雷神の刃   作:淫欲童子

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雷と蝶屋敷

「最高~」

 

俺は朝からベッドの寝心地を楽しんでいる

 

「もう、桑島君。機能回復訓練の時間過ぎてるよ~」

 

カナエが扉を開けて入ってくる

 

「あと少しだけ~。普段の訓練で疲れてるから」

 

「もう、今日からでしょ?」

 

カナエは俺の布団を剥がす

 

「カナエちゃんも一緒に寝よ?昼まで寝ようよ」

 

「しのぶに怒られるわよ?」

 

「しのぶちゃんは怒ってる顔も可愛いからいいの」

 

「あらあら」

 

「ほらっ」

 

俺はカナエちゃんを布団に引きずり混む

 

「カナエちゃん、カーテンに隠れるお日様を感じてみな」

 

「たしかに気持ちいいわねぇ」

 

「ぐうぅ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きなさい!」

 

何時間たったか黒雷の布団がひっぺがされる

 

「ちょっと!姉さん何してるの!?」

 

「しのぶ~?おはよ~」

 

「おはよ~。じゃないわよ!」

 

「お姉ちゃん、しのぶの笑った顔すきだなぁ~。」

 

「笑えないわよ!どうやったら姉さんが半裸の男と同じベッドで寝てるのを見て笑えるのよっ!無防備すぎる!」

 

「大丈夫だよ。桑島君はそんなことしないし」

 

「するわよ!こいつは男よっ!それも最低の遊び人気質よ!」

 

「もう、しのぶは。桑島君をしらないのにそんなこといったらめっ!だよ」

 

「だって姉さん!」

 

カナエは笑いながら黒雷の寝顔を見て、黒雷の前髪を払う

 

「桑島君はね、選別試験でたくさんの人を助けていたんだよ。それに鬼と仲良くするのも笑わなかったしね。一緒に食事した時も彼は飲んだけどお姉ちゃんを襲おうなんてしなかったよ」

 

「聞いたわよ!助けられたのも!でも!それが今もかわからないじゃない!見て!こんなにいやらしい顔してる!」 

 

「あらあら」

 

カナエは困ったように笑う

 

「えへへ~。有理ちゃ~ん。まて~。えへへへへ」

 

ピキッ

 

「姉さん。本当にこんなの好きなの?」

 

「あら?しのぶ、お姉ちゃんいつこんなのが好きっていったかしら?大嫌いよ。うふふふふ」

 

「ね、姉さん?」

 

「えいっ」

 

ドガン!!

 

「おわーーー!!」

 

黒雷は転げ落ちながら周りを見回す

 

「な!何!?」

 

「あらあら、機能回復訓練の時間よ?」

 

「あ、回復してるんで大丈夫です」

 

黒雷はそういいながら膨れ上がった股関をみせる

 

「「きゃぁぁぁぁ!!!!」」

 

「やっぱり最低!姉さん!」

 

「花の呼吸」

 

カナエはにっこり笑いながら黒雷の股関に刀を向けながら呼吸を整える

 

「わあーーーーーっ!ごめんなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道場

 

 

「それでは訓練を始めます」

 

正座する俺の前には不機嫌そうなしのぶとニコニコと笑いながら背中に般若をだすカナエが立っている

 

「カナエちゃんどうしたの?」

 

「あらあら何がですか?」

 

「無駄口をたたかないっ!!!」

 

「は、はいっ!」

 

「まずは柔軟です」 

 

しのぶとカナエが黒雷の体に触れ柔軟を開始する

 

ぐにゃ~

 

「す、すごい柔らかい。普通は固まっているはずなのに」

 

「いたい!いたい!」

 

「本当~。柔らかい」

 

「ね、姉さん!それ関節きまってるから!!」

 

「あらあらこんなに曲がる~」

 

「しのぶちゃん!助けて!関節が変な方向に曲がる~!折れる~!!」

 

俺がいくらやわらかいからって!

