「キングダム~烈人伝~」最速将軍RTA   作:螺鈿

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「へっへっへ。上手い具合に「隠し玉」も集まったおかげであっさり片付きやしたねお頭」

 

 木々と共に敵兵を燃やし、黒々と化した丘の上に桓騎はいた。数日前廉頗に本陣を強襲され蹴散らされた。しかし盗賊特有の上手い「逃げ」により部隊を森に隠すことに成功した彼等は、ここ数日潜みながらも本陣を狙っていたのだ。

 

 そして罠はなく、廉頗がいないことを確信して分散した隊を集めて奇襲をかけ、見事に成功。敵の本陣ながら制圧まではあっという間に終えた。

 

「しっかしこんだけの砦に固めてたってのに情けねぇ奴等だ。こんな軍を率いてる廉頗も哀れになるぜ。しかも敵の大将も逃げ出す始末」

 

 廉頗の指示であったのだろう。下手に出ることをせず要塞と見間違うほどに固めた本陣に、大将である白亀西と介子坊が守備についていた。その守りは盗賊たる自分たちが忍び込むのを躊躇う程だった位だ。

 これまでは翻弄できていた介子坊だが、こうして守備に入られれば直接相手せざるを得ない。廉頗に匹敵するというその武力をまともに相手に出来る筈もなく、互いに手が出せない状態だった。

 

 だが、廉頗と共にその介子坊が他軍に消えたという情報を得て一気に攻勢を仕掛けることにした。こちらの隠し玉も集まりさえすれば、どれだけ防御を固めようとも抜けるという判断だった。

 

「お前等の総大将は真っ先に逃げ出したぜ! 可哀想になぁ!!」

「可哀想だから活かしてやろうか? おら! 命乞いすりゃ助けてやるよ!!」

「ぎゃはははは!」

 

 結果は確かにその通りだった。こちらの攻勢に泡を食った様に逃げ出す敵の総大将。砦を放って逃げ出す敵兵。侵略を防ぐための命懸けの戦いが笑わせる。魏軍の精鋭といえどこの程度かと桓騎の部隊は捉えた兵士たちで遊んでいた。

 

「……軽すぎんな」

 

 桓騎は決して廉頗を侮っていない。初戦でこちらの隠した本陣を見破られたのも正面からの戦いを避けたのも最大限に敵を評価した結果。そして中央に廉頗らが流れるのを待ち、ようやく本陣を狙う隙ができた。廉頗もそれは承知していた筈、それ故にここまで守りを固めていた……上手くいきすぎている。

 

「おい、廉頗だけじゃねぇ。他の「お供」もいつからここにいなかった」

 

 遊んでいる兵士を退かし、捕らえられた兵士に問う。殆ど確信じみた、久々の感覚。……しくじったかもしれない。

 

「は、ははは……もうおしまいだ。お前達が此処に来た時点でな」

 

「もういい殺せ」

 

 与えられた情報により動く時期を操られた。こちらと交戦した時や部隊の動かし方から感じた激情とも言える怒り。それが映し出す廉頗という強大な存在感。それを警戒したせいか、自分ともあろう者が慎重に過ぎたのか。苛立ちで舌打ちする。

 

「厘玉を呼べ。他の足の速い騎馬隊も集めろ。直ぐに出るぞ」

 

 さて、自分が戻るまで「持つ」だろうか? こればかりは彼にも分からない。

 

「間に合わねぇかもな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、蒙恬が事前に話した作戦を実行しようと部隊に激を飛ばした後だった。

 

「……」

 

「どうしました蒙恬様」

 

「敵の様子がおかしい。陣形が…流れてる……?」

 

 一部が猛攻を仕掛け、他は以前より遠間の布陣という敵陣に警戒していた蒙恬だったが、その意図に気付いて声を上げる。

 

「まさか……輪動か!?」

 

 噂に聞く王騎の防陣を抜いたという輪虎の戦術。まだこちら側は前線が戦ってもいないというのに動き出したことに驚愕する。

 

 元々作戦では親衛隊を見極める為に、交戦が始まってから策を開始するつもりだった為出遅れた。こうなると用意していた策は使えない。

 

「まずい……玉鳳と飛信隊に伝令を出せ! 直ぐに!!」

 

 先手を取られた。この戦場の左右両翼を押し上げたことで準備を整えたのか、敵は勝負に出た。その動きの速さに驚くが頭は切り替える。恐らく敵は今日で決める気だ。

 

