女神フレイヤの悪戯に端を発した今回の騒動。
本来ならば黒幕不明で終わったであろうこの事件は
それがいい事だったとは言い切れないが。
「今回の件はどの勢力にとっても痛み分けで終わったな」
【アイアム・ガネーシャ】の執務室で、ガネーシャは普段の快活さを潜める。
13階層での大規模
「フレイヤ派は勿論だが、独断で行動したロキ派も問題だ。他派閥とそこまで歩調を合わせる義理はないと言われればそこまでだが」
他派閥に対する干渉はご法度。
オラリオでの暗黙のルールは承知していても、彼らが早い段階で情報共有を行っていればと考えると、シャクティとしては苦言を漏らさずにはいられない。
ファミリア間での仲間意識が薄い、オラリオの構造的欠点が目立った事件だった。
「仕方あるまい。我々と違い、【ロキ・ファミリア】にそんな義務はない。自派閥の利益を優先するのは当然のことだ」
「分かっているさガネーシャ。結局、情勢を把握しきれていなかった我々の落ち度だ」
この事件で【ガネーシャ・ファミリア】に人的被害はない。
しかし、オラリオ全体で見れば最強の二大派閥が消化不良の軋轢を抱えるという不穏な状況になってしまっている。
「それだけではない。ここにきて
「ああ、ガネーシャだな」
「……」
「スマン自重する」
執務室の机に置かれた壊れたマジックアイテム。
ハシャーナが遭遇したという、強制
それが決定打となり、
「……ガネーシャ」
「
初見のマジックアイテムだが、ガネーシャとシャクティの二人はこれによく似た雰囲気のマジックアイテムをよく知っていた。
シャクティだけならば気のせいとも思えたが、神の勘を持つガネーシャもそう感じるならば勘違いとは言えまい。
「異世界のマジックアイテム……ひみつ道具」
「こんなものを何故
ベル・クラネルのようにひみつ道具を具現化するスキルを発現させた……と言うワケではあるまい。
何故なら、ベル・クラネルの持つひみつ道具とは違い、このひみつ道具は消滅しない。時間制限がないのだ。
この自動人形をお詫びとして引き渡した勇者は、ひみつ道具と言う明確な答えに至ったわけではないようだが、何者かの暗躍を感じたらしい。
「この自動人形はギルドに預ける」
「……なるほど、賢者ならば適任だろう」
「ああ、マジックアイテムに関しては我々以上に適任だ」
そう確信するガネーシャとシャクティは、改めてオラリオ守護に対する決意を固めた。
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【
岩のごとく不動の男として恐れられる彼だが、この瞬間、彼は嘗てないほどに追い込まれていた。
「……」
彼の眼前に佇むのは一枚の羊皮紙。
それこそが都市最強と謳われる男に隠せぬ焦燥を強いている。
「……これは」
「……オッタル様宛に届いた借用書です」
侍従頭であるヘルンの平坦な声が響く。
それは分かっていた。
オッタルはベル・クラネルへの試練を作るにあたり、オラリオ中からマジックアイテムをかき集めた。
その場で払うには金をかき集める時間がなかったため、リヴィラの街でするように、【フレイヤ・ファミリア】の
このような無茶が通るのは、最強派閥である【フレイヤ・ファミリア】、そしてその頂天であるオッタルだからこそのモノであったが、無茶は無茶。
普段は己の身一つで戦うオッタルに、マジックアイテムの相場など分かるはずもなく、途方もない金額が立ちふさがっている。
その金額はゼロが8個ほど並ぶ程度。
普段、そこまで金に頓着していないオッタルの貯蓄など、あっさりと吹き飛ぶ金額である。
(馬鹿な……ベル・クラネルのマジックアイテム、ひみつ道具の下位互換のような性能でこの金額だと……?)
