ジオン水泳部で戦機道、はじめます! 作:逃げるレッド五号 5式
タイトルからもうお察しですねコレはぁ…
どうも、バトオペ2ではストカス、ディジェ、零式、メタス、夜鹿VのLv1が欲しいレッドです。最近タイマン部屋が多いから、キュベ魔窟に乗って、ガン待ちしてる港湾FAZZ君に無駄撃ちさせてボコすのに生き甲斐感じてる変態になりつつあるゾ…。クローバー付けた青いキュベ君見つけたら多分それワシなんでよろしくナス!
現在、エリカのヒーローの外伝、モエタランガ君の話と水泳部の黒森峰戦を同時に書いているので、もうちょっとだけ水泳部は待ってて欲しいメンス…!さきに水泳部は劇場版まで進めるのでそこは心配ご無用です!!
それでは、どうぞ!
見事黒森峰の戦力を半減させることに成功したレンコウMS隊は市街地外縁部ニュータウンに到着していた。ここならば市街地のどの地点へも向かえる地点であると踏んだためである。
今のところ目に見える彼らの被害はゴッグのクシャトリヤパッド一枚とゾックの右胴部エンブレムのみである。誰一人欠けることなくこのまま進んでほしい(願望)
ユウ「ん? あれは…ゲルググか?ビンゴ!」
先頭兼壁役を担っていたダイオウグソクムシさん___ゴッグを操る優が、ニュータウンマンションの影にゲルググを確認した。
ユウ「こちらダイオウグソクムシ!ゲルググ発見! こっちをチラチラ見てる」
守『よし、まずは護衛を○す! チャリンコライダーズ突撃ぃいいいい!!』
するとレンコウ本隊の中からアッグが飛び出していく。背後にザクを乗せて。
誠司『了解っす!外川センパイ頼んます!』
マサト『おうよ任された!しっかり掴まっとれよ…スラスターフルスロットル!!』ギュウウウン!!
これに驚いたのはゲルググのパイロットである。なにせいきなりモビルスーツかも判別出来ない何かが全速力で突き進んでくるのだから当然だ。その異様な迫力に押されてマンション区画内へと逃走する。
ゲルググ8「こ、こちらG8!カートだかF-1みたいなのがストーキングしてきてます!!」
まほ『了解した。ビスマルク、お前もそろそろ動けるか?』
ビス子『ええ。ようやく私の出番ね!やっとコレが使えると思うと気分が高揚するわ!』
まほ『派手にやれ』
ビス子『フフッ!了解!!G8と一緒にあのチビ助たちをぶっ潰してやるわ』
ゲルググ8「ビスマルクさぁん!早く来てくださぃいいい!!! ドリルと一つ目が迫ってきてるんですよぉ!!!」
チャリンコライダー……それは単純明快な作戦。意外にも並の機体より高速移動が可能なホバー機であるアッグ。それにザクを乗せて相手を追い回す嫌がらせ作戦である。ちなみにこれは相手の枚数が少ない時にしか使えない。
ギャギャギャギャッ!!!
マサト「うおおお待てやあ!!インコースを攻める!インド人を右に!!」
誠司『センパイ、相手は右に曲がったっす!ここでマンション貫通して行けば一気に距離が縮むっすよ!!』
マサト「任せろ。ギガドリルブレイク!!」
ズガガガガガァアッ!!
マンションに太い大穴を開けてどんどんゲルググへと迫っていく。
マサト『青函トンネル開通!!』
誠司『海の底でもないし大した規模じゃないっすけどね!』
ゲルググ8「なんで距離が縮まってるのよぉお!!」
マサト『よっしゃ捉えた!緑屋、撃ちまくれ!』
誠司『ミサイルの雨霰を受け取ってくれっす!』
シュバババババッ!
サブロックミサイルがゲルググのふくよかな背中に迫る!
ビス子「そこまでよ!!」
ガガガガッ! ドォオオン!
