機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズIFストーリー 悪魔達が紡ぐ鎮魂歌   作:リン・オルタナティブ

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というわけで投稿が遅れて申し訳ありませんでしたっ!!
理由はまぁいろいろありまして内容がまとまらなかったって言うのがひとつの理由です!
今回は少し短めだと思います!


プロローグ3 そして300年後(原作)

-木星衛生軌道上-

 

木星の衛生軌道上付近にあるコロニー内で....それは蠢いていた。

黒々と、そしてドロドロとした触手のような物体が何本も、何本も.......コロニー内を徘徊していた。

そして、その触手のような物体の中心...コロニー内の最奥部に.......それは居た。

歪な形で大きく発達、異形化し左右非対称になった腕に、頑丈そうな胸部装甲に守られたボディ、そして一つ目の顔、腰部から触手(もど)きと融合し、その姿はまさしく悪魔を体現したかのようなMA(モビルアーマー)だった。

それ()には名前はなかった......だから人類(彼等)はこう呼んだ.....原点(オリジン)と。

 

_____________________

 

-基地内ロビー-

 

「.......そう....あの子(ラナカ)が.....」

最後に帰投した異端児の一人、《クミョウ・レストラス》は友人のガンダムフレームのパイロットで、先に帰投していた、《マウラ・ストレイダー》の口から、仲間の死を聞いた。

「うぬ......ラナカが倒れてから我が友の気分が落ち込んでてな........すまないが少し慰めに言ってもらえぬか」

マウラもレギュウを気にかけてはいたが、落ち込んだレギュウを目の当たりにして、急遽クミョウに慰め役を頼んだのだった。

「......うん。出来るだけ....頑張ってみる」

マウラからの頼みを引き受け、クミョウは基地内のロビーを出て格納庫へ向かった。

「........心配だ......クミョウが傷を癒してくれることを期待するしかない.......()()()()()()()()()()()()().........」

残されたマウラは大事な友の心の傷すら治せない、己の無力さを、ただただ噛み締めることしか出来なかった。

 

_____________________

 

-基地内機体格納庫-

 

レギュウは格納庫の縁に座り、ボロボロになったベリアルの見上げていた。フレームは剥き出しで、装甲もあちこちが焼け落ちていた。ツインアイは自身を映し出したかのような色でレギュウを一瞥するかのように見ていた。レギュウ自身もボロボロで、あちこち傷だらけで包帯をしていた。

「.........バラバラになっちゃったな、ベリアル。あれだけ皆揃ってバカ笑いしたいって......そう言ってたんだけどな.......」

そんなことを呟いてレギュウは目をベリアルから逸らし格納庫の床に向ける。その目には何時もの鮮やかな藤色の瞳はなく、光を失いくすんだ紫色のようなどんよりとした暗い色になっていた。

「......大事な戦友が逝ってしまったのか?」

隣に目を向けるとそこには____、

「.....カイエル」

ガンダムフレームのMS(モビルスーツ)、ガンダムバエルのパイロット、《アグニカ・カイエル》の姿があった。青い髪に赤く鮮やかな深紅の瞳、クールなのに少しお茶目で、たまに大人っぽい一面がある、そんな彼が何故こんなところに?そんなレギュウの考えが通じたのか、

「何、ちょっとした気晴らしに来ただけさ、隣座るぞ?」

そう言って自身の座っている隣に腰を下ろして、アグニカはレギュウに、

「人間が死ぬのは普通の事だ。死んだ奴にはまた会えるって奴さ。それまで俺達は戦い続けて、この厄災戦(地獄)を終わらせる。そしたら....ラナカだったか?そいつも満足してくれるだろ」

そんなことを話しかけてきた。

「......やっぱり強いね、カイエルって.....俺は全然強くない....だから___」

レギュウは虚ろな瞳に少しの光を宿して返事の続きを紡ごうとした直後だった。

「まーた面倒事に首突っ込んでるの?カイエル」

そんな声が格納庫の入り口付近から響いた。

レギュウとアグニカが後ろを向くと、そこには深い藍色の髪を肩まで伸ばして、澄んだ翡翠色の瞳の子供が立っていた。13、4ぐらいの少女だった。

「あー......、少し相談事に乗ってたんだよ()()()

