███:長谷川千雨は最後の竜の血脈である。   作:庭師代行

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第31話【錬金術】

 1時間ほどで内臓の摘出と皮剥ぎを終わらせた千雨と楓は肉塊になったイノシシを冷やすため流水に()けたまま、その場を後にした。

 

「長瀬は普段から野営してんのか?」

「平日は寮で寝泊まりしているが、修行の一環で土日だけ自給自足(サバイバル)してるナリよ」

 

 イノシシの腹を捌いて取り出した内臓が入っているビニール袋を地面に下ろした千雨は、楓に先導されてやってきた川辺の野営地をしげしげと眺めている。

 千雨は(楓は否定しているが)忍者なのだから古風な道具を使っているのだろうと思っていたのだが、予想に反して市販されている物より頑丈だが見た目は一般的な一人用のテントと、どこからか持ってきた真新しいドラム缶で(こしら)えた簡素な風呂が鎮座していた。

 

「なあ、長瀬。ござるは百歩譲って有りだとしても、さすがにナリはどうかと思うぜ」

「……拙者も薄々そう思ってたでござる」

「それキャラ付けの一環なのかよ」

「心外な、忍者らしさを口調で表しているだけでござるよ」

「やっぱり忍者じゃねーか! 隠す気ねえだろ!」

 

 忍びなのに忍んでないが、あまりにも大っぴらにしているので深い考えがあるのだろうかと千雨は考えていた。

 実際は山奥にある忍の里で生まれ育った楓は世間慣れしていないため、若干行動がズレているだけである。

 

 先程は空気を読んで深追いしなかったが、耐えきれなくなった千雨は楓にツッコんでしまった。

 楓は千雨に正体がバレるのは時間の問題だと思っていたようで、細めていた両目をすっと開けると真剣な口調で自分の経歴を語りだした。

 

「千雨殿の慧眼(けいがん)は誤魔化せぬか。(しか)り、拙者は甲賀(こうか)中忍でござる」

「……私を過大評価してるようだが、うちのクラスの大半に忍者だってバレてると思うぜ」

「なんと!?」

「まあ本気で忍者だと信じてんのは私を含めても片手で数える程度で、残りは忍者の真似事(コスプレ)だと思ってそうだけどな」

「それはそれで複雑でござるな……」

 

 忍者だと知られるのは困るが偽物だと思われるのは嫌なようで、楓は千雨に告げられた真相に肩を落としている。

 しかしすぐさま気を取り直した楓は、今度はこちらの番だとばかりに千雨に対して質問を投げかけた。

 

「ところで千雨殿はどこの里の出身でござるか? 近隣の里(甲賀や伊賀)には拙者と同年代の忍びはいなかったと記憶しているでござるが」

「私は忍者じゃねーよ!」

「しかし入学式の前日に寮で見た隠遁術(いんとんじゅつ)は──もしや、千雨殿は西洋のあさしん(暗殺者)でござるか!?」

「何の話だ? 私は善良な女子中学生だぞ」

「そのネタは天丼(もうやった)でござるよ」

 

 1時間ほど前にやった流れを立場を逆にして繰り返そうとしている千雨に楓がツッコミを入れる。

 続けざまに楓は少し悲しげな表情をしながら、千雨に言葉を投げかけた。

 

「拙者の正体を暴いておきながら、自分だけ隠すのは少しヒキョーでござるなあ」

「……言っておくが、()()違うからな?」

「なるほど、抜け忍でござるか」

「だから私は忍者じゃないっての。せめて足を洗ったって言ってくれ」

「あいあい、そういうことにしておくでござるよ」

 

 最後まで千雨は明言こそしなかったが意図を理解した楓は納得したように深く頷いた。

 千雨は自分の意志で暗殺教団(闇の一党)に入団したが、現在は脱退して上司(夜母)からの命令を構成員に伝える役目(聞こえし者)は適性がある後継者に全て任せているので、現在は暗殺者ではないというのは間違いではない。

 

