ベルがひみつ道具を使うのは多分間違ってる   作:逢奇流

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赤髪の調教師

 痛いほどの静寂が暗闇に広がる。

 突如現れた赤い髪の女。

 彼女が冒険者たちの援軍だと思う者はいない。

 

 ベルに向けられた殺気はとても味方に出していいものではないのだから。

 

「マジックアイテムは直接触れずとも効果を発揮するわけか……面倒な」

 

 壁にめり込むほどの勢いで叩き付けられたにも関わらず平然と話す女。

 面倒、という言葉は本心からのものなのだろう。

 反応できたのは偶然。もう二度と防げない。

 

「ああ、これだから冒険者の相手は嫌なんだ。有象無象でも妙な牙を隠している。エニュオも迷惑な指示をよこしたものだ」

「べらべら話しているところ悪いが貴様は何者だ?」

 

 女が現れてから置物のように動きを止めた(ヴィオラス)を警戒しつつも探りを入れるガレス。その表情は険しい。

 誰も女の出現に気が付くことができなかった。

 世界最悪の魔境たるダンジョン。その最前線で戦う【ロキ・ファミリア】の幹部及び幹部候補生の3人の誰もが、である。警戒しないわけがない。

 

「どうでもいい。私の素性など、これから始まる殺し合いに何の意味がある?」

「あるとも。貴様の口ぶりからして背後にいる黒幕に心当たりがあるようだ。……ひっ捕らえた後、フィンが貴様に関係する組織を洗いざらい調べる手間が省ける」

「……随分な自信だな」

 

 ガレスの挑発に言葉の上では応じているが、表情はあくまでも無反応だ。

 まるで死体が動いているようだ、などと不気味なものをガレスは感じ取る。

 

「はっ、随分な自信はテメェだろ。真っ先に雑魚に飛びついておいて、その雑魚にいいようにされた間抜けが、俺たちを殺せる気でいるのかよ。……冗談はその存在だけにすんだな」

 

 ベートも目の前の女からただならぬものを感じていたが、闘志を滾らせて挑発した。

 しかし、女はその言葉に取り合わずにベルから視線を外さない。

 

「そうやって私を激昂させて足手纏い(レベル1)から目を逸らすのが狙いか?」

 

 女は冷静に状況を理解していた。

 恩恵持ちが五人、神が二人。恩恵持ちの内、二人は昇華(ランクアップ)を果たしていない。

 力の格差がある、明らかにバランスの悪いパーティー。おまけにランクアップを果たしていない二人は上級冒険者と碌に連携を取っていない。

 そのことから、この場において標的である【ロキ・ファミリア】以外にも巻き込まれてしまったファミリアがいることを理解してしまったのだ。

 

「生憎だが、まずはお前からだ」

 

 妙なマジックアイテムを持ち、自身の初撃(ファーストアタック)を阻んだ不確定要素。

 放置すれば戦いをかき乱されることを予想するのは難しくない。

 ならば、とっとと始末しておくに限る。

 

 何より、近くには【ロキ・ファミリア】の主神と思しき神がいる。

 黒髪か赤髪かは分からないが、どちらも捕まえてしまえばいい。

 主神を失った【ファミリア】ほど脆いものはない。どんなに屈強な冒険者も恩恵(ファルナ)がなければただの人だ。簡単に【ロキ・ファミリア】は滅ぶだろう。

 

 上級冒険者ならばともかく、レベル1では地力は決して強くない。

 力押しで十分に片が付く。

 

「させると……」

「させてもらう。やれ、モンスターども!」

 

 ガレスとベートが女の前に立ちふさがろうとするが、それより早く女は号令をかけた。

 途端に彫像のように固まっていたモンスターたちが活性化する。

 

「オオオオオオオオオッ‼」

 

 雄たけびと共に襲い掛かる(ヴィオラス)

 そして、再び闇から這い寄る芋虫(ヴィルガ)