世界中の
世界最先端の技術なのだから何もおかしくはないが、ベル・クラネルのひみつ道具を基準にしてしまったことが運の尽き。
もしかしたら、無茶な注文をした依頼主への意趣返しもあるのかもしれない。
さて、重ねて言うがこれらの借用書は【フレイヤ・ファミリア】の
すなわち、女神フレイヤの名に懸けて、必ず借金を返済するという表明である。
それを背くということは、女神の名を汚すということだ。
払えませんは通じない。
侍従頭の『何やってっんだコイツ』という視線が痛い。
幸いにしてオッタルは第一級冒険者。金ならばダンジョンに少し……否、だいぶ潜れば何とか返済できる、筈。
そう結論付けた彼の行動は早く、すぐさまダンジョンに潜る。
しかし、彼の不幸は終わらない。
彼が迷宮にこもれば、それを無視しない者たちが当然動き出す。
「……」
「とっととやるぞ糞猪」
「ククッ、
「一日で借金生活になった大馬鹿野郎が」
「カッコつけて値段確認せずにホイホイ買うからこうなるんだ大馬鹿野郎が」
「この獣頭が団長とか正直恥ずかしい」
「おいお前ら止めてやれよ……オッタルも慣れない任で勝手が分からなかったんだから」
ヘディンを除く【フレイヤ・ファミリア】の幹部勢ぞろいである。
彼の性格上、眼鏡をクイッ、としながら馬鹿どもが……と言ってそうだが、ここまで来たらいっそ彼にも来てほしかった。
へグニが何を言っているのかまるで分からない。
【フレイヤ・ファミリア】の仲の悪さは有名だ。
その中で、頂天であるオッタルがダンジョンに潜ればこうもなる。
「待て、俺にはやるべきことが」
「「「「「「知るか」」」」」」
問答無用で襲い掛かる6人。
口下手を自覚するオッタルでは応戦するしかなく、オッタルは過酷な戦いに挑む。
哀れだが自業自得ではある。
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「珍しくしてやられた様じゃの、フィン」
「あぁ、今回は流石に不味かったよ」
先日の一件で、全身怪我だらけのベル・クラネルを除けば恐らく最も損害を出した【ロキ・ファミリア】。
その執務室で、古参幹部たちは積み上がった書類仕事に忙殺されていた。
「団員に被害が出なかったのは幸いだったな……」
「とは言え、遠征前にあれほどのトラブルがあったんだ。こうなるのも仕方がない、か」
テキパキと書類を片付けながら雑談する。
フィンはそれが二人の気遣いに思えた。
(やれやれ……好調続きで油断したか)
今回の失敗の原因は何だったかと聞かれれば、間違いなくそこに行きつくだろう。
(癪だが認めるしかないな……ヴァレッタの立ち回りが上手かった)
脅威を感じていた筈だ。
なのに気が付けば心に隙が出来ていた。
否、あの女がそうなるように誘導し、自分たちはそれにまんまと乗せられたのだ。
(人的被害こそ出なかったが……大局的に見ればあの混戦は負けよりの引き分けだ)
あの戦いでこちらが失ったものは多い。
ベートやティオナの武器もそうだが、何よりも派閥間の繋がり。
【フレイヤ・ファミリア】は勿論だが、【ガネーシャ・ファミリア】とも今後はギクシャクとした関係が続くだろう。向こうからすればとっとと知らせろと言う話だ。
それに対して、
どころか、連敗続きだった中、フィンの顔に泥を付けて見せたのだ。
これをうまく使えば、下がり続けていた
「……欲張り過ぎはよくないな、本当に」
「死人は出なかったのだ、勉強になったと切り替えていけ」
「聞けば聞くほどややこしい戦場だったようだからのう、よく乗り切れたもんじゃ。新手のマジックアイテムもあったのだろう?」
「そうだね……そうしよう」
紅茶に口を付け、あの戦場を振り返る。
(あの場に確かにいた勢力は僕たち以外には、【フレイヤ・ファミリア】、【ガネーシャ・ファミリア】、【ヘスティア・ファミリア】、
こちら側の援護を行ったものが二組。
(
あの戦いでこちら側の得られたものを強いてあげるならばそれか。
あんな存在が身近になると分かれば、ヴァレッタがとる行動も予想できる。
(あとはこちら側に援護をくれた二勢力。これも積極的援護と消極的援護に分かれているが……あの魔法を放った消極的援護を行う勢力の目的が見えない)
レフィーヤが無事だったことは素直にありがたいが、なぜここまで息を潜めていた存在が、あのタイミングで存在を気取らせたのか。
フィンもあれこれ考えるが、今一ピンと来る答えが出ない。
(……或いは、あれは組織としての意志ではなく、私人としての意志か?)
聡明な勇者であっても見通せない謎の勢力。
これで盤上をコントロールしていた気になっていたとは、まだまだ自分も若いと、フィンは静かに自嘲した。
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マジックアイテムの効力により、この場所は地下水路でありながら清浄な空気だ。
そう感じさせないのは、日の光が届かない闇のせいだろう。
(私は、何を……ッ)
フィルヴィスは激しい後悔に見舞われていた。
何故か。決まっている。
エニュオの命を遂行できなかったからだ。
ベル・クラネルの命を刈り取る漆黒の雷は、彼の身を脅かすことは無かった。
彼自身は自分が暗殺されかけていたという自覚もないだろう。
その原因はただ一つ。レフィーヤという少女の存在。
(あの時、レフィーヤさえいなければっ、私はエインでいられたのに!)
