速攻で攻略したいので攻撃力と機動力に特化したいと思います。《凍結》   作:Many56

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お気に入りがあっという間に30件超えた…処女作超えてるな…!
次は蒼き鋼with Silver Shinano(処女作)の次話投稿しようかな…


第2話 即攻略と強スキル有るのに参加できない…

 

 

俺がこのゲームを始めて一ヶ月が経った。

ほぼ全てのステータスをSTRとAGIに振り、異常に強いスキルのおかげもあって順調にレベルを上げていた。

 

「よし、レベル27か。だいぶ上がってきたな。昨日も【刀の心得Ⅶ】と【超加速】が手に入ったし。そういえば、もうすぐテストだったっけ?今日は店によって終わろうかな。お金だいぶ貯まったし」」

 

広場のところに戻ってくると大楯を持った初期装備のプレイヤーが目に止まった。

 

「ん、あの髪型にシルエット…何処かで見たような…」

 

そんなことを思っているともう一人見覚えのあるプレイヤーに会った。

 

「この前の、ええと…」

 

「ドレッドだ」

 

「スピリットです。この前はありがとうございました」

 

「別に礼を言うほどのことじゃねえよ。だいぶ良い装備手に入ったみたいだな。この前、イベントの情報が出たけど参加するのか?」

 

「モチロン…と言いたいところですが…」

 

「参加できそうにないのか?」

 

「ええ、まだ学生の身分なんですが、イベントの翌日がテストなんですよね。さすがに勉強を蔑ろにはできませんから」

 

「そうか…そいつは残念だ。おれは参加するぜ」

 

「はい、健闘を祈ります」

 

そう言って俺はドレッドさんと分かれた。

 

店には様々なスキルの巻物が置いてあった。

 

「うーむ、何か良さそうなスキルはないものか…」

 

しばらく色々な物を見ると二つほど面白そうなものがあった。

 

【ドラゴンブレイク】

〈龍の形をした衝撃波を飛ばす。MP消費10。ノックバック小。STR1.2倍〉

 

【フレアスラッシュ】

〈炎の斬撃を飛ばして攻撃する。MP消費5。STR+10〉

 

「今俺が持っている遠距離技は【土龍閃】くらい。しかもこれは地面にいる相手にしか当てられないからな。持っていて損は無い」

 

今日はこれを購入してログアウトした。

 

翌日

今日も少しだけプレイしてログアウト予定だ。

西の森を越えた山岳地帯を探索するのだ。

少し探すと人一人入るのがやっとの穴を発見した。

ちょうどその頃、一羽の鳥が穴に入っていくのが見えた。

 

「ちょっと中を見てみるか」

 

やっとのことで穴を抜けると広い場所に出た。

大量の雷鳥が埋め尽くしていた。

ざっと見て100はいるだろう。

 

(現実世界じゃ絶滅危惧種なのに…とんでもないな…)

 

雷鳥達は俺に気づくや否や電気攻撃を仕掛けてきた。

 

(雷鳥なだけに電気使えるってまんまだな!)

 

俺は電撃を跳び上がって避け、反撃に出た。

 

「ドラゴンブレイク!フレアスラッシュ!龍槌閃!土龍閃!」

 

だが、さすがに数が多くこのままだとジリ貧である。

 

「神風!」

 

スキルを使用し、倒すペースを一気に上げた。

そんな感じに倒していき、遂にラスト一羽になった。

 

「これでラスト!」

 

穴の中にいた雷鳥を全て倒した。

 

『スキル【電撃戦】を獲得しました』

 

【電撃戦】

〈3分間STRとAGIを1.5倍にする。また、全ての攻撃に麻痺の状態付与がされる。電気雷鳥を一定時間内に100体討伐が取得条件。一日7回まで。クールタイム1時間。MP消費20〉

 

 

「おお、すさまじいな。イベントですごく使えそうだが…参加出来ないんだよなー」

 

 

そんな感じでガッカリしながらログアウトした。

 

翌週

今日は第1回イベントの開催日…だがしかし、俺は参加できない。

勉強を優先しなければならないからだ。

 

「ああ…イベント参加したかったな…どうなっているだろうか?ドレッドさんはどうなったかな?」

 

そんなことを呟きながら俺はテストの準備を進めた。

 

同時刻

イベントでは事件が起きていた。

一人の大楯使いの少女プレイヤーがとんでもない戦いを見せていたのだ。

 

「おい、アレ…ヤバすぎるだろ…」

 

「もうあの調子で100人は倒してるよ…」

 

絶対的な防御力で他のプレイヤーの攻撃を防ぎ、毒をはじめとした状態異常のスリップダメージで次々と倒していき、3時間が経つ頃には2000人を超えていた。

 

『ガオー!終了ー!最終順位はこの通り。一位ペインさん、二位ドレッドさん、三位メイプルさんドラ!』

 

『ヤッタ!三位だー!』

 

『では、三位から順にインタビューをしていきまーす。メイプルさん、三位になりましたが、今回のイベントを振り返ってどうでした?』

 

『え、ええと…いっぱい耐えれていっぱい倒せて良かったと思いましゅっ』

 

『おめでとう!では、記念のメダルをどうぞ!』

 

『ど、どうもありがとうございましゅっ。また噛んじゃった、恥ずかしいよ〜』

 

 

以後、この大楯使いの少女『メイプル』を中心に波乱が起きることとなる。

 

 

 




今回主人公は大した活躍ありませんが、次回イベントは驚異の暴れ回りを見せる予定です。
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