ベルがひみつ道具を使うのは多分間違ってる   作:逢奇流

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大いなる一撃 小さな一撃

 戦場において、領域(テリトリー)と言うものは重要な要素だ。

 自分たちの戦術に合った土地ならば、不測の事態というものは起こりにくく、逆に相手の戦術に合わない状況下に追い込めば、無双の軍であろうとも烏合の衆と化す。

 その意味では、まんまと【ガネーシャ・ファミリア】を自分たちの領域(テリトリー)に誘い込んだ闇派閥(イヴィルス)の前準備は周到だった。

 それこそ、戦う前から勝負を決していたと構成員たちは誰もが確信していた。

 

「と、止めろおおおおっ!? 調教師(テイマー)たちをやらせるなぁ!?」

 

 だが、そこから先はない。

 そもそも時代は量より質の時代。

 戦略を戦術で打ち破る英雄たちを生み出すための恩恵(ファルナ)だ。

 

 縦横無尽に槍を振るう第一級冒険者を前に、これ以上望みようがないほどの好条件によって戦っていた闇派閥(イヴィルス)は次々と吹き飛ばされていく。

 

「【象神の杖(アンクーシャ)】は呪詛(カース)で抑えるんじゃなかったのか!?」

「その呪術師(ヘクサー)が真っ先にやられたんだよ!」

(トラップ)だ! 人工迷宮(クノッソス)の防衛装置をもっと使って……げはぁっ!?」

 

 右往左往する狂信者たち。

 力尽くで戦況を盛り返したシャクティに及び腰になりながらも、なんとか食い止めようと立ちふさがる。

 

「【象神の杖(アンクーシャ)】さえ討てば良い! 自爆兵を使って奴の足を……」

「姐者だけにいい格好させられるか!」

「団長に続け‼」

「な……まだ第一級冒険者がくるのか!?」

 

 ロキとフレイヤの二大派閥と比べ、同じS等級派閥(ランクファミリア)の中では一歩及ばぬ印象がある都市の憲兵たちだが、彼らが二大派閥と同格とされているのにも理由はある。

 それは、所属する第一級冒険者の人数である。

 【ロキ・ファミリア】は7人、【フレイヤ・ファミリア】は9人、どちらも本来ならば有り得ないほどに第一級冒険者が存在しているが、【ガネーシャ・ファミリア】に所属する第一級冒険者は11人。レベル6こそいないものの、オラリオでも屈指の団員数を誇りつつ、質でも高い水準を実現しているのだ。

 

 弱者を甚振ることばかりで、冒険しない闇派閥(イヴィルス)では正に鎧袖一触。

 

「くっ、押し返せっ‼」

「む、無理です!? 同士たちが動くより先にやられていきます! 陣形を組もうにも一気に()()()()()!?」

「このままでは調教師(テイマー)たちにも攻撃が……!」

 

 圧倒的な差で戦力を削られる闇派閥(イヴィルス)が辛うじて戦闘になっているのは、彼らが使役する極彩色のモンスターたちによるものだ。

 第一級冒険者であっても簡単には倒せないモンスターたちを使役する調教師(テイマー)によって、瞬殺だけは免れている。

 

「何としてでも死守しろ‼ 奴らの狙いは調教師(テイマー)だ‼」

「時間が無い‼ 奴らの持つ鍵を手に入れるんだ‼」

 

 順調に見える【ガネーシャ・ファミリア】だが、決して余裕があるわけではない。

 寧ろ、時間が経つほどに追い詰められるのは自分たちだろうとシャクティは考えていた。

 如何に人より頑丈な第一級冒険者とは言え人間だ。疲れはするし、腹も減る。

 長期戦になれば、必ず限界が来てこの悪意の要塞に押しつぶされるだろう。

 

(そもそも罠があれで打ち止めとも限らん。このまま戦況が優位のまま長引けば、闇派閥(イヴィルス)もここを放棄するだろう。その時に、致命的な罠を置き土産にしていきかねない)

 

 例えば、この通路を崩壊させる罠。

 或いは大量の水で押し流すか。

 冒険者は強力で、罠もほとんど意味をなさないが、やりようなどいくらでも考えられるのだ。

 

(脱出手段を確保したら速やかに離脱しなくては、敵幹部の身柄は惜しいが、戦い続けても得る物があるとは思えん)

 

 ガネーシャが感じたという勘は気になるが、それに固執することは団長としてできない。

 ベル・クラネルの保護も行わなければならない以上、撤退するのは当然の選択だった。

 

「ぎゃああああああああっ!?」

「今度は何だ!?」

「……新手、ではないな」

 

 その時、人工迷宮(クノッソス)の壁が吹き飛んだ。

 超硬金属(アダマンタイト)でできた強固な守りは、散弾となって狂信者たちを襲う。

 

