IFベルとアルテミス~英雄オリオン~   作:へたくそ

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原作のベルにある、純粋な少年っぽさを無くしています。
簡単に言えば「大人のベル・クラネル」です。しかし英雄には憧れています。
頭もキレて、言葉使いは紳士、立ち振る舞いはヴェルフの様な感じだが、荒っぽくはないです。


ヘスティアは、あくまでベルを眷属として大切に想っています。恋愛感情ではなく、親心としての愛情です。


今作を作っていく中で、ベルのキャラ設定を少しずつ決めていく形になります。
そして自分がこの作品を作った理由が、アルテミスが好きすぎて「もっと恋愛して欲しい!!可愛いアルテミスを見たい!!!!」と言うかなり私的願望ですね。なので原作とは違う、超御都合主義な変更を加えるので、「原作を帰変えるなんてとんでもない!」と言う方はお辞め下さい。


希望のオリオン

黒い森の中、秘湯tの大きな遺跡があった。まるで詩を蓮そいさせるその樣は、命を拒んでいるかの様にも見える。

そして今、その遺跡の中で命を落す者達と、涙を流しながらそれを見ている事しか出来ない者がいた。

燃え上がる、崩れ落ちる遺跡、そんな遺跡から一筋の光が昇る。、まるで物語の幕を開けるかの様に天高く。

 

 

 

遠い昔、僕たち神は君達が暮らすこの下界に、刺激を求め降りてきた。そして僕達は決めた。

この下界で永遠に君達と共に暮らそうと。神の力を封印して不自由さと不便さに囲まれて楽しく生きようってね。

 

ある者は下界に娯楽を求めて、ある者は英雄を求めて。

 

 

 

 

 

そしてある者は、【救いを求めて】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日が照らす、清々しい朝。ヘスティアフェミリアの冒険者、ベル・クラネルはダンジョンに挑む準備をしていた。

そんなそばで寝ていた主神ヘスティアは、慌てて起きてきた。

 

 

 

ヘスティア「うぁぁあ!バイトに遅刻する!!!ベル君!何で起こしてくれなかったんだあ!」

 

ベル「起こしたのに起きなかったじゃないですか。だからあんなにお酒を飲むなって言ったなのに」

 

ヘスティア「ベル君のいじわるぅ!」

 

ベル「はいはい、それじゃ僕はダンジョンに行くので、神様も遅刻しないでくださいね?」

 

ヘスティア「あぁ!ベル君!」

 

ベル「はい?」

 

 

 

ヘスティアはダンジョンに向かおうとするベルに声をかけた。

 

 

 

ヘスティア「頑張ってくるんだよ?」

 

 

 

そう言ってヘスティアはベルに笑いかける。

なんて事のない、挨拶にベルは微笑みながら返事をする

 

 

 

ベル「はい。それじゃ神様、行ってきます」

 

ヘスティア「……あ!僕も急がなきゃ!」

 

 

 

ベルがダンジョンに向かう間、オラリアに住む住人からたくさんの挨拶や応援を貰う。

そしてその途中でお約束となっているシルの弁当をもらいに行く。

 

 

 

ベル「シルさんおはようございます。今日も朝早くから助かります」

 

シル「はい!今日のお弁当です!」

 

ベル「いつも忙しいにのすみません」

 

アーニャ「にゃ〜、リューどこ行ったにゃ!もうこんな忙しい時にぃ〜!」

 

ルノア「ってバカ前!」

 

 

 

アーニャが大量に持っていた皿を盛大にブチまかし、大量の皿の割れる音がした。

 

 

 

ルノア「あぁ!皿があ!」

 

ベル「?リューさんいなんですか?」

 

シル「ええ、どこか出掛けてるみたいで。ベルさん何かご存知ですか?」

 

ベル「いえ、僕は何も」

 

シル「そうですか」

 

ベル「それじゃ、見かけたら声をかけておきます」

 

シル「はい、よろしくお願いします」

 

 

 

