春の訪れない異変が解決して翌日のこと
風邪も治り元気になった僕は目が覚める。お母さんが僕の隣で抱きしめるかたち寝ていた
「お母さん。朝だよ!起きてよ~……」
「ん~……朝? 朝御飯の支度しなきゃって・・・・さくら。もう体は大丈夫なの?」
「うん!元気いっぱいだよ!ほら!!」
と、ぶんぶんと両手を振り元気であることをアピールする。それを見たお母さんは僕のおでこを触って
「・・・・・嘘はついていないようね・・・・よかった」
少し安心した表情となる
「じゃあ、朝ごはんの準備しよう!」
僕がそう言い台所に行こうとすると
「さくら?」
「何?お母さん??」
「本当に私が母親でいいの?親らしいこと何もできていないけど・・・・」
少し、心配そうに言うお母さん。でも僕の答えは決まっていた
「うん!僕のお母さんはお母さん以外いないもん!もうあそこには帰りたくないから!だからこれからも宜しくお願いします」
僕は再び頭を下げました。お母さんは少し驚いた表情をしたけど
「今更何を言うかと思えば……帰るって言っても帰す気はないわ!たとえあなたの本当の親が来ても追い返してあげるんだから!」
「お母さん・・・・うん!例え、血が繋がってなくても大好きなお母さんには変わりないからね!」
「はいはい・・・・(さくら…ありがとうね)。さ、朝ごはんの準備するから、あと、ご飯食べ終わったら夜は宴会だから備するわよ。手伝ってね」
「うん!」
僕達は朝御飯を済ませて宴会の準備をします。誰か来る前に準備しないと僕は手伝えないからね!
「うんしょ、うんしょ……」
「頑張りなさい、さくら」
「うん!」
お母さんが宴会の料理を作る中、僕はお母さんの応援を力に変えて頑張ります。何とか食器とか出し終えたよ~これで僕の手伝いは終わり♪
「終わったわね、ご苦労様」
「うん……///」
お義母さんが撫でてくれたよ!恥ずかしいけど安心出来る♪
それから時間が経って夜になりました~
奇麗な満月の夜に照らされた夜桜を見ながらみんな楽しそうに飲んだり食べたり、楽しい音楽を鳴らして騒いでいます。
「かくて世はこともなし・・・か。まあ苦労した甲斐があったな」
桜の下、魔理沙がお酒を飲みそう呟くと
「なあ、霊夢。さくらの様子はどうなんだ?風邪は治ったのか?」
「ええ…おかげ様でね。でも異変を解決した後はあんまり好きじゃないのよね・・・異変解決後は妖怪たちが集まって騒ぐから、参拝客が逃げるわ」
「まあ、賑やかなんだからいいじゃないかよ」
「はぁ…後片付けが大変ね」
と、霊夢が愚痴をこぼす中、宴会に来ていた紅魔館組は
「結局、霊夢が解決した様ね」
「そのようですね」
レミリアが夜桜を楽しみながら咲夜に言うと咲夜は頷く
「でも、なぜだかわかるんだけどね‥・・たとえ咲夜が買い物の途中で寄り道しなくても、この運命は変わらなかったわ」
「・・・・そうだったんですね」
主にはすべてバレていたのか咲夜は少し恥ずかしそうに顔を赤くする
「さて、寄り道の罰は何にしましょうか?」
「・・・・なんなりと」
そう言う咲夜に対しレミリアは
「(でも一番の運命を変えたのはやっぱり、霊夢の子。さくら・・・・やっぱりあの子は不思議な子ね…)・・・ところで咲夜。フランは何処に行ったのかしら?」
「妹様なら、恐らく彼のもとに・・・・」
「そう・・・・・で、なぜあなたも行こうとしているのかしら?」
どさくさにまぎれ咲夜は桜のもとに行こうとするのをレミリアは止める
「さくら君の容体がよくなったか確認を・・・・」
「今夜は大人しくしていなさい。昨日散々霊夢に説教されたでしょ?まったく昨日は驚いたは帰りが遅いと思ったら、急に飛んで来て壁に突き刺さって戻ってきたんだから・・・・まあ、霊夢も出禁にはしないと思うけどほどほどにしなさい。さもないと、あああなるわよ」
そう言いレミリアの視線の先には
「霊夢さん。いいじゃないですか~ちょ~とだけ、さくら君とコミュニケーションしたいんです!モフモフしたいんです~大人の魅力をさくら君に教えてあげたいんです~~」
「ダメに決まっているでしょ!さくらに対してのセクハラは禁止よ!禁止!!このショタコン小悪魔が!!」
「そうだぜ!!それにさくらをモフモフ抱きしめるのはこの魔理沙お姉さんの特権だ!!」
「そうですよ!こあちゃん!それに今は妹様との時間を邪魔しちゃだめですよ!」
さくらのいるところに侵入し用としていた小悪魔を霊夢と魔理沙、そして美鈴が取り押さえていた
「・・・・わかりました。アレと同レベルと言われるのは不本意ですので今夜は大人しくします」
「そうした方がいいわ」
そう言いレミリアはワインの入ったグラスをゆっくりと回し、神社の方を見るのであった
