ジオン水泳部で戦機道、はじめます!   作:逃げるレッド五号 5式

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どうも。お気に入りの小説は"生存者ゼロ"、"海の底"、"復活の日"。投稿者の逃げるレッドです。

最終章3話まだ観に行けそうもないゾ……大洗に行きたい…戦場の絆2早く出せ(願望)
それとダークサイドと日常ほのぼのガルパンssどっちも増えろぉ…幸せと不幸せが足りない……

最近意欲湧いてるので進めるとこまで進めていきます。


今回はかなり短めです。大洗を助けに行くまでの動きですね。

それでは、どうぞ!


26.少女達を救え! 〜奇跡よもう一度〜

東京都 お台場 ダイバーシティ東京

新ガンダム・ベース

 

 

守「ふおおおおお!すげーガンプラいっぱいあるぅ!!ふううううううう!!」

 

ナギ「イッチが壊れた…」

 

マサト「イチの助は初東京らしいんだなこれが」

 

ベース内の至る所に飾られているガンプラ群を見て鼻息を荒くする逸樹を見てそれぞれ違う反応を取ってみせる。

無論彼らも興奮している。その意味はヘンタイでありヘンタイではない。

お台場はガンダムを語る上で重要な聖地の一つだ。ガンダムを愛する者が高揚しないことは無いはず。それは何度来ても、飽きない何かが眠っているからと言えるのではないだろうか。

そしてベース内ガンプラ売店に入っても逸樹のテンションは下がることはなかった。

 

守「どれ買おっかなぁー!おお!ナギ、ケンプファーの新規HGがあるぞ!!」

 

ナギ「それマジ!? しっかり可動域増えたか確認しろぉ?」

 

今は夏休み真っ盛り。彼らは女子戦機道チームは戦車道に力を入れ始め、さらにさ男子戦機道交流大会が消え、夏休みの間の日程に空白が生じたレンコウ戦機道部は、この日を東京お台場散策とし艦から降りて思い思いに過ごしていた。

 

守「………やっぱ、愛機が一番かなぁ…」スッ

 

???「お、ここにあったぁ〜♪」スッ

 

ピタッ!

 

「「あ」」

 

逸樹が最後の一つであったゾゴックの箱に手を伸ばした時、いつの間にか隣に立っていた女性も伸ばしていた手に触れた。

慌てて手を引っ込める逸樹。

 

守「あ!す、すいません!」

 

???「いやいや!こちらこそごめんね〜! ………ん、その学ラン、東北連合高校の?もしかして、あの逸樹マモル君かな!?」

 

守「え、僕らのことご存知なんですか?」

 

レンコウ生ではないかと質問してきたのは、ミルク色のロングヘアーのサイドテールが似合う少女だった。身長は若干逸樹よりある。駒凪や佐々木ズと良い勝負しそうな丈かと思われる。

 

???「もっちろん!私もね、大学で戦機道やってるんだ!それも選抜チームの! だからキミ達の試合だって見てたよ!いやぁ、中々面白いことするチームだね!」

 

守「あ、はい…どうも……(この綺麗な人、どっかで見た気が……)」

 

自分よりも感情が高ぶっている人間を見ると落ち着くらしい。現に逸樹がそうだった。

それにしても、である。自分達が思いの外名が知られるようになったのかと、嬉しく思う反面、どこかむず痒い気分を逸樹は感じていた。

 

???「このゾゴックはキミに譲るよ。………いつかキミと戦いたいね。ま、その時はよろしく!」

 

守「はい、こちらこそ、その時はよろしくお願いします。あの!名前を聞いても?」

 

???「あ!ごめんね!私自分の名前言ってなかったね……。うん、私の名前はエミリ…"島田"恵美里だよ!それじゃ、バイバイ!」

 

そう言って少女、恵美里は店内から退散していった。

そして逸樹はその数秒後にいきなりぶったまげた。見事な時間差起爆である。

丁度その場に駒凪がガンプラの箱を沢山抱えて現れる。

 

 

守「シマダ…しまだ…? ………あ……あの島田流か!?どうりで見たことあると思った!! ホンモノだったんかぁあッッ…………!!!」

 

ナギ「どうしたー?イッチ、そんな大便我慢してる時みたいな深刻な顔して

 

