「キングダム~烈人伝~」最速将軍RTA   作:螺鈿

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 時は雲をつき、波をたて襲うRTAはーじまーるよー!

 

 前回の山を降りてしばらくすると着きました。目的の町です。大きさ的には中規模の村といった所でしょうか。

 

 早速野盗の首を換金したいところですが、まず返り血をキレイにしてからにしましょう。ホモはキレイ好き。そこの第一ホモ人に宿を聞きましょう。

 

「はい、なんでしょう……キャアアー!」

 

 何叫んでんだよ初めてか? 力抜けよ(マジキチスマイル)

 

「は、はい……」

 

 弁舌能力が低いのになぜか説得出来ました、魅力値のおかげかな? 

 

「ごめんなさい、急に叫んでしまって」

 

 気にしないで(ホモは寛大)

 それよりさぁ……ゆっくり休めるとこ、知らない?(壁ドン)

 

「え、えっと……」

 

 宿屋の女主人っていいですよね。僕は……王道を行くルイーダですかね。

 

「どうした?! 何があった!?」

 

 衛兵が来てしまいました。あーもうめちゃくちゃだよ。

 

 どうやら生首をしまい忘れていたのが叫ばれた理由ですね。このように蛮族の様な格好やプレイ等は魅力値にデバフがかかります。場合によっては衛兵を呼ばれます。

 

 衛兵が呼ばれると少々厄介です。まぁガバといえばガバですが、レズちゃん的にはまだガバではありません(錯乱)

 

【衛兵を説得する】

 

 ここで説得に成功すれば後の手間も省けて1石2鳥です。レズちゃんの頭がアレなことが心配ですがもし失敗しても大人しくお縄に着けば少しのロスですみます。結局首を換金するのに詰め所に行かなければならないですし、強制移動も悪くはないのでは?(心の予防線)

 

「野盗を討伐したと? お前が?」

 

 もちろんです。プロですから。

 

「だが叫び声が聞こえたぞ。騒ぎを起こしたのはお前じゃないのか?」

 

 違います。信じて下さいオナシャス(綺麗な瞳)

 

「先程の話も含めてとても信じられんな」 

 

 ダメみたいですね(絶望)

 

「あ、あの! それについては私が勘違いして叫んでしまったんです!」

 

 ん? なんだって?(食い気味)

 

「……そうか。だが野盗の件は詳しく聞かせてもらおう。その首を金に換える為にもな」

 

 アイヤー!(驚愕)

 この展開は初めてですね。勿論協力します。ついでに移動スキップオナシャス! 

 ……ん? 画面が暗転(いやらしい)しねぇな。ここバグってますよ?

 

「あの、先程はごめんなさい。宿を探してるんですよね。私の宿で良かったら後で来てください」

 

 えぇ……(困惑)

 いつからここは公然とレズが盛る恋姫な夢想空間になったんでしょうか(百合の花)

 

 会話が終わると画面が暗転して詰め所にスキップです(うま味)

 ここからは野盗の情報と首を渡す定型会話になるので倍速です。

 

 いやしかしレズちゃんの誘いホモっぷりにはビックリです。このゲームが年齢規制受けてしまいますよ。

 冗談はさておいて、流石におかしいです。詰所の人の対応もなんか気持ち優しいですし……ファッ!? 金額がいつもより上乗せされてます! た、たまげたなぁ(素面)

 

「そうか、随分遠いところから来たんだな…… 仕事を探している? 用心棒? それならさっきの子に聞いてみるといい。顔が広いし、あの子の宿もそういうのを欲しがっていたからな」

 

 おいおい、ダメ元で聞いたら仕事の斡旋にも成功したよ。いくら魅力値が平均よりは上とはいえ、本当は使いっ走りの貢献イベントをこなさないといけないのに。流石のボブも訝しんだ。ちょっと進めながらWiki見ますね。

 

 

 

「用心棒ですか? それなら幾らか心当たりがあります。それと、私の所も偶にお願いしてもいいですか?」

 

 かしこまり! いやーチャートが進む進む(チャートが崩壊していく音)

 

「でもその前に、お体を綺麗にしましょうね?」

 

 ちょっ!何してんすか!!やめてくださいよ本当に! アン!アン!アッーンン!!(暗転)

 

 

 さてここからは倍速です(真顔)

 村のイベントをこなし、信頼度を獲得して用心棒の仕事をします。用心棒の仕事は経験値的にもうま味です。ステータスを上げながら村の奉仕イベも積極的に行っていくと隠しステの名声値が上がり、要人の用心棒が行えるようになります。これがこの町とチャートの目的です。

 ステータスの関係で、序盤からこれが行えるのは恐らくこの村だけでしょう。他の町はちょっと運要素が強すぎます。

 

 しかしレズちゃんはどこいってもいいカラダしてんねぇ!と村人を次から次へとホモにしていきます。その理由はWikiにちゃんとあったから見とけよ見とけよー。

 えーとですね、多分そうじゃないかと思ったんですが『純一無雑』のせいですね。基本的に相手から信用を受けやすくなるらしいです。特定の相手には逆効果らしいですが今のところ悪影響は見当たりません。

 

 いやーチャートにかなり余裕が出来ました。名声を聞いて要人がくるまでは結構運要素が強いんですが、これなら確実に目標の期間内には達成できるでしょう。

 しかしここまでの効果があるとは驚きです。今後のRTAにも採用を検討すべきかもしれません。まぁ最後はどうなるか分からないのでね、まだ楽観はできませんね(ホモは疑心暗鬼)

 

 それまでは基本的に町で仕事と筋トレに励みましょう。倍速倍速ゥ!

