太平洋のとある沖合い、フェリーに乗り凛々しい顔で海を見渡す青年がいた。
彼の名は浅井 蒼、弱冠20歳で孤島の鎮守府に着任する新人提督であった。
「今は9:00か... あのぉ孤島鎮守府ってそんなに遠いんでしょうか?」
「そうだなぁ なにせ孤島の鎮守府だかんなぁ まぁそろそろだから我慢してくださいな」
船長が笑いながら答える。彼が待ちくたびれるのも無理はない、かれこれ20時間もフェリーに乗っているのだ。分かってはいても遠すぎる。少し経った後、1人の船員が提督に話しかける。
「提督さん!島が見えてきましたよ!」
「おう!でも、いざとなると緊張するなぁ 俺、今まで男ばっかとつるんできたからなー 艦娘達としっかりコミュニケーションできるんだろうか」
「今さら何言ってんすか!提督さんなら大丈夫ですよ!」
その孤島は「南沖島」といい、島民わずか300人からなる南国の小さな島であある。島の近海には深海棲艦が出没し、それを駆逐するために鎮守府が設置された。
ーーーーーーーー30分後ーーーーーーーー
「最初の一歩は大切だかんな... よっと!上陸成功!お出迎えとかいるのかな?
おっと!ありゃ艦娘かな」
1人の艦娘と思わしき人物が提督に駆け寄ってきた。
「初めまして!私はこの島の鎮守府所属の朝潮と申します!貴方が今日着任予定の浅井 蒼提督ですね?」
まだ幼なげな美少女が話しかけてくる。
「そうだ、お出迎えご苦労様 さっそくだけどこの島と鎮守府への案内を頼んでいいかな、朝潮」
「はい!では私の後ろについてきて下さい!」テクテク
そう言うと、朝潮は町の方へ歩き始めた。
俺は今、とてつもなく、ドキドキしている。
俺はロリコンじゃない!多分。久しぶりの女の子に緊張してるだけなんだ!
「まずここが島の中心部、東町です!ここには島では一つしかないお店があります そして東町の西側に見えるのがこの島の食料源の畑や水田です!島の人はここのおかげでほとんど自給自足の生活をおくれています!」
「また、北に見えるのが北の森と阿佐美山です!」
すっげぇな観光地みたいだ。
「見た限り自然豊かでキレイな島だなぁ それで、この島の鎮守府はどこに?」
「我らが鎮守府はここから少し離れた町のはずれにあります!」テクテク
道が舗装されてないのはなんでなんだろ、そう考えているうちに鎮守府らしき建物についた。
「おぉ!ここが!けっこうデカいなぁ」
「東に見ゆるは東ノ丘です!海がよく見えて風も気持ちいいですよー
では鎮守府に着きましたので鎮守府内も案内しますね!」
あそこで昼寝とかしたら気持ちエエんだろうなぁ。
「おう!よろしく」
「まず入って右の海沿いの建物が工廠とドックです、工廠では装備の開発、強化 ドックでは私たち艦娘の入渠が行えます」
「そして左の建物が執務室や食堂、宿舎などを兼ねた司令部です!では、中へ!」
中へ入ると木のいい匂いと涼しい風が通った
「中は古い感じの木造なんだな」テクテク
「はい、改装工事もしばらくはしてないですし でも毎日掃除をしっかりしでるんでキレイだとは思います」テクテク
「では、10時から着任式がある予定なのでそれまで執務室で休んでいて下さい」
「おう、ありがとな」
朝潮ぐらいの可愛い娘がいっぱいいるのかぁ。
あま〜いはずだった青春を男くさい中で過ごしてきた甲斐があったぜ。
この後、提督はこの鎮守府の厳しい事実に直面するのであった...
初めて書いたssです!
変な点があったらコメントお願いします!
いつもは読む側ですが、いざ書いてみるととてもむずかしかった。