ジオン水泳部で戦機道、はじめます! 作:逃げるレッド五号 5式
ダー様にニュータイプ疑惑がかかりそう…
それでは!どうぞ!
レンコウMS隊は市街地に到着した
守「よぉし!これより、"ドキドキ!床ドン"作戦を開始する!全員持ち場につけぇ!!」
「「「応!!」」」
ダージリン「お相手は市街地での決着を望んでいるようね。全機、建物の陰からの奇襲に注意しなさい。
恐らくゲリラ戦を展開してくるわ。」
「「「了解」」」
聖グロ部隊は市街地に到着し、まとまって進攻を開始した
全方位の警戒をしながら街の中心部に向かう
そして大通りの角からアッガイが姿を現した
アッガイは焦っていたのか、聖グロに対してデタラメに頭部バルカン砲を乱射しながら向かいの路地へ逃走する!
ダージリン「友軍と合流が出来なかったようね。
全機で先にステルス機を撃破しますわ。」
ルクリリ『隊長、私が先頭になります』
ルクリリのギャンMは部隊の先頭に立ってアッガイが逃走した路地に向かう
曲がった先にはアッガイが真っ直ぐ走って聖グロ部隊から遠ざかろうとしていることが確認できた
ルクリリ「ははは!お前みたいな紙装甲の機体には速射砲で十分だ!」
ギャンMは右腕をアッガイに向け標準を合わせながら接近する!
そして住宅街の十字路を通ろうとした瞬間、超至近距離レーダーに反応があったと分かったすぐ後に、十字路の右側から出て来たゴッグがルクリリのギャンMに体当たりを喰らわせ、そのまま両腕を拘束しながら重量差にモノを言わせてそのまま押し倒す!
ルクリリ「な!?し、しまった!罠だ!!」
ユウ『床ドンってこんな興奮するものだったとは…最高だぜ!(ゲス顔)』
ルクリリ「や、やめろ!離せこら!」
アッサム『くっ!今助けるわ!』
アッサムのギャンMがシールドからビームランスを取り出してルクリリに組みついているゴッグに向かおうとしていたら、今度は道路の奥からゾックが現れた!
威圧感が凄まじい!
ダイ『 お 待 た せ いいよ!来いよ!正面からの勝負は受けてたつよ!』
アッサム『本当にこれが初心者の動きなの?』
アッサムは通路上にゾックの射線が通っている為、住宅の陰に隠れるのでルクリリの援護に回れない!
ルクリリ「くそ!腕を拘束しやがって!ランスに、手が届かない!どうすれば…」
ユウ『暴れるな、暴れるなよ……チクッ!(スズメバチくん)』カチッ!
ゴッグは押し倒しているギャンMに対して、腹部メガ粒子砲2門を同時発射した!
ビィイーー!!
ギャンMの胴体両側面に大穴が空き…
パシュッ!
亜美『聖グロリアーナ、ギャンM戦闘不能!』
ルクリリ「くそ!やられた!」
ユウ『ふぅ…スッキリしたぜ!作戦成功!
あ……イッチごめん。やられるわ』
ゴッグが立ち上がろうとしたその時、ギャンクリーガーがビームランスをこちらに投擲しようとしているところがモニターに映っているのを優は確認していた…
ダージリン「先ずは、一つ!」
ヒュッ!
ズガァアン!!
ゴッグの土手っ腹にビームランスが突き刺さる!
パシュッ!
亜美『連合高校、ゴッグ戦闘不能!』
ユウ『さすがにフリージーヤードで止めれないよねぇ…』
残ったゾックは後退を始める
ダイ『さっきの撤退時にメガ粒子は使ってオバヒしてるしなぁ…
撃てないことがバレたらタコ殴りにされるな…イッチ、こちらキングコブラ!移動する!』
守「お疲れさん!それじゃあ"馬鹿めこっちが本体だ!作戦"スタート!」
作戦発動後、アッガイは住宅の屋根の上をクローアームで突き刺して伸縮させながら、どっかのバトロワゲーのグラップルガンの要領で聖グロ部隊の側面へ移動していた
タクミ『逆ターザンごっこ、たーのしー!』
一方、河川敷にはレンコウのズゴック2機が作戦準備をしていた
守「ナギ、あれを使うぞ!」
ナギ『えぇ、良くってよ!』
ズゴック用に対応させたオプションである脱着式ジェットパックを使ってズゴック2機は低空飛行を開始した!