ベルは再びダンジョンに向かい走る。そしてギルドの前を通ると大きな荷物を運ぶエイナの姿があった。

 

 

 

ベル「エイナさん、おはようございます」

 

エイナ「あ、ベル君おはよう」

 

ベル「何をやってるんですすか?」

 

エイナ「こんやんもお祭りの準備よ。ベル君はダンジョン?」

 

ベル「はい」

 

エイナ「気をつけてね!冒険者は…ベル「冒険しちゃいけない」 え?」

 

ベル「多分大丈夫ですよ。約束はできないですけどね!」

 

エイナ「もう…本当に心配だなぁ…」

 

 

 

 

ダンジョンの前でベルを待つヴェルフとリリィをベルは見つける。

 

 

 

ベル「ヴェルフ!リリィ!」

 

ヴェルフ「おっ!来たなぁ?」

 

リリィ「ベル様!」

 

ベル「待たせてごめん」

 

 

 

ヴェルフ「それじゃ」

 

リリィ「行きましょうか!」

 

ベル「うん、ダンジョンに!」

 

 

 

 

三人は空高く聳え立つダンジョンを見上げる。

 

そう、ここは世界の中心【円形都市オラリオ】。世界で唯一ダンジョンが存在し、多くの英雄を生み出してきた。

そこには強大なファミリアが多数存在し、日々神々が娯楽を求めている場所。

 

そして今ここから、この物語の全てが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンジョンで三人は見事な連携で自分たちより数の多いモンスター達を倒していく。

いつも切り上げるの時間帯なのだが、今夜行われる祭りに皆んなでいくと言う話になり、その為のお金を稼ぐ為もう直ぐ潜る事にした。

 

そしてダンジョンから帰ってきた三人とバイトを終えたヘスティアは祭りにきていた。

その景色は圧巻の一言に尽きる。オラリオを挙げての祭り。これを見れば誰もが心を踊られるであろう。

 

 

 

ヘスティア「うわぁ!これはすごい!」

 

リリィ「お二人とも、この新月祭は初めてですよね?」

 

ヘスティア「新月祭?」

 

リリィ「はい。神様達が降臨されている前から行われている祝祭の日です!」

 

ヴェルフ「確か月を神に見立てて、モンスターの魔の手から無事を祈る…だったか?」

 

ヘスティア「これも下界の文化ってやつだね!:」

 

ベル「冒険者が集まるオラリオにはぴったりですね」

 

ヘスティア「ベル君!イカ焼き食べようよ!」

 

ベル「分かりましかたら引っ張らないでくださいよ」

 

リリィ「ブゥ〜」

 

 

 

 

ヘスティアはベルと一緒にイカ焼きを食べる。

それを見ていたリリィは疑問に思っていた事をヘスティアに尋ねる。

 

 

 

リリィ「ヘスティア様、折角のお祭りなのにジャガ丸君を売らなくて大丈夫なんですか?稼ぎ時なのでは?」

 

ヘスティア「どこかの泥棒猫君が、()のベル君を誘惑しているらしくてね。土下座して休みをもぎ取ってきたのさ!」

 

リリィ「ムカッ。誰が泥棒猫ですか!ヘスティア様だって神様なのをいい事にベル様にあ〜んな事やこ〜んな事してるじゃないですか!」

 

 

ヘスティア「何だとお!?」

 

リリィ「ナンデスかぁ!」

 

 

 

 

ベルを巡ってヘスティアとリリィはいつもの様に火花を散らす。

毎度の事ながら何故仲良くしないのかわからないベルだが取り敢えず仲裁に入る。

 

 

 

ベル「二人とも、喧嘩しないで…ヴェルフも助けてよ!」

 

ヴェルフ「よし!たこ焼き食おうぜ!たこ焼き!!」

 

ベル「ヴェルフ…」

 

 

 

頼みの綱であるヴェルフがこの有り様ではもうどうしようもない。

ベルが途方に暮れようとしていた時、どこからか聞いた事のある声が聞こえてきた。

声のする方へ向かう。

 

 

 

