新世界記 エヴァンゲリオン parallel world Nexus 作:エセ悪魔
もう気付いた人もいるかも知れませんがネクサスの凪隊員です。
一応ネクサスの組織も国家直属みたいなもんだったから問題ないかと思い詰めこみました。
「お前は不服なのか?」
「・・・・なんでそんなことを聞くの?」
「外にいる使徒を倒さなければ人類は同時に死ぬ。人類を守れる力、人類を救える力を与えてやってる。それが嬉しくないのか?」
「それでもだッ!!ならもっと早く呼べよ!!なんでこんな時なんかに!!」
「たまたまそうなっただけだ。それにお前、私に認められたいのだろ?今認めてやった、このエヴァに乗れるのがお前だけだと。」
ゲンドウは僕の心に気付きながらあえてこの返し方をしてきた。
「コノッ!!!・・・・」
拳を握りしめる。
今、ゲンドウが目の前にいたのなら飛びっきりの力でぶん殴っただろう。
「ッ!・・・・・・・・」
突如、巨大な震動があった。
「奴め・・・ここに気付いたか・・・」
『第一層、第八層装甲板損壊。』
「シンジくん、時間がないの。」
「リツコさん黙ってください。」
「シンジくん・・・・」
ただでさえ親と思っていた相手に一種の裏切り行為を受けた。
そうとなればこうもなろう。
『Aブロック各所にて火災発生。指定域内の全通路を緊急閉鎖。』
「・・・シンジくん・・・エヴァに・・・乗って・・・」
「ッ!!!ミサトさんまで─────」
ミサトさんの方を向く。ミサトさんはとても後ろめたそうに、悲しそうにしていた。
ただ、ここでふと気付いた。
(あぁそうか・・・ここを攻められたら人類が死ぬんだよね?だったら大は小を切り捨てること位は普通か・・・)
この大人達は怖いんだ。
死んでしまうことが。
誰だって死ぬのは怖い。
ただ純粋に死なないために
『狂ってる』んだ。
だが、
「・・・無理ですよ・・・出来るわけないよ!!何も知らない僕に一体何を求めてるんだよ!!!」
目の前にあるエヴァンゲリオンの顔面を殴りつける。
「こんな兵器のために!!
僕がここへ来たわけじゃ無い!!!」
息が荒くなる。
手がヌルッとしてとても痛い。
血でも出たんだろうか?
だがそんなに痛がるくらいでは無かった。
怒りからか感覚の何もかもが鈍く感じる。
「・・・はぁ・・・冬月。」
『なんだ碇。』
「レイを起こせ。」
『・・・いいのか?』
「死んでる訳じゃない。いいからやれ。」
『・・・・分かった。』
「レイ・・・」
『はい・・・』
「予備が使えなくなった。もう一度だ。」
『はい・・・』
ゲンドウは何か奥で会話をしていた。一体何をするつもりなんだ?
