新世界記 エヴァンゲリオン parallel world Nexus 作:エセ悪魔
今日はなんと驚異の三本目です!!
暇過ぎてエヴァ見ながら黙々と出来た
「ふぅ・・・・・・イタタッ」
やっと落ち着けるような場所に来た。と、言っても部屋を出てすぐの廊下だが。筋肉痛がこれほどとは考えて無かった・・・・
すると奥からガラガラと車輪の音が聞こえ、横に向くとベッドが後ろを通過してきた。
そのベッドに乗っていたのはあの少女だった。
「・・・・・・・・」
ただ何も言わず、人形のような真顔のまま運ばれていく。
(あんなに痛がってのが嘘みたいだ・・・・)
暫く他の所を回ったりしてると呼び出されら学校の制服が返された。
それに着替えると次は医者に検診を受けた。
そして無事に退院を言い渡された。
そこからはミサトさんが来るのを待っとくように言われたため、受付近くの広くズラッと並んだイスの一つに座っていた。
「・・・・・・・・」
自分の掌には変な形の短剣を持っていた。30cm位の大きさだ。この短剣は何故か服のポケットに入ってた。
色は純白と血管のようなラインが入っていて、あの巨人と同じYの字の赤い物が埋め込まれていた。
「なんだか・・・生きてるみたいだ・・・ッ」
横から足音がして振り向くとミサトさんがいた。
持っていた短剣をバレないようにスムーズにポケットにいれる。
「調子はどうシンジくん?」
陽気に話しかけられる。
「まぁまぁ・・・ですかね?」
「そう・・・・」
少し間をおくとミサトさんは真剣な顔をして頭を下げた。
「昨日はありがとう。貴方のおかげで助かったわ。」
「い、いえ、ただの私怨で動かしたんですから・・・そんな頭を下げないでくださいよ。」
「それでもよ。あ、そろそろ行かないとね。」
「何処にですか?」
「シンジくんのこれからについてを聞きに行くの。」
言われるがままミサトさんについて行き、エレベーターの前で待っていた。
「・・・・・・・・・」
チーン・・・
エレベーターから鈴が鳴り、扉が開く。
「ッ・・・・」
エレベーターの中にはあのゲンドウの姿がいた。いや、まだ父と呼んでいていいかもしれない。
父の本性が本当にクズなのかはこれからの行動次第で分かる。
父さんの顔は真顔。
何を考えているか分からない顔で、一言も喋らない。
ブチッ
昨日の怒りも思い出し、また軽くキレた。
(そういえばクズだったら殴ろうって思ってたな・・・)
丁度そのことを思い出した。
「・・・いいですよね?ミサトさん。」
「え?何が──────」
ミサトさんからの返答を聞かないでそのまま父の頬へと飛び殴りを喰らわす。
「ッグ・・・・・」
父さんはそれを避けずにそのままクリーンヒットした。殴られた勢いのままエレベーターの奥へと下がった。
「・・・この一発でガマンしとくよ・・・今までの分も。」
「・・・・それはありがたいな。」
殴られても尚平然としていた所が気に食わなかったが、エレベーターの扉が閉まり父さんの姿は視界から消える。
「は、ははは・・・ちゃ、ちゃんと加減はしてるわよね?」
「はい。勿論ですよ。」
青い顔で苦笑いするミサトさんにスッキリとした笑顔で答えると、より一層青い顔をしていた。
──────────────────────────
「一人で・・・ですか?!」
「そうだ。彼の個室はこの先の第6ブロックになる。問題なかろう?」
部長的な役職の人からそう宣告された。今僕達はジオフロントを真上から見下ろせる床が透明な場所。高所恐怖症なら確実に失神をしているような場所まで来た。
(まぁ、一人でいるのは慣れてるからいいかな。親戚の家も実質一人のようなもんだったし。)
「・・はい。」
「それていいの?!シンジくん・・・」
ミサトさんが不安そうに訪ねてくる。一応家事全般は出来るので生活には多分問題はないであろう。それに、
「いいんです、一人の方が・・・どこでも同じですから。」
ミサトさんはなんだか悲しい表情をした後、覚悟を決めた顔になった。
「私がシンジくんを引き取ります!!」
「・・・・え?」
「・・・・はぁ?何を言っているのだ葛城 一尉・・・」
今、ミサトさんから何か素っ頓狂な発言が聞こえたような気がした。
「だから私がシンジくんと一緒に暮らすと言ってるんです。本部とも近いし、私がいます。使徒襲来時の時にスムーズに動けるのでいいでしょう?」
「いや、まぁ・・・そうではあるが・・・君はどう思うのかね?」
すると部長みたいな人がこちらの方を見てくる。
「え、えっとその・・・・」
ミサトさんの方を見る。
それに気付いたのかニッコリと笑っていた。
「たまには一人じゃないのもいいんじゃない?」
これから一人で暮らそうと思ってたが、こう言われてしまっては流石に迷ってしまう。
(どうしよう・・・でも、たまには・・・いいかな。)
「・・・・僕は───────」
─────────────────────
あれから、僕はミサトさんに引き取られることにした。
部長っぽい人のいた場所から離れて、公衆電話が並んだ所まで来ると
「ちょっち待っててね!」
と、言って電話を始めた。
「・・・だぁから!シンジくんは、私ん所で引き取ることにしたから。上の許可も取ったし・・・心配しなくても子供に手ぇ出したりしないわよ───────」
『当たり前でしょ?!!!何言ってんの全く!!』
「「ワッ!?!」」
何かミサトさんから物騒な言葉が聞こえた途端、受話器から怒号が聞こえた。僕はミサトさんから2m位後ろにいるが、それでも聞こえてくるほどの大きさだった。
『もう、貴方って人はいっつも─────』
「相変わらず冗談の通じないやつ。」
全く悪びれずにそのまま受話器をストンと置いた。
(今の声・・・リツコさんだ。大変そうに・・・)
「さ、早く車に乗って帰ろう!!!」
(あぁ・・・リツコさん。本当に心中お察しします・・・)
僕は理解した。
この人はいつもこうなんだと。
ミサトの心境
「ミサトさん・・・いいですよね?」
「え?何────────」
シンジが目の前の指令をぶん殴った。
(・・・・エェェェェェェェェェエ?!?!なんで?!なんでシンジくんが碇指令を───ってあれかぁぁぁ!!!)
思い出した。目の前の少年が「これで気兼ねなくぶん殴る事が出来る。」と言ってたことを。
(なんか音凄かったよ?!それになんか後ろに飛んでるし?!)
「・・・この一発でガマンしとくよ・・・今までの分も。」
「・・・・それはありがたいな。」
そのままエレベーターは閉まる。
「は、ははは・・・ちゃ、ちゃんと加減はしてるわよね?」
恐る恐る聞いてみる。
「はい。勿論ですよ。」
今日一日、あのスッキリとした笑顔が忘れそうにない。
それともう一つ、シンジくんを本気で怒らせてはいけないと心に決めた。
これからのシナリオ
-
破のシナリオ
-
本筋のシナリオ
-
ifのシナリオ
-
プロメテウスのシナリオ