 

 

 

 この町に来て2カ月程するとあの時の親切な衛兵から「見抜き、いいっすか?」と呼び止められました。等速等速ゥ!

 

「お前が教えてくれた野盗だがな、本隊の居場所が分かったんだ」

 

 要人イベかと思ったら、これは野盗の討伐イベですね。本来はあと半年後位に起きるやつです。そっかーここで起きちゃうかー(白目)

 

「しかしオレ達の県尉官たちが動くことはないだろう。そこで傭兵としてお前さんを頼りにしたいんだ」

 

 設定上、この周辺の県の役人たちは腐敗していて動きません。なので村のホモたち+レズちゃんで挑むことになります。これもう完全に真夏の夜の(ry

 

 とりあえず【あ、いっすよ】位のノリで受けましょう。圧倒的に(筋力以外)のステが足りていませんがまぁなんとかなるでしょ(やけくそ)

 

「ありがとう、本当に助かるよ」

 

 この人も役人ですがこの町出身なのでボランティア的に参加してくれます。というか報酬である金も町からかき集めたお金です。聖人かな? しゃぶってやらせてもいいゾ?

 

「じゃあ準備が出来たら明日、長の所に来てくれ」

 

 時間スキップはないんですかね(憤怒)。ということで長の家に行く前に準備を済ませておきましょう。

 用心棒の仕事は街中で行うので武器は使っていません。なので所持武器は未だに野盗から奪った棍棒、手斧、錆びた剣だけです。とりあえず鍛冶屋にいきましょう。

 

「よぉ、新顔だな。オレは見ての通り、武器を打つ鍛冶屋さ」

 

 嘘だぞ。こいつ基本的に農具しか打ってないから武具なんて低い質のしか置いてないぞ。まぁここも田舎だからしょうがないね(見下し)

 

「聞いたぜ。アンタあの野盗どもを退治に行くんだって? オレにも協力させてくれよ。鍛冶屋らしく、な」

 

 ですが野盗退治イベを行うと、割引を行ってくれる神鍛冶屋なので使うときは積極的に使いましょう(掌クルー)

 

 用心棒で稼いだ金で武器を買ってもいいのですが、先程言った通り田舎の鍛冶屋ではたかが知れています。この世界の質の良い武器は下手すると家1建余裕で買える値段がするので出来れば無駄遣いは控えましょう。

 

 えーとりあえず錆びた剣を研ぎに出します。砥石を買って自分でやるのもいいですが効果が低いのでお勧めはしません。でも持ってて悪いものではないので持っておくことを勧めます。

 

「ホラ、出来たぜ。それと砥石だ。他にはあるかい?」

 

 はやーい(サラマンダーより感)!

 『錆びた剣』が『古びた剣』になりました。 後はそうですねぇ……この手斧と棍棒を素材にクラフトしてくれます?

 

「ちょっと待ってな」

 

 拾った武器はこうしてクラフト要素があります。最終的には拾った素材から火尖鎗だの方天画戟だの、落日弓や如意棒なんかが出来ますがゲームだからね、しょうがないね。なお金額は城1つ買える模様(白目)

 

「出来たぜ」

 

 『棘つき棍棒』が出来ました。古びた剣だけでは耐久値的に不安なのでちゃんと予備武器は持っておきましょう。ドンドコ汗明も予備武器はちゃんと持ってたましたからね、安全策は大切!(勝てるとはいってない)

 

 後は防具ですね。……まぁステ的に喰らえないという意味で次の敵の攻撃は当たる予定がありません(当たらないとはry)

 それに防具も基本敵から奪う予定なのでね、無駄遣いはしません。これでこの鍛冶屋には用ナシです。じゃあ明日まで倍速いくどー

 

 

 

「よく来てくれた玲守殿」

 

 なんだこのオッサン(驚愕)

 翌日長の家に行くと何人かの男たちとミーティング(良い発音)します。

 

「野盗どもにはどう攻める? お前さんの意見を教えてくれ」

 

 軍議チャートですね。今後も戦前やこのような戦いの前には軍議が始まります。K〇EI作品の献策みたいなもんだと思って下さい。

 レズちゃんは「夜襲」&「奇襲」です。

 

「むぅ、あの山は野盗共の根城じゃ。それは難しいだろう」

 

 トップである長の総合的な軍学力で案が決まりますが、そもそもレズちゃんの知力と教養じゃあ採決は無理ですね。でもレズちゃんのステ的に申し訳ないが昼はNG。断固として意見を通しましょう。若く、間違いを犯してくれたら採用されるかもしれません。

