新世界記 エヴァンゲリオン parallel world Nexus 作:エセ悪魔
茜色の光が差す電車の中。
ガタンゴトンと、ただ震動の音しか響かない。
『初めましてだね。碇 シンジくん・・・いや、8人目のデュナミスト・・・いや、7.5人目の方が正しいかな?』
目の前には誰かがいた。
誰かは分からない。
ただ、何故かそれだけは気にならなかった。
デュナミスト?それはなんなんだろう?
『君はとても運のいい立ち位置にいる。
母なる者から生まれ、母なる者の魂が入った器の細胞を引き継ぎ、母なる者の模造品と器の魂を持っている。だから光は君に宿った。』
ノンビリとした口調で自分の知らないことばかりが語られる。
だが、ひとつだけ分かった。
光が宿ったのは・・・僕が望んだからじゃないんだ・・・
止まることなく信じ、望んだ。
使徒への戦いからの生還、そしてあの高みで見下していた父親へと自分が驚異なんだと思わせるため。
そのために必死で痛みに耐えて生きるために戦った。しかしあの光が宿ったのは自分の立ち位置が恵まれていたからだ。
『まぁこれはただの過程だ。実質、君の望みに答えて光は力を与えた。
君が求めたから手の中にいる。』
でもそれは結果論だ・・・
『まぁ、そうとも言えるね。でもこれはそういう力なんだ。ただ流浪し、覚悟と繋がりを糧して強くなり何処かへ飛んでいく気まぐれな光だ。』
覚悟と繋がり・・・僕には少ない物だな・・・
『いずれ、増えていくさ。ほら、今日は三人の人と繋がりを持ててアレに乗る覚悟をしたじゃないか。』
・・・これからも増えていくかな?
『それは君の道行き次第さ。さ、そろそろ戻りなよ。』
・・・・・戻る?
『君にはまだこの世界の住人なんだろ?それに僕はこの場を借りているだけなんだ。だから早くお開きにならないといけない。』
・・・・・また会えるかな?
『あぁ・・・また会う時までだ。光を受け継ぐ幼き者よ。』
ふと目を開いた。
自分が見ていたのは白く、広く、何も無い、天井。
「・・・知らない天井だ。」
しかし視界の端に見える機械や液体の入った袋が吊された道具を見てここは病室なんだと気付いた。今までの人生、こんな痛い思いもしてないから入院もしたことなければ病室なんて見たことなかった。
「・・・・・・・・」
ただベッドにいても暇だった。
蝉の鳴き声だけが聞こえる。
静かだった。
横にテレビも、本も、何も見当たらない。
少し建物内を彷徨いてみよう。
そう思って体を動かそうとした。
「ッツ・・・・」
少し力を入れて立ち上がろうとすると体の節々が痛かった。
「筋肉痛かぁ・・・・・」
昨日の緊張と戦いから来たものか、中々に痛い。
とりあえずゆっくり立ち上がり、ゆっくりと手摺へつかまり歩いていこう。
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シンジくんが本当のデュナミストではなさ・・・そうだ・・・
じゃあ一体どんな立場だ?
これからのシナリオ
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破のシナリオ
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本筋のシナリオ
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ifのシナリオ
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プロメテウスのシナリオ