チャリライダー's『『!?』』
唐突に一般通信に女性が割り込んだかと思うと、こちらに背中を向けて逃げていたゲルググとライダーズの間にデカい壁のような物がマンションの角からゲルググを守るように横から割り込んできたのだ。当然、ミサイルは全て防がれ、減速できない暴走チャリンコ(ホバークラフト)はドリルを突き出してそのまま突破しようとする。
誠司『ちょっ、目の前にデカいモビルスーツじゃないようなやつが!!』
守『なに!? 正確に報告してくれ!!』
マサト「構わん構わん!コイツも倒してしまっていいのだろう?これも黒森峰のヤツだ。風穴空けて待機所送りにして天国視点にさせてやるぜ!!」
守『ま、待て!そいつはどんな___』
ゴォオオオン………
逸樹の制止は間に合わず、ドリルが巨大な影に当たった。そう当たっただけである。びくともしない厚い装甲に止められているのだ。
マサト「………は?」
コンコーン…
誠司『外川センパイ…オレ降りますね、ちょっと嫌な予感がするんで…』
マサト「いやいや…一回やってだめなら何回もやればいいんだよ!」
ゴォオオオン…ゴォオオオン…
マサト「キャラパーの差がありすぎる…(諦め)」
ナギ『増援現着ぅ!…あ』
モッチー『ファッ!? なんだこれはたまげたなぁ…』
ダイ『太いシーチキンが欲しい…(現実逃避)』
しかし何回やっても何回やっても、装甲は削ることは叶わず、時間だけが過ぎていき、ようやく逸樹たちもその場に到着した……が、その巨大な影の正体を知ったレンコウMS隊は絶句する。
守「ざ、ザメル……だとぉ!?」
YMS-16M、ザメル。ジオン公国軍が一年戦争末期に試作した重支援MSである。背部に連結している砲は680mmカノンとか言う戦艦大和や超戦艦紀伊すら真っ青の大口径砲である。さらに見た目通り中遠距離での砲撃支援を想定している機体でありながらその鈍重そうな見た目に反して熱核ホバーエンジンによる高速移動が可能であり、それはドム系統MSに匹敵するほどの俊速。迅速な陣地転換が可能な高機動重装甲の両面を完徹した機体である。迂闊に近距離戦を仕掛ければ痛い目に遭うだろう。
ビス子「あははは!! このザメルの装甲は国際規格よ!ニホンの競技用よりも遥かに頑丈だわ!!」
マサト『ドリルが効かないとか冗談だろ!? くそっ、後退するぞ!緑屋掴まっとけ!!』
誠司『これヤバいっすよ!あんな図体相手に勝てるわけないじゃないっすか!! …なんかキャノンか何かを展開しはじめてるっすよ、速く逃げましょうよセンパイ!!』
ナギ『ザメルかぁ…このリアルならバリバリ環境だな……やばくね?』
タクミ『あの砲撃なんか食らったら…』
シゲ『………逆に今までは撃たなかったのか…』
守「ミカヅキモさんは全速後退!スラロームレレレ走行で相手のエイムを撹乱して!!ミサイルとキャノンが来るぞ!! その他は後退の援護だ!撃ちまくれぇええ!!」
そんなジオンの文字通りの隠し玉機体を黒森峰が持っていたことはレンコウ側は想定していなかった。まさかデラーズ紛争期の機体まで用意しているとは思わなかったのだ。
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観戦会場
ガノタ「ザメル〜〜!?なんだこのクソ森編成!!」
戦機道ファン2「いや連合高校の編成もそうだから…」
観客2「やべぇよやべぇよ…あのデッカイモノ♂(レ)」
観客893「おう散開だよ散開。逃げルォオ!あくしろよ!」
観客810「いやそうはならんやろ」
戦機道ファン1「なっとるやろがい!!」
観客1「これゾックで張り合えるか…?」
一般観戦者兄貴たちからも阿鼻叫喚の声などがちらほらと聞こえ始めてきた。
それは各校隊長たちも同じなわけで…
カチューシャ「来ちゃった…ザメル……」
ノンナ「わざわざ特待生用に規格調整まで…これは雲行きが怪しくなってきましたね…」
アンチョビ「このまま長引けば本隊も追いついてくるぞ!!」
エビ「その前に全滅もあり得える…うおお!頑張ってくれえ!!!」
ケイ「ホントザメルは苦手なのよね〜硬いし速いし火力もあるしで…」
ダージリン「……これから貴方はどう動くの?逸樹さん?」
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ビス子「あははははっ!! このザメルにビーム・実弾なんてどうと言うことは無いわ!!」
ゲルググ8『助かりました先輩! さあ、滅多めたにやっちゃいましょう!!(ウッキウキ)』
まほ『私だ。もう少しでそちらに到着する。だが片付けてくれても構わない。確実に仕留めろ』
ビス子「了解よ! こんなチビ助たちなんかあっという間に鉄屑に変えてやるんだから!」
誠司「ザラメだかサラミだか知らないっすけど、デカけりゃ強いってことじゃないんだぞぉお!!!」
ズドォンズドォン! ズドォンズドォン! ドカァアン!!
