新世界記 エヴァンゲリオン parallel world Nexus   作:エセ悪魔

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やっと書けた・・・・


敗北、そして恐怖心 ラミエル戦part1

 

翌日、再び使徒が襲来した。

自分は学校から急いでネルフの車で本部まで向かって急いで着替えてエントリープラグで待機していた。

 

「(なんだか昨日の夢を見たからこれ持ってきたけどあの光線を打つ状態になるにはこれが必要なのかな?)」

 

手に持ってるのはあの赤と白の短剣だった。この前初戦闘時の時についてを詳しく聞かれた。その時はこの短剣はなかった。でも、あの夢ではこれを持った人達はこれで巨人に変身してた。

 

「(もしピンチになったらこれを引き抜こう。)」

 

『シンジくん、準備はいいかしら?』

 

「ッ!はい。でも、今回のアレって・・・」

 

『一先ず近接での攻撃、効かなかったたらとりあえず色々試してみて。』

 

ただ、今回の使徒は今までの使徒とは違う。

 

「いや・・・・・溶接とか出来ないのですか?」

 

「無理よ。」

 

理不尽の一言に尽きるリツコさん。

なんせ今回の使徒は正八面体の宝石みたいな飛行物体だ。ホー、ホーとまた聖歌隊のような声を上げながら水平に移動し続けてる。

 

「(あんなのどうやって近接で戦ったらいいんだ・・・・)」

 

「発進!!(ごめんねシンジくん!)」

 

「グッ?!(図ったなミサトさん!)」

 

有無を言わさずの発進だった。

そのまま高速へ地上に送り出される。軽く震動がくると視界はビルの密集地帯。

 

『目標内部に高エネルギー反応!!』

 

『なんですって?!』

 

『まさか!!』

 

『シンジくん避けて!!』

 

「え?──────」

 

使徒の姿がどこにいるかも分からず、ミサトさんの理不尽な言葉に困惑していると正面のビルの奥が少し光った気がした。

 

「(まさかっ?!)」

 

嫌なことが頭に過った時、肩の固定が取れて自由に動ける状態になり、初戦闘の時みたいに地面に倒れる。

 

 

 

ゴゥッ!!!!!!!!

 

物凄い破壊音が耳と腹に響いた。

頭上では光の何かが通ってるのが分かった。

 

『ナイスシンジくん!!ッ!!!次は左右どちらかに避け続けて!!』

 

ミサトさんからのアシストで急いで右へと方向にローリング。

そのまま立ち上がる。

 

ゴゥッ!!!!!!!!

ガガガッ!!!!

 

光は消えたが、先程倒れていた場所にも大穴が開いていた。さっきの光の攻撃に警戒して再びビル群へと隠れる。

 

「(なんで見えてないはずなのに位置がバレてるんだ?!)ミサトさん!ジャッカル!!」

 

『分かったわ!でも弾は一カートリッジ分だからね!』

 

「(専用弾丸ってそんなに時間かかるの?!)」

 

隣の穴からもう一本ビルが現れてそこからジャッカルとカスールが現れる。両方手に取る。

 

「(あの光線はまだこないよね?ならまずは・・・・)」

 

ドガンッ!!!ドガンッ!!!

 

二発打ち込む。

 

チュン!!チュン!!!

 

しかし使徒はATフィールドを出すまでもないと言わんばかりにその身だけで弾丸を撥ね返した。その水晶のような体には小さい傷一つも無い。

 

「(嘘だろ・・・・)」

 

あの使徒になんでも貫く槍となんでも守る盾両方を持ってるように思えた。

 

「(一体どうすれば・・・ッ!!)あの光を使えば!」

 

夢の中で見た戦闘が頭に流れる。

巨人はさっきみたいな光線をガードしてたはずだ。席の後ろへと置いていた短剣を手に取り、鞘と持ち手を両手でしっかりと握る。

 

「(お願い・・・力を貸してくれ・・・・)」

 

そしてあの人達のように一気に引き抜く。

短剣から光が溢れ、目の前のY字の赤い光が現れる。

 

『ッ!!初号機、可変します!』

 

赤い光が目の前から消えたが、恐らく可変は出来たのだろう。

 

「よしっ!いけた!!ミサトさん!今のシンクロ率は?!」

 

『この前みたいにオール9ではないけど70%!一応こっちも出来るだけ下げてみるわ!』

 

一先ずこの状態では全ての攻撃が命とりになるからシンクロ率を知っておくことは重要だ。とりあえずエヴァのダメージが前よりも伝わりやすくなってるぐらいだと考えた。

 