「さぁ!さぁ!お立ち会い!遠き者は音に聞け!近き者は目にも見よ!」

 

ヘスティア「ん?この声は…」

 

ヘルメス「そして腕に覚えのある冒険者は名乗りをあげろ!さぁ!このやりを引き抜く英雄は誰だ!」

 

 

ヘスティア「何をやってるんだ…ヘルメスは…」

 

 

 

そこには小さな舞台で決勝に刺さった槍と一緒にヘルメスがいた。

 

 

 

ヘルメス「これは選ばれた者にしか抜けない伝説の槍。手にした物には貞潔(ていけつ)たる女神の祝福が約束されるだろう!!更に!抜いた者は豪華世界観光ツアーにご招待!既にギルドの許可済みだぁあ!」

 

 

「「「うおおお!!!!」」」

 

ヴェルフ「伝説の槍?」

 

リリィ「まぁたヘルメス様が怪しげな催しを…」

 

ヘスティア「でも面白そうじゃないか!やってみそうぜ、ベル君!」

 

ベル「そうですね。折角のお祭りですしね」

 

 

 

ベルは祭りの雰囲気を味わいたかったので、ヘルメスの催しに参加する事にした。

すると、隣からまた聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

 

 

 

レフィーヤ「私たちもやってみましょう!アイズさん!」

 

アイズ「うん、いいいよ」

 

 

 

その正体はロキ・ファミリアのLv6剣姫(けんき)の名を持つアイズ・ヴァレンシュタインとLV3千の妖精(サウザンド・エルフ)の名を持つレレフィーヤ・ウィルディスだった。

お互いが、お互いを認知した所で、アイズに嫉妬心を燃やすヘスティアと、ベルに対抗心を燃やすレフィーヤが反発しあっていた。

 

 

 

レフィ/ヘス「「あぁ〜!!!」」

 

ヘスティア「ヴァ、ヴァレンなにがし!」

 

レフィーヤ「ヘスティア様?それにベル・クラネル!」

 

 

 

何故か対抗心を燃やす二人に巻き込まれたベルとアイズ。

 

 

 

レフィーヤ「アイズさん、この勝負負けられません!」

 

アイズ「え?うん」

 

ヘスティア「ベル君!これはフィミリアの威信をかけか戦いだ!」

 

ベル「いや、これそう言うやつじゃないと思いますけど…」

 

 

 

 

ヴェルフとリリィはしょうがない二人だなと言わんばかりにため息をつく。

 

 

そして伝説の槍を抜くために、数々の冒険者がその槍に挑戦していた。

しかし結果は惨敗、ピクリとも動かないでいた。

 

 

 

ヘルメス「さぁ!次の挑戦者は誰だ!?」

 

レフィーヤ「はい!私です!」

 

 

 

 

 

レフィーヤ「ダメです…ピクリとも動きません…」

 

 

 

レフィーヤは勢いに乗って抜こうとするが、直ぐに諦める。

魔法使いとは言え、LV3のレフィーヤの力でも抜ける気配が全くない。

 

 

 

ヘルメス「おぉっと!レフィーヤちゃん!早い、早すぎるぞぉ!さぁ次は…おっとこれは剣姫ことアイズ・ヴァレンタインの登場だ!!」

 

 

 

アイズが槍の刺さっているステージに上がると大きな歓声が湧く。流石、第一級冒険者にして元レコードホルダー持ち、その人気は凄まじい。

観客がアイズを応援する中、槍を手に取り力を込め、抜こうとする。

近接型を得意とするLV6の冒険者の力、流石に抜けるだろうと皆が確信していたはが

 

 

 

アイズ「ふっ!!」

 

ヘルメス「さぁ、力が入るアイズ・ヴァレンシュタイン!」

 

レフィーヤ「頑張ってください!アイズさん!」

 

 

 

レフィーヤが応援の声をあげたのとほぼ同時に、アイズは槍から手を離した。

 

 

 

レフィーヤ「え…」

 

アイズ「ダメ、抜けない」

 