 視界を覆うような巨躯と悍ましい害虫の群れに邪魔されて、第一級冒険者たちはベルの救援ができない。

 

「ちっ、また調教師(テイマー)か鬱陶しい‼」

(このままだと何もできずに負ける……っ)

 

 ベルの脳裏に様々な選択肢がよぎる。

 戦う──論外。ベル・クラネルは赤髪の女の挙動に反応もできずに殺される。

 逃走──足の速さで勝てるはずもない。なにより前方も後方もモンスターだらけ。不可能だ。

 時間稼ぎ──遅滞戦闘は困難。そもそも戦闘にならない。

 ……ならば戦闘以外の方法ならば……?

 

(リリが今バックパックに入れているひみつ道具が欲しい……一瞬でいい。隙ができればっ)

「妙なことをする前に終わらせる」

 

 知恵熱が出そうなほどに頭を回転させるベルだが、当然、神がかり的アイディアなど簡単に浮かんでくるはずがない。そして、ベルが良案を思いつくのを相手が黙ってみている道理もない。女は素手で壁を砕くと石の破片をその手に握った。

 

「そのマジックアイテム。跳ね返すには振らなければならんようだな」

「!」

 

 女の言葉を聞いたベルは、女が次に何をする気かを理解し青ざめる。

 女の作戦は単純だ。

 石を投げる。ただし、連続で。

 余りにも原始的なこの作戦こそ、ひらりマントの弱点だった。

 

 一つ目の石をひらりマントで跳ね返したとする。

 すると、その時点でひらりマントを持つ位置とは反対方向から、女が死角に移動して攻撃するなり、モンスターに攻撃を指示するなりしてしまえばいい。

 レベル1ではこの切り替えに致命的なロスが生じる。

 その僅かな隙でベルは殺せるのだ。

 

(ひらりマントは僕の身体全体を覆えるわけじゃない。どこかに必ず守り切れない箇所が出てくる。相手はそこを突こうとしている……!)

 

 相手の切り替えの早さが恐ろしい。

 触れてもいないのに吹き飛ばされる、などと言う異様な体験をしておきながら、まるで動揺せずに淡々とひみつ道具を分析して弱点を見破ってきた。

 

(不味い、何か、時間を稼げる何かはないのか!?)

 

 ひらりマントを構えるベルの呼吸が荒くなる。

 ダメだ、もう女は投石しようとして……

 

「まあ、待ちぃや」

 

 緊迫した空気に似合わない、気の抜けた声がベルの背後からかけられる。

 声の主はロキ。

 まるで喫茶店で親しい友人に話しかけるような声色。

 戦場と言う非日常の中に現れた日常の空気に、つい意識が引っ張られる。

 

 振り向くとロキはぶんぶんと木の枝を振っていた。

 

「……何をしている」

(ホントに何をしているんだろう……?)

 

 先ほどのレクリエーションで使っていた木の枝。

 あのまま地下水路に捨てるのはまなー違反?と言ってヘスティアが自身のバッグに入れていたはずのものだ。

 どうしてロキはそれを振っているのか。

 

「面倒なアイテム持つ少年を狙うのはいいけどなぁ……ちょっと考えなしやで?自分」

 

 貼り付けた笑顔で道化師は女を嘲笑う。

 人の感情を逆撫でするその表情に、女は微かに不快そうな声を出す。

 

「どういう意味だ?」

「いやいやいや、まさか自分、このドチビやそこの少年のファミリアがただ巻き込まれただけやと、本気で思っとるん?」

(本気で巻き込まれたんですけど)

 

 ベルは内心突っ込むが、女の様子がおかしい。

 苦虫を噛んだかのような表情でロキを睨みつけている。

 

「もしかしてや~け~ど~?知らんかったん?ウチとドチビんとこのファミリアは同盟結んでるんやで?」

「……そういうことか」

(どういうことですか?)