フィルヴィスは弱いエルフだ。
だからこそエニュオに縋った。
その愛だけが彼女を肯定するすべてだったから。その筈だったのだ。
あの少女さえ現れなければ。
フィルヴィス・シャリアと言う少女の本質は善だ。
それはまだその身が穢れを知らなかった頃、何の疑いもなく正義のために戦えたかつての姿が証明している。
そんな彼女が悪の手先として働くことは酷く苦痛を強いられる。
だからこその
残酷な使徒であれとフィルヴィス自身が望んだ、もう一人のフィルヴィス・シャリア。
彼女に悪行・穢れを引き受けさせることで彼女は自分を辛うじて安定させていた。
(なのにっ! なのになのになのになのにッッ!)
役割を全うできなかった。
もしもこれが実力不足によるものならばここまでおかしくはならなかっただろう。
散々に取り乱しつつも、エニュオの愛を手に入れるため、もう一度任務の遂行に動けたはずだ。
だが、そうではなかった。
本来の力が出せずとも、レベル2のベル・クラネル等格下。しくじることなど有り得ない。
なのに、彼が今だ息しているのはフィルヴィス自身の選択の結果。
彼女はエニュオの命より、レフィーヤの命を優先してしまったのだ。
(なんで、なんでよりにもよって
その選択を行ったのがフィルヴィスならばまだよかった。
それを蔑み、お前は戻ってこれないのだと糾弾してくれるエインがいたから。
フィルヴィスは夢から醒めなくてよかった。
だが、その選択をしたのはフィルヴィスではなく、エニュオの忠実な僕であるべきエイン。
果たすべき役割を放棄した代償は
弱さを抱えるフィルヴィスがそんな状態で狂気の中に居続けること等できず、夢から醒めてしまった彼女は犯し続けた罪に直面する。
ガリガリと爪を顔に突き立て何度も掻いた。
そうでもしなければ、自分が分からなくなりそうだった。
『でしたら暫くはこの部屋で落ち合うのはいかがでしょう? そちらのレフィーヤ様はホームに戻らなければいけないようですし、ここを約束の場にしていただければ』
「……」
ふと、
呆然と虚空を眺め続けたフィルヴィスは、言葉もなく立ち上がり、よろよろと歩みだす。
頼りない足取りは、唯一目指せる目的地に縋っているようだった。
そして、その場所には誰もいなくなる。ただ、水滴の落ちる音だけが透明な響きを紡いだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
一切の光が届かない暗部。
そこで彼らは円卓をぐるりと囲んだ。
「結局、上級冒険者の首は獲れなかったか」
「だがこの戦いで奴らは少なくない損害を被った!」
「これはもう我々の勝利だったと言っても過言ではあるまい!」
「さすがはヴァレッタ様。勇者など及びもしない慧眼よ」
白装束の
「約束された破滅の時は近い!」
「忌々しいオラリオの愚衆どもめっ、目にもの見せてくれるわ!」
うおおおおおおっ!、と騒ぎ立てる彼らは
頭蓋でできた盃に、血のように赤い葡萄酒を満たし、勝利の味に酔う。
そんな彼らをヴァレッタは冷ややかに見ていた。
「あの勇者を這いつくばらせたマジックアイテムもある! これで我らの勝利はまた盤石に……」
「ンな訳ねぇだろォがよ」
浮かれた様子で騒ぎ立てた部下たちに冷ややかな言葉を浴びせかける。
不機嫌だった。ヴァレッタは途轍もなく不機嫌だった。
「いいか? あのマジックアイテムについて
辺りを見渡すヴァレッタはそう言うが、何人かはピンと言っていない様子であり、舌打ち一つした後に言葉を続けた。
「【顔無し】が何を考えているかは知らねぇが……
「……つまり、今後あのマジックアイテムを持つ勢力と衝突する可能性が?」
「あるに決まってんだろォが。一番嫌いな奴らがロキやフレイヤってだけで、アタシらは仲良し連盟じゃねぇ」
そうなった時。尋常ではないマジックアイテムを持つであろうあの男に対抗できるか分からない。
未知と言うのはそれほどまでに危険なのだ。
(こうなるとあの餓鬼の重要性が高まるな……)
勘だが、双方のマジックアイテムは本質的に同じものだ。
対抗手段としてはこれ以上ないだろう。
(何としても確保してェが……)
あの忌々しい冒険を乗り越えている少年は一筋縄ではないかない。
かと言って本腰を入れようにも、せっかくフィンから奪ったアドバンテージをここで使うべきかとも悩む。
【顔無し】の出方次第。
そう結論付けたヴァレッタは、思うようにいかない現状に、円卓を蹴り上げた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
さて、今回の戦いで最も損害を受けたのはやはりと言うべきか、ベル・クラネルだった。
【青の薬舗】でお高い治療道具をたんまりと購入させられたベルの財布はすっからかんだ。
