東方博麗子伝   作:疾風海軍陸戦隊

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紅魔館の決戦

紅魔館を破壊した霊夢は屋敷の正面扉を開く。中は明かりがなく当たり中赤い壁と赤い絨毯があった。そんな中一人の青いメイド服を着た銀髪の女性が階段の上の廊下で霊夢を待っていた。そして彼女、サクヤは霊夢を見て笑い

 

「ようこそ・・・・博麗の巫女」

 

感情のない声で霊夢に言うが霊夢は目を細め

 

「あんた・・・・人間?」

 

咲夜が人間だということを聞く霊夢だったが、咲夜は霊夢を見て

 

「(この小娘が・・・・さくら君のお母さん・・・・でもこれもお嬢様のため)・・・・招待状もなしに屋形に上がり込むなんて礼儀がなっていないようですね?」

 

「誘拐犯にだけは言われたくないわね?それで・・・・・私の子は何処?あんたたちが誘拐したのはわかっているのよ!桜は!私の可愛い息子をどこにやったの!!」

 

霊夢がキッと咲夜を睨んだ瞬間、その瞬間咲夜の姿が消え、開いてあった扉が閉じていた

 

「さくら君はここにはいません」

 

と、突然霊夢の背後に現れ霊夢の耳元で

 

「ですが、私が責任をもって可愛がっていますのでご安心を・・・・・」

 

「っ!?」

 

霊夢が咲夜を振り払うと、咲夜は太ももに隠し持っていた数本のナイフを抜き攻撃態勢になる

 

「うちの子を素直に返せば、拳骨一発で勘弁してあげるわよ」

 

「そう言うわけにはまいりません。あの子はお嬢様の野望に必要な子ですので今返すわけにはまいりませんよ」

 

「なら、力づくでも返してもらうわ!!」

 

霊夢がそう言った瞬間、咲夜が飛びあがり、ナイフを投げる。しかし彼女は数本しか投げなかったのにいつの間にか数百本と増え霊夢に向かってくる。それは咲夜の能力である時間を操る程度の能力によるものであった

 

「なっ!?」

 

霊夢はすかさず、その攻撃をよける。そして霊夢も反撃に護符を咲夜に向けて

 

「無駄よ」

 

そう言い咲夜は時間を止めるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢が表門から殴り込み咲夜と戦っている間、魔理沙は裏の窓から侵入していた

 

「霊夢の奴。さくらのことになると人が変わるな・・・・・以前ふざけて頬にキスしようとした時もぶっ飛ばされたしな。まあちゃんとさくらのことを愛して母親らしいことをしているってことだな」

 

窓から侵入し暗い廊下を歩く魔理沙。

 

「それにしてもこんな大きな建物いつできたんだ?あったらあの文屋が飛びついて新聞に載せるはずなのに・・・・・まあいい。霊夢がさくらはここにいるっていうし探すか。もし見つけたら・・・・」

 

 

魔理沙の妄想

 

誘拐犯を全部倒す魔理沙

 

『魔法使いのお姉ちゃんこと霧雨魔理沙ここに参上!!さくら助けに来たぜ!誘拐犯は全部私が倒したからもう怖くないぞ!』

 

『わ~い。魔理沙お姉ちゃん大好き~!!』

 

さくらに抱き着かれる魔理沙

 

妄想終了

 

 

「・・・・・」見たこともないニヤニヤ顔

 

「よぉーし!!張り切って探すぞ!それにこんな豪邸なら宝とか珍しいものもありそうだし、さくらを探すついでにそれも貰っていこうかな?」

 

と、堂々の泥棒宣言をしながら屋敷の中を捜索する魔理沙

 

「それにしても暗いな・・・・・ん?」

 

あたりを探していると扉を見つけた。そして魔理沙は扉をそっと開けると目を開き瞳を輝かせた

 

「おい・・・・うそだろ?」

 

魔理沙が見たものは大量の本が保管されている部屋。つまり図書室であった

 

「すげぇーこんなにたくさんの本初めて見たぜ。まさに宝の山だ!!」

 

そう言いながら魔理沙は部屋にあった大きな風呂敷を手に持ちそれを広げ片っ端から本を入れる

 

「うしし~大量大量~♪」

 

と、魔理沙は珍しい貴重な本をどんどん風呂敷にいれていく。すると・・・・

 

「何をしている」

 

いつの間にか薄紫のパジャマみたいな服を着た長い紫髪の女性。パチェがジト目で見ていた

 

「博麗の巫女が乗り込んできたとは聞いてはいたが、まさか火事場泥棒をするネズミまで侵入していたとは・・・・・」

 