守「お、俺……戦車道の、あの島田流の長女に会っちゃった…モノホンの島田流と…」

 

ナギ「はえ〜世間はやはり狭いんすね^〜。よかったやん 有名人と会えて。今後生で見ることも会うこともないだろうから」

 

守「あっという間だった…サインとか握手してもらえば良かったかな…?」

 

嬉しさ半分、後悔半分の逸樹。

しかし意外にも彼女との再会はここから一ヶ月も経たぬうちに果たすことになる。

 

 

 

 

 

 

_それからどしたの_

 

 

時は進む。

 

 

 

 

 

 

ミーンミンミンミーン…ピクピクホーシ! ピクピクホーシ!

 

 

守「ええっ!?それは本当ですか!?」

 

球児達の熱い甲子園も、高校女子戦車道大会も偉業を達成した大洗の優勝で終わり、今は夏休みの最終盤。

二週間前にお台場を堪能したのはつい昨日のことのように思われる。

そんな風に思い出にふけりながら、ゆっくりしていたところに突然の呼び出しをくらった逸樹があることを聞いて開口一番に発したのが先程のセリフだった。

 

エビ「……ああ。本当らしいよ。アンツィオや聖グロからの情報だからね、信憑性は残念ながら高い。大洗女子学園が廃校になっちゃうってのは」

 

夏の暑さが衰えることはなかったため、戎谷会長は現在半袖半ズボンの体育着といった格好になりながら、うちわを扇いで涼みながら答える。

 

守「そ、そんな…優勝校を廃校にするんですか? それに、廃校の件なら大会の優勝でとっくに解決してたはずじゃ…」

 

エビ「どうやら文科省内部で何かあったらしい…」

 

逸樹の額を流れる暑さは単に開いている窓から入ってきた夏の熱風に撫でられたためだけではないだろう。

例えようのない静かな空間になった時、逸樹のズボンのポケットに入れていたスマホが鳴る。

画面を見れば、掛けてきた相手はまほであった。

 

エビ「ここで出ていいよ」

 

守「ありがとうございます。………もしもし?」

 

まほ『マモル君か? ……その…そちらも聞いてるか、大洗の廃校について…』

 

電話越しのまほの声には張りが無かった。彼女と言えばいつも凛としたイメージがあったが今やその面影もない。

当然と言えば当然だろう。自分の道を見つけ、奇跡を起こした愛する妹がいる学園が消えることが確定したと言われたら…まほの思いは逸樹も汲み取っていた。

 

守「はい。たった今、会長から聞きました」

 

まほ『そうか………あの…私から言うのは、違うとは思うんだが…手を貸してほしいんだ』

 

守「廃校が覆る案でもあるんですか?」

 

まほ『今、ダージリンが各校に密かに呼びかけてる。備えてほしい』

 

守「備えるって…?」

 

まほ『大洗を賭けた戦いに…だ。きっと、キミの、キミ達の力も必要になる時がやってくる。お願いだ…頼む……』

 

 

最後に別れの挨拶をしてまほは電話を切った。

 

守「……あのまほさんも、かなり参ってる感じでした…」

 

エビ「辛いだろうね………」

 

湿っぽい雰囲気に包まれる生徒会室。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4+1馬鹿「「「FBI OPEN UP!!(迫真)」」」

 

ドカアッ!!

 

守・エビ「「!?」」

 

しかし、いきなりその雰囲気は生徒会室のドアが何者かの集団にドロップキックされたことで吹き飛ばされた。

 

ユウ「おいおーい!聞こえちゃったんだなあ!」

 

ダイ「このままだと何もしないで終わりそうだったから来ちゃった♡」

 

タクミ「善は急げ!出来ること今からやって、準備しとこうよ!」

 

マサト「ピンチの女の子を助ける…こんな浪漫展開は、後にも先にも無いぞ!」

 

誠司「先輩、俺たちを忘れてませんでしたか!?」

 

整備ブラザーズ「「忘れてませんでしたか!?」」

 

英治「忘れてた……(池沼)」

 

モッチー「なに悩んでんだぁ おい?俺も仲間に入れてくれよぉ(マジキチスマイル)」

 

シゲ「…おい戎谷、お前がそんなしけた顔してどうする。逸樹、お前もだ」

 

