「ええそうよ、おっと・・・長話してると寮の帰宅時間に遅れちゃうんじゃない?」
「あわわわわ・・・早く帰らないと未来に怒られちゃう!それじゃあ失礼します!」
「気を付けてね!」
(ガングニールの浸食が早い・・・天羽陽炎が言っていた覚醒の日までおそらくあと数日・・・いやこの状態だといつ覚醒してもおかしくないな・・・・)
「とにかく二課の皆に報告しなくては・・・・・弦十郎君・・・えぇ・・例の彼女・・・もしかしたら・・・」
――――――――通学路
検査の帰り道、日も暮れ始めてあたりが優しい夕焼け色に染まる時間
ふと掲示板がのあるポスターが目に入った
「ツヴァイウィング・・・・・」
(あのライブで起きたことは決して夢なんかじゃない・・・ライブ会場で出会った優しいお姉さんがいきなり怪物生み出してそれから・・・・戦うツヴァイウィングの二人、仮面の戦士・・・そして空さんが私の胸になにかを突き刺さした事・・・私の胸のこの傷が嘘でないことを証明してくれている・・・・・・・・・・ツヴァイウィング・・・・・)
「あ!今日、ツヴァイウィングのCDの発売日だ!」
少女は走り出した、CDのために・・・
商店街
「CD!ハッハ・・特典!ハッハ・・・CD・・・え・・・」
立花響は目的地のCDショップについた
だがいつもならにぎわっているCDショップ・・しかも有名なアーティスト、ツヴァイウィングnoCD 発売日なのに人一人いない
その代わりこの場にあるのは灰色の粒子だった
「これって・・・・・」
「キャァァァァァァァァァァァァァァ‼‼!!!!!!」
響は考える
だが正解にたどり着く前に悲鳴が聞こえてきた
立花響はその悲鳴の元へ向かう、最悪の未来が待っていることを知らずに
――――――廃工場
悲鳴の元へ駆けつけた響は一人の少女を見つけノイズに囲まれ命からがらこの工場まで逃げてきた
「おねえちゃん・・・わたしたち・・・しんじゃうの?」
「大丈夫、きっと何とかなるよ!」
「!おねえちゃん!う・・・うしろ・・・」
「へ?」
振り返る
否
振り返ってしまった
そこにいたのは逃げ切ったはずのノイズ
しかも
数えきれないほどのノイズに
ライブ会場で現れた全身包帯の怪人もいた
「どうして・・・ここに・・・・」
(わからない・・・何でここにいるの?・・・ううん違う今私が考えるべきことは・・・この子を絶対に助ける!)
「大丈夫!だから!生きるのをあきらめないで!」
数時間前に聞いた言葉
でもそれは響にとって特別なものに思えた
――Balwisyall nescell gungnir tron
少女の背中からは理解できないほどの機械が飛び出す
そして
機械が少女に収まったとき
人々をノイズから守るために戦う戦姫がそこに立っていた
「うぇえええ何この姿!」
「おねえちゃんかっこいい!」
(この姿・・あの時の・・・・これならきっと!)
「絶対に離さない・・このつないだ手は!」
少女の手を取り抱きかかえその場から下に向かってジャンプした
「うわわわわわわわあわあわわわ」
だが下りた先にもノイズと包帯の怪人がいた
「どうしよう・・・・・」
――――――――近くのビル
ビルの上でノイズと屑ヤミーから囲まれている少女を眺める影が一つ
「自然発生したノイズに追われるなんてやっぱり響は運命に呪われてるね・・・さてここからどうしようか・・・この後絶対にあの人たちくるしなぁ・・・まぁ屑ヤミーはノイズに炭化させられないことが知れただけでもいい収穫だな・・・・・・・取りあえず悪役ロールプレイしますか・・・・」
そう言い残し立花響の元へと向かった
――――――――――二課司令部
「翼!陽炎君!ノイズが出現した場所に屑ヤミーの出現も確認した!おそらく現場近くに奴もいる!注意してくれ!」
「「了解」」
「司令!現場に新たな反応が!」
「何!」
指令室のドアが開き櫻井了子が入ってきた
「ごめん弦十郎遅れちゃって・・・・って!このアウフヴァッヘン波形って!」
「ガングニールだとぉ!」
「ガングニール・・・・・おっさん!あたしも行ってくる!」
「ダメだ、奏!まだお前にはもう戦う力がないだろう!」
「だとしてもだ!それに使えるか分からないが戦う力ならある!」
「待て!奏!」
弦十郎の忠告を無視し奏は現場へ走っていった
―――――――時は戻り廃工場
「ノイズが多すぎる・・・これじゃ・・この子を守れない・・・」
―タイムバースト!