「な……稀少金属を破壊するだと!?」

 

 上層で取れる粗悪品ならいざ知らず、人工迷宮(クノッソス)に使われるのはダイダロスの系譜が始祖の悲願を果たすために血眼になってかき集めた上質な超硬金属(アダマンタイト)だ。

 それが飴細工のように粉砕される光景に指揮官の狂信者はあんぐりと口を開いた。

 

(魔法を使ったとは言え……いや、それでも有り得ん! そんなことが出来るとすれば、これをしたものは確実に第一級冒険者‼)

 

 憲兵と狂信者が固唾を飲んで見守っていると、立ち込めた煙を裂いて一人の人物が現れる。

 

「ひぃっ……!?」

「何でアイツが……?」

 

 それを見た瞬間、狂信者は絶望の声を。憲兵は困惑を漏らした。

 

「【猛者(おうじゃ)】……!」

「【ガネーシャ・ファミリア】……加勢する」

 

 何故ここにいるかは分からないが、敵対するつもりはないらしいとシャクティは感じ取った。

 オッタルは謀を好まない、ならばその意図はどうあれ、援軍には違いない。

 脇に抱え込んだ子供に関しては後で問い詰めなければならないが。

 

食人花(ヴィオラス)共、やれ! やれぇ!? あの男を殺せええええええっ!?」

 

 調教師(テイマー)の指示に従い、極彩色のモンスターたちがオッタルに殺到する。

 それに対し、オッタルは背負っていた大剣を解放する。

 

「……むんっ!」

 

 一撃。

 オッタルが一振りしただけ。それだけで、モンスターたちは消し飛んだ。

 比喩ではなく、文字通りに。

 

「「「「「……」」」」」

 

 戦場の熱気が冷める。

 まさに頂天。最強と謳われる冒険者の一撃は馬鹿馬鹿しいほどに豪快だった。

 

「あの、物理法則……」

 

 精々2M程度の鉄塊によって、数倍の大きさを誇るモンスターたちが弾け飛ぶという空前の体験を前に、【猛者(おうじゃ)】に抱えられた子供の声が迷宮に響いた。

 【ガネーシャ・ファミリア】と狂信者たちとの戦いは、【猛者(おうじゃ)】と言う乱入者によってあっさりと決着が付けられたのだった。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 何か、大きな音が木霊した気がして気怠げに顔を上げる。

 音は頭上から鳴っただろうか。と言っても今の自分は小さくなっているから当たり前だが。

 酷く、頭の動きが鈍い。見上げた虚空(そら)を暫く無感動に眺めた。

 今もずっと自分を見ているようなカメラのレンズは酷く違和感が……

 

(……不味い、集中力が切れてる……血が流れ過ぎて頭もボーッと……して……)

 

 寄り掛かってた壁にゴンゴンと後頭部をぶつける。

 それで何が変わるわけでもないけど。

 

呪詛装備(カースウェポン)のせいだ。早く何とかしないと……」

 

 傷が塞がらないとはこんなにも恐ろしいことだったのか。

 傷を止血することの大切さをエイナさんは語っていた気がするけど、それを初めて実感していた気がする。

 

(あ、エイナさん……エイナさんは勉強の時に何か、呪詛(カース)について言ってなかったかな……)

 

 呪詛(カース)は魔法とは違って、特殊なアイテムでもなければ防げない。それこそ、【耐異常】の発展アビリティであっても。

 もしも呪詛(カース)を躱すことが出来なくても、できることは2つある。

 1つは解呪。治療師(ヒーラー)の魔法や、専用のポーションで呪いは打ち消すことが出来るらしい。

 最も、解呪が出来るような治療師(ヒーラー)なんて早々いないし、解呪用ポーションなんて需要が無さすぎるから滅茶苦茶にお高いと聞くけれど。

 そして2つ目は呪術師(ヘクサー)を倒すことだ。呪詛(カース)の中には使用者を倒すことで解除されるものもあるのだという。ただし、全てがそうとは限らないし、倒した後も暫く効果が続く場合もある。

 だから、確実なのは呪術師(ヘクサー)自身に解除させること……

 

(あ、僕の呪詛(カース)は武器が原因だった)

 

 こんなことを失念するなんていよいよ頭が不味い。

 一度、深呼吸をする。

 

呪詛装備(カースウェポン)の対処はそう言えば聞かなかったな)

 

 そうそうあるものでは無い筈だから後回しにしていたのだ。

 その割に闇派閥(イヴィルス)はポンポン持ってくるけど。ひみつ道具とかで増やしているのだろうか。 

 

「治療する方法は無いし、僕にやれるのはこの方法だけ」

 

