さくらが、リリーに連れられ冥界へと向かう途中、冥界では霊夢が魔理沙と合流していた
「おっ!来たな霊夢・・・て、さくらはいいのか?」
「大丈夫よ。吸血鬼のメイドに留守番任せたから。」
「そっか!まあ、咲夜なら安心だな」
「そうとは言い切れないわよ・・・・はぁ、行っとくけど長居するつもりはないわよ。あのメイドがさくらに何かする前に帰らないと」
「分かってるって。さっさとこの異変終わらせて、さくらのもとに帰らないとな!」
魔理沙の言葉に霊夢は頷く。そして長井、長い階段を上り続けると階段の頂上に誰かがいた
それは銀色の髪をボブカットにし、黒いリボンがあるカチューシャを付けている少女であった
「アンタが春を取った異変の黒幕?」
霊夢が訊くと少女は首を横に振り
「私では、ありません。我が主……西行寺幽々子様です。因みに私の名前は魂魄妖夢と言います」
「そう……魔理沙やれる?」
「あぁ、まだまだいけるんだぜ?」
「私は霊力を温存したいから相手してくれる?」
「了解だ、という事でお前の相手は私だ!戦うのが嫌なら春を返してもらおうか!おっと抵抗してくれてもいいぜ。力づくは大好きなんだ!」
そう言うと少女…妖夢は
「ふふっ・・・・あはは!!そこにいる博麗の巫女ならいざ知らず。ただの人間風情のあなたが何を言うと思えば・・・・いったい何様だお前は?」
「霧雨魔理沙!普通の魔法使いこと魔法使いのお姉さんだ!」
と、ビシッと自己紹介する魔理沙に妖夢は霊夢を見て
「ハンデとして二人がかりでかかってきてもいいのですよ博麗の巫女?」
「言ったでしょう? 霊力を温存したいって。それに魔理沙を舐めない方が良いわよ。人間で幻想郷最高クラスの実力者だから」
「そうですか……では手加減は必要ないようですね?」
「いくぜ?」
「私もいきますよ!」
魔理沙がミニ八卦炉を構えると妖夢は楼観剣を抜くのだった。
「うきゅ!?」
ベチャ!
僕は入り口まで案内してくれたレティさんにお礼を言って冥界の入り口へと飛んだ。長い長いトンネルみたいな暗い中を飛んでいたら、いきなり地面に変わって、僕は地面へ倒れてしまった
「いたた・・・・お母さん・・ここにいるのかな?」
あたりを見渡すと暗い寂しい場所で、あるのは…お母さんが前に教えてくれた灯篭?だったけその灯篭の明かりで薄く照らされていた長い長い石でできた階段だった。
「あの先にいるのかな・・・・お母さん」
僕はその階段を上り続けた。お家の神社よりも長い階段を上り続けた
「はぁ・・・はぁ・・・もう少しだから動いて僕の身体!」
自分にそう言い聞かせて僕は歩く。そう僕はお母さんの子だもん。こんな場所で弱音を言っちゃいけない
長い階段を上ったら其処には、あちこち壊れた広場があった。
「あそこに誰か倒れてる!?」
僕は息切れをしながらも走っていく
「幽……々子様……」
倒れていたのは緑服を着た銀髪のお姉さんだった
「お姉さん。大丈夫?しっかりして…あっそうだ!」
僕は手をかざすと、手から出た光がお姉さんの体を包み込む。この技は前にお母さんから教わった。霊力を光に変えて相手に分けて治療する技なんだって。お母さん曰く、僕は『霊力はかなり多いい』らしい
「ん……此処は……」
「大丈夫……?」
「貴方は……博麗の巫女?…でも少し小さいような?・・・・あなたが治療してくれたのですか?」
目を覚ましたお姉さんは僕を見て首をかしげる。僕はなぜだか知らないけどお母さんによく似ているらしい。
「うん!困っている人を見捨てては置けないからそれに見捨てたらお母さんに怒られちゃうからね♪」
「フフッ…優しいのですね…それにお母さんというのはもしかして博麗の巫女の」
「お母さん。ここに来たの?何処に行ったの?」
「やはりお子さんでしたか・・・・・博麗の巫女なら・・・・」
妖夢がそう言いかけた時、はるか上空で爆発音が聞こえ、二人がそこを見ると、霊夢と魔理沙が異変の主犯である西行寺幽々子と戦っていた
「お母さん!」
僕はお母さんのもとへ行こうと飛ぼうとしたのだけどなぜか力が入らない。するとお姉さんが
「あなた・・・・その姿は・・・すぐにこの冥界から出た方がいいわ。でないと・・・」
