霊夢がさくらが空に描いた文字を見てさくらの居場所が分かり、その場所へと飛んでいく
「(さくら…待ってて。私が・・・お母さんがすぐに行くから!)」
高速の速さで霊夢はさくらのいる場所へと向かったのであった。
「お、おい霊夢!まってくれ!?」
と、そこへ魔理沙が追いかけてきた
「何よ魔理沙!私は急いでいるのよ!」
「分かってるけどさ。本当にさくらがそこにいるのか?」
「間違いないわ!空に描かれた文字。あれはさくらの能力の一つよ!」
「え?さくらの!?」
「あれが空に上がったということはさくらの身に何かあったのよ!きっとあそこできっと怖い思いをしているんだわ!」
「あっ!?ちょ、霊夢!?」
そう言うとさらに速度を上げるのだった
一歩、紅魔館では
「・・・・ということで小悪魔。その子の母親のもとへ行って、伝言を伝える。もしくは連れてくる・・・・出来る?」
「はい!お任せを!!」
レミリアと咲夜が仮眠をとっているころ、事情を聞かされたパチュリーは小悪魔にお使いを頼んでいた
「それで・・・・パチュリー様?その子の家の住所は・・・」
「まだ聞いていないわ。ただいまその子はフランの部屋にいると思うから、直接聞くといいわ」
「え?妹様の・・・・大丈夫ですか?」
「大丈夫。今の時間帯はフランも寝ているはずだから。大丈夫よ」
「わ、分かりました・・・・でも本当に大丈夫なんですか?」
「問題ない・・・・」
パチュリーの言葉に小悪魔は少し安心した顔をし、さっそくさくらのいるフランの部屋へと向かうのであった。そしてパチュリーは
「・・・・・・・・そう言えば小悪魔はショタコンだったような・・・・まあ、大丈夫でしょ」
そう言い、霧を発生させる準備を始めるのだった
一方、フランの部屋では
「ふわ・・・・・」
めをさましたさくらが目をこすりながら体を起こす。すると隣には友達になったフランがすやすやと寝息を立てて眠っていた
「ふーちゃん?」
さくらは首をかしげてフランを見ると気持ちよく眠っているのがよく分かった。だが布団がはだけて何もかけてない状態で若干寒そうな表情だった
「ふーちゃん。風邪引くよ?」
そう言いさくらはそばに落ちてた毛布を取るとフランにそっとかけた
「うん!これで寒くない!」
と、そう言うさくら。そしてあたりをきょろきょろ見て
「今何時だろ?」
あたりは赤い壁に石の階段だけの地下室。おもちゃはあっても時計は一切ない。外に出ればわかるかもしれないけど・・・・
「・・・・さっ君・・・」
フランが袖をつかんでいた。もし自分が外に出てその間にフランが目を覚ましたらきっと寂しがる。霊夢に出会う前は一人ぼっちで寂しい思いをしてきたさくらはフランを一人にしたくはなかった。
だから、母親である霊夢が迎えに来るまでここで待つことにした。
すると・・・・
「失礼しますね~あら、可愛い子がいるわ」
そこに赤い髪をしたお姉さんがやってきた。しかも目をキラキラ輝かせて
「お姉さん・・・・・だれ?」
少し人見知りなさくらは恐る恐る訊くと
「(あらあら可愛い。ぞくぞくしちゃうわね~)」
と、妖艶な笑みをし、荒い息を立てる小悪魔だったが、小さくせき込むとさくらの目線まで屈んで
「こんにちわ~私は小悪魔。紅魔館の図書室の司書をしているんですよ~。ぼくのお名前は言える?」
「さくら・・・・だよ?」
「さくら君。いい名前ね~実はねお姉さん。さくら君のお母さんを連れて来ようと思っているの?咲夜さんから聞いてない?」
さくらは昨日咲夜が母親を連れてくるということを約束したことを思い出し頷くと
「そう!実はお姉さん。あなたのお母さんに会いに行くのよ。でもお姉さんあなたのお家の住所知らないの。だから教えてくれないかしら?」
と、にこやかな顔で桜にそう言うとさくらは頷いて
「うん。あのね。僕のお家はね。東の根端っこにある山の頂上にある神社なの」
「へ~さくらくんは神社の子だったのね……ん?神社?」
さくらが神社の子だとわかった小悪魔は違和感を覚える。神社なんていくらでもあるだけど嫌な予感がした
「あ…あのさくら君?その神社の名前って・・・・・博麗神社って名前?」
「うん。そうだよ?」
「じゃあ、お母さんの名前は?」
「博麗霊夢」
「もしかして、博麗の巫女とか呼ばれてない?」
「うん。お母さんの仕事巫女さんだもん」
「・・・・・・」
そのとたん、小悪魔の顔が青ざめる
「あ…あのさくら君。最後にいいかな?」
「なに小悪魔お姉ちゃん?」
「お母さん。君について何か言っていなかった?なんていうか?君が危ない目にあったときとか?」
「?・・・・えっと・・ね?『お母さんが絶対に僕を守る』とか前に魔理沙お姉ちゃんと話しているのをこっそり聞いたんだけど『もし僕に危害を加えるような奴がいたら八つ裂きにしてぶち殺すとか言ってたよ?」
「・・・・・・・」
その言葉を聞いて小悪魔は顔が青ざめるのを通り越して真っ白になる
「どうしたの?」
「ああ、言え大丈夫です…そうですかさくら君は博麗の巫女の息子さんでしたか~あはは・・・・じゃあ、お姉さん行ってくるわね」