 呪詛(カース)の基を断つ。

 そうすれば、呪詛(カース)も消えてくれるかもしれない。

 

「【ガネーシャ・ファミリア】と一緒なら、ポーションや魔法でどうにかなったのかも知れないけど……」

 

 彼らとははぐれてしまった。()()()()()()()

 不幸を運ぶしあわせトランプの道化師(ジョーカー)のカードを懐から取り出す。

 どうやっても捨てることが出来ない悪夢のひみつ道具。これもある意味呪いだ。

 さっさと使い切ってしまいたいが、こんな時に限って穏やかだ。

 きっと自分にとって大切な時に、嘲笑うように不幸を呼ぶに違いない。

 

(多分、ヴィトーさんが使っているであろうもう1つのひみつ道具については分からないまま……ああっ、思考を逸らしちゃ駄目だ。ボーッとする頭が怠けようとする)

 

 こんなに自分の心が弱いとは。

 手足もどんどん重くなっていって、石のように動かない。動かしたくない。

 

(頭っ、動け‼)

 

 ぶんぶんと頭を振ってみるが、思考が明瞭(クリア)になった気がするのは一瞬のみ。

 今、この時も血が流れている以上、ここで立ち止まり続けることは出来ない。

 流れた血が多いだけ、ベル・クラネルの限界は迫るのだから。

 

(なんとか踏ん切りをつけないと……そうだ!)

 

 掠れる思考があることを思い出す。ひみつ道具だ。

 あまり戦闘で使えるひみつ道具ではなかったがために、今の今まで忘却していた。

 神様に見せていただいた【ステイタス】の写しを思い出しながら、そのひみつ道具を具現化する。

 

 

 言葉を発した後に、この掛け声で見つかるかもな、なんて思ってしまった。

 何せ自分は運が悪いのだから。

 無駄なことを考えつつ、その手に現れたひみつ道具を見つめる。

 

 それは石だ。

 何の変哲もない横長の石にダイヤルが4つ付いている。それだけ。

 思わず落胆の溜息を吐く。

 

「……意志じゃなくて石だったのか」

 

 ならば、効果も滅茶苦茶に硬い石なのだろうか。

 できれば意志を補強するひみつ道具が良かったのだが。

 取り敢えず、強さを調節するものであろうダイヤルは最大にしておく。

 

「結局、ひみつ道具頼りじゃダメか。うん、仕方ない。僕自身が、あの人を倒すんだ」

 

 ダイヤルをいじりながら、半ば自分に言い聞かせるように呟く。

 

「……足音が来た」

 

 やはり、ヴィトーさんには先ほどの声が聞こえていたらしい。

 真っ直ぐとこちらに向かって来ているけど……

 

(不味い、意識が遠のいてきた……)

 

 決断するのが一歩遅かったのだろうか。

 末端の痺れと共に、僕の意識は徐々に体から引き離されて……

 目の前が暗くなりかけた途端、頭に痛みが走る。

 

「……あたぁ!?」

 

 痛みで覚醒する意識。

 視界には強いイシが浮かんでいた。

 それがゴンゴンと僕の頭を叩く。

 

「な、なんで僕に攻撃を……? あ、ひょっとして」

 

 石と意志。

 強い意志を持たない者に制裁を加え、初志貫徹を強制するひみつ道具。

 それこそがこのひみつ道具の能力なのではないだろうか。

 

(また、絶妙に役に立たなさそうな能力……でも)

 

 今の僕には丁度いい。

 ヴィトーさんを倒す、と言う意志を忘れて眠りにつかないようにするのにもってこいだ。

 足音が近づき、よりはっきりと位置が分かった。誘惑を強いイシによって強引に振り払いながら、その体は何時でも飛び掛かれるように屈んだ姿勢のまま、散り散りになっていた集中力をかき集める。

 

(……よしっ!)

 

 息を潜めて待ち構えていた赤毛が視界に入った。

 最後の力を振り絞って飛び掛かる。

 もう油断して逃がしてはくれないだろう。体力的もそんな余裕はない。

 今の自分は切れかけの糸だ。気を張ってなければたちまち切れる糸。

 来るべきタイムリミットまでに倒せるかーー?

 

「ああああああああっ‼」

 

 神様の刃(ヘスティア・ナイフ)の一撃は甲高い音と共に防がれた。

 驚きはない。今更、動揺なんてしてやらない。

 

「おやおや……かくれんぼはもうお終いで? 怯える白兎のように、必死に恐怖を隠そうとする押し殺した呼吸は何時までも聞いていられたのですが」

「っ! ずっと、隠れている場所に気付いて……っ」

 

 ナイフを弾き、脇腹を抉ろうとする呪詛装備(カースウェポン)を身を捩って躱す。

 そのまま速攻魔法(ファイアボルト)を至近距離で放つ。

 最速の魔法はこの距離では必中。しかし、避けられ、肘打ちを浴びせられた。

 

「ぐ……っ!」

「ふふふっ、耐えますか! 覚悟を決めた今、これなら耐えられますか!」

 

 ヴィトーさんの哄笑を無視する。

 有り得ないものを見せられた。しかし、驚きはやはりない。

 しあわせトランプの罠では説明がつかない現象はこれが初めてではないのだから。

 

(やっぱり、この人のひみつ道具が使われている限りは『絶対に勝てない』! そう言う効果なんだ!)

