ダーウィンズゲーム 堕天不死者   作:KEI (~ ̄³ ̄)~

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割と短いスパンで更新できてよかった!
長くなくてごめんなさい、
ではどうぞ!




Game#03

     

 

 

殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)の記憶]

 

 

 

 

 

「りょうたー。将来の夢ってある?」

 

「なんだよ。藪から棒に」

 

「だって、先日進路相談のプリント配られたじゃん!それにもうすぐ夏だよ!それでいろいろ心配になってねえー!だってりょうたバカだもん!!」

 

「────そういうお前はどうなんだ?」

 

「わたし〜?私は、子どもと関わりたいかなあ。保育士とか、小学校の先生とか!」

 

「それはまたどうして?」

 

「だって子どもはかわいいじゃん!男の子も女の子もやんちゃな子も物静かな子も!みんな私たちみたいに大人になる前はみんなかわいいよ」

 

 

「はあー!?どこが大人だ?オレ達はまだ中学生だぞ。しかもお前は背はそこそこ高いけど胸はそんn………」

 

 

 

「りょうたー。今何言おうとしたのかな〜〜───

 

 

 

 

 

 

 

 

懐かし記憶だった。

 

 

 

 "アイツ"が夏休み、地獄の勉強合宿を行ってくれたおかげて中2の夏から成績はグングン伸び、中3になると学力推薦を貰えるほどのは成績を手に入れることができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、その1年と数ヶ月後、二人して担任に「志望校合格間違いない」と太鼓判を押され世間一般の受験生のように圧迫感のある生活とは無縁な割と伸び伸びとした生活を送っていた12月。

 

 

 

 

 そのイベントで彼女は......

 

 

 

 

 

 

 

 

 オレが選択を間違えたせいで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           "死んだ"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── ─── ─── ─── ─── ─── ───

 

 

 

 

 

 

〈シブヤセントラルタワーホテル一階〉

 

 

 

 

 

 狙撃銃を構える【解析屋】の女の子と半身に植物を纏った大人、そして年が近いと思われる高校生が突然現れたオレに視線を向ける。

 

 

「【殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)】!!」

 

 

【解析屋】の女の子が標準をオレに定め、異名で呼ぶ。

 

 

 

「じゃー、コイツが………1位の」

 

 

 

「ふーん、そこの疲労困憊な大型ルーキーはオレのこと知らないみたいだな。そちらの二人は知ってるみたいだけど……それにしても【解析屋】と呼ばれる情報屋がこんな子供だったとはなー。メガネをしてる引きこもりの男だと予想してたんだけどなー」

 

 

 

 

「もしかしなくて喧嘩を売っていますよね?私もう中1なんですけど!!」

 

 

 

「ふふ…」

 

思わず笑みが溢れる。

 

 

「何がおかしいんですか?」

 

 

「いやー、ごめん、ごめん。オレにそんな強気でモノ言ってくるやつ久しぶりでな」

 

 

 

「──1位のあなたに強気で意見する人がいるんですね?」

 

【解析屋】と呼ばれる情報屋の性なのがオレから情報を引き出そうと試みる。他の2名は疲労のせいがオレとの会話を【解析屋】に任せる様子だ。

 

 

 

「あー、いたよ(・・・)

 

 

 

 そして、オレは無意識……ではないが自然な流れでつぶやいてしまった。

 

 

 

「いた?」

 

 

 

「"死んだよ"。オレが──いや、なんでもない」

 

 

「(なんでオレはこんなこと言ってんだ?)」

 

(適当に3位や7位と強気なやつを挙げれば良かったのに、どうして……………あー、そっか。"アイツ"子供好きだったな──)

 

 一体化した"アイツ"の影響なのかと考えを巡らせる。

 

 

「──ところで1位の【殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)】が何のようですか?やはりリングが目的ですか?」

 

 

「それもあるな。リングは既に3つ以上持っているが多いに越したことはないからな。それに、あんたたちが面白いこと言ってただろ?オレと『エイス』に対抗できる即席クランを作ると」

 

 

「──つまり、障害になる前に殺しに来たんですか?」

 

「それは違うな」

 

「ではどういった目的ですか?」

 

「そうだなー、お願いされたってのがあるな」

 

「お願い?」

 

「そーだ。ちょっと前にシブヤを捜索してたら『エイス』にヤられてた人がいてな。死に際に「アイツらを殺して」ってお願いされたってのが一つの理由だな。ここなら『エイス』の奴らが居座ってると思ってな。もう一つの理由に異能(シギル)を使うに値する敵と戦うためってのがあるがな。どちらにしろリングが多数あるところなら満足のいく戦いができると思ってな」

 

異能(シギル)を使うことによって''アイツ"を感れる)

 

 

 

「────異能(シギル)で敵と戦うため……あなたは戦闘狂ですか?それに【殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)】の異名を持つあなたが他人の願いを聞くとは「信じられない、ってか?」

 

 

「っ──」

 

 

「顔にそう書いてあるな。それにいくら【殺戮の堕天使】なんて呼ばれてても良心の2つや3つ人間ならあるもんだろ?まあー、そんなに信じられないなら一つ教えてやるよ。《騙すなんて手の混んだことしなくてもお前らごとき5秒もかからず殺せる》」

 

 

「なっ────」

 

 

 オレはほんのちょっと異能(シギル)を使い威圧する。

 

 

 

「と、まあー。単刀直入に言うとその即席クランにオレも混ぜろってことだよ。【解析屋】の力を借りられたら、取り巻きに守られて表に出てこない「 王 」も殺せそうだし、『エイス』潰すのも楽だと思ったからな。それに気になってるやつもいることだしな。とりあえず、そこの二人は疲れ切ってる様子だからひとまず休息を取ろうか?重症ならオレが異能(シギル)で治癒を施してもいいぜ?」

 

 

 

「───わかりました。休息をとって話し合いましょう。私たちでは【殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)】には敵わないですから」

 

 

 

 

 【解析屋】との会話が終わり、ようやく銃口を下げる。

 オレはスドウカナメのもとに歩いていき手を伸ばす。

 

 

「はじめましてだな、大型ルーキー。ランキング1位【殺戮の堕天使(アンジュ・デシュ)】の異名を持つ異能(シギル)堕天不死者( ルシファー )』が使い手「リョウタ」だ。よろしく」

 

 

 手を伸ばされたスドウカナメは1位の大層な肩書きの自己紹介にぽかーんとしたが、すぐに我に返り伸ばされた手を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




〜レインside〜

『《騙すなんて手の混んだことしなくてもお前らごとき5秒もかからず殺せる》』と言われた次の瞬間、【解析屋】は暗い世界で無数の漆黒の鋭利な矢を向けられる、幻覚を見た。

「(多くのことが可能な異能だという情報は上がってましたが幻覚系の異能まで……それに「死んだ」というセリフの後に言いかけた言葉……"自分が殺した"と推測することもできます。「お願い」が真実かどうかも確認する術もありません………慎重に行動しなくては……)」


【解析屋】レインは気を緩めることなくランキング1位を警戒し続けることにした。



〜リョウタside〜

「(やっぱ雪蘭さん化け物だなー。殺気を当てて無理やり自分の死を想像させれて、気絶まで追い込むとか、しかも異能抜きで……素直に尊敬するわ………)」





漫画読み直してるとダーウィンズゲームやっぱ面白いなと再確認できますね!!







亡くなったヒロインの名前がなぁ〜
レイナとかハルカどうだろう?

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