 

 女は何やら納得しているが、全く話が見えてこない。

 リリは凄いジト目でロキを見ていた。

 ヘスティアはロキに何かを聞かされていたのか、苦々し気な表情だ。

 

「リリ、話分かる?」

「とりあえず黙っていたほうがいいですよ。あまり動揺もしないで平然としていてください」

 

 こそこそとベルはリリに確認を取ると、リリは短くそう言って黙ってしまう。

 クエスチョンマークを浮かべるベルだったが、リリの忠告通りロキと女のやり取りを見届けることにした。

 

「つーか知らないん?あの少年は前にもそこのレフィーヤたちと一緒に闇派閥(イヴィルス)撃退してるんやで?」

「何?」

「こーんな地下水路で?闇派閥(イヴィルス)を追っかけるウチらと合流したファミリアが?たまたま前に共闘経験があって?たまたまそん時のメンバーがパーティーにいて?たまたま闇派閥(イヴィルス)と戦うのに有効なアイテムを持っとった?……あほ抜かせ、どんな確率やねん」

(全部、たまたまなんだよなぁ)

 

 事情がすべて分かっているベルとしては白々しい限りのセリフだが、女にとってはそうではないらしい。

 投石の構えを解き、ロキの挙動に警戒を払う。

 

「今日、ウチらがここに来たんはアイテムを受け取るためや。この……なんやっけ?(小声)」

「ひみつ道具‼(小声)」

「そう‼ひみつ道具を受け取るためになぁ‼」

 

 バーン、と木の枝を突き出すロキ。

 しかしそれはひみつ道具ではない。ただの木の枝である。

 

「……そんなもので一体何が」

「見てくれはアテにできんで?少年のマントなんていかにも安物やろ?」

 

 しかし、それは当事者だから言えること。

 ひみつ道具について何も知らない女にとってみれば、ロキの一連のセリフは「まさか?」と考えざる得ない。無視できない言葉だ。

 彼女はガラクタとひみつ道具の見分けなどつかないのだから。

 

(普通に考えれば、【神秘】のアビリティも持てないレベル1が、どうやってこんなものを用意しているんだとか。同盟相手を地下水路に呼び出すとか何考えているんだとか。おかしい点はいくらでもあるんですけれどね)

 

 その違和感を感じさせないのはさすがは都市最強派閥の主神と言えなくもない。

 天界きってのトリックスターの名は伊達ではないという事か。

 

「さあ、問題や。このアイテムはどんな能力があると思う?」

「……」

 

 ただの木の枝が、言葉を弄するだけで怪物の足を止める武器になっている。

 凄まじいハッタリ。

 だが、所詮はハッタリだ。

 このまま膠着状態が続けばいつかはバレる。

 

(切り札があるんやろ?)

 

 ベルの挙動から、正確に彼の意図を見抜いたロキはベルに視線で合図を送る。

 隙を作るから用意して見せろと。

 

「答えはな…………………………ただの木の枝でした~ぷぷっ、こんな棒切れになにマジになっとるん?可愛ええ~」

「!」

 

 ロキのカミングアウトに一瞬、凄まじい殺気を放った女はすぐさまベルに飛び掛かろうとする。

 しかし、そんな彼女の前に一条の光の矢が突き刺さる。

 

「【アルクス・レイ】‼」

 

 レフィーヤの攻撃魔法だ。

 ロキの道化劇に隠れて、密かに詠唱を完成させていたレフィーヤの基本攻撃となる魔法【アルクス・レイ】。その能力は必中の光の矢。

 どんなに無理な体制でも、的確に相手を撃ちぬく妖精の一撃はこの地下水路で存分に効果を発揮する。

 目標である赤髪の調教師(テイマー)を狙う光の魔力は、分断しただけで阻めるものではない。

 

「小癪な……っ」

 

 それを素手で受け止める女。

 出鱈目な耐久力。それこそモンスター並の固さにレフィーヤの目が見開かれる。

 

(でも、隙は作れた!)

