ダーウィンズゲーム 堕天不死者   作:KEI (~ ̄³ ̄)~

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就活など忙しくて投稿できませんでした
まだリアルが忙しすぎますが頑張ってかいていきます!
これからもよろしくおねがいします!
 


Game#05

 

 オレたち3人はAランカー【無敗の女王】シュカ救出のために動き出していた。

 

 

「それよりお前持ってた拳銃はどうした?」

 

 

 まさか丸腰で行くつもりじゃねえよな、とドクロマスクの男改めリュージが大型ルーキー(カナメ)に尋ねた。

 

 

「ああ、あの時の銃は消えちまった」

 

 

 平然と言った大型ルーキー(カナメ)の答えに「消えたァ!?」とリュージがいいリアクションを取る。

 やっぱり武器は前もって用意しておいた方が良いか、と大型ルーキー(カナメ)が呟くと両手が光り輝き、どこからともなくリュージの持つ機関銃と同一のものが腕の中に出現した。

 

 随分と戦闘向きな異能だなと関心を顕にするリュージに俺も同調する。

 

「ふーん、大型ルーキーの異能(シギル)取り寄せ(アポート)と考察されてたが違ったみたいだな。物質模倣(コピー)か?それなら無茶な戦闘でポイント貯めるより異能(シギル)で武器商売したらいいんじゃないか?」

 

 その場で思いついた事を言ってみるが本人からの返答は、「構造を理解出来る物でないコピーできない。サイズが大きすぎる物や携帯電話など複雑すぎる物はコピーできない」とそれほど便利なものではないとのことだった。

 

「というか大型ルーキーはやめてくれ。これまではたまたま生き残って来れたんだ。ヒイラギのオッサンを倒せたのだってレインの協力があったからだ」

 

「そうなのか?古参の奴らがちょっかい出そうとしてたから大型ルーキーとして疑わなかったんだ。すまんな。じゃこれからはカナメで通すから」

 

「あ、ああ」

 

「カナメは自分がどんな状況にいるのかわかってないみたいだな。11位のマッドハッター(イカれマジシャン)なんかは「ひゃは!やべぇよー!Dゲームに新たな波がきたよー」とかはしゃいでいたし、10位のキラービーも「調べてみる必要があるナ」とか言ってたぜ。6位のいのりんも関心があったみたいだし」

 

「うっ、────」

 

 ランカーを名前が出たせいかカナメが頭を抱える。

 

「確かに今のカナメからは凄みを感じない。これまでの戦いだって状況が違えば死んでいたかもしれない。だがなカナメ────Dゲームで生き残るってことは重要なファクターだぜ」

 

 オレの言ったことが意外だったのか呆然とカナメはオレを見つめる。

 奇妙な間が生まれたため、オレは、やめろ!男に見つめられる趣味はねぇよ、とオレは心の中で吐いた。

 

 

「ハッ、さすが第1位様だな。異能(シギル)も言うことが違うぜ。俺のようなようなカス異能(シギル)使いと交換してもらいてぇぐらいだぜ…」

 

 

「そういやリュージたちの異能(シギル)って何なんだ?こっちはこれだけ喋ったんだから少しは教えろよ」

 

 

 

 自分の異能(シギル)について話したカナメがおれたちにに問う。

 

 

「俺か?俺のは第1位様やお前のもんとは違いしょうもねえカス異能(シギル)だよ。【嘘発見器(トゥルーオアライ)】、俺には相手が嘘つきかどうか分かるのさ」

 

 

「────────」

 

 

 また奇妙な間が生まれる。

 

 オレはまだアイツが生きていた時の事を思い出した。自分をよりよく見せるためにあいつに嘘をついたことが何回もあった。嘘をついたとバレたらによくあいつは口角を上げ可愛らしい笑みを浮かべた彼女がオレの顔をまじまじと見上げてきていろんな要求をしてきた。未成年なのにお酒をねだったり、オレには価値の分からない高いのバックやアクセサリーを買わせたり、その他多くの無理難題をリクエストされた。

