東方博麗子伝   作:疾風海軍陸戦隊

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紅魔異変決着

どぉーん!!どぉーん!!

 

「・・・・・・・・ん?」

 

「あ、さっ君起きた」

 

外から聞こえる大きな音にさくらは目を覚ました。それは隣で寝ていたフランも同じく起きてドアの方を見ていた

 

「ふーちゃん。なんだか外が騒がしいね?」

 

「うん。なんだろ?」

 

普段この地下の部屋は外の音は聞こえないはずなのだが、そんな部屋にまで聞こえる轟音。時たま部屋が揺れるときもあった

 

「地震・・・・・じゃないね?」

 

「うん・・・・あ。さっ君紅茶飲む?」

 

「うん」

 

普通の子なら不安を感じるはずなのだが二人は紅茶を飲んでのほほんとしていた。だが音は鳴りやまない。そのことに二人はだんだん気になり始めていた

 

「鳴りやまないね?」

 

「うん。お姉さまがまた咲夜のパッドを盗んで怒られているのかな?」

 

「・・・・ねえ、ふーちゃん。部屋出て確かめてみる?」

 

「え?でも・・・・さっ君。今この部屋鍵が掛かっているんだよ?」

 

「そうなの?開けられない?」

 

「うん。パチェが魔法を使っているから私が何度もやっても壊せないの」

 

そう。部屋の扉は外からしか開けられない。さくらが入ってきた時は鍵が掛かっていなかったが、今は鍵が掛かっていて、しかもパチュリーの魔法が勝っており、フランの能力で破壊することもできない

 

「それなら、大丈夫!!ふーちゃん。なんか針金みたいなのある?」

 

「うん。はいこれ」

 

そう言いフランはさくらに針金を渡すと、さくらはドアのカギ穴に針金を差し込み耳をドアに当てる。

 

「さっ君。何やってるの?」

 

「もうすぐ開くよ・・・・・あ、開いた」

 

ガチャッという音と一緒にドアは簡単に開いた。どうやらパチェリーの魔法はフランの能力が効かないようにするだけであったみたいだ

 

「さっ君…今のって?」

 

「魔理沙お姉ちゃんに教わった」

 

「誰その人?」

 

「僕のお母さんの友達。さ、ふーちゃん行こう!」

 

そう言いさくらはフランに手を差し伸べる。フランは最初は戸惑ったが、さくらが一緒にいれば何も怖くない。彼女はそう思い

 

「うん。行こうさっ君!」

 

そう言い彼の手を握り二人は階段を上るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふ~なんとか勝った・・・・・」

 

多くの本棚が倒れ、本が大量に散りばった図書館に汗をぬぐう魔理沙。そしてパチェリーはというと蒼い顔をして目を回しながら本に埋もれて倒れていた。

あの戦いではパチェリーが一歩リードし魔理沙を倒せそうだった。倒せそうだったのだが、突如、彼女の持病が発症しめまいに襲われてしまう。その隙をつかれ魔理沙にマスパを喰らわされ倒されてしまったのだ

 

「むきゅ~~~貧血・・・・眩暈が・・・・・」

 

顔色が悪く目を回すパチュリーをよそに

 

「さてと・・・・さくらを探すか・・・・」

 

そう言いさくらを探しに行こうとすると・・・・

 

「魔理沙お姉ちゃん?」

 

振り向くとそこには金髪の女の子と手をつなぐさくらの姿がいた

 

「おっ!さくら!!そこにいたのか!!」

 

「わぷ!!」

 

さくらを見つけた魔理沙はさくらに抱き着く

 

「怖かったろ~もう大丈夫だぞさくら!!魔法使いのお姉ちゃんが助けに来たからもう安心だぜ!!」

 

「魔理沙お姉ちゃん、くすぐったいよ~~」

 

「いいじゃないかよ~お姉ちゃんの愛の証だぜ~」

 

と魔理沙はさくらを抱き着きモフモフし始める。

 

「・・・・・・」

 

その姿を見たフランはジト目で魔理沙とさくらを見る

 

「ん?さくら。この子は誰だ?」

 

魔理沙はフランの存在に気づきさくらに訊くと

 

「ふーちゃん!僕の友達だよ。ふーちゃん。この子は霧雨魔理沙お姉ちゃん。さっき言ってたお母さんの友達だよ」

 

「と、友達!?」

 

魔理沙は少し驚き、フランを見ると、フランはニコッと笑い

 

「フランドール・スカーレット。さっ君の友達よ。よろしくね」

 

「お、おう・・・よろしく」

 

と挨拶してを伸ばすフランに魔理沙はフランの手を握り握手した

 

「あ、そうだ!さくら。なんでお前こんなところにいたんだ?霊夢が探していたんだぞ?」

 

「お母さんが」

 