レフィーヤ「そんなぁ…LV6のアイズさんでも…」

 

 

 

アイズなら絶対に抜けると思っていたレフィーヤが落ち込んでいる横で、ヘスティアはチャンスとばかりにベルの応援に移る。

 

 

 

 

ヘスティア「よしベル君!ヴァレンなにがしを見返してやれ!」

 

リリィ「頑張ってください!ベル様!」

 

ヴェルフ「ま、楽しんでこい」

 

レフィーヤ「れ、LV2に貴方に抜けるわけありません」

 

ヘスティア「何をぉ!」

 

レフィーヤ「むぅ…」

 

ベル「まぁ落ち着いてくださいよ。お祭りなんですし楽しく行きましょ?」

 

ヘルメス「さぁ!次の挑戦者は!?お?次は君かい?ベル君」

 

ベル「はい。僕に抜けるか分かりませんが、やってみますよ」

 

ヘルメス「さぁ、リトル・ルーキの挑戦だ!」

 

 

 

 

ベルがやりを掴み、向こうとした時だった。ベルの頭の中に声が響いた

 

 

【見つけた】

 

ベル「これは…?…っ!」

 

 

 

そして次は槍にヒエログリフの文字が浮かび上がり光ったと思いきや、槍が刺さっていた結晶が砕けた。

ベルは呆然と立ち尽くしていた。

 

 

 

ベル「抜けた…?いや、それよりも今の声は…」

 

ヘルメス(そうか。運命は君を選ぶのか、ベル・クラネル)

 

ヘスティア「やったぁ!べッルくぅん!」

 

 

 

ベルとヘルメスが何かを考えている途中でヘスティアがベルに抱きつき。、ベルはそれを受け止める。

そして槍を抜いた事により歓声が沸き上がった。ヴェルフにリリィ、アイズ、そして一番衝撃を受けていたのがレフィーヤだった。

 

 

 

アイズ「ベル、すごい」

 

ヴェルフ「まさか本当に抜くとはな」

 

リリィ「ふふん、見ましたか?」

 

レフィーヤ「そんなぁあ〜!!!」

 

ヘスティア「そうさ!僕のベル君はとてもすごいんだ!!ヴァレンなにがし君なんて目じゃないぞ!」

 

 

 

 

ベルがまだ状況の整理ができてい中、ヘルメスが祝いの言葉をかけてきた。

 

 

 

ヘルメス「おめでとう、ベル君」

 

ベル「ありがとうございます、ヘルメス様。それより、この槍はどこで見つけてきたんですか?こんな槍を用意した上に、ギルドに許可されたと言う旅の話。貴方が関わっていると言う事だけでも怪しいのに、一体何を企んでいるんですか」

 

 

 

ベルは抜いた槍を肩に置きながら、ヘルメスに疑惑の目を向ける。この神が絡んでいるとう事はほぼ間違いなく厄介ごとの類だろう。

信用はできる、できるが信頼はできない神なのだ。

 

 

 

ヘルメス「流石ベル君、言い目をしているね。それじゃ、今回の旅のスポンサーのお出ましといこうか」

 

ベル「スポンサー?」

 

 

 

ヘルメスが目を向ける方にベルも目を向けた。すると観客の少し後ろ、そこには綺麗な青い長髪の綺麗な女性が立っていた。

そしてそれを見て一番嬉しそうにしていたのが他の誰でもない、ヘスティアだった。

 

 

 

ヘスティア「アルテミス!アルテミスじゃないか!」

 

ベル「お知り合いですか?」

 

ヘスティア「展開で交流していた神友だよ!僕のマブダチさ!アルテミス〜!!」

 

 

 

 

ヘスティアは久々の再会に喜びながらアルテミスの元に駆け寄ると、アルテミスもヘスティアの元に駆け寄る。

そして二人は感動の再会の抱擁を交わす……のではなくヘスティアを華麗にスルーし、ベルの元へ駆け寄利、ベルに抱きついた。

 

 

 

アルテミス「見つけた!私の【オリオン】!」

 

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