ドゴォォォォォォォォォォォォォン
突如、遠くにいた巨大ノイズが爆発四散した
「大丈夫ですか!?」
「あなたは!ライブの時にいた・・・」
「その辺の話は後で、今はその子を守ってて」
「分かりました!」
「陽炎さん!遅れながら風鳴翼到着いたしました!」
「了解!それじゃいっちょ暴れますか!」
「はい!」
二人は協力し屑ヤミーとノイズを次々に撃破していく
そこに二課指令室から通信が入る
「陽炎君、翼!現在その場所で正体不明のアウフバッヘン波形が確認された!注意してくれ!」
「私とガングニール以外にアウフバッヘン波形!?」
「まさか!」
―――Nyarura Trapezohedron tron
黒い深い黒
それはまるで山の中で見る夜空のように美しく不思議な感覚
だがそれは美しいだけではなかった
そのもの覆うようにまとわりつく触手
そして腐敗臭があたりに漂い始める
「このにおい何?」
その異常なにおいに初めに気づいてしまったのはまだ何も知らない無垢な少女だった
「見るな!」
とっさに陽炎が叫ぶ
その声を聴き立花響が少女の目を隠した
おかげで少女は何も見ずに済んだ
「そのまま少女を連れてこの場から逃げろ」
「でもあの人って・・・・」
「あぁ・・・ライブの惨劇を引き起こし君がその鎧をまとえるようになった原因」
「でもあれは・・・シンフォギア・・・・」
「その通りこれが私のもう一つの力・・・名状しがたい神を呼び出すための聖遺物・・そのシンフォギア・・・これが!これこそがトラペゾヘドロンだ!」
「そんな姿になってまで!悪になりたいのか!空!」
「だってフィーネがもう月を破壊しないじゃないですか、まぁそうなった原因は私ですが・・・これだと物語が進まない・・・それに私はただ悪になりたいだけですので」
「前世でも・・・お前はそうだったな・・・悪役が大好きでできるなら悪になりたいって・・・でもその先に何がある!その先にあるのは終わりだけだ!」
「思い出したんだね陽炎君、うれしいよ、でも終わりって誰かが何かしたり何もしなくても結局訪れるものなんだよ、私が前世で死んだときのように・・・・」
「理解できない・・・・」
「翼・・・あいつはもうダメだ・・・・力に・・・欲望に溺れて暴走している・・・」
「暴走?私が?私はただこの身からあふれ出る欲望を利用してるだけだ」
「まさか!力に取り込まれて!」
「半分正解!私はただこの力に私の欲望を使わせているだけだからちゃんと自分で考えて行動してるよ!最近はさっきみたいにコントロールを奪われたりしちゃうけどね!」
「つまり悪になりたいというのは本心・・・・」
「判断するのはまだ早い・・・僕や奏を助けたのにこんなことをするはずがない!おそらく悪になりたいという欲望を利用されている可能性が高い・・・」
「あらら・・・わかっちゃったか・・・そうだよ彼女はこの世界がシンフォギアの作品が好きだっただからこの世界に来た時にいろんな人を助けてきた、君をその中の一人だ、そして仮面ライダーの力を使うため自らの体を怪物にし強くなった・・・・だけど彼女は悪が好きだった・・・そこに私が漬け込み彼女の体を乗っ取った・・・ウォズは気付いてるみたいだけど・・・・」
「ウォズがこの世界にいるのか!」
「悪にはそれを倒すヒーローが必要でしょう?二年前にウォズの継承者を決めようとした時にライドウォッチを起動させたんだ、そしたら出てきた」
「そしたら出てきたって・・・・なんか・・・締まらないな」
「あぁ!うるさい!私の名は!エピスィミヤ!欲望の名を持つものだ!さあ始めようか!絶望と動乱をかけた狂気の沙汰を!!!!!!!!」
今回はウォズの奴はありません。なぜならそっちのほうがかっこいいと思ったからです
ほんと遅くなってすみませんでした・・・・いろいろ忙しかったのデス・・さぼりじゃないのデス・・・ペルソナなんてやってナイデス・・・
感想お待ちしてます
誤字脱字あれば報告お願いします・・・毎回確認してるのに何であるのかはわかりませんがいつも報告ありがとうございます
本当にありがとうございます