コロナにポジったぜ。 投稿者:変態糞土方 作:ぴぁおる
ポジったぜ。 投稿者:変態糞土方 (2020年 10月13日(金)1
『いつものおっさんが感染した これを見たら至急メール下さい』
朝起きると、兄ちゃんから連絡が来ていたぜ。
メールが来たのは昨日の10月12日、23時14分22秒。
急いで返信し、糞と小便と着替えを済ませ、おっさんがくれたマスクを付けて外出したぜ。
昨日も一昨日も深酒していないのに、今日も視界がぐるぐるしている。
思い通りに動かないわしの身体が、もどかしい。
「いつもの浮浪者のおっさんは何処や!?」
受付に案内され、息を切らしながら病棟へ向かう。
感染症病床や集中治療室はとっくに満杯で、患者は通常の病室のベッドに寝かされている。
しかし病床はそれでも足りない様子で、談話室や食堂にまで患者用のマットレスが敷かれている有様やった。
おっさんは個室で、苦しそうに寝ていたぜ。
ビニールカーテン越しに辛そうなおっさんを眺める、わし(53)と兄ちゃん(45)。
兄ちゃんによると、別におっさんが糞臭くて個室に移された訳ではないらしい。
曰く、ここには8人が隙間なく寝ていた。
曰く、その同室だった患者は、もう全員死んだ。
……やってられねぇぜ。
帰り際、サーモグラフィーによる検温に引っかかったぜ。
任意という名の強制検査をされ、簡易キットが結果を出してくるまで待たされたんや。
ついさっき、結果が出たぜ。
新型コロナ特措法によって、わしは強制入院させられた。
奇しくもおっさんと同じ部屋だったぜ。
酸素マスクを付けてもらうと、幾分か呼吸が楽になった。
おっさん、兄ちゃん。
これを乗り切ったら、三人でしこたま酒を飲んで、またちんぽ舐め合おうや。
題名無し 投稿者:変態糞土方 (2020年 10月16日(月)0
痰と挿管で喉の奥がずるずるして、気持ちが悪い。
兄ちゃんもおっさんの口に管を突っ込んで、人工呼吸器をつかって居る。
おっさんは限界が近づいているみたいで、自発呼吸がひくひくして来たんや。
しばらくしたら、おっさんは喘ぐように、ほんの僅かに口を動かした。
それからは、もうめちゃくちゃに兄ちゃんがおっさんを励まし、医者を呼び出し、わしは二回も男汁を出した。
ああ^~もう糞が出るう~~と言う間もなく、おっさんの部屋にどば~っと心電図モニターの音が流れ込んできた。
それと同時にわしも兄ちゃんも、思い切り声を出して泣いたんや。
ああ~~たまらねえぜ。
おっさん、今日は明日が休みだぜ。
こんな、変態親父とまた糞あそびしないか。
もう一度やりたいぜ。
おっさん、至急返事くれや。