私の兄者がこんなに強いはずがない   作:ガタガタ震えて立向う

20 / 21
・もしもOROCHI世界に恋姫が参戦したら的な
・OROCHI2の陣地会話をイメージしてるので台詞オンリーです
・陣地BGMを流しながらご覧ください
・こまけぇこたぁいいんだよ!



おまけ的なOROCHI話

 

桃香&信長

「織田信長。第六天魔王。遠呂智亡きこの世界で魔王を名乗る貴方は何を望むんですか?」

「信長の望み……か? 望みなど非ず。信長はただ時代を進めるのみ……ぞ」

「うぅ……曹操さんに似てるかと思ったけど、曹操さん以上に難解だよこの人」

 

「信長さん。貴方は何かに期待しながら、同時に諦めているように見えます。貴方は時代を進めた先に何を見ているんですか?」

「分からぬと言いながら、なお信長を求めるか。……愛い奴よ」

「そ、そんな愛いだなんて……って質問に答えて無いよ!?」

「クク…クハハ…ハーッハハハ!」

「笑ってごまかさないでー!?」

 

「色々な人に話を聞いて少し分かった気がします。

 信長さん。貴方は世界の、自分の行く末が見えているんですね。そう、見えすぎる程に。

 貴方は分かっているんですね。自分という嵐が世に必要なことを。

 そして待っているんですね。嵐が過ぎ去った後の世に立つ人々を」

「クク……信長と同じものを見たか。ならばうぬは何を望む?」

「私は諦めません。目に見える人全てを、貴方という嵐が切り捨てる人もみんな救って見せる!」

「クク……全てを救う……か。ならば信長を越え、時代の先を一人駆けよ」

「一人じゃありません。みんなも……信長さんも一緒です」

「魔王すら救う……か。愛い奴よ」

 

一刀&秀吉

「劉備、曹操、孫権。

 信長、秀吉、家康。

 三英雄に三英傑が勢揃いか。歴史家が見たら泣いて喜びそうな光景だな」

「おお、一刀はずっと先の時代から来たんじゃったな。やっぱり信長様のことは後世にも伝わっとるんか?」

「そりゃあもう、多分日本で一番有名な偉人なんじゃないかな。自分の先生の名前を知らない奴でも織田信長は知ってるくらいさ」

「ほうか! やっぱり信長様は凄いお人じゃ」

「……あんたも信長に負けないくらい有名なんだけどな」

「ん? 何か言ったか一刀?」

「いや、何でもないさ」

 

「一刀! おまえさんはわしの敵じゃ!」

「いきなり何だ!?」

「何だも何もあるか! 桃香ちゃん愛紗ちゃん鈴鈴ちゃん。他にも沢山の美女美少女に囲まれおって、羨ましいにも程があるわ!」

「それこそ程々にしろよ。秀吉にはおねねさんが居るだろ。夫の浮気癖を何とかしてくれって、信長さんに相談までしたらしいじゃないか」

「それを言われると……って何でおまえさんがその事を知っとるんじゃ!?」

「逸話ってのは下らないものも後世に残るもんさ。有名人は大変だな」

「くぅーっ、そんなん有名になんざなって欲しく無いわ」

 

「……はぁ」

「どしたんじゃ一刀? ため息なんざついて」

「いや、こうも歴史的に有名な武将や軍師が揃ってるとさ、何だか自分が酷く場違いな気がして。

 ……俺なんか役に立ってるのかな?」

「なんじゃ、そんな事か」

「そんな事とは何だ。これでも真剣に考えて――」

「まあ聞け一刀。わしは自分が有能な人間じゃと思うとるがな、どうやっても信長様にはなれん」

「それは当たり前の事じゃ……」

「そう、当たり前なんさ。わしは信長様にはなれんし、おまえさんも他の誰かにはなれん。

 おんなじように他の誰かもおまえさんにはなれん。一刀が一刀だからこそできる事。そんな事が絶対あるもんなんさ」

「俺にしかできない事。そんなものあるのか?」

「すぐに思い付かんなら、これからゆっくり探せばええ。おまえさんの刻む歴史は始まったばかりなんじゃからな」

 

蓮華&信玄

「甲斐の虎……か」

「そういうおことは江東の虎の娘さんじゃね。やはり虎が気になるかね?」

「なる。それに私自身は虎と呼ばれてはいないが、虎狩りは得意だ」

「おお恐い。じゃが虎さんだってそう大人しくやられはせんからね。ガオー」

「……何故かしら。この人こんな見た目なのに可愛く見えるわ」

 

「蓮華。何を悩んでおるのかね?」

「私は兄様や姉様のようにはなれない。……私は虎の娘足り得ているのかしら」

「……人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」

「それは……」

「孫策ではなく蓮華なら、この言葉の意味が身にしみておるんじゃないかね。

 それにわし、おことみたいな子は好きじゃよ?」

「……ありがとう」

 

「信玄殿の知恵はとてもためになり面白い。これからも様々な事を学ばせてもらえるかしら?」

「孫子の子孫に教えをこわれちゃったよ。わしって凄い?」

「ええ、信玄殿は凄い」

「……そう素直に言われると照れるのう」

「それに可愛いわ」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。