すると僕の現状を見かねたのかリツコさんが冷静に指示を出す。
「初号機のコアユニットをL00タイプに切り替えて再起動!」
「シンジくん、離れておいて。手、大丈夫?」
ミサトさんが心配そうにこちらを見る。
「大丈夫ですよミサトさん・・・」
すると違う扉が開き、突如自分と同じ位の少女が乗った担架が運ばれて来た。珍妙な格好をしてるが包帯でグルグル巻きになっていかにも重症人だと分かる。
丁度近くまで来ると運んできた人達は担架を置いてどっかに行った。
「クッ・・・・アゥッ!・・・」
とても苦しそうに担架から立ち上がろうとしていた。
突然の展開で自分は困惑していた。
(なんなんだよ・・・一体・・・あんたは・・・何をしたんだ?・・・)
また建物が揺れた。
それもさっきよりも強い。
「うわぁ!!」
「ウアァァアッ!!!」
自分とミサトさん達はバランスを取れずに倒れ、少女は担架から落とされ苦痛の声を上げた。
「ウッ・・・はぁッ・・・はぁッ・・・はぁッ・・・」
「ッ!!大丈夫ですか?!」
急いで駆け寄り少女の体を軽く持ち上げる。
「クッ!!アッ!アァァアッ!!!」
するとさっきよりも一層強く痛みに悶えている。
「ッ!!・・・」
怪我をしてない手に血が付いていた。よく見ると少女の包帯からは血がにじみ出ている。
「どうした、早く起き上がれ。そして初号機に乗る準備をしろ。」
「は、はい・・・・アゥッ!!」
「このッ!!!・・・・」
更にゲンドウへの怒りが沸いた。
こんな怪我までした子供さえも利用する。
誰よりも『狂っていて正常』だ。
だからタチが悪い。
なんとか止めようと思考する。
しかし何もかも無駄だと思った。
どう言ったって却下されるか無視されるか、
行動しようにもここはアイツの城だ。
地の利は完全にあっちにある。
(止めることが出来る手段・・・それはもうこれしかないんだ。)
エヴァンゲリオンを見据える。
目元には魂が宿ってないように暗い。そして何を考えてるか分からない。まるでゲンドウのようだ。
「あぁ・・・そうか・・・分かったよ・・・ミサトさんッ!」
奥の方にいるミサトさんの目を見据えて叫ぶ。
「エヴァンゲリオンに・・・乗る・・・乗ります!!」
これが大人のやり方なんだって理解した。こうやって交渉する時は必ず何かを見せつけて行動させる。
ゲンドウの口車に乗せられていることは分かってる。でも、この大怪我をしている子が痛みに悶えながら動くところなんて見てられない。
だったら、自分がこの口車に乗るしか無い。
「シンジくん・・・いいの?」
「・・・いいですよ。アイツの天狗の鼻を折ってやります。」
(これに乗って僕が驚異なんだと思わせてやる・・・)
もはやあの人をこれから、そして今から父と呼べる気がしなかった。
ついさっき自分の望みが全て消えた。だが、それと同時に僕は怒りを覚えた。
人の言うことだけに従って乗るんじゃない。
ただ、ゲンドウへ僕の憤怒をこの化け物に乗ることを通して伝えてやる。
(自分には惨めなことに力はない・・・ならせめてこれを僕のアドバンテージにしてやるッ!!)
「・・・あんたの掌で踊らされてやりますよ・・・父さん。」
ほんの強がりだ
そのまま『ゲンドウ』と呼び捨ててきっぱりと縁を切りたかった。
でも、ホントにそれでいいのかと何故か自分の心何かが止めて、それは言わなかった。
父だと認めたくなかったのに・・・・・・
「・・・ふん・・・出撃準備を急げ。」
ゲンドウは軽くニヤリと口を曲げていた。
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ミサトさんに教えられ、エヴァの上にある所まで来た。そこで何処からか包帯を取り出して怪我した手に巻いてくれた。
「これでよし。キツくないかしら?」
「はい、ありがとうございます。」
「・・・シンジくん・・・こんな結果になってごめんなさい。使徒が暴れてる時からこうなりそうなことは分かってたのに・・・」
「いいですよ。それに、これであの父さんの顔を気兼ねなく、快くぶん殴れそうなんで。」
「は、ははは・・・加減は程々にしておいてね・・・」
こうしてミサトさんと離れた。
『第三次冷却終了。』
エヴァンゲリオンの首の高さまであった水が抜けていき、全貌が見えた。
途中、エンジニアっぽい人に案内されて自分は頭に変な機械を付けられ、ロケットのような丸い機械の中にあるレバーがついてる椅子、俗に言うコックピットだろう。そこに座らされた。
コックピットを見渡してる合間に色々と作業工程のアナウンスが鳴り響く。
『フライホイール回転停止。』
『接続を解除。』
『補助電圧に異常無し。』
『停止信号プラグ、排出終了。』
『了解。エントリープラグ挿入。』
ほんの少しだけコックピットが揺れた気がした。
『脊髄伝導システムを開放。接続準備。』
『探査針、打ち込み完了。』『プラグ深度は20を維持。』
もう一度カクンと揺れて動きが止まる。
『精神汚染計測値は基準範囲内プラス0.2からマイナス0.5を維持。』
『インテリア固定終了。』
『了解、第一次コンタクト。』
リツコさんのアナウンスを合図に何かが抜けるよう、起動するような音が微かに聞こえた。
『エントリープラグ注水。』
「う、うわぁ!!な、なんですかこれ────ウッ!」
足下から錆びた赤色のような液体が入り首元までやって来る。
出来るだけ息を吸って口を閉じるとすぐに頭まで水が上がる。
しかしあまり空気を吸えなかったからすぐに息苦しくなって溺れてしまいそうだ。
『大丈夫。肺がLCLで満たされれば直接血液から酸素を取り入れてくれます。』
(説明になってない!!!)