本来ならば、この運の無さに嘆くべきなのだろうが、目の前に自分以上に取り乱している人間を見ていると、かえって自分は冷静になるものだという言葉は本当だったようだ。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ‼ 俺の武具があああああああああああっっ‼」
「ヴェ、ヴェルフ落ち着いて!?」
「暴れないでください~っ」
血の涙を流さんばかりに絶叫しているのは専属鍛冶師のヴェルフだ。
いやあ、すごいたたかいだったなー、と呑気に話していたのも束の間。
彼はある事実に気が付いてしまった。
まさかの装備全壊。
しかもここ暫くの間、不眠不休で作り上げた力作たちがである。
ヴェルフは壊れた。
「許せねぇ‼ ちょっと【
「ダメェ!? 殺されちゃうって!?」
「あと神フレイヤにもケジメ付けさせてやる!」
「フレイヤ信者一斉に敵に回しますよ!?」
「知ってて放置していた【ロキ・ファミリア】も引っ搔き回した
「いくつの勢力に喧嘩売る気!?」
【フレイヤ・ファミリア】のホームに乗り込もうとするレベル1をベルとリリは必死に押しとどめていた。
「HA☆NA☆SE」
「一旦落ち着こう!? なんか口調が変だからっ‼」
「正直気持ちは分かりますけどっ! 行ったらヴェルフ様だけでなく、リリたちもまとめて人生終了なのでこらえてください!?」
完全に我を忘れている。
実際彼には怒る権利はあるが。
「やばいやばいやばい‼ 僕本調子じゃないから止められないかも!?」
「リリなんて【力】Iの糞雑魚サポーターですよ!?」
しかし世の中には涙を呑んで我慢することも必要……と思っていた二人に構わずフルスロットルなヴェルフ。
本当にレベル1なのかと疑ってしまうほどの馬鹿力での突撃で突き進む。
「Aaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!」
「お願い正気に戻って!?」
「このバーサーカーなんとかしてください!?」
住民たちはそんな三人を遠目で眺めるだけ。
誰もヤベー奴には近づきたくないから仕方ない。
「■■■■■■■■■■■■■■■‼‼!?‼‼?!?」
「とうとう人の言葉を!?」
「もう楽にしてあげたほうがいいかもしれませんね」
様々な思惑が交錯した戦い。
そこに巻き込まれた青年は、いつか自分たちが強くなり、必ず見返してやることを心に誓った(ベルとリリは巻き込まれた)。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
13階層
様々な勢力が絡み合った混戦の場は、先日の騒がしさを忘れたように静まり返っている。
そこに男が一人現れた。
「……クフッ」
一見すれば何処にでもいる平凡な男。
街ですれ違えば、瞬く間にその存在を忘れてしまうだろう。
そんな男がわらう。
笑うのか、嗤うのか、それとも哂うのか。
自分でも分からなかったが。
「そうですか……あれがそうなのですね」
静かに、熱狂の混戦の跡地で不自然なほど静かに。
男は呟く。
「なるほど、確かに彼は■■■だ」
虫の羽音のように小さな声。
しかし、それは込められた感情に比例しない。
彼以外の何者かは気付いた。そこに込められる溶岩のような熱に。
「美しい物語、なのでしょう」
細目がちの表情から感情の動きは読み取れない。
一体、美しい物語と言う言葉に、彼は何を感じているのか。
知っている者は誰もいない。
「あぁ……だからこそ、なればこそ」
空を見上げた。
ダンジョンに空などないが、ありもしないそれに両手を伸ばす。
焦がれているのか、それとも掴み取ろうとしているのか。
「私は……」
その後に何と続けたのか、フェルズには分からない。
この距離ではそこまで聞き取れず、唇を読もうにも背を向けられている。
「……」
犯人は現場に戻る。
そう辺りを付け、
(あれが例の自動人形の主か?)
男はやがて歩き出す。
フェルズはその後を追おうとするが、男は尾行に気が付いていた……と言うよりは尾行を前提とした動きで迷宮内を歩き回った。
これ程までに用心深い相手なら、深入りは厳禁と撤退する。
成果としてはここまでで十分だろう。
そう判断したフェルズは地上へと帰還する。
新たな騒動の予感を覚えながら。
シャクティ(都市側のファミリア間の仲がギスギスしてる…)
オッタル(借金ヤバし。なのにアレンたちが凄い邪魔)
フィン(遠征前にトラブったせいで調整がががが)
エニュオ(唯一の手駒また家出した)
ヴァレッタ(あの顔無し何考えてんだ? 警戒しなきゃいけなくてなって自由に動けねェ)
ヴェルフ(あいつら絶許)
???(あぁ、本当にこの世界は……)
フェルズ(あの男が精霊の件に関わりがあればいいが……)
複雑になりまくっていた3巻でしたが、なんとか一段落しました。
次回から4巻に突入するわけですが、色々と禁じ手だらけの物語になりそうです。
ドラえもん出るから仕方ないですけど。