 

 魔法に対処する女は身動きが取れない。

 最後のひみつ道具を使うときは今だと、ベルはリリからひみつ道具を受け取る。

 

 それは弓矢だった。

 一見するとなんの変哲もない弓矢。

 しかし、これこそがこの状況を打開するための秘策。

 力いっぱい弓を引く。

 

「行っけえええ‼」

 

 放たれた矢の標的は女ではない。

 ガレスが相手にしている(ヴィオラス)だ。

 第一級冒険者の攻撃を受けてもピンピンしているモンスターに、下級冒険者の攻撃など通用するはずがない。

 矢はモンスターに深く刺さったが、その巨体になんの痛痒(つうよう)も与えていないのは明白だった。

 

「────────────」

 

 しかし、矢を受けた(ヴィオラス)は行動を停止する。

 今まで激しい戦闘を行っていた相手の急激な変化に、ガレスは怪訝な表情でモンスターを眺めた。

 (ヴィオラス)はそんなガレスを気にも留めず、ベルを凝視する。

 

「もう一体のヴィオラスと戦って‼」

「オオオオオオッ‼」

 

 ひみつ道具の効果が現れたと判断したベルは、(ヴィオラス)にそんな指示を出す。

 すると、(ヴィオラス)は敵であるベルの指示通りに、ベートと戦っているもう一体の(ヴィオラス)に襲い掛かった。

 

「‼!?」

「オオオオオオッ‼」

 

 同胞のまさかの裏切りに動揺するもう一体のヴィオラス。

 ベートも目を見開くが、すぐに切り替えて(ヴィオラス)を速攻で屠るべく、魔剣を装備するメタルブーツ【フロスヴィルト】に炎を充填した。

 

「焼けろ‼」

 

 緋色の曲線を描いたベートの蹴りは、轟音と共にモンスターを爆殺する。

 モンスターを焼き焦がした炎の熱を感じながら、ベルはさらに指示を出す。

 

「他のモンスターもお願い‼ただし、飛び散る溶解液を水に入れないように‼」

「オオオオオオッ‼」

 

 ベルの指示の下、(ヴィオラス)芋虫(ヴィルガ)を殲滅し始める。

 ひみつ道具ありとは言え、ベルでも倒せるモンスターに第一級冒険者を苦戦させる(ヴィオラス)が負けるはずがない。

 溶解液を水に入れないよう、確実に一体ずつ仕留めているために少し遅いが、最早この場のモンスターたちは冒険者の脅威足りえなくなっていた。

 すなわち、【ロキ・ファミリア】は赤髪の女に専念できるようになったと言うワケだ。

 

「……調教(テイム)とは違うモンスターの従え方か。本当に冒険者(お前たち)は厄介だ」

 

 ひみつ道具【キューピッドのや】。

 効果は矢の当たった相手の心を鷲掴みし、好意を持たれるというもの。

 魅了に近い効果を発揮するこのひみつ道具こそ、今回のベルの切り札だった。

 

 やはり初撃でお前を葬るべきだった。そう語る女の表情は変わらない。

 まるでこの襲撃が成功しようが失敗しようがどうでもいいかのようだ。

 何かの義務感で動かされているように、億劫そうな仕草で剣を構える。

 

「まだやる気か?形勢は逆転したぞ。何が貴様を戦いに駆り立てる」

「……さぁな」

 

 深層のモンスターのドロップアイテムをそのまま武器にしたような、飾り気のない長剣。

 鈍い光を放つそれの切っ先をガレスに向ける。

 次の瞬間、ガレスと女は激突していた。

 

 大気を引きちぎるかのような剣撃は、ガレスの鎧を容易く切り裂くだろう。

 しかし、第一級冒険者の強さとは数値で測れない『技』と『駆け引き』だ。

 ガレスは普段の豪快さからは想像できないような繊細な技で女の攻撃を受け流す。

 スルリと暖簾(のれん)を押したかのような手ごたえのなさに、女の目が見開かれる。

 

「くたばれ」

 