「昨日からさくらが帰ってこなくて一晩中お前のこと探して、もしかしたらさくらが私のことが嫌いになって出て行ったのかもしれないって家で泣いていたんだぞ」

 

「ごめんなさい・・・・」

 

さくらは霊夢が必死になって探してくれたことに罪悪感を感じていた。それを見た魔理沙は

 

「まあ、見たところ、さくらにも事情があるみたいだし、なんでここにいたんだ?」

 

「実は・・・・」

 

さくらは今までのことを魔理沙に話した

 

「なるほど・・・・・まあ霊夢の言う通り誘拐に近い理由か・・・・でもなんでさくらを誘拐する必要があったんだ?」

 

「分からない。レミリアちゃんが僕に協力してほしいからって。でも今日、レミリアちゃんっちが神社に行って母さんに事情を説明してここに連れてくることになっていたんだよ?」

 

「う~ん・・・・わからない。なあフランはここの家の子だろ何か知らないか?」

 

「私も知らない?私ずっと地下室にいたから。」

 

事情を大体知った魔理沙だが、なぜ紅魔館の人たちが桜をさらった理由はわからなかった。そしてフランもわかることだが、ずっと地下で生活をしていたためなぜレミリアがさくらを連れてこようとしたのかはわからなかった

 

「よし!こうなったらそのレミリアを捕まえて理由を聞くか」

 

と魔理沙は頷くとさくらは

 

「そう言えば魔理沙お姉ちゃん・・・・お母さんは?」

 

「え?霊夢は・・・・・」

 

さくらに霊夢がどこにいるか訊かれて魔理沙が答えようとした時、図書館の向こうから大きな爆発音がする

 

「なに!?」

 

「きっと霊夢だな」

 

「お母さん!!」

 

さくらは図書室の扉を開けて走り出すのだった

 

「あっ!ちょっとさくら!」

 

「さっくん!!」

 

さくらに続き、魔理沙とフランも彼を追いかけるのだった

 

 

 

 

 

 

 

「(お母さん…お母さん!!)」

 

激しい轟音が響く中さくらは、母がいると思われるその場所へと走る。そしてついた場所では

霊夢とレミリアが空中で激しい弾幕をぶつけて戦っていた

 

「うちの子を返しなさい!!」

 

「今はまだ返すわけにはいかないわ!!」

 

と激しく弾幕をぶつけていた

 

「(止めなくちゃ・・・・)」

 

二人の姿を見たさくらは戦いを止めなきゃと思った。だがさくらははは霊夢のように弾幕ごっこをできる力はまだなかった 。もしここで割り込めば怪我をするかもしれない・・・でも

 

「(お母さんとレミリアちゃんが怪我するのはもっとヤダ!!)」

 

大好きな母と知り合いになったばかりの人が気付着け合う姿はさくらは見たくなかった。

その時、さくらは目をカッと見開き

腕をクロスさせるとさくらの体から念力波が発せられ二人の動きを止める

 

「「っ!?」」

 

見えない力によって急に動きが封じられた二人は驚く

 

「な・・・・何この私が動けないなんて・・・」

 

「ど、どういうこと?」

 

二人が驚いていると

 

(お母さん…お母さん・・・・もうやめて、僕はここにいるよ)

 

「さくら!?」

 

(僕は大丈夫だから・・・・もうやめて!!)

 

「さくら!どこ!どこにいるの!?」

 

霊夢の頭の中にさくらの声が響き霊夢はあたりを見渡すとドアの近くでさくらが立っていた。そして霊夢がさくらに気づいた時

 

「よかった・・・・お母さん気づいてくれた・・・・」

 

と、ニコッと笑うと、さくらは倒れれてしまう

 

「さくらっ!!!」

 

さくらが倒れたのと同時に念力が解けると動けるようになった霊夢はさくらのもとに舞い降り抱き上げた

 

「さくら・・・さくら・・・・心配したのよ。もう帰ってこないと思ったわ・・・・」

 

我が子に会えた喜びなのか霊夢は涙を流しさくらを抱きしめるとさくらは

 

「お母さん・・・・ごめんなさい・・・約束破っちゃった」

 

さくらは霊夢に謝る。約束。昨日日が暮れるまで帰るという約束だ。だが霊夢は首を横に振り

 

「いいのよ…いいのよさくら。あなたが無事ならそれでいいわ」

 

そう言い霊夢はさくらの頭をなで再びぎゅっと抱きしめるのだった。その後、レミリアは計画していた赤い霧を発生させるのを中止し、

こうして、赤い館での出来事は終わりを迎えたのだった

 

ヒロインは誰が良い?

  • フランドール・スカーレット
  • 十六夜咲夜
  • 霧雨魔理沙
  • 博麗霊夢
  • 幻想郷全員
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