 

 先日に戦ったイルタが導き出した結論にベルも辿り着く。

 絶望的戦い。分かってる、そんなこと。

 この推測が頭をよぎった瞬間から。

 

「それ、でもっ‼」

 

 崩れ落ちるのをこらえて、強引に視線を男に固定する。

 ベルは加速した。

 渾身を出し続けて、ここを最後の攻防と定める。

 無数の斬撃。まるで届かないそれらに歯噛みしながら、ベルは思考も加速させる。

 

(今までは逆転の策を出そうとしても不運が邪魔をした! その度にしあわせトランプは恐ろしいと思った。でも‼)

 

 ひみつ道具は万能じゃない。

 誰よりもひみつ道具を使ってきたから、ベルにはそれが分かる。

 しあわせトランプによると思われる不運を思い返すと、それは一つの共通項を浮かび上がらせた。

 道化師(ジョーカー)による不幸は、起こり得るものでしかないという事を。

 

 今のベルは信じられないほどに不幸。

 しかし、起きていることはありふれた不幸ばかり。

 ひみつ道具らしい出鱈目な現象は起きていない。

 それはつまり、あのひみつ道具はあくまでも現実的過程の下で結果を導き出しているということ。

 100%成功する策ならば、干渉の余地はないのだ。

 

(僕にはそんな作戦は思いつかない。けれど、100%信頼して良い物なら知っている)

 

 思い返せば、度重なる不幸の中で彼らだけは裏切らなかった。

 ヴェルフが整備した武具たちだけは。

 当然だ。万が一を起こさないために、専属鍛冶師は細心の注意を払って整備しているのだ。

 不幸など、起こる余地が無い。

 

 つまり、ベル・クラネルの命運を託せるのは自分の持つ武器なのだ。

 

(……っ、今だ‼)

 

 何分経ったのか、それとも数秒だったのか。

 主観的には気が遠くなる時間の末に見つけた隙。

 そこに僕は賭ける。

 

 勢いよく、叩きつけるように納刀。

 ぶつかり合った刃と鞘の間は、仕込まれた魔石によって爆ぜた。

 

 納弾鞘(カッチバン)

 ヴェルフが作った僕のための鞘は神様の刃(ヘスティア・ナイフ)に刹那の破壊力を付与する。

 唸るように飛び出した刃は、眼前の敵……ではなく、その敵が持つ呪詛装備(カースウェポン)に向かって驀進する。

 

「ああああああああああっ‼」

「っ!?」

 

 渾身の一撃が呪いの基を砕く。

 目を見開くヴィトーさんに追撃を変えようとするも、予定調和の敗北。

 気づけば僕は吹き飛ばされていた。地面を転がされる。

 それでも、届いた。

 

 立ち上がった僕は急いで回復薬(ポーション)を傷に振りかける。

 

「治った……呪詛(カース)が解けた!」

 

 最大の懸念事項であった不治の傷。

 これを克服できたことは大きい。これでまだ僕は戦える。

 

「……これは驚きました。私の武器を破壊するとは。しかし、一度流れた血は回復薬(ポーション)では戻りません。じり貧なことに変わりはありませんが?」

「そうだとしても諦めることはしません。貴方が絶対に勝てるひみつ道具を使っていたとしても、僕には、これしかできないから」

 

 絶望的なことには変わらず。

 しかし、眼差しは真っ直ぐとヴィトーさんから離さない。

 抗い続けてやる。このイシが鼓舞し続けてくれる限り。




 強いイシのダイヤルは威力ではなく持続時間ですが、ベルの使うひみつ道具は0時になったら消滅するので、一年中強いイシに追いかけ回されると言うことはありません。

神会開催! ベルの二つ名!

  • 秘奥の少年《ワンダー・ルーキー》
  • 千の小道具《サウザンド・ガジェット》
  • 狂乱野兎《フレイジー・ヘイヤ》
  • 魅成年《ネバー・ボーイ》
  • 不思議玩具箱《ワンダーボックス》
  • 超耳兎《エスパル》
  • 奇妙な兎兄《ストレンジ・ラビッツ》
  • 開封兎《エルピス》
  • 幼女好兎《ロリコン・アナウサギ》

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