 その隙を見逃すベートではない。

 未だ炎を纏った蹴撃は狼の牙を幻視させる。

 咄嗟に長剣でガードする女だったが、あまりの衝撃にその足は地面から離れた。

 

「ぐっっ!?」

 

 しかし、驚異的な耐久(タフネス)で反撃を行おうとする彼女に光の矢が襲い掛かる。

 レフィーヤの魔法だ。

 自動追尾する魔法を回避するのは不可能。

 女はすぐさま光の矢を腕で叩き落した。

 

 だが、次に放たれた攻撃に僅かな間、思考を停止させる。

 魔法の次に跳んできたもの、それは芋虫(ヴィルガ)だった。

 極彩色が特徴的なモンスターが勢いよく飛んでくる現実味のない光景。それが女の思考を奪う。

 

(例のマジックアイテムか!)

 

 それがひらりマントの効果だと即座に気が付くが、遅い。

 反射的に長剣で迎撃してしまった女は、ドロリと溶かされる己の獲物を見て苛立ちを見せる。

 

「貴様っ」

「よそ見とは余裕だのう」

 

 ベルに怒りを向けようとする女だったが、彼女が今相手にしているのは都市最強の一人。

 迂闊な行動の代償はすぐに払うことになった。

 振りぬかれた剛腕が頬に突き刺さり、女は吹き飛ぶ。

 かつて、ガレオン船を一人で持ち上げたというその力は、ひらりマントで飛ばされた時以上の勢いで女を壁に叩きつけた。

 

「……」

「どうした、ジジイ」

「あやつ、人間か?高純度のアダマンタイトを殴ったかのような感触だ」

「‼」

「やはり第一級……レベル6あたりか」

 

 頬に殴打の跡を見せる女は、しかし、それだけのダメージしか見せずに再び立ち上がる。

 冒険者にとって未知が一番の脅威だ。

 凄腕の眷属では説明できない打たれ強さは正しく異常事態(イレギュラー)

 無警戒に追撃を始めれば、逆にカウンターを食らいかねない。

 

 再び、膠着する戦況。

 そこに仮面をつけた新たな人物が現れる。

 

「……レヴィス。時間切れだ」

「何の用だ。エニュオの狗」

「……ガネーシャが騒ぎに勘づいた。すぐにやってくる」

「……オラリオの憲兵とやらか」

 

 赤髪の女との会話内容から、仲はよろしくないようだがあちら側だと推測できる。

 どうやらこの戦いが【ガネーシャ・ファミリア】に気付かれたらしい。

 こんな地下の戦いが始まってすぐに気が付くとは、流石は都市の憲兵と言ったところか。

 

「……さっきから覗いていやがる宝石臭せぇフクロウはガネーシャかギルドの駒ってワケか」

「?」

 

 ベートは狼人(ウェアウルフ)特有の鼻の良さで何かに気が付いたらしいが、言葉の意味はベルには理解できなかった。今の戦いを誰かが観察していたのだろうか。

 

 そう考えていると、女……レヴィスは凄まじい速さでこの場を離脱する。

 

(え?に、逃げた!?)

「テメェ、逃がすか……」

「待て、追うなベート‼」

 

 【ロキ・ファミリア】一番の俊足であるベートが追跡しようとするが、それをガレスは止める。

 形勢逆転と言っても未だベルたちが危険なことに変わりはない。

 そのベルたちから向こうが離れてくれるのならば、無理に追う必要はないのだ。

 レヴィスに話しかけていた謎の仮面もいつの間にか姿を消している。

 この戦いはここまでだと。ガレスは冷静に判断した。

 

 冒険者たちと闇派閥(イヴィルス)の戦いは人知れず終わった。




 ロキの口調って難しい……
 関西弁があまり分からないのもそうなんですけど、ロキは公式設定でエセ関西弁だから独自色を持たせなきゃいけないんですよね。

ドラえもんはどの回に登場してほしいですか?

  • 3巻(VSミノタウロス)
  • 4巻(日常回)
  • 5巻(VS黒ゴライアス)

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