戦機道部の面々がゾロゾロと入ってくる。そしてその真ん中に立っていた駒凪が一丁前に最後に口を開いた。

 

ナギ「みんなの言う通り!…おいイッチィ!!」

 

守「な、なんだよ…」

 

ナギ「お前なら分かってるはずだ。俺たちに、あの学校との繋がりは一切無い。姉や妹がいるわけでも、親の母校であるわけでもない。だけどよ、困ってる子がいたら、助けるだろ?んなら顔を上げてくれ。暗い顔見せんな。

 

…イッチから言ってくれ。俺達は、何をすればいい?」

 

守「………俺は___」

 

 

 

 

 

あれから数日後。

 

 

戦機道部部室

 

 

ガラガラガラ!

 

シゲ「パソ研が聖グロリアーナからの電文を受信した!! 内容は、"秋の日の ヴィオロンのため息のひたぶるに 身にしみて うら悲し"。 ……こっちも見てくれ」

 

司馬が部室に勢いよく転がりこんできた。

ついに大洗女子学園廃校阻止へと動き出した各校が連絡を取り合い、計画を始動したらしい。

司馬は電文の内容を記した用紙ともう一枚、廃校を賭けた、大洗女子学園と大学選抜チームによる"戦車道・戦機道合同"試合が準備されていることと現状の参加車両、参加機体の情報が記された用紙を戦機道部室の真ん中にあるテーブルにパァン!と叩きつけた。

 

マサト「………また試合で廃校決めるのか……大学のチームと?」

 

ダイ「………は?この紙に書いてるのをそのままやるってこと?」

 

ユウ「大洗側の戦車8、MSは1……対して大学選抜側は戦車30、MSも30!? それに殲滅戦…だと!?」

 

ナギ「………………ふざけんなあ!!! モビルスーツを満足に持ってない大洗にそんなルール!しかもなんだ、三十輌ってなんだ!?オーバーキルだぞ ふざけんな!!」

 

タクミ「な、ナギさん落ち着いて…」

 

 

エビ「とりあえず……ここまでは許容範囲だね」

 

守「……はい。向こうが戦車殲滅戦形式を採用した合同試合としてモビルスーツも使用可能としていたところが助かりました。これで、僕らも戦いに参加できます!」

 

エビ「予定通り男子校の参戦に関しては、"女子校への派遣研修並びに短期転校(ゴリ押し)"という形でいくよ。もう大洗の生徒会長からは書類等は貰ってる」

 

モッチー「これが今噂のLGBT問題ちゃんですかぁ^〜」

 

ナギ「 性 の 不 一 致 

 

タクミ「ナギさんの心の切り替えが早くなぁい?」

 

英治「いざとなればそれを振りかざして声高に叫べばいいわけだ」

 

守「別に外道でもなんでもないですよね。フェアプレーフェアプレー(棒読み)」

 

エビ「よぉし!出前隊と船舶科に連絡!これより大洗の決戦に馳せ参じるために航路を変更。その後、"ジャブロー降下作戦"に移行すると!」

 

 

 

準備は整った。

こちらの士気は上々。はちきれんばかりだ。

理不尽な壁を壊し、越えて、前に進め。

道は自ずと見えてくる。

 

守「それではみなさん、いいですか!」

 

レンコウ's「「「応!!」」」

 

守「………大洗を助けにいきましょう!作戦開始!」

 

 

 

 

自分達の浪漫と青春を賭けた大きな戦いに、彼らは臨む。

 

 

 




お台場は夢溢れる約束の地って、それ一番言われてるから(棒読み)
劇場版へのレンコウの参戦方式は、チームの戦車が殲滅されたら敗北と言うこととし、その護衛としてモビルスーツが必要なので、その枠にぶち込みます。

これからもオリキャラはバンバン出ます。ご了承願いナス!
この世界の島田流は姉妹です。恵美里姉貴が、以前言っていた、エリカのヒーローで重要な役割を担うオリキャラです。今作ではアグレッシブに動いてもらいます。

次回は、大洗の危機に、やってくるぞ やってくるぞ 我らのレンコウだ!…ということよろしくオナシャス!

野球部もそろそろ更新しつつ、ヒーローの方も投下準備しておきますね^〜

それじゃ、またのーう!!
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