 それはそれとして、その気になればいつでも復帰できるのだが、()()()()()()()()()()宿敵(アルドゥイン)を倒すために力を得ようとしていた頃とは違って、今の千雨はそれほど力を追い求めていない。

 魔法や『気』に手を出しているのは自衛や知識欲のためであり、使命感にかられているわけではないのだ。

 

「とりあえず新鮮なうちに内臓を焼いて食っちまうか。調味料と調理器具は持ってきてるしな」

「準備がいいでござるな。それなら拙者は山菜を採ってくるでござる」

「私も手伝おうか?」

「ありがたい申し出だが、拙者一人で十分でござるよ」

「だけど二人で探したほうが──ッ!?」

 

 頭数が多いほうが早いだろうと思って手伝おうとした千雨だが、続きの言葉を発することは出来なかった。

 楓が右手の人差し指と中指を伸ばし他の指を折りたたんで印を結んだ瞬間、白煙のような『気』が噴出するとともに多数の人影が現れたからだ。

 

「ニンニン、これぞ忍法多重影分身の術でござる」

「……長瀬って忍者漫画も読むんだな」

「あの漫画の影分身と比べると不便でござるよ」

「現実の忍者と同一視されるのは嫌でござる」

「読み物としては好きでござるよ」

「忍者ハットリくんは認めないでござる」

「わかったから同時に話しかけてくんな! ござるござるうるせーんだよッ!」

 

 本体を含めて8人まで増えた楓に取り囲まれて一斉に話しかけられた千雨は包囲網から逃げ出すため、姿勢を低くして黒い霧を発生させると気配を周囲に同化させた。

 隠密術の奥義である【影の戦士】を目の当たりにした楓たちは、普段は糸のように細めている目を見開いて驚いている。

 

「これは忍法雲隠れの術でござるか!?」

「やはり千雨殿は忍者なのでは……?」

「まるで気配が読めないでござる」

 

 周囲を見渡して千雨がどこに行ったのか探している楓たちをよそに、距離をとった千雨は隠密を続けたまま料理の下ごしらえを始めたのだった。

 

 

 

 その後、数の暴力であっという間に山菜を集めてきた楓は、千雨が用意した食器や調理器具を借りて昼食を摂ることにした。

 胡座(あぐら)をかいて地面に座った千雨と楓は、下味をつけて山菜と一緒に炒めたイノシシの内臓を頬張りながら雑談をしている。

 

「長瀬はいつから私がこの辺りにいるって気付いてたんだ?」

「追い払ったイノシシの気配が消えた辺りでござるな。気になったので様子を見に行ったら、千雨殿がイノシシの血抜きをしていたでござるよ」

「何で興奮してんのかと思ったら長瀬が追っ払ったからだったのか」

「拙者では、あの大きさのイノシシを仕留めても一人で解体するのは難しいでござるからな。千雨殿が拙者に気付いたのはどの段階でござるか?」

「私がイノシシの脳天に剣を突き立てた瞬間だな。たぶん私が剣を抜いたのに驚いたんだろうが、あの一瞬だけ気配が漏れてたぜ?」

 

 こんな山奥に人がいるとは思わなかったので、千雨は最低限の索敵しかしていなかった。

 誰かが気配を消して様子をうかがっていると気がついたのは、イノシシを屠殺し終えてインベントリに収納しようとした直前である。

 

 直感で見られていることを察知した千雨は、魔法の秘匿のためにインベントリを使わずイノシシを担いで移動することにしたのだ。

 楓は巧妙に気配を消していたため、千雨は索敵用のシャウト(オーラ・ウィスパー)と千里眼や生命探知の魔法を組み合わせてもどこから監視されているのか断定できなかった。

 

 見ているのが楓だと気がついたのは、彼女が隠遁を解いて川でイノシシを解体しようとしている千雨に近寄ったときである。

 技術の方向性は違うが、千雨は楓が自分と同等の隠密術の達人だと認めていた。

 

