俺!桑島 黒雷【クワジマ コクライ】は今日を楽しく生きる15歳!白髪をなびかせ見た目は筋肉質な185センチのナイスガイ
明日に煌めく転生人生
転生したからには楽しく生きないとね
「お嬢さ~んお茶しようよ」
「え~、どうしようかしら」
俺は町行く女の子に声を掛けていると
ガン!
頭に衝撃が走る
「こりゃあ!たまに街に降りたらこれか!」
「痛ぇだろうが!クソじじぃ!男二人なんて色気ねぇだろうが!花添えなくてどうすんだよ!」
「喧しい!バカ弟子が!女とみれば見境なく!」
俺はパチンと指を弾くと
「俺は心に雷が落ちてきた美女にだけ声を掛けるのさ。」
「喧しい!さっさと行くぞ!今日は二人で予約しておるんじゃ!」
ガン!
「痛ぇ!禿げたらどうしてくれんだ耄碌じじぃ!俺の心じゃなくてめぇの墓に花添えんぞクソじじぃ!」
「ならお前は帰れ!せっかく鰻の名店【鰻侍】につれていってやろうと思ったのにのぅ」
俺の話している相手は桑島慈悟郞もと鳴柱とか言うお偉いさんだったらしいが今は引退して剣を教えてる爺ちゃん。右足は昔怪我をして今は木の棒の義足をしてる。森に捨てられていた俺を拾って育てくれた爺ちゃんだ
「早く言ってくれよ爺ちゃ~ん大好きだぜ~。苦しいときもあったし泣きたいときもあったけど厳しく導いてくれたね。そして逃げだした時も愛と優しさをもって見捨てなかったね。じじぃはね」
俺は抱きつき頬擦りをする
「ポッ」
爺は頬を染めると急にハッとし
「クソじじぃじゃないか!」
ガツン!
「痛ぇ!」
周りは俺たちを見ながらわらってる。そんな中俺たちは店へと歩いて行く
夕方
「いやー食った食った」
「黒雷、刀を取れ」
じじぃは真剣な顔でいってくる
「どうしたんだよ?そんな真剣な顔になって?腹ごなしだろ?」
「これより真剣でワシと立ち会いを行う。ワシも殺す気で掛かっていくお主も殺す気でこい」
「おいおいボケたかじじぃ?」
爺ちゃんは無言で居合いの構えをとる
「シィィィィィ・・・・・・霹靂一閃」
「!?」
俺は瞬時に横に飛ぶが首から生暖かいものが流れる
「じじぃ、本気なんだな」
俺は爺の顔を改めてみて心をきめる
「霹靂一閃!!!」
俺と爺は雷の呼吸をだしあい数十分に渡り切り合う。だがここで俺は爺へ見せるためにとっておいたものを出す
「爺、俺は今日じじぃを越える!」
これは自身に言い聞かせる為だ
「雷の呼吸漆ノ型【弐式燕雷】」
俺の刀の周りに雷を纏った燕が幻視され袈裟斬りをする
「それは!?」
爺は刀でうけるが弾かれた勢いを乗せ下からの切り上げをする
「ぐっ!」
爺はさがって避けるが服に切れ目がはいる
「雷の呼吸拾ノ型【武雷貫】」
神速の踏み込みから繰り出す捻り三段突き。三本の雷が幻視され
ドガン!
ドガン!
2突きで爺の刀は飛んでいき
ピタッ
三突き目を爺の首に寸止めする
「よくぞここまで成長したな。黒雷・・・・・まさか新たな型を生み出すとは、拾の型ということはまだ八と玖の型があるのじゃろう。・・・・これより藤襲山へ行きそこで鬼殺隊の最終選別をうけるのじゃ」
「それってじじぃが昔いたとかいうところだろ?え?鬼って本当にいんの?」
「おる」
じじぃの真っ直ぐな眼は嘘をいっていなさそうだった。鬼の話は作り話だとおもってたからな
「お主に鳴柱になってほしいというは、ワシのワガママじゃろうが可愛いバカ息子に自分の後を継いで欲しいという老人のワガママを聞いてくれ」
そう言いじじぃは俺に地図と食糧を渡す
「そこまで言われたら受けてやるよ」
「そうか・・・・・黒雷、生きて帰ってこい」
「やっぱ耄碌したなクソじじぃ、てめぇの息子が誰かに負けるかよ!安心して墓石の準備でもしとけや!それと・・・・帰ったら牛まるまる1頭だ!クソ親父」
そう言いい俺は藤襲山に向かう
滋悟郎サイド
「あの小さかった小僧が」
思い返せば黒雷は天才だろう。覚えは決して早くない。しかし反復を繰り返し自分に技を染み込ませて行った。これは剣の才能だけでも努力だけでもない。そして新たな型。驚いた・・・・ただただ驚いた。型を作るとは並みの修練では身に付かん。女をみれば駆け出し、女漁りに街へ勝手にいったりしていたが必ず毎日刀を振り続けていたな、修行の時は戦うことが、剣術を覚えることが楽しくてしかたないと伝わってきて、ワシもついついやりすぎた時もあったがどんどんと闘志が熱く鋭くなっていったもんじゃ。憎まれ口を叩こうと可愛い息子で可愛い弟子じゃ。じゃから必ず帰ってきてくれ。
「あっ、今から向かったら丸1日早く着くのいい忘れておった」