 

 

 本当に懐かしい、輝かしい思い出だ

 

 

 今ではもう、───────

 

 

 

 

「役に立つというよりゃ気分が悪くなる異能(シギル)だぜ?今の世の中嘘つきが多すぎるからなァ…。で、第1位様、あんたの異能(シギル)を教えてくれよ」

 

 随分とストレートに聞いてきたことに感心する。

 

 

異能(シギル)名は、【堕天不死者(ルシファー)】一言で言うと"死ぬを許されない万能な堕ちた天使"さ」

 

 

 

「あ?何だそれ?ポエムかよ?」

 

 

「別にポエムじゃねぇよ。本当に万能なだけだ。死ぬことはないし、空も飛べる。剣もいちいち持ち込まず生成(つく)ればいいし、障壁(バリア)も出せる。治癒も可能、大体の事はできる」

 

 

 カナメとリュージは目を合わせる。

 二人からは「なんだ、そのチートは?」と言いたげな雰囲気が醸し出されている。

 

 

 話は一旦中断し、オレたちは狙撃を警戒しながら、なるべく屋根の下を通りながら「シュカ」のヘルプコールのあった座標近くまで進んだ。

 

 

 その時だった。前方から人の気配を感じた。リュージも気配を感じ取ったらしくカナメに合図を送る

 建物から覗き見ると焦ったのか隠れきれておらず、大きくない人影を確認することができた。

 

 

「敵か?」

 

参加者(プレイヤー)であることは間違いないが、あの影からして相手は子供か?」

 

「チッ…子供を撃ち殺すのは寝覚めが(わり)ィな」

 

「おい、厳つい声とマスクのリュージさん。出番だぜ」

 

 オレはドクロマスクのリュージを見てはっきりと口にした。

 

 再度、舌打ちをして、リュージは息を吸う。

 

「そこの柱の陰に居る子供(ガキ)武器捨てて出てきな!」

 

 予想通りの言葉を発して威嚇する。その後、「さもないとこっちの怖い兄ちゃんが鉛弾打ち込むぜ?」と意外と乗り気な感じで威嚇する。カナメは「おい、どっちが怖い兄ちゃんだよ…」と口にしている。

 

 カナメはこっち側に攻撃の意思はないと言って柱から出てくるよう促す。

 

 カナメの問いかけの応答に「武器は持ってない」と弱々しい声と共に現れたのは小さな女の子だった。

 

 オレとリュージは異能(シギル)だけだ戦える参加者(プレイヤー)の可能性を視野に置くが、彼女の「た、戦う気とかはないのです」という発言がリュージの嘘発見器(トゥルーオアライ)にヒットしなかったことがわかる時間がないため先を急ぐことを決めた。

 

「あ、あの…!」

 

 しかし、そこに女の子が待ったかける。

 シュカのヘルプコールが送られた座標に向かおうとすると、突然スイが話しかけてきた。

 

「そ…そっちの地下道は危ないので…行かないほうがよいと」

 

「地下道が危ないって…なんか知ってるのか?」

 

「それは…し、知らないですケド…たぶん…」

 

 カナメが尋ねるも本人からは「知らない」

 

 だが、オレは確かに彼女から"違和感を感じ取っていた。"

 

 「ごめん!今話を聞いている時間がないんだけど」と告げ座標の意味に向かったカナメの後をオレとリュージは追う。

 

 

 目標地近くの地下道と地上をつなぐ階段の場所まで着くとそこでオレたちが見たのは、階段の途中まで水が溜まっている地下道だった。水流操作(ハイドロハンド)系統による異能による攻撃であることは一目瞭然だった。

 

 

 するとカナメは上半身の服を脱ぎ、シュカを助けに行く決意を露わにする。リュージが助けに行くことを強く反対するが「分かってるさ」とだけ口にして、もし5分経っても戻らなかったらホテルに帰って余ったリングを女の子に分けるようにお願いした。