アグニカにラクスと呼ばれた少女__ガンダムフレームのMS(モビルスーツ)、ガンダムバルバトスのパイロット、《ゼファー・ラクス》はスタスタとアグニカとレギュウの元に歩きながらふーんと言ってアグニカとは逆の.....レギュウの左側に座って、

「相談事なら私にも話して。乗れたら乗るよ?」

そう言って来ました。

「えっと.......ありがとうございます」

「これからは敬語は無しね!私たちは友人なんだから、ね?」

レギュウはしっかり感謝の言葉を言ったら、ラクスに敬語は無しと告げられ、苦笑した。

それからレギュウは、アグニカ、そしてラクスの二人にアドバイスを教えて貰い、その後からは三人の体験談を語り合うようになった。時間が経つのは早い、そう思ったのは何時ぶりだろうか。

「今日はありがとう、カイエル、ラクス。すっきりした」

「友達を気にするのは当たり前だろ?」

「そうそう、今度また土産話を語り合おうよ!」

そう喋ってから別れ、アグニカとラクスは自身の場所へと向かった。

「さて!戻るか!」

そう言って自身の居場所(ホーム)へと歩いていった。その瞳には再び光が灯り、やる気に満ちていた。その後ろ姿を見る人影が一つあった。

「.......良かった」

その人影はクミョウだった。

アグニカとラクスをレギュウに相談させたのはクミョウだったのだ。正直言ってクミョウから直接話すのにはある程度の抵抗があった。他力本願.....まさに言葉のままだったが、成功したのなら結果オーライ。そう思ったクミョウだった。

_____________________

 

-月面-

 

「.......ふぅ。私ながら頑張った方だと思うのだが、どう思う?我が友」

「さぁね、それは自分の相棒に聞いた方がいいんじゃないのか?マウラ」

そんな話をしながらマウラとレギュウは各々の搭乗するMS(モビルスーツ)のフォルネウスとベリアルを背中合わせにして構えていた。フォルネウスの隣には........二足歩行型のMA(モビルアーマー)が居た。白銀のボディに漆黒のフレーム、特徴的な顔のようなユニットを持つMA(モビルアーマー)、個体名《ソロネ》はフォルネウスとマウラによくなついており、たまに様子を見に来るレギュウにも慣れているため、よくバディを組まされることもしばしば。

そんな3機は今........物凄くピンチに陥っていた。何機ものMA(モビルアーマー)が包囲し、逃げられないように武装を全面展開し、殺気だっていた。

「まぁどのみち俺達は此処で散るだろうな」

「うぬ......。覚悟はできているぞ」

「いや早過ぎるだろ流石に。もう少し頑張ろうぜ」

そんなMA(モビルアーマー)達の殺気すら見えてないかのように、レギュウとマウラは会話を続ける。

「ま、今は亡き友たちの為にも、頑張るぞ」

「クミョウは冷凍保存されてるけどな」

レギュウ達は寂しそうにそう会話するのを最後に、スラスターとブースターを吹かして同時に突撃を開始する。ソロネはマウラ....フォルネウスと共に突撃した。

_____________________

 

.......異端児と呼ばれた四人の少年少女は、アグニカ・カイエルやその他のガンダムフレームのパイロット達に未来を託すために戦い、そしてその命を散らした.....。無駄な死等ではなく、栄誉ある死としてだった。

ラナカ・ストーランド、マウラ・ストレイダー、レギュウ・ロウ・レインの三人は戦死し、クミョウ・レストラスは死ではなく眠りについた____冷凍保存(コールドスリープ)を使って、自身の相棒、ガンダムベリトと共に、火星ハーフメタルと高硬度レアアロイの二重構造を施した球体に入り、長い宇宙の旅に漕ぎ出したのだった。

そしてその後、アグニカ・カイエルがオリジンを撃破し厄災戦を終結させ、世界は平和となった。

 

_______だがそれは序章に過ぎなかったことだった。

 

 

300年後に再び集うことすら知らずに......歯車は動き始める




真面目に小説内容が纏まらなくて大変な今日この頃です!
あとアンケートは今回で〆切とさせて頂きます!

原作に入ったらまたアンケートをとりますがねw

と言うわけで、次回もお楽しみに!

IFストーリー完走したら異分子四人衆でどこ行って欲しい?

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