「……試すような真似をして悪かったでござる。

 千雨殿の力量を見たくて隠れてしまったのだが、よもやその時点から見破られていたとは思わなんだでござるよ」

「逆の立場だったら似たようなことしてただろうし、そんなに気にしてねーよ。そもそも長瀬がミスらなかったら、私も気が付かなかっただろうしな」

「しかし世界は広いでござるなあ。拙者、正直なところ隠遁術に関しては大人にも負けない自信があったのだが、千雨殿のような練達の士がいるとは驚きでござる」

「私も長瀬の隠密は切っ掛けがなかったら見破れなかったし、どっちが上ってのはなさそうだけどな。つーか、お互いに本気で隠れたら、どっちも見失うんじゃねーか?」

「ううむ、隠遁術の腕前を競い合いたかったが、これでは不毛な対決になりそうでござるな」

 

 千雨と楓では隠密の手法や技術の系統が大きく異なるため、全力で隠れた場合はお互いに見失う可能性が高い。

 どちらの技能が優れているか試してみたい気持ちは千雨にもあったが、何日も耐久してまでやることではないので乗り気ではなかった。

 

「話は変わるが、千雨殿はどうしてこんな山奥に来たでござるか? 拙者と同じく、修行のためでござろうか」

「私は薬の調合もやっててな。調合(錬金)術を習った土地で使ってた材料に近い物が自生してないか探してたんだ」

「薬物の調合……やはり千雨殿は──」

「何回でも言うが私は忍者じゃねえからな」

「ううむ、千雨殿は中々に強情でござるなあ。認めれば楽になれるでござるよ?」

「認めるも何も事実なんだよなあ」

 

 楓の冗談に呆れながら千雨は箸を伸ばして食事を続けるのだった。

 

 

 


 

 

 

 その後、楓から近辺に自生している植物の分布の説明を受けた千雨は、川にイノシシの肉を浸したまま錬金術に必要な素材の探索を再開した。

 楓も探索に付き合うと言っていたが、さすがの千雨もクラスメイトの前で錬金素材を(むさぼ)り食うほど常識を投げ捨ててはいないため断っている。

 

 日が落ちる直前まで時間をかけて多種多様な錬金素材を確保した千雨は、帰り際にイノシシの肉を回収して下山したのだった。

 下山した千雨は寮の自室ではなく建てたばかりの家に向かった。寮のキッチンではイノシシの肉を切り分けるには手狭すぎるのだ。

 

 イノシシに限らず動物全般に当てはまるのだが、処理してから時間が経っていない肉は死後硬直が解けていないので硬くなっている。

 動物の種類にもよるが、イノシシの場合は3~4日ほど冷たい場所に保管して熟成させると丁度いい柔らかさになる。

 

 そんなこと関係ないとばかりに狩ったその日に動物の肉を焼いたり鍋にして食べてしまうノルドも少なからずいるのだが、千雨は食にこだわりがある方なので大抵の場合は丁寧に熟成までさせていた。

 キッチンに置かれている大きめのテーブルにイノシシを乗せた千雨は、骨をとって部位ごとに切り分けると食品用ラップフィルム(サランラップ)で丁寧に包んで業務用の冷蔵庫に放り込んでいった。

 

 帰り際に地上階の自室に場所を移したワークステーションとモラの様子を確認した千雨は、薄暗くなった夜道を駆け足気味に歩きながら帰路を急いだのだった。

 

 

 

 工房を兼ねた家が完成してから千雨の生活リズムは若干の変化を見せた。千雨は以前より更に早起きして、毎朝の日課となっている瞬動術の訓練の前に工房に出向いている。

 工房では腕が鈍らないように金属製の武器や防具を作っては鋳潰(溶か)すという賽の河原のような真似をしたり、付呪(エンチャント)の術式を考えたり、錬金術の素材の組み合わせでポーションの味が改善しないか実験を繰り返している。

 

「……やっぱり余ってる素材をぶち込んだのが失敗だったのか?」

 

 もしこの場に相棒の傭兵(テルドリン・セロ)がいれば間違いなく頷かれたであろう疑問を口にしつつ、千雨は錬金術の技量が向上する付呪(エンチャント)が施された装備を身に着けて様々なポーションを量産している。