マサト『お、おい!緑屋後退するぞ早く乗れ! ソイツは俺たちだけじゃ何もできない!!さっきは逃げるとか言ってたじゃないか!!』
誠司「コイツだけはやらせてください!デカけりゃなんでもすごいってのは違うことを証明してやるっす!!」
ザメルが自慢の大口径砲を担ぎ出すと、それを阻止せんと緑屋のザクマリンがマゼラトップ砲を展開して乱射、ロケットや頭部バルカン、クラッカー全てを使って撃破しようとする。図体が図体なため、狙いを大して定めずに放った攻撃も全てザメルに命中し、爆発煙によって周囲の視界が一瞬だけゼロになった。
誠司「ど、どうだ!!」
シュパパパパパァッ!!
ドガァアアン!!!
誠司「うわっ!? くそっ、脚部大破!!」
しかし煙幕の中を突っ切って無数のミサイルが飛び出してきた。それらは足を止めていたザクマリンの脚部を的確に狙っており、それらは着弾、命中した。
ビス子「さっきも言ったじゃない。ニホンの機体よりも遥かに頑丈だってね。 それじゃあね、まずは一機!」
誠司「あ、ちょっと待っ___」
ズガァアアアーン!!!!
ドゴォ………‼︎ ズズゥウウン…
……パシュッ!
誠司「」
守『誠司君!!』
マサト『衝撃で気絶したっぽいぞ!』
ザメルの放った徹甲砲弾、APFSDS弾は的確に尻餅をついていたザクマリンの胸部コックピットを通過する軌道で命中し、その威力は操縦席防護用カーボンに食い込むほどのものであった。それによってザクマリンは操縦者負傷と判定され白旗を上げながら、仰向けに大きく倒れたのだった。緑屋からは応答が無く、気を失ってしまったようである。無理もないだろう、至近距離で何も受け身などに移ることも出来ずに徹甲弾を受けたのだ。何も被害が無いということはありえなかった。
蝶野『!!……東北連合高校、ザク・マリンタイプ戦闘不能!!』
今試合初の被撃破を記録した東北連合高校。仲間への援護も虚しく遂に一機撃破され、勢いが大きく削がれた。
マサト「あんな攻撃を目と鼻の先からぶち込まれるのは死なないって分かってても怖かったろうに…許さねぇ…許せないなぁ…!」
守『まっつぁん、今は後退してく____』
ゲルググ8『さっきまでの威勢はどうしたの?ほら、それだとただの的よ!!』
バシュゥウウン!!! バシュウウウウン!!
ドカァアアアーーーーン!!!!
ザメルの後ろから先ほどまで追われる側であったゲルググがアッグに向けてバズーカを連続発射し、それらはしっかりアッグの中心に命中して爆発。アッグは動かなくなる。
マサト「どわぁあっ!? …くそ………やられた。すまない……案外コイツ脆いんだな…把握しときゃ良かった」
……パシュッ!
蝶野『東北連合高校アッグ、戦闘不能!!』
レンコウ側の損失が増してきたこの状況、黒森峰側にようやくいつもの調子を取り戻させ、逆に大多数の観客やレンコウメンバー内の士気と勢いを削ぐには効果的であった。
守「…これで……残り7機か…」
ユウ『まっつぁんがやられたぁ!!えーせーへー!!(にほんへ)』
シゲ『ダメだ!』
モッチー『ダメゾ!』
タクミ『ダメだ!』
ナギ『くそぅ!後退するぞ、横向くんだよ180度!!』
そこに待ってましたと言わんばかりに射撃態勢で待機していた大斗のゾックがフリージーヤードを射出して赤い粘液塗れの壁になりつつ前進し、殿を務める。
ダイ「みんな退いてくれ! …フォノン・メーザーを喰らえぇええええ!!!(ダース・シディアス)」
ズビィイイイイイイイイン!!!