冷や汗をかきながら小悪魔は小走りでその部屋を出るのであった
「?」
小悪魔が難で顔を青ざめたのかしらずにさくらは首をかしげるのであった
一方霊夢は、しばらく飛ぶと湖のところに赤い屋敷があるのを見つけた。
「あれね・・・・・」
そう言いその屋敷の門の前に立つと門の前にチャイナ服を着た長身の赤毛の女性。恐らく門番であろう人物が立ち、霊夢を挑発するかのように手をちょいちょいと手招きする
「・・・・あんたと遊んでいる暇はないわ・・・・邪魔よ」
そう言い霊夢は巨大な光弾を門番・・・・紅美鈴に向けて放つ。美鈴は構えるがあまりの巨大な光弾になすすべはなくそのまま光に包まれるのであった
「まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい!!!!」
小走りだったのが慌てた様子でダッシュする小悪魔。そして
「さ、咲夜さん!起きていますか!?」
「何ですか・・・・騒々しいですよ・・・・」
小悪魔は慌てて咲夜の部屋に入るとそこにはパジャマ姿ではあったが起きた咲夜が立っていた
「咲夜さん。起きてたんですか?」
「ちょうど三時間経ちましたので・・・・それで?お使いは済ませたのかしら?」
「いいえ・・・それが大変なことになっちゃいまして・・・・」
「大変なこと?・・・・・あなた。もしかしてさくら君を襲いましたか?」
「なんでそうなるんですか!?というより咲夜さん顔が近いです!ナイフも締まってください!!」
「どうでしょうか?あなたが幼児好きなのはすでに知っていますからもしかしたらさっ君を性的に襲ったのかと・・・・?」
「違います!断じて違います!まだ手を出してません!?」
「まだということは、手を出すつもりだったのね?」
「そ…それは可愛い子でしたし・・・て、すみませんすみません!お願いですから悪魔退治用のナイフは出さないでください!?」
「それで…お使いにもいっていないあなたが何の用ですか?あなたにはさくら君のお母さんを迎えに行くという仕事があったはずですよ?」
「そ、それなんですが咲夜さん・・・・・実はさくら君。博麗の巫女の息子さんだったようで・・・・」
「・・・・・え?」
小悪魔の言葉に咲夜は固まる
「え?ちょっと待ちなさい。さくら君が博麗の巫女の息子?それほんと?」
「はい。本人がそう言っていました」
そう言った瞬間、咲夜も顔を青ざめる
「(どうしましょう・・・・・まさかさくら君が博麗の巫女の息子だったなんて…でもそれが事実だとすれば・・・・間違いなく、激怒しているわね・・・・聞けばさくら君をとても愛しているって言っていたし)」
「ど、どうしましょう咲夜さん!私たち完全に誘拐犯ですし、相手と戦う前に怒らせちゃいましたよ!私神社に行ったら間違いなく絶対に殺されちゃいます!?それ以前に悪魔が神社に行く時点でアウトですお母さんにメっ!!てされるどころか滅っ!!てされてしまいますよ~!」
「お・・・落ち着きなさい!?こ、こここういう時は冷静になるのよ」
そう言い落ち着かせるが、咲夜もあせっていた。まさか、レミリアに秘密兵器と言われ連れてきた相手がまさかこれから戦うことになる博麗の巫女の息子だなんて思いもしなかった
すると、紅魔館の門のあたりから轟音がした
「「っ!?」」
その音に驚く二人
「さ、咲夜さん・・・まさか」
「ここは手筈通りに私がお出迎えします」
いつの間にかメイド服に着替えた咲夜はそう言うと、咲夜はあっという間に消えて残された小悪魔は
「あ~~~!!咲夜さん~私はどうすればいいんですか~~」
紅魔館門では完全に破壊された門に門番である紅美鈴が霊夢と戦っていたのだが、息子をさらわれて怒り心頭の霊夢にあっさりと敗れそして霊夢に胸ぐらをつかまれ
「あなた!私の子をどこに隠したッ!!正直に言いなさいよ!!」
と、鬼のような剣幕でそう言うが美鈴は霊夢の一撃で目を回し気絶していた
「ちっ!加減するべきだったわね・・・・・まあ、いいわ。さくらはこの屋敷にいるのね」
そう言いキッと紅魔館を睨み霊夢は美鈴を地面に落とすと、赤い怒りのオーラを体にまといどすどすと足音を立てて紅魔館へと歩むのであった
「さくら…待っててお母さんが今助けるからね」
ヒロインは誰が良い?
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フランドール・スカーレット
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十六夜咲夜
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霧雨魔理沙
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博麗霊夢
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幻想郷全員