守「下町ロケットじゃぁあ!!」
ナギ『見えた!紅茶姉貴のクリーガーとその護衛!』
オレンジペコ『超低空で飛んでくる機体を確認…』
ダージリン「ゾックとアッガイが潜伏してることを頭に入れて戦いなさい。向こうが格闘戦を望むならさせてあげましょう…」
着地したズゴック2機がクリーガー達と対面する!
守「ナギ、分かってると思うがクリーガーの高出力ランスは一番の脅威だ!
エーオースのベイオネットにも気をつけろ!あの槍は長い!
……ゾックの到着まで耐えるぞ!」
ナギ「了解!」
そしてエーオースとギャンMがクリーガーを守るように前進して来た
守「かかったな!いけ、タクミ!」
タクミ『馬鹿め!間合いが遠いわ!』
住宅の上を飛び越えショートカットして来たアッガイが護衛のいなくなったクリーガーに突っ込み、アイアンネイルによる突きを行う!
ダージリン「……やはりこちらに来ましたわね」
クリーガーは反応が遅れていたにも関わらず、スラスターを使い回避!
その後すぐに格闘を外し回避行動を取ろうとしているアッガイに向けて強制噴射を使用して突進する!
タクミ『! こ、これはマズイですよ!』
クリーガーはランスでアッガイの右腕を切り落とし肉薄する!
タクミ『ほんとに戦車道が本命なのかよ!?
なんだこの変態機動!』
ダージリン「これで二つ目ね」
そのまま肉薄した勢いに乗ってランスでアッガイの胴体を貫いた…
パシュッ!
タクミ『すまん!やられた!』
守「作戦失敗か…ならばこっからは正面突破だな!」
亜美『連合高校、アッガイ戦闘不能!』
一方、ズゴック2機とエーオース、マリーネの戦闘は続いていた
ナギ「クリーガーほどじゃないけどランスはやっぱり怖いです…やめてください…」
駒凪は怖がっていながらも正確に攻撃を避け続けている
アッサム『こちらの踏み込みや格闘動作を知っている?なぜでしょう?』
守「……ダイトのバトオペエーオースの下格に比べたら!』
オレンジペコ『…っ!! 一体なにをしたらそんなにこちらの動きを見切れるのでしょう!」
エーオースに乗っていたオレンジペコは焦っていた。自分が槍のロングレンジを活かして戦おうとしても相手はそれをヒョイヒョイと避けてくるからだ
そうして何回も相手を突いているベイオネットの距離が段々と甘くなっていることにオレンジペコは気付いていなかった…
守「……槍の長さを過信しすぎたな!
それっ!ビーム出してる箇所を切っちゃえばただの棒切れだ!」
逸樹のズゴックのバイスクローがベイオネットの先端部分を切断した!
オレンジペコ『!! いけない!』
守「くらえ!!ハートキャッチ♡プリキュア(物理)」
後方にスラスターを吹かしてバックしようとしているエーオースにズゴックはクローアームで鋭い一撃を加える!
あの有名なジャブローでの名シーン、ズゴックの機体貫通突きの再現をこの試合で披露した
パシュッ!
亜美『聖グロリアーナ、ギャンエーオース戦闘不能!』
ワァァアアーー!!
会場のガンダムファンや観客が歓声を上げる!
アッサム『これで!どうですか!』
ナギ『ビームランスをクローアームで掴むなんて無理だぁ!』
ズバッ!!
マリーネは自慢の高機動を活かして駒凪のズゴックを翻弄し、遂にズゴックの両腕と片足を切断して戦闘能力を大幅に奪うことに成功していた…
ナギ『イッチ助けて!このやろう、嫌がらせ程度の腕ビームを喰らえ!』
アッサム『確実にやらせていただきます!』
バキバキバキ!
ドカァアーン!!