 

「普通、折れてますよ!なんで折れてないんですか!」

 

「普段から柔軟してるし!それより、折れる~!!!」

 

「柔らかいね~」

 

悲鳴が上がり数時間道場に響く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか俺に怨みある?カナエちゃん」

 

「あらあらないわよ?怨まれる事したの?」

 

「してねぇよ~。俺は二人の笑顔が見たいだけさ」キラン

 

「笑顔なら有理さんにたくさん見せてもらったら?」

 

「え?」

 

「ん?」

 

「そ、そろそろ次に行きましょう」

 

しのぶちゃんも若干戸惑いながらも次の訓練に移そうとする

 

「姉さん、準備して」

 

「はーい」

 

「次は姉さんが今用意しているお茶を掛け合います。先手は用意されたお茶を相手にかけますが掴んだお茶の上に手を置かれたらお茶は掛けれません攻守交代です。」

 

「はぁ」

 

反射神経の訓練かな?しのぶちゃんが説明している間に準備が整う。テーブルの上にお茶が10個位おかれているのでテーブルの前に座る

 

「では、行きます」

 

ぱしっ

 

ポン

 

俺はしのぶの掴んだお茶に手を置く

 

「っ!?」

 

「ほいっ」

 

俺はお茶を掴むとしのぶの頭の上に置くがしのぶは微動だにしない

 

「なっ!?」

 

「あらあら」

 

「くっ」 

 

「しのぶちゃんは正直だからなぁ。カナエちゃんもやる」

 

「えぇ」

 

しのぶちゃんにかわりカナエちゃんが席につくっ!

 

「はじめっ!」

 

カナエちゃんを見る、目線、筋力の動き。和服はやはり動きがわかりずらい

 

ぱしっ

 

ぽん

 

「あら」

 

「ふっ」

 

ぱしっ

 

俺はすぐにとるとポンッとカナエの頭に乗せる

 

「あらあら、私常中の呼吸練習していたのに」

 

「まっ、頑張ってね。雷は最速だから」

 

俺はのびをしながら道場を出ていく

 

「ふぁ~今日もいい天気だ。久しぶりにじじぃに手紙でも書こうかなぁ」

 

体はすこぶる健康。痛みもだいぶへったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「姉さん、本当に怪我人?」

 

「さきは長いなぁ~」

 

「姉さんを助けたって話しも本当見たいね」

 

「信じてなかったの?しのぶちゃん」

 

「どう信じればいいのよ。あんな軟派なヤツ」

 

「そのうちわかるわよ」

 

「なんなのそれ。そういえば珍しいわね。姉さんがあんなに怒るなんて」

 

「あらあら、なんのことかしら」

 

姉妹で話していると

 

「しのぶちゃ~ん!今夜背中流してあげるよ!」

 

道場の外から黒雷の声がする

 

「姉さん、やっぱりやめたほうがいいわよ!」

 

「桑島君もしのぶちゃんと仲良くなりたいのよ」

 

「カナエちゃ~ん。お風呂はいろ~!」

 

二人は道場の入り口を見る

 

「姉さん、あいつ殺してくる」

 

「しのぶはお姉ちゃんがとられるのが寂しいのね?」

 

「なんでそうなるの!?」

 

「ねぇ、無視は酷くない?」

 

「わぁ!?いつのまに!?」

 

「壱ノ型で今」

 

しのぶは突如後ろに現れた黒雷に飛び上がりながら驚く

 

「ねぇカナエちゃん背中ながしてよ」

 

「ごめんなさいね。桑島君」

 

「えぇ~、じゃあしのぶちゃん」モグモグ

 

「ふざけないで!!あなた何たべてるの?」

 

「おはぎ、戸棚にあったから」

 

「っ!?それは私のおはぎよっ!!」

 

「おおっ!!?」

 

しのぶの右フックが黒雷のボディーを捉える

 

「あらあら、暴力はだめよ?しのぶ」

 

「だって姉さん!」

 

「また作ってあげるから」

 

「うぅ~」

 

「暴力はだめよ~しのぶ~」モグモグ

 

黒雷はおはぎを食べながらしのぶをおちょくるその姿まさに悪鬼であろう

 

「姉さ~ん!!」

 

しのぶはカナエに泣きながら抱きつく 

 

「あらあら、よしよし」

 

「すまなかったな。しのぶちゃん。ほら」

 

そう言うと黒雷はあるものをしのぶに手渡す

 

「なに?」

 

「皿洗っといて?」

 

あえていおう悪鬼であると

 

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「くべっ!!!」

 

しのぶが泣きながら投げた皿が黒雷にあたる

 

「もう、桑島君しのぶにいじわるしちゃだめでしょ」

 

「いや、かわいくてつい」

 

「もう、仕方ないわね」

 

「仕方なくないわよ!姉さん!」

 

「今日も平和だねカナエちゃん!」

 

「そうねぇ~」

 

「もう!姉さんっ!!」

 

「はいはい、よしよし」

 

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