「おい待て馬鹿ッ!どうなっても知らねぇぞッ!」とリュージが叫んだがカナメは戻る様子もなく水没した地下道に潜っていった。

 

 

 

 一つ間をおいてオレが先に口を開いた。

 

「リュージも気づいてるよな?」

 

「ああ、…おいガキ、お前1つ嘘をつきやがったな?」

 

 そう言いながらオレは子供を睨みつけ、リュージは機関銃の銃口を向ける。

 

 

「「お前はこの地下道の危険について詳しい情報を知っている」」

 

 

 女の子は心配そうな表情から驚きの表情に変化する。

 

 

「俺のツレが想像以上に馬鹿でヤベェ事になっちまった。知ってること洗いざらい喋ってもらうぜ」

 

 

 しかし、女の子は首を横に振ってそれを拒否した。すると突然、消火栓の水が噴き出したのだ。

 オレは、バックステップを交わしたがリュージはもろに水をかぶってしまった。

 

 

 女の子を捕らえて話を聞こうと動き出すがそこに別方角から敵意のある視線を感じた。視線を感じた方を見ると向かいのビルの屋上にいる3人組の参加者(プレイヤー)を認識することができた。

 

 

「おい、第1位様よぉ。ボサッとしてねえであのガキを追うぞ」

 

 索敵を行っていたということには気づかず女の子を追うとリュージは提言した。

 

「リュージはそうしてくれ。オレはシュカの6個のリングに釣られたハイエナを狩ってくる。女の子は殺すなよ」

 

 情報を持っているからか、はたまた、子供が好きだったあいつの影響のせいかリュージに女の子を殺すなと口に出す。

 リュージはオレの言葉によってオレたちを狙う参加者(プレイヤー)に気づいたようですぐに役割分担を理解したようだった。

 

 

「わぁったよ。それにしても第1位様って意外にもお優しいんだなオイ」

 

「オレは基本的には誰にも優しいほうさ。それとリョウタでいいぜ。年下だしな」

 

「わかったぜ、リョウタ。そっちは頼んだぜ」

 

「リュージこそ抜かるなよ」

 

 お互い言いたいことを言うと別々の方向を向きターゲットをめがけ走り出した。

 

 

 

 

 オレは、いつものように漆黒の6枚の翼を広げ、空へ昇る。

 

 

 

 そして、もう会うことのできないあいつの異能(シギル)を感じながら3人組のプレイヤーが佇む屋上めがけ飛翔した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 いのりんのランクは宝探しイベント前でカナメのポイント分け合う前では5位だったと考えました。そしてオリ主が一位にいるので6位というわけです。
(王(ワン)?あいつならAランクで一番下です!あの人をやったイカれ野郎はAランク最下位でいいわ!あの口二度と開かないでほしいですね!)

→「異能(シギル)名は、堕天不死者(ルシファー)。一言で言うと"死ぬを許されない全能な堕ちた天使"さ」

の表現ですがどこかで読んだ本にミカエルは絶対、ルシファーは全能ってあったような…とうろ覚えな記憶から引っ張ってきました。不適切であれば変更します。




細かなところのオリ主異能使用シーン


・〉その時だった。前方から人の気配を感じた。
・最後出たモブの3人組プレイヤーを見つけたシーン(ケルベロスやダンジョウ倶楽部の者達ではないので安心を)

発見の天使アリエルの力




・スイの嘘にオリ主気づいた理由
天使の中にハハーエルという真理の天使がいます。
その力で"違和感を感じ取りました"

違和感でしか感じ取れなかった理由
オリ主は亡くなったオリヒロの力を万全に使うことはできず、オリヒロの4割程度の力しか使えないからです。






本当に久しぶりに書いたので誤字などあるかもしれません。
あったらすいません。

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