「おかあさん~どこ?~」
「さくら君のお母さん~どこにいるんですか?」
雪の幻想郷。優待離脱し、母親である霊夢を探すさくらと一緒に雪女であるレティも一緒に探していた
「なかなか見つからないわね・・・・」
「うん・・・・」
レティは少し困った顔をして、さくらは少ししょげて頷くとレティは
「大丈夫。大丈夫。お姉ちゃんがきっと手掛かりを見つけてあげるから、だからそんな顔をしないで!ね?」
悲しそうな顔をするさくらにレティは励ます。
「それにしても、私たち雪の妖怪にとってこの状態は喜ばしい物の5月になって春が来ないのはおかしいわね・・・・やっぱり異変を解決するため霊夢は出かけたのかしら?」
「・・・・異変?」
「あら?さくら君。霊夢・・・・お母さんの仕事知らないの?」
「うん。神社で巫女ていう仕事をしていることしか知らない」
「あらそうなの・・・・・ここ幻想郷ではね『異変』という事件が起きるの。原因は妖怪とか人が起こすことがおおいいけど、その事件を解決するのが博麗の巫女。そうあなたのお母さんの仕事なの。まあ基本妖怪退治とかがお母さんの仕事ね」
「そうなんだ・・・・じゃあ、お姉ちゃんも退治されちゃうの?」
心配そうにレティを見るさくらにレティは
「そうね…私も妖怪だから、霊夢と会えばそうなるかもしれないわね」
実際に魔理沙にやられたレティはそう言うがやられた理由ははしゃぎすぎて魔理沙に弾幕ごっこを挑んだのが原因なのだが・・・・
「じゃあ、もしレティお姉ちゃんがお母さんに退治されそうになったら、僕お母さんに『レティお姉ちゃんはいい妖怪だから退治しないでって』お願いして助けてあげる」
「え?」
さくらの言葉にレティはきょとんとした表情になるが、すぐに彼に微笑み
「優しいんだね・・・さくら君は・・・・ありがと。お姉ちゃん嬉しいわ」
と、優しくさくらの頭を撫でるとさくらは
「お母さんと同じ~温かくて気持ちいいな~」
「私、雪女なんだけどね?そう…霊夢と同じ・・・ね」
と少し嬉しそうに微笑んだ。
「さ、お母さんを探しましょ」
「うん!でもどこを探すの?」
「多分、さくら君のお母さん・・・・霊夢のことだから春を探しているはずね。きっと春を奪った妖怪がいると考えて犯人を捜しているはずよ。たぶん・・・・リリーなら何か知っているかも」
「だれ?」
「春を告げる妖精よ。春を呼ぶあの子なら何か知っているかも・・・・よし!まずはそこに行きましょう」
「うん!」
そう言うとレティはさくらと手をつなぎながら、手掛かりの可能性のあるリリーホワイトのところへ向かうのであった。
一方、霊夢はというと・・・・・
「此処が春ですよ~」
「何が『此処が春ですよ~』だ!」
現在、リリー・ホワイトと弾幕ごっこをしていた。理由は冥界に向かった魔理沙を追いかけ冥界の入り口まで来たのはよかったが、そこで鉢合わせたリリーに弾幕ごっこを仕掛けられたという理由だ
「(それにしても無駄に弾幕があるから、ややこしいわね……)というか此処が春ですよ~の意味って何よ?」
リリーの言葉に疑問を感じる霊夢に対しリリーは
「誰かに優しく暖かく思われてるから春なんですよ~」
「優しく暖かく……」
リリーの言葉に霊夢は脳裏にさくらのことを思い浮かべた
「(もしかしてさくら?さくら以外に考えられないわね……まさか近くまで来てる? でも、神社で寝てる筈よね……それに咲夜だっているし・・・・)」
そう思った霊夢だったが・・・・脳裏にある妄想が現れた。それは咲夜が桜の看病をしている姿なんだが・・・・
「(あのメイド…看病することをいいことにさくらに薬とか水を口移しで飲ませたり、あんなことかこんなことも‥‥いやまさかとは思えないけど・・・・十分あり得そうだわ)」
「弾幕ごっこ中に考え事は駄目なんですよ?」
「分かってるわよ!これ以上、時間を食うわけにはいかないのよ!さっさと解決してさくらのもとに帰らないといけないんだから!一気に片付けるわ」
「え?」
「霊符『夢想封印 散』!」
「ここで終わりなのですね~~~」
ドカァーンという爆発音とともにリリーは真っ逆さまに堕ちていくのだった
「はぁ~これでやっと魔理沙のもとに行けるし、黒幕も退治することができるわね・・・でも」
どんな相手であろうが今の無敵なのよ!私は先を急ぎ飛んでいく
遂に黒幕と対面って訳ね……覚悟してなさいよ!