水泳部最大火力であるカッパ怪光線が放たれた!フルチャージしたフォノン・メーザーは通常時よりも出力は上であり極太である。バトオペではケンプファーに当てればそのパイロットは発狂するような光線がザメルへと一直線に向かっていく。しかしザメルは両腕を前に出して怪光線を防いだ。マニピュレーターは使い物にならなくなったようだが、それよりもフルチャージしたフォノンメーザーを防いだことにレンコウメンバーと観客に衝撃が走る。
ビス子「アチチッ!もうアームは使えないわね……でもこれならコイツら全員倒せるわ!!まほ、ゆっくり来てもいいのよ?」
ダイ「なんだよそれ!? Iフィールドでも積んでんのか!?はぁ〜…ねんまつ………対戦ありがとうございました…」
ナギ『(戦力差が縮まってきてて)狂いそう…狂いそう………お疲れ様!みんなのおかげだ!(捨てゲー)』
ユウ『頼りになるな!流石だ!!(発症)」
守『みんな!まだ試合は終わってないぞ!!』
シゲ『そうだぞ、諦めるには…まだ早い!』
バトオペユーザーならば親の顔より見たことのあるやりとりをするレンコウメンバー。しかしそれを立て直そうとすべく逸樹と司馬はメンバーたちに声を掛ける。その間にもザメルとその取り巻きであるゲルググが着実に迫って来ている。勝ちを確信したゲルググのパイロットは調子に乗ったらしく、ザメルの背後から飛び出して先行する。
ゲルググ8『あなたたちはもう終わりよ!!』
ダイ『うるさいんじゃい!さっきから隠れてグズグズとよぉ! 死ねっ!!(直球)』カチッ
ドバァァアアアアンッ!!
ゲルググのパイロットのネチネチとした動きに腹が立ったダイトが胴部メガ粒子砲を斉射し、的確にゲルググを撃ち抜いた。ほぼ片手間である。まあ、目の前にエグいクソデカ機体がいるからね、しょうがないね。
ゲルググ8「へ?」
このように煽りじゃなくても煽りだと取られることもあるから、良いバトオペ民のみんなも気をつけよう!
パシュッ!
ゲルググ8「や、やられた!?」
ビス子『だから私の後ろにいれば良かったのに!下手に戦力を減らしてどうするの!! ま、私一人でも行けそうだけどね!』
ユウ『と、取り敢えずはダイトが枚数一つ消し飛ばしてくれたけど、どうするイッチ?』
守「ここは一旦退却する!突破力のアッグと火力支援のザクがやられたから、これ以上向こうに打点はやらせたくない! くそっ、どうすればいい…あんなデカブツを倒すには、どうすれば……」
ナギ『強襲機のモッチー先輩仕事してくださいよぉ!』
モッチー『いやそれはお前(も)じゃい!!』
シゲ『ここから……勝てるか?』
タクミ『ザメルとかもうお相撲さんじゃないか!!勝てるわけがないよぉお!!』
守「ん? お相撲さん…相撲……ゾック……あ」
その須藤の言葉は逸樹に奇想天外なアイディアを思いつかせる手助けをした。逸樹は前方のザメルを見てから、反射的に背後にいるだろうダイトのゾックの方を見る。
守「ありがとうタクミン! ザクの4倍、ガンダムと同等以上の出力持っているゾックをなんとかザメルとぶつければ、いけるかもしれない!!」
ダイ『え? なに?ここでプロレスやれってか?』
守「後退しながら聞いてください!これより、"大超重モビルスーツバトル"作戦の概要を説明します!!」
レンコウMS隊の展開する作戦は、起死回生の一手となるのか!?
守「水泳部は…個性の塊なんだ!!」
激突するだろうゾックとザメルの沸騰する戦いを見逃すな!!
もともと一話分だった物を半分こしちゃったので、今回は短めです。
ザメルっすよ、ザメル。多分ね、リアルにコクピットから見たらおっかないよね、アレ。そして戦艦越えの砲持ってるとかやっぱ変態っすよねぇ?
さてさて、二機やられたレンコウMS隊、こっからまたペースを取り返せるか!?