心配そうに言うお姉さん。でも
「でも僕行かなきゃ!!」
何か嫌な事が起こる気がする。その時、僕はお母さんの方を見た
うっすらだけど戦っているのが分かる。魔理沙お姉ちゃんも一緒なのが分かった。するとお母さんと魔理沙お姉ちゃんがぶつかった。
そしてお母さんが戦ってた人はお母さんに何かしようとしていた
「お母さん!!」
僕は力いっぱい飛んでお母さんの方へ向かった
「いけないっ!行ってはだめですっ!!」
お姉さんが制止する中、僕は急いでお母さんへと向かった
「(お願い!間に合って!!!)」
心の中で叫び、ようやくお母さんのもとへたどり着いた。何やら魔理沙お姉ちゃんと喧嘩しているみたいだけど、このままじゃ二人とも危ない
なら・・・
「えいっ!!!」
僕は力強く二人を押した。
「さ、さくら!?」
「さくら・・・・何で?」
僕を見た魔理沙お姉ちゃんとお母さんは驚いた表情をしてた
「お母さん…勝手にここに来ちゃってごめんね…でも僕お母さんが心配だったから・・・・お母さん・・・・ごめんね」
僕は桜色の弾幕に包まれていった。最後の記憶がお母さんに呼ばれる所だった。其処で僕の意識は途絶えた
霊夢視点
あれから妖夢を倒して幽々子とかいうのと戦ってるわ。全く……こんなに春を集めて桜を咲かせたいだなんて、さくらの看病しなきゃいけないのに、こんな異変を起こしてこっちの身にもなれっつうの!
考え事をしていたら目の前に魔理沙が接近して来ていた
避けれない……!?
ゴチーン!
「「いったぁぁぁ!?」」
私と魔理沙は頭をぶつけ合った何で目の前見てないのよ……
「あらあらあら……お馬鹿さん達ね」
「何で前を見てないのよ!」
「そっちこそ見てなかっただろ!」
「喧嘩は良いけど今は戦いの最中よ?余所見してると……ね?」
私と魔理沙が口喧嘩をしていると幽々子がふふと笑い、桜色の弾幕を私たちに向けて放った
「「避けれない!?」」
弾幕が其処まで迫って来ていた。もうここまでのようね・・・・さくら。私はお母さんらしいことあまりできなくてごめんね・・・最後まであなたの看病できなくてごめんね・・・・そう思った瞬間
トンッ・・・・
誰かに押された様な気がした。押された方を見てみると神社にいるはずの桜だった
「さくら・・・・何で…」
「お母さん…勝手にここに来ちゃってごめんね…でも僕お母さんが心配だったから・・・・お母さん・・・・ごめんね」
「さく・・・・」
愛しい我が子がニコッと笑った瞬間、目の前を桜色の弾幕が通った
「・・・・・ら」
さくらの名前を言い終わる前に、さくらの姿が消えていた。
「さくら・・・・・さくらっ!!!」
私のせいだ・・・・・私の弱さでさくらが……もっと早くこの異変を解決していればさくらは・・・・・
「お、おい霊夢!大丈夫か!?それに今のさくらだったよな!?なんでこんなところに・・・」
「‥‥…許さない」
「れ、霊夢?」
私の耳には魔理沙の言葉は聞こえず、その代わり私の目にはさくらを…愛しい我が子を奪った主犯を睨みつけていた
「さくら・・・・よくも・・・よくも私の可愛い子を!!」
「霊夢!?」
私は怒りを霊力に変えていく。次第に大気が震えて来た。全力の夢想封印をぶつけてやるわ!!
そう心に誓い私はこの異変の主犯である、西行寺幽々子に向かって構える。
絶対にさくらの仇を取ってやる!!!
ヒロインは誰が良い?
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フランドール・スカーレット
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十六夜咲夜
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霧雨魔理沙
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博麗霊夢
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幻想郷全員