ダイ『お待たせ動物の森!』
突如現れたのは大斗のゾックだった
ナギ『随分と物騒な森ですね…』
ダイ『おらぁ!YO!!』
住宅を突き破って来たゾックがクソデカクローでマリーネにアッパーを喰らわせて吹っ飛ばした!
ズズゥウウン!
アッサム『ああっ!早く体勢を…』
ダイ『この距離は外す方がやばいでしょ!』
住宅に激突したアッサムのマリーネが急いで立ち上がろうとするもオーバーヒートから回復したゾックのメガ粒子砲の連射を受けて沈黙する…
パシュッ!
亜美『聖グロリアーナ、ギャンM戦闘不能!』
ナギ『ありがとナス!助かった』
ダイ『よっしゃ!あと1機…』
守「マズイ!ダイト、後ろだ!」
自慢の高速で距離を詰めていたクリーガーが飛び上がり、マリーネに向いているゾックへとランスを突き出す!
逸樹はカバーしようとするも、ゾックの巨体により後方から迫るクリーガーへ向かうことが出来なかった…
ダージリン「これで三つですわ!」
ダイ『旋回が追いつかねぇ!ダメだぁ!』
守「道路が狭いんだよぉ!ゾックの後ろに入れねぇ!」
悪足掻きとしてゾックは後方のメガ粒子砲を発射するも見当違いの方向へ飛んでいく…
そしてゾックは頭部からランスをブスリ♂と差し込まれ機能を停止した…
パシュッ!
亜美『連合高校、ゾック戦闘不能!』
ダイ『前後反転させれば対応できたのに!なぜ気づかなかったんだ!」
ダージリン「これで実質1対1ですわね」
ナギ『くっそぉ!援護できない、すまんイッチ!』
駒凪のズゴックは立ち上がることも出来ないので、逸樹がやられたらその時点でもう終わりだろう…
守「ここからどうするか……
……………あ、いやらしいこと思いついた」
ナギ『良いことじゃないのか…』
逸樹のズゴックはスラスター全開でクリーガーに突撃する!
ダージリン「真っ直ぐにこちらに向かって来ますか…」
守「うぉおお!!ここだぁ!!」カチカチッ!
バシュウッ!
ズゴックはスラスターを吹かしながら前傾姿勢になり、まだ燃料が残っていた脱着式ジェットパックを点火させ、接続を切り離して即席のロケットミサイルとして発射した!
ダージリン「!!」
ズバッ!!
ドガァアン!!
ダージリンは咄嗟にビームランスで飛んできたジェットパックを両断する
両断されたジェットパックは爆発する!
目の前の爆炎の中からズゴックが現れる!
そしてそのままズゴックはクリーガーの持っているビームランスを叩き落とし、バイスクローを開いてクリーガーのコクピットに押し当てる!
ガツン!
ダージリン「な!?」
守「最後の一発キメてやるよぉ(連撃)」
ズゴックのバイスクローから何回もビームが放たれ、全てのビームが直撃したクリーガーは地面に倒れる…
ズゥウウン!
………パシュッ!
ダージリン「まさか、ここまでとは…」
亜美『……聖グロリアーナ、ギャンクリーガー戦闘不能! 残存機なし!
よって!
東北連合高校の勝利!!』
「「「勝っちゃった…」」」
ナギ『えぇええーー!?』
ダイ『これマジ?』
ユウ『水泳部で勝てた?』
タクミ『いや、嬉しいけどさ!』
守「かっ、勝ったぞ……!!」
「「「やったぁ!!!」」」
試合終了後 聖グロリアーナ演習場
機体搬入通路出口
機体の輸送準備が終了し、レンコウの生徒たちは雑談をしていた
するとそこに…
エビ「守君!!よくやってくれたね!
初試合初勝利、ありがとう!」
バギーで観戦会場から戻って来た戎谷会長が降りるなりすぐに逸樹のもとへ走ってきた
そしてそのまま飛びついた
守「か、会長!?ちょっと苦しいです!