『再び使徒内部で高エネルギー反応!』

 

『ッ!シンジくんもう一回避けて!!』

    

と、可変を再び出来た喜びを素早く消し去り、急いで遮蔽物に隠れ直す。あの光で遮蔽物が完全に壊れそうな瞬間を狙って飛び出れことにする。

 

『くるっ!!』

 

奥の方が光ったのが見えた。

そして光がここまでやってきた。

メリメリ、ガリガリと音を立てずにまるで溶かすかのように光線が自分の目の前へとやってきた。

 

「(今ッ!!)」

 

銃を構えてビルから飛び出した。

しかし、

 

「ガッ?!?!」

 

光線は動きを合わせるように横へとずれてエヴァの胸部へと直撃した。

急いで回避行動をとるために空中へと飛んでなんとか射線からは回避出来たが、ダメージが相当デカかった。

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・」

 

『使徒、射線をエヴァに向けて変更!!』

 

「ッ!!!」

 

またあの光がくる。

あの戦闘をイメージする。

銃を地面に落とし、ガントレットにこの前とはまた違う光が宿る。それを確認して、両手を前に突き出す。すると光は手から離れ、空中で淡い赤色をした円状のバリアを作り出す。

 

「(ATフィールドで二層のバリアだッ!これなら耐えれるはず・・・)」

 

『来るわシンジくん!!!』

 

腕に精一杯力を込めて待ち構える。

そして横から光線がジワジワとやって来る。そしてバリアに途轍もないベクトルがのしかかった。

 

「グッ!!・・・グゥッ!!!」

 

それでも予想通りに止めることはでき─────

 

バリンッ!!!!

 

「(えっ?───────)」

 

何故かバリアを破り、光線がこちらにやって来る。しかしまだこちらにはATフィールドがあ──────

 

「ギッ?!?!」

 

ATフィールドに当たることなくしてエヴァへと直撃し、光線がエヴァを後ろへと吹き飛ばす。

 

「ギッ?!?!ァ”ァ”ァ”ァ”!!!

 

ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”

 

ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!」

 

自分の胸にまるで溶岩、溶接棒を擦りつけられているかのような痛みを感じた。背中に何回か衝撃が走った。ビルに埋まるような形でその衝撃が無くなる。だが、痛みはまだ続く。

 

 

「ガッ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”

 

ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!」

 

痛みのショックで死んでしまうとは正にこの事だった。意識が痛みの中朦朧となってくる。

 

(痛い・・・なのに・・・眠い・・・)

 

『シンジくん!!プラグはここからじゃ格好の的だわ・・・機体を強制回収。初号機のいるブロックの爆砕ボルトに点火して!』

 

そこから先のことを僕は覚えてない。

 

 

 

 

───────────────────────────

 

また、あの夕陽が射す電車の中だった。寝てる時も病院に居た時も、最近は意識を失ったらここに来るばかりだ。

 

『やぁ、デュナミスト。サプライズで見せた巨人に関しての夢はどうだったかな?』

 

サプライズって・・・でも君の言ってたことは分かったよ。この光と巨人のことが・・・なんとなくだけどね。

 

『そうかいそうかい!それは嬉しい限りだ!で、今日はどんな戦いだったんだ?』

 

使徒の光線にやられたよ・・・・

でもなんでATフィールドが発動しなかったんだ?

 

『それは光があるからさ。あの光は姿と中身を変えるんだよ。それに万能じゃ無いのさ。』

 

そう・・・なのか・・・

 

『君はあの君とはかけ離れてる。勇気と覚悟を持ってる。実にここからが面白いところだ・・・』

 

・・・・君は一体何を?

 

『それも追々分かる。だからまた行ってきな。勝利はもう確定しているんだから。ヒントとしてはたまには地球とナイスなガイに感謝しといた方がいいかもよ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして僕はまた病室の天井を見上げていた。

 

「・・・・・地球と・・・ナイスなガイ?」

 

「・・・何を言ってるの碇くん?」

 

「・・・・・なんでもない。」

 

 

 

なんだか普通に恥ずかしかった。




part2に続きます!! 

──────────────────────────

本来のシンジくんの心境

「恐怖心、僕の心に恐怖心・・・」

「急遽乗せられたエヴァンゲリオンのせいで・・・僕の体はボロボロだぁ!!」

「アンタに何が分かるんだぁ!!!」

「OMOウワァァァァァァァァ!!!(恐怖心)」



これからのシナリオ

  • 破のシナリオ
  • 本筋のシナリオ
  • ifのシナリオ
  • プロメテウスのシナリオ
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