僕はいつものように神社の中で夜御飯を食べます。今日のご飯は宴会用のご飯だからとっても豪華です。でも・・・・
「・・・・・」
僕はそっと外の様子を見る
「みんな楽しそうだな・・・・」
お母さんは時期が来ればみんなに紹介すると言っていたけど、まだかな…早く僕もみんなに紛れたいな・・・・そう思ってると
「ん?」
タタタタタと廊下を走る音が聞こえ、その音はだんだんと近づいてくる。そして襖がバンッと開かれると
「さぁっ~~~~~くぅ~~~~~~ん!!!」
「ふーちゃん!!」
正体は友達のフーちゃんだった。ふーちゃんは僕に向かってダイビングするとさくらはふーちゃんを受け止める
「ふーちゃんも来てくれたんだ!」
「うん!さっ君に会いたくて来ちゃった♪」
「そっか、嬉しいな~♪」
彼とふーちゃんは笑い合うと
「こんばんは」
「こんばんは」
「「?」」
襖から二人のお姉さんが入ってきた一人は
「さくら君。来たわよ」
「同じく、様子を見に来ました」
「あっ!レティお姉ちゃん!それと……冥界の所に居た人!」
「魂魄妖夢です、宜しくお願いします」
「此方こそ、宜しくお願いします」
さくらは座ったまま土下座をする形で頭を下げた
向こうも礼儀正しく頭を下げてきます
「さっくんの知り合い?」
「うん、昨日まで異変起きてたでしょ?」
「うん、寒かったね~」
「レティお姉ちゃんは一緒にお母さん探してくれた人で、妖夢お姉ちゃんはお母さんと魔理沙お姉ちゃんに倒された人だよ」
「倒されたって・・・・」
あらあら・・と微笑ましそうに見るレティに対し、妖夢は少し苦笑する
「そっか、何で二人は此処に来たの?」
フランが二人に訊くと
「私はさくら君が元気にしているか見に来たのよ」
「私も同じく様子見ですね。強烈な弾幕を受けて吹っ飛ばされていたので後遺症はないかっと・・・その様子だと大丈夫そうで何よりです」
妖夢の言葉にふーちゃんはぴくっと反応する
「弾幕で吹っ飛ばされた?‥‥‥‥‥…誰がやったの?」
「(ひっ!?ふーちゃんすごい怖い目してる・・・・僕の為に怒ってくれてる?)ふーちゃん?」
「・・・・何?」
「僕の為に怒ってくれてるの?」
さくらが訊くとフランは静かに頷いた
「僕の為に怒ってくれるのは嬉しいけどね?僕は大丈夫だから」
「でも・・・・」
「それに異変もお母さんが解決してくれたし、本当に大丈夫だよ」
「さっ君……分かった。さっ君が言うなら、止めとくでも、次は止めないでね?私さっ君を傷つけるやつは絶対に許さないから」
「え~~~」
「ふふ♪」
「?レティお姉ちゃん。 笑ってどうかしたの?」
「面白くて笑っちゃったわ。二人とも仲が良いのね?」
「うん、さっくんとは友達だもん!」
「そうだよ、ふーちゃんは大事な友達だよ~♪」
「微笑ましい限りです」
「えぇ、本当にね」
そう言い二人は桜とフランの中の良さに思わず笑みをこぼす
「所で、3人は御飯食べたの~?」
「「「まだよ(だよ)(ですよ)?」」」
「それじゃ、これを皆で分けて食べよう?」
「「「賛成よ(です)(だよ)!」」」
「皆で食べると更に美味しくなるよ♪」
「そうですね!では私は、お皿に取りましょう」
「私は、箸を並べるわ」
「私は、えっとえっと~……さっくんを弄ってるね!」
「「「止めて(なさい)(ましょう)!」」」
「チッ……」
ふーちゃんが舌打ちしました。何か性格が変わって来てない?
「じゃあ僕は飲み物を~♪」
さくらはお酒とジュースを持ってきた。もちろんさくらは未成年なのでジュースだった
「全員に行き渡った様ね~妖夢は何にする?」
「私はジュースでフランは?」
「私お酒~」
「では私も酒で」
「僕はジュース!じゃあ・・・・・」
「「「「乾杯!」」」」
と、外の宴会とは違う神社内での宴会も行われた
「(楽しいな!またしたいな、宴会!)」
さくらも嬉しそうに友達と一緒に宴会を楽しむのであった
ヒロインは誰が良い?
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フランドール・スカーレット
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十六夜咲夜
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霧雨魔理沙
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博麗霊夢
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幻想郷全員