……なんとか勝てました!」
ダイ「アッパー決めて気持ちよくなってたら、背中刺されたよ…」
英治「最後のあのジェットパックのアイディアはナイスだったな!」
タクミ「あの時ボクが決めてたら…
対面したクリーガーの機動力は変態でしたよ!もうタイマン張りたくない!」
シゲ「さて、帰ったら整備するかね!」
ナギ「自分も手伝います」
モッチー「押し倒してビームぶち込んでた時はすげー興奮したゾ〜」
ユウ「剣持先輩!それだと実行した俺が変態ってことじゃないですか!!」
モッチー「そうだよ」
ナギ「あ、向こうの隊長のダージリンさんだ」
優「その後ろには幹部みたいな人が二人いるね」
レンコウ全員で話をしているとダージリンが逸樹の所へやって来た
ダージリン「貴方が隊長の逸樹さん?
最後のあのズゴックに乗っていた…」
守「は、ハイ!俺が隊長の逸樹守です!」
ダージリン「短期間で創設されたチームだとは思えないほど精強でしたわ。
私達の本命は戦車道だけれど、戦機道の腕の方も自信があったのよ?」
オレンジペコ「私の攻撃もほとんど避けられましたし…」
アッサム「本当に実戦もされていないのですか?
ギャンの動きを予測しての射撃や格闘の攻撃範囲を把握しているかの様な動きだったので…」
ダージリン「戦機道の経験者が何人かいたのかしら?」
守「いや、全員戦機道初心者で基礎練習の反復しかしてません」
アッサム「GI6の情報とこれほど一致していないのに…」
オレンジペコ「なぜあんなに戦えたんですか?」
ナギ「自分達は趣味でMSが大好きで…」
ユウ「機体の特徴などは結構頭に入ってる自信があります!」
ダイ「ゲームやシュミレーターでの情報や自分達のノウハウを揃えて…」
タクミ「あとは頑張って動かしただけです!」
アッサム「こちらの動きに対して対応出来ていたのは、ずっと前からやってきたものの積み重ねだったのですね…
戦機道では初心者でも、MSに関しては私達よりも上かも知れませんね」
オレンジペコ「でも、それだけで上手くいくものですか?」
守「……だって、ロボットは、いや"ガンダム"は…自分達の、漢のロマンですから!!
そんな子どもの頃の夢の塊みたいなモノを実際に動かせるって分かったら、楽しいって思いませんか!?」
ダージリン「……ふふっ 面白い方ですね。
自分の好きなことを追いかけ続けれる人間は強いと言うことですか…」
守「それに…こいつらを使ってると楽しんで!」
ダージリン「……今日の試合は楽しかったですよ。またよろしくお願いしますわ」
それでは、と言って聖グロの面子は帰っていった
ダージリン「……あの方々の笑顔、見たかしらペコ?」
オレンジペコ「はい、それはもう爽やかな笑顔でした」
ダージリン「心の底から何かを楽しむこともたまにはいいかもしれないわね」
アッサム「戦車道でやってみますか?」
ダージリン「そうね、今度やってみましょうか。
きっと逸樹さん達のように新しい発見もあるでしょうし」
逸樹達は学園艦に戻って、しばらくして聖グロリアーナ女学院から荷物が届いていた
守「なんですかね?これ」
エビ「取り敢えず開けてみるか」
戎谷会長が荷物を開けると中にはティーセットが入っていた
ナギ「ん?ナニコレ?」
ユウ「聖グロ ティーセット 検索っと…
お!出てきたよ。これを贈られた学校は聖グロの好敵手として認められた証拠らしい…」
ダイ「え!強豪校にライバル認定されたのか?」
タクミ「すごい名誉なことだと思うんだけど、お前どう?」
ナギ「お嬢様学校と繋がりが出来て、へへへ…」
シゲ「駒凪、お前…そんなに彼女が欲しいのか?」
ナギ「当たり前です!…あれ?なんだろう…この高校に来なかったら出来ていた気がする…」
モッチー「なんか変なこと言い始めたな…」
エビ「これで、支援金も貰えるから機体の改修や武装強化もできるようになるな!」
守「……みんなぁ!これからも戦機道、楽しんでいこう!」
「「「おうよ!!」」」
レンコウ勝っちゃった…
まあでもこっちはガンダム極めてる面子だからね…許して…
聖グロ面子の話し方がよくわからないゾ…
水泳部の強化、楽しみですね!