『すぐに慣れるわ。』
無慈悲な一言だ。
「ガハッ!!」
息苦しくなり遂に飲み込んでしまった。
思わず目を瞑ったがあまり苦しみはなかった。
ただ水を肺に入るからどうしても気持ち悪い気分だ。
『主電源、接続完了。』
『了解、第二次コンタクトに入ります。』
『インターフェイスを接続。』
するとさっきのまで赤色だった視界が一気にクリアになる。
『A10神経接続、異常なし。』
『LCL電化状態は正常。』
綺麗な光が足下から真上まで飛んでいき、紅、虹、黒、と目まぐるしく変わっていき最後は青色になった瞬間、さっきまで自分がいた所を見下ろしていた。
『思考形態は日本語を基礎原則としてフィックス、初期コンタクト、全て問題なし。』
(これが・・・エヴァンゲリオンで見る世界・・・)
『コミュニケーション回線、開きます。リスト1405までオールクリア。シナプス計測、シンクロ率41.3%』
『プラグスーツの補助もなしに、すごいわね・・・』
『ハーモニクス、全て正常値。暴走、ありません。』
『いけるわ。』
『発進準備!!』
ミサトさんの号令であらゆる箇所が開いたり閉じたりしている。
『発進準備!!』
『第一ロックボルト外せ!解除確認。アンビリカルブリッジ移動開始。』
さっきまで自分が立っていた橋が奥へと消えていく。
『第二ロックボルト外せ!第一拘束具除去。同じく第二拘束具を除去。
第1番から15番までの安全装置を解除。解除確認。』
左右の壁もドンドン奥へと離れていく。
『現在初号機の状況はフリー。内部電源充電完了。外部電源接続異常なし。』
『了解。エヴァ初号機、射出口へ。』
そして自分も後ろに上がっていく。
周囲には僕を見届けるように眺めるエンジニアの人達がいた。
『各リニアレールの機動変異に問題なし。電磁誘導システムは正常に作動。現在初号機はK52を移動中。』
いよいよ発進間近な気がしてきた。
気を引き締めよう。
ゲンドウ、シンジくんによる「修正してやる!」ルート確定おめでとうございま~す!(私怨)
ザマァァァ!!!(私怨)
さぁいよいよ戦闘!!
皆さんお待ちかねな要素の一つが遂に!!!
乞うご期待!!!
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次回予告
数分後、作戦室は慌ただしかった。
「なっ?!シンクロ率が現在上昇中!ハーモニクスにも異常発生!!」
「不味い!すぐにエントリープラグを射出!!」
「ダメです!こちらの命令を聞きません!!!」
「これは暴走なの?・・・」
「え!嘘?!」
「どうしたの?!」
「シンクロ率・・・・999,9%・・・測定不能・・・カンストしてます・・・」
「カ、カンストって・・・・」
「まるで・・・エヴァと一心同体になったようね・・・でも、そんなことあり得るの?」
「ッ!!!初号機の各部部品が変質、変状しています!!!」
「なんですって?!」
「・・・これは・・・まさかっ!!」
「あの装甲・・・あの顔・・・」
「あれが・・・本当にエヴァなの?」
「碇、あれではまるで十二年前の・・・・」
「あぁ。あれは・・・next。
silver starだ。」
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ifのシナリオ
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プロメテウスのシナリオ