 

 千雨は収集癖(貧乏性)があるので比較的集めやすい素材を優先して使う癖があった。その結果生まれてしまったのが辛うじて人間が飲める味のポーションである。

 千雨が『召喚上昇(召喚時間延長)ポーション』を作る際に使用した【山の青い花】と【骨の粉】の組み合わせは毒性こそ無いものの、片方の素材に倫理的な問題があった。

 

 千雨は慣れてしまったので気にしていないが、素材に使用している【骨の粉】は人間が元になっている怪物(クリーチャー)──ミイラ(ドラウグル)動く骸骨(スケルトン)の骨を砕いた物である。

 そのまま溶かしているのではなく魔法で効果を抽出しているだけなので人体に悪影響はないが、人骨が原材料だと知っていて平然と使える者はスカイリムでも少数派だ。

 

 千雨の扱う【錬金術】は素材に含まれている魔法効果を抽出して薬や毒にする技術である。

 錬金術に使用できる素材には4種類の魔法効果が内包されており、千雨は2~3個の素材を組み合わせてポーションや毒薬を作成している。

 

 具体例を挙げると【山の青い花】には『体力治癒(ヘルス回復)』『召喚上昇(召喚時間延長)』『体力上昇(ヘルス最大値上昇)』『マジカ回復減退(魔力回復速度減少)』の効果が、【骨の粉】には『スタミナ減退(スタミナ回復速度減少)』『炎耐性(炎ダメージ割合カット)』『召喚上昇(召喚時間延長)』『体力破壊(ヘルス最大値減少)』の効果が含まれている。

 2つ以上重複している魔法効果がそのままポーションや毒の効果になるので、意図的に要素を偏らせて薬効や毒性を消して高純度化する技術がなければ両方の効果が出てしまう組み合わせも多い。

 

 千雨は近右衛門経由で安全性を確かめてもらうために【山の青い花】と【小麦】を組み合わせた『体力治癒(ヘルス回復)』と『体力上昇(ヘルス最大値上昇)』の効果がある『体力上昇ポーション』と、【ジャズベイ・ブドウ(ピオーネ)】と【山の赤い花】と【塩】を組み合わせた『マジカ(魔力)回復速度上昇』と『マジカ上昇(内包魔力容量上昇)』の効果がある『マジカ(魔力)上昇ポーション』を作っていた。

 

 素材の在庫はあるが今回は検証を兼ねているので、千雨は塩以外の素材を麻帆良で採れた物で代用している。

 地球には存在しないジャズベイ・ブドウをピオーネで代用できるか怪しかったが、思いの外簡単に代用できてしまった。

 

 塩だけ代用できなかったのは、島国の日本では岩塩を採掘できる土地がなく、麻帆良学園都市がある埼玉県麻帆良市は内陸なので海水から塩を作っている場所もないからだ。

 市販されている塩を何種類か試してみたが、どれも錬金術の素材として使えなかったので、タムリエル大陸の拠点に数百個単位でストックしている塩をテルドリン・セロに頼んでドレモラ執事を通して送ってもらっていた。

 

「この組み合わせでも何とか普通に飲める程度の味か……余計な混ぜものを入れると効果が落ちるし、今はこれが限界だろうな」

 

 完成した『体力上昇ポーション』と『マジカ(魔力)上昇ポーション』を試飲した千雨は微妙な顔をしながら、机の上に並べられているポーションが詰まった瓶を眺めていた。

 品種改良された小麦やブドウを使用しているので、千雨がスカイリムで作っていたポーションと比べると格段に味が良くなっているが、それでも辛うじて美味しくないという中途半端な味に仕上がっている。

 

「エヴァの話じゃ魔法世界(ムンドゥス・マギクス)は地球と比べると大気中の魔素が濃いらしいし、夏休みになったら行ってみてーな」

魔法世界(ムンドゥス・マギクス)も興味深いが、私としては図書迷宮(図書館島)の探索を優先してほしいものだな

 

