何時までも共に入れるとは限らない。
そう言ったのは誰だっただろうか。
かく言う自分自身もまあ死の淵に立っている訳だ。
正直やり残した事が無いと言えば嘘だ。
もう一度日本に帰りたかった。
人理を修復したと思ったら次は亜種特異点。そこも終わったと思えば次はlost belt。
こう考えれば大分と体を酷使したなあ。
でも楽しかった。始めの方にふと召喚したときにイヴァンが出てくれて。
ああ、シバも来てくれたっけか。そのあとジャックやカーマ、エミアサなんかも来てくれた。他にもステンノ様だとか以蔵君も来てたね。ああ、どこぞのギルガメッシュも来てたな。でもこう考えるとアサシンばっかりだな。
ああもう死んでまうと思うと心残り多いなあ。
「マスターよ。息災か?」
イヴァン、か。
「声の張りが無い所を見ると相当体にガタが来ているのだな。」
あはは、そうだね。
「なあマスターよ。」
なにかな?
「この世には輪廻転生と言う言葉があるな。」
そうだけど、どうかした?
「どうだ、もし汝が転生してきたとき、我とまた契約する為のまじない事でも決めぬか?」
それは良いね。けどその間イヴァンはどうするんだい?
「それは決まっている。ただ待つだけよ。」
それではイヴァンの負担が大きいだろう。
「構わん。我もサーヴァント。悠久の時で有ろうとも死なぬ。それくらいは待てる。何年かかろうと、な。」
そう、か。
「ふむそろそろ時間も無いようだな。そろそろ自室べ戻るとする。」
ああ、そのようだ。
「そうだな。まじない事だがどうするか。暗号でも良いな。」
それなら僕には案があるな。
「どれ、言うてみよ。」
can't break to thunder's bonds
「雷の絆は切れぬ、か。」
そうさ
「何とも汝らしいな。」
だろう?
「ではそれでいこう。さあ。今は休め。また、時をこえ会おうではないか。我は何時までもこの地で待っている。」
ああ。約束だ。
「では、な。」
「君が新しい人だね。レオナルドダヴィンチさ。ヨロシク。」
どうも。
「さて、君のサーヴァントどうする?」
それなら、
「へえ彼か。出来るとはあまりに思わないけど。まあ頑張りたまえ。無理だったら言うんだよ。」
はい。
「む?」
イヴァン、だね。
「そうだが。さて何用だ?」
契約したい。
「ならば合言葉でも言ってみるんだな。」
can't break to thunder's bonds.だろ。
「ほう。久しいな。また汝と共に歩めること、嬉しく思うぞ。」
ああ。
さあ、行こう。また新な旅路へ。