そしてさくら、もうすぐ終わらせてあなたのもとに帰るからいい子で待てばさいね
そう思い霊夢は冥界の入り口へと飛んだのだった
「「遥か~草原を~ひとつかみの雲が~」」
場所は戻り、さくらとレティは歌を歌いながらリリーの住処近くに来ていた。ちなみに歌っていたのはある少年が母親のいる地へ三千里を旅する歌であった
「う~ん…確かここいら変にいつもいるはずなんだけどね~」
レティはきょろきょろと周りを見渡すとさくらが
「あ、レティお姉ちゃん…あれ?」
「え?」
さくらが指さした場所を見てみると、そこには三角の形をした帽子を被り、背中には根を生やした女性が倒れていた
「あら、リリーこんなところに寝ていたのね?ほら、起きなさい…」
「この人がリリーさんなの?」
「ええ、そうよ。私の知り合い。この様子だと誰かと弾幕ごっこして負けたようね?もうしょうがないんだから…ほら、リリー・ホワイト!起きなさい!」
レティは軽く手をかざし冷気をリリーにかけると
「ほわっ!?」
急な冷気にリリーは飛び起きた
「びっくりした~・・・て、あれ?レティじゃないの?」
「久しぶり。リリー・・・」
「・・・・て、あれその子は半透明だけど幽霊ですか?」
リリーはさくらを見るとレティは
「違うわ。この子、霊夢の息子さんで霊夢を探しているみたいなのよ。リリー何か知らない?」
「霊夢の子ですか?言われてみれば似ていますね~?あ、それと霊夢なら先ほど会いましたよ~」
「え!本当!?どこに行ったの?」
「えっとね・・・・確か冥界に向かいましたよ~そこに黒幕がいるとか~」
「よかったねさくら君。居場所が分かって」
「うん!ねえリリーさん。冥界ってどこにあるの?」
「入り口までなら知っていますよ。案内してあげますよ~」
「ほんと!ありがとう!」
「フフッ・・・良かったねさくら君」
「あれ?レティお姉ちゃんは一緒に行かないの?」
さくらはレティに訊くと彼女は頷き
「ええ…残念だけど、お姉ちゃんが一緒に行けるのはここまでよ。だからお姉ちゃんのことは心配しないで早くお母さんに会いに行きなさい。私は見守っているから」
と、にこにこして言うとさくらは
「レティお姉ちゃん。ありがとう!」
と、レティに抱き着きお礼を言うとレティは恥ずかしながらも嬉しそうに笑いそれを見ていたリリーは
「此処が……春なんですね~……」
と、にこやかに言った。そしてさくらはリリーとともに霊夢のいる冥界へと案内してもらうことになった
そして残されたレティは
「春になれば少しお別れで寂しいけれど・・・・冬になった時の楽しみが増えたわ・・・・さくら君。幸運を」
と、冥界に向かうさくらに軽く手を振るレティであった
ヒロインは誰が良い?
-
フランドール・スカーレット
-
十六夜咲夜
-
霧雨魔理沙
-
博麗霊夢
-
幻想郷全員