 木製の椅子に体を預けて伸びをしていた千雨の背後から、漆黒の闇に染まった電子精霊の独特な声が響いてきた。

 千雨が面倒そうに顔をしかめながら振り返ると、その先には普段とは違う威圧感を(かも)し出しているモラの姿があった。

 

「ハルメアス・モラ……久しぶりに電子精霊越しに話しかけてきやがったな。ここ最近、ずっと直接操作してなかったが何か企んでたのか?」

ドラゴンボーンよ、お前が案ずる必要はない。()()()()()()()()()()()()()()()。もっとも、今さら知ったところで意味はないだろうがな。

 時間は有限なのだ。余計なことに労力など割かずに、お前は我が従者として知識の探求に(いそ)しむがいい

「そんな言い方されたら余計に気になるだろーが。それと私はテメェの従者じゃねーからな」

ふむ……お前が見ていた創作物(アニメ)を参考にするのならば、そろそろ絆されて(デレを見せて)もいい頃合いだと思うのだが

「人を二次元のキャラと一緒にすんじゃねえよ! 今からでもテメェの依代を滅ぼしてやろうかッ!」

出来ぬことを口に出すのは利口とは言えないな、ドラゴンボーンよ。そう(はや)らずとも近い未来、人生の糸が繋がる様子が私には見えている

「……つまり結果はいずれ分かるから気にするな、って言いたいのかよ。それなら何も言わないほうが良かったんじゃねーのか?」

私はお前との契約に基づいて質問に答えたまでのことだ。この世界独自の知識に興味を(そそ)られてはいるが、ニルンに住まう定命の者たちが(つむ)ぐ運命の糸で織られたタペストリーより上質とは思えぬ。

 しかしニルンとは違った楽しみがあるのも事実だ。()()()()()()は理解すら出来ていないようだがな。それでは我が依代の管理は任せたぞ、ドラゴンボーンよ

「おい! 遠回しに好き勝手言って帰んなよッ! ああ、クソッ……結局何が言いたかったのかよくわからなかったじゃねーか!」

 

 要領を得ないハルメアス・モラの話に一抹(いちまつ)の不安を覚えた千雨は、日が変わる直前まで頭の片隅で思案し続けたが、最終的にこれまで通りに過ごすしかないという考えに落ち着いたのだった。




言っておくが私は愚か者ではないぞ?ムアイク(メタ発言キャラ)と同じぐらい賢いからな!用語解説

長瀬楓(ながせかえで)
龍宮真名と同じく非常に長身な少女。同様に中学生離れしたプロポーションの持ち主でもある。
現代まで続く有名な忍者の流派である甲賀(こうか)流の末裔であり、12歳にして実働部隊の最高位とされる中忍の位を授けられている。
昔の甲賀流は女性は忍者になれないとされていたが、時代の流れで伝統が変化している。
本人は隠しているつもりだが、周囲からは忍者のコスプレイヤーだと思われているようだ。
現在は誤った読み方で定着しているが、甲賀の本来の読み方は『こうが』ではなく『こうか』が正しい。
ややこしいことに山ひとつ隣りにある伊賀の読み方は『いが』で正しい。

錬金術(れんきんじゅつ)
卑金属を貴金属に変える技術ではなく、自然界の物質から魔法効果を取り出して薬や毒に変える技術の総称。
地球における錬金術と見た目は似ているが、魔法要素が多く含まれるため化学とは原理が異なる。
付呪(エンチャント)との相乗効果で千雨は常識外れな効力を持ったポーションや毒を作成できる。
本作では修正されている(登場しない)が、錬金術には【超錬金】と呼ばれているバグ技が存在する。
ゲームバランスが崩壊するので、初見プレイの際は手を出さないほうがいいな。
スキルレベルを上げるのに大量の錬金素材が必要だが、IDontEvenKnow氏のMOD『IHarvest』を導入すれば、周囲の錬金素材を自動回収できる魔法が使えるようになるぞ。

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