「ネズミじゃねえ!霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ!」

 

「どっちだっていいわ。私の秘蔵の本を盗もうとしているんだから同じよ」

 

「別に盗もうとはしてないぜ。ただ借りていくだけさ死ぬまでな」

 

「それを盗むというのよネズミ・・・・・」

 

堂々の泥棒発言にパチェは魔理沙を睨む

 

「まあ、いいさ。本を持っていくのはついで。本命はこの屋敷にさらわれた子供の救出だ!もし隠すのならこの霧雨魔理沙が退治してやる!」

 

そう言い魔理沙はパチェにミニ八卦炉を向けるのだが、パチェはため息をつき

 

「はぁ~見たところあなたは人間のようだけど、そんな子供がかじった程度の魔法でこの私を倒せると思うなんて、なめられたものね」

 

そう言いパチェは本を浮かせページを動かす

 

「人間・・・・・私が本物の魔法を見せてあげる。お前の一生より長い研究の先にある世界をね…冥土の土産にでもするがいいわ!!」

 

そう言った瞬間、無数の魔法陣が魔理沙を囲むように現れるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、場所は戻り霊夢と咲夜は激しい戦いを続け部屋の中は咲夜のナイフが無数に突き刺さっていた

 

「あんた・・・・さくらを誘拐しただけあってなかなかの腕じゃない」

 

息を切らしながら言う霊夢。そして咲夜は急に眠気に襲われていた

 

「(やはり三時間じゃ足りなかったわね。早く終わらせないと。でもそれには・・・・・さくら君には悪いけどこれもお嬢様のため)」

 

咲夜はナイフを取り

 

「そろそろ終わりにしましょう・・・・博麗の巫女」

 

そう言い、咲夜は時間を止め先ほどの数百倍のナイフを霊夢の目の前に囲むように留める

もし時間を動かせば霊夢は確実に死ぬだろう。そうすればレミリアの野望をかなえることができる

だが、それとは逆に母親を失ったさくらは悲しむだろう

 

「ごめんなさい、さくら君。でも他に方法はないの。だから、あなたは私がお母さんの分まで・・・・・・お母さん代わりにちゃんと育ててあげるわ。それが私にできる償いよ・・・・・・・・停止解除!」

 

咲夜がさくらに謝りつつ、そう言った瞬間。無数のナイフは霊夢の額や体にあっちこっちに突き刺さる。これで霊夢が死んだと思ったのだが、突如霊夢の体が数十枚の護符に変わった

 

「なっ!?身代わり!?」

 

先ほどまで戦っていたのが護符による身代わりだと驚いた咲夜。そしてその後府は咲夜に向かってきて咲夜は時間を止めそれを避けたのだが、着地他場所の床にも護符が張られており、咲夜が降りた瞬間護符の働きで咲夜の動きが封じられる

 

「なっ!?」

 

驚く咲夜に背後の階段から霊夢が降りてくる

 

「やっと罠にかかってくれたわね。あんた新参者みたいだから知らないと思うけど、ここ幻想郷でわね。あんたみたいな能力者、そう珍しくないのよ。この先ここで生活するんだったら覚えておきなさい」

 

そう言いと霊夢は

 

「それよりあんた・・・・・・さっき『お母さんの分まで私が桜の母親代わりになる』って言っていたわよね?」

 

「えっと・・・その」

 

ハイライトオフの目でそう言う霊夢に咲夜は恐怖を覚える

 

「ねえ、ショタコン誘拐犯さん?お祈りは済んだか?奥歯をガタガタ振るわせてぶっ飛ばされる準備はいいかしら?拳骨だけじゃすまないわよ?」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!?これには理由が!!」

 

「人の子供誘拐しといて、訳も何もないでしょ?さあ、覚悟しなさい。今の私は手加減なんてできないからね!!」

 

そう言い霊夢は拳をバキバキと鳴らした後、拳を力強くぎゅっと握る

 

「ちょ、ちょっと待ってくださいお義母さん!!!!」

 

咲夜がそう言うと霊夢がピタッと立ち止まる。咲夜は話を聞いてもらえるんじゃないかと少し安心したのだが・・・・・

 

「誰がぁ、お前のお義母さんだぁぁーーーー!!!!」

 

そう言うのと同時に夢想封印を咲夜の腹に叩き込み、それと同時に部屋から咲夜の悲鳴が響くのだった

ヒロインは誰が良い?

  • フランドール・スカーレット
  • 十六夜咲夜
  • 霧雨魔理沙
  • 博麗霊夢
  • 幻想郷全員
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