速攻で攻略したいので攻撃力と機動力に特化したいと思います。《凍結》 作:Many56
いや、本当にドウシテコウナッタ⁇
まだ4話分しか投稿してないのにお気に入り登録が49件…!
有り難うございますなんだけど、こんなに一気に人気出るとは思って無かった…!
自分にとっては異常に人気が出たからこっち優先になってしまった。
「はぁ〜…昨日参加できなかったのが痛いなぁ」
第1回イベントから1日が過ぎた。
参加したいのは山々だったが、勉強優先のため不参加せざるを得なかった。
「よう、どうした?辛気臭い顔して」
話しかけてきたのはクラスメイト兼幼馴染の
「昨日、オンラインゲーム内でイベントがあったんだが、勉強優先で参加出来なかったんだよなぁ」
「それ、まさか『NewWorld Online』か?」
「そうだけど…」
「意外だな、お前アレやってんのか⁉︎俺もなんだよ!」
「え…マジか…!」
意外にも左介が『サノ』と言うネームでNWOをプレイしていることが分かり、帰宅後すぐにログインした。
「よ、遅かったな」
話しかけてきたのは白に背中に『悪』と書かれた服装に身を包んだ左介…もといサノだった。
「スピリットは見たか?前回イベントの結果」
「いや…」
サノは結果と映像を見せてくれた。
「お、ドレッドさん二位か!」
「それより問題は三位のメイプルってプレイヤー。コレ完全に…」
「え、これ…!
「ああ、衝撃だよな…!」
その後、近くの喫茶店に入るとお互いのキャラ設定などの紹介をすることになった。
「…へえ、刀ねえ。さすがは剣道部。ステータスはどうなってる?」
「ほとんどSTRとAGIに振ってる」
「極端だな!」
「まあ速攻で攻略を目指しているからな。そっちは?」
「HPとSTRメインに上げていて、武器は大斧を使ってる。コイツだな。まあ、見た目斧っぽくないが…」
サノの手には斧と言うよりデカくて短い刀に近い形の刃を持ったあまり見たことのない武器があった。
「『斬馬』って名前の武器だ。つっても、半分くらいこれ使わないで素手で戦っているけどな…」
「お前も大概だな!素手ってどういうことだよ⁉︎」
「【マーシャルアーツ】と【喧嘩屋】ってスキルがあってだな…」
「まさか素手だとSTRが上がるとか?」
「その通り!」
「マジか…さすが空手経験者…」
「まあな。ところで、今日どうする?」
「そうだな…南の方はあまり探索してないんだよな…」
「俺もだ。遠いからAGI低いから行く気が無くなるんだよな」
「じゃあ、この南の地底湖の辺りとかに行ってみないか?」
「うし、そこ行くか!」
出発したらすぐにAGIの差が出た。
実際周りの人より明らかに早く歩いていたからそうなるとはなんとなく思っていたが予想以上だった。
「速いな…!」
「AGIを上げれば問題ないだろ?」
「お前が上げ過ぎなんだよ!」
そんなやりとりをしながら俺たちは地底湖の方へ向かった。
道中、イノシシとか狼が襲ってきたがスキルで瞬殺していった。
因みに、サノは【トマホーク】というスキルで斧を投げ飛ばして攻撃し、素手になったところで徒手空拳や【拳弾】という遠距離攻撃技でモンスターをなぎ倒していった。
地底湖に着くと見知った人の声が聞こえた。
「あれ?もしかして緋村君に相楽君?」
「ちょっとメイプル、本名はダメでしょ」
「あ、ごめんサリー」
本条さんと白峯さんだった。
「そうだけど…俺はスピリット、コイツはサノって名前でやってる。それよりイベント三位入賞おめでとう」
「いやぁ、たまたま偶然だよ」
「たまたま偶然で2000人も蹴散らせねえよ!」
そうサノがツッコミを入れた。
「二人はどうしてここに?」
「メイプルが新しい盾が欲しいって言うから、その素材集めだね。そっちは?」
「探索だよ。俺たちはここら辺は来たこと無かったから」
そんな取り止めのない話しをした後、フレンド登録を行い俺達は二人と別れた。
「ギャー!」
地底湖のある洞窟の上の方へ登って行くと突然悲鳴が聞こえてきた。
気になってさらに登って行くと神社のような所に二体のモンスターがいた。
「なんつーか、風神雷神みたいだな」
「そうだな。サノ、風神の方を頼む」
「分かった。任せろ!」
風神雷神は巨大な竜巻を起こして攻撃してきた。
「
俺は飛龍を召喚し、攻撃を命じた。
飛龍は竜巻を起こしてすぐさま迎撃した。
「くらえ、トマホーク!からの、拳弾!」
「飛龍、火炎放射だ!」
俺たちは反撃したが、簡単に避けられた。
「コイツら滅茶苦茶速いな。スピリット、どうする?」
「接近戦に引きずりk…⁉︎」
接近しようとしたら風神が俺のことを強風を起こして吹き飛ばし、雷神が雷でサノを麻痺状態した。
「クッ!」
「すまねえ…」
「こうなったら…超加速!神風!電撃戦!」
俺は一瞬で風神雷神に肉薄した。
「双龍閃!ドラゴンブレイク!」
一気に二体を弾き飛ばした。
「飛龍、火炎放射!」
飛龍が畳みかけたところを俺は一気にトドメを刺しに行く。
「龍槌閃‼︎龍翔閃‼︎」
すると虚の冥界が発動して風神雷神は消滅した。
「たった一人でやっちまったな…俺の見せ場は無しかよ」
「ハハ、次に活躍すれば良いだろ。それに面白いスキルも手に入った」
【紫電一閃】
〈抜刀術。刀に紫の雷を宿らせ攻撃する。雷で刀の攻撃範囲(実質的な刀身の長さ)を5倍にする。3秒間STRとAGIを5倍にする。味方(パーティメンバーなど)に当たってもフレンドリーファイアにはならない。MP消費30。一日1回まで。獲得条件は雷神を刀の攻撃のみで討伐すること〉
【風神の加護】
〈『風』と言う言葉が入っている、または風系のスキルや技のMP消費量やクールタイムを半減させる。獲得条件は風神を一人の攻撃で討伐すること〉
【雷神の加護】
〈『雷』や『電』と言う言葉が入っている、または電気系のスキルや技のMP消費量やクールタイムを半減させる。獲得条件は雷神を一人の攻撃で討伐すること〉
【
〈広範囲攻撃技。多数の雷を落として攻撃する。直撃した者はステータスに関係なく(不屈の守護者などのスキルがあった場合耐えられる)確殺にし、直撃せずとも着弾地点から一定範囲内にいた者全員を麻痺状態にする。ボスモンスターの場合は確殺にはならず最大HPの1割を削るダメージを与える。味方(パーティメンバーなど)に当たってもフレンドリーファイアにはならない。MP消費30。クールタイム1時間。一日3回まで。獲得条件は風神雷神の内、一体を討伐した後、10秒以内にもう一体を討伐すること〉
【ターボチャージャー】
〈AGIの強化を行うスキルや技のMP消費量やクールタイムを半減させる。また、発動の際AGIをさらに30%上乗せする。獲得条件はAGIを強化するアクティブスキルを同時に3つ以上使用してモンスターを討伐すること〉
「うわぁ〜…コレはエグい。敵が可愛そうに思えてくる程だな…」
「完全に俺のために用意されたスキルと言っても過言じゃないくらいにピッタリだ。次回イベントが楽しみだ!」