 

「……そうか、そこまで言うのなら夜襲でいいのではないか?」

 

 ファッ!? ぐう聖衛兵が味方してくれました。こいつそんなにしゃぶりたいんですかねぇ(ドン引き)

 

「分かった。儂らは戦には素人じゃ。お前たちに任せよう」

 

 長がそんなことでいいんですか?(困惑)

 まぁこれで勝ちの目が見えてきました。上手くいけば上手くいくでしょう(錯乱)

 

 実はね。言いたかないんですがね、チャートが早まりすぎて未知の領域に入ってきました。ふふふ……ガバではないんですよ、ガバでは。このイベントも本来は楽に討伐出来るうま味ボーナス案件なんです。

 なぁに腕の見せ所ですよ。私がね、上手くプレイすればいいだけですよ。

 ちくしょう、手が震えてきやがった。リセは嫌だリセは嫌だ……

 

 ということで手動セーブをして今日はここまでにします。

 

 

 

 

 

 この町を治める県の役人どもは腐っている。

 この町はそこそこ大きな町で、この周辺一帯を繋ぐ役割を担っている。だからそれなりに人が出入りして、色々と問題も多い。けれど役人どもは税を取るばかりで、何もしてはくれない。細かな問題の仲裁も、殆どオレ達衛兵が勝手にやっているのだ。

 この町の衛兵にはこの辺の人間が多く、手伝ってくれるのが救いだ。

 

 偶にくる国の役人たちは公平だ。徴収に問題があるならば介入はしてくれる。けれどそれはその時ばかりで、後に来る権力者たちのオレ達への迫害を考えれば声は上げられない。何よりそこまでするほどには不満はない。……そうやって、自分を納得させて腐っていくのだ。

 

 けれど最近の野盗たちは問題だった。奴らはオレ達が声を上げないことを良い事に好き放題していた。流石に徴収に影響が出れば役人たちも動くかと思ったが、今度は兵を動かすことの勘定に躊躇っているようだった。

 この国は兵を動かせばきちんと報酬も負傷者への見舞金も支払うようにできているので、そこを誤魔化すことは出来ないからだ。

 

 出した結論は、衛兵がいる限り町にはこないだろうという日和見。そして野盗は結局、『どこまでを役人が許すか』を覚えてしまった。

 町への略奪はない。そこまで弁えていない連中ではない。

 けれど確実に町に悲しみが蔓延していった。それが私にはよく分かった。

 

 この町の衛兵として諦観と共に過ごす中、そいつの目を見た時、久々にこんな目を見たなと思った。

 何の混じり気のないその純な目は、この世界をオレ達とは違う見方をしていると思えた。

 ……それはそれとして、野盗の首を持ち出してきたのは驚かされたが。

 

 悲しみに染まらないで欲しい。

 そんな願いを抱き、彼女の求めるままに仕事を紹介すると、あっという間に彼女はこの町に溶け込んだ。

 時折空を見上げて何かをしていたようだったが、それ以外に変わったことはことはなく、あの目のままだったことが嬉しかった。

 

 そんな彼女に私も惹かれたのだろう。野盗の討伐をしようと町に声をかけ回った。

 思っていた以上に人が集まったのは、きっと私の人望などではなく、彼女が町の空気を変えて行ってくれたおかげだろう。あの子は村の小さなことにもよく顔を突っ込んでいたから。

 

 野盗の討伐にも二つ返事で参加を決めてくれた。まだ年若いが、彼女が町一番の手練れだということは有名だったので皆喜んだ。話し合いでは頑なに夜襲を提案していた。それが一番、私たちに犠牲がでないからと。失敗しても皆逃げやすい様にと。

 

 正直、彼女は余り頭が良くない。地の利は向こうにある上に、夜は彼等の世界だ。それならまだ、昼間の方が良い筈だという長の意見には私も賛成だ。だが、正直昼間なら勝てるかと言われれば自信はない。集まった者の中に戦争の経験者がそれなりにいるのはありがたいが、それでも全体的に言えば戦力は向こうの方が上だと思うからだ。それならばいっそ……

 

 そう考えて彼女を支持したが、実際の所はどうだったのだろう。本当は私は彼女の目が染まるところを見たくないだけだったのかも知れない。味方に死人が出ても夜なら気付きにくいから。

 

 腹に突き刺さった槍を見る。

 槍は貫通している。助からないだろう。

 あぁ、彼女は悲しまないだろうか。生きていたら、あの位の年頃だった筈のあの子は。

 

 夜の闇を払う様に火の粉が舞っている。勝鬨に目を向けると敵の首領を打ち取ったあの子が見えた。初めて会った時と同じく、首を掲げているので笑ってしまった。

 

 真っ直ぐに天を見ている。またあの子の口癖の天の声を聴いているのだろうか。

 

 ふと目が合った気がした。私を見て悲しむだろうか。どうか悲しまないで欲しい。

 

 あぁ、良かった。あの目だ。何も変わらない、天だけを見上げているあの目だ。これでもう思い残すことはない。

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