 輪虎の使う輪動という戦術はかつて王騎の陣をも貫いたという。ここ数日輪虎の戦いを直に見て分かったことは、輪虎は武力と機動力に優れた武将ということ。ならば恐らく輪動は一点突破の貫通力に優れたソレの筈。こちらも対抗する手を打たなければ間違いなく本陣の蒙驚まで届くだろう。

 

「オレは右に行く! 玉鳳を反対に寄せろ!! 王賁ならそれで伝わる!」

 

「しかし、命令が」

 

「将軍には俺の名前を使っていい!! 早くしろ! 手遅れになるぞ!!」

 

「わ、分かりました! それで、飛信隊は……」

 

「飛信隊は……」

 

 

 

「おい! 本当にここでいいのか!?」

 

「蒙恬からの使いが言っていたんだ!」

 

「そんなこと言ったって敵が攻めてんのは別の所だぞ!! しかもなんでこいつの部隊の後ろに!」

 

 作戦が崩れた飛信隊は混乱しながらも蒙恬の指示に従い場所を移動した。

 

『輪虎を止めるにはこれしかない。輪虎を倒せるのもこれだけだ』

 

 と言われれば疑問が多くあれど従うしかなかった。その際数を残せと言われたので仕方なく怪我人を残していったが、飛信隊はまだまだ戦うには余力のある状態だ。意気軒昂と着いた先は戦いが始まった地点とは少しずれた場所。突破を図られたら対応が難しい場かもしれないと信は焦っていた。

 

「いや、多分ここであっている。お前達構えておけ」

 

 混乱する飛信隊の中で冷静に言ったのは羌瘣だ。その言葉を信じ、信は号令をかけて部隊を整えた。

 輪虎は2つの渦を回す様に攻めている。そして渦の中間点に自分たち、その前方に例の「彼女」の隊だ。

 

「おい、クソガキ。なんでテメェがここにいやがる」

 

「あ? お前確かあのクソみてぇな千人将の……」

 

 信たちは蒙恬の指示通り玲鵬隊の後ろについていた。輪虎が狙ったのか、それとも玲鵬隊が移動したのかは分からないが彼女たちは渦の中間点で待ち構える様に盾を構えていた。

 

「今の俺たちはあの嬢ちゃんの部下なんだよ。お前が嫌いなオレ達の隊長が輪虎に殺られちまったんでなぁ」

 

「チッ、そうかよ。こっちも輪虎を倒す為に来てんだ。弱いものイジメしか出来ない奴は逃げていいんだぜ」

 

「ふざけんな。あんな野郎より今の隊長の方がよっぽど恐ろしいんだよ。それに一応は乱銅隊長の仇を討ってやらなきゃな」

 

 輪虎の渦は秦軍の分厚い防陣を左右に散らすと、その隙間を切り裂くように一つになって突撃してきた。その勢いたるや、まるで秦の兵士たちを紙の様に破りながら貫いてくる。

 

「来るぞぉ! 全員構えろ!! 反撃は考えなくていい! とにかく止めることだけ考えろ! そうすりゃオレ達のあのお嬢ちゃんがぶっ飛ばしてくれらぁ!!」

 

『オォオオ!!』

 

 真っ直ぐに突破を図る輪動に対して彼女の隊が防陣態勢を取る。

 見れば槍や剣も持たず、全員が盾を持って立ち塞がろうとしている。輪虎の圧力に屈さず、恐怖からか血が滴る程手に持つ盾を握りしめ、真っ赤になる程目を血走らせて彼女の名を叫んでいる。

 

「ヘッ。見てやがれ、てめぇの手柄なんざねぇよ」

 

 そういうと乱銅の副官は自らも決死の防壁に加わりにいった。信が何かを言おうとするも目の前まで迫った輪虎に、信は自らの隊へと意識を戻した。

 

「飛信隊! ここでぜってぇ奴を止めるぞ!! ビビるんじゃねぇ! これは楽華と玉鳳の3隊の作戦だ! 絶対オレ達の手で首を挙げる! 何処にも負けんじゃねぇぞ!!」

 

『オオオオオォ!』

 

 声が上がると同時、輪虎が秦軍を完全に食い破り貫いてきた。最後の砦として玲鵬隊がぶつかる。穴を埋めんとばかりに待ち構えていた彼女の隊に、輪虎は剣を振りかざす。

 

「ここが玄峰様を討った隊だね。厄介だね、重装隊と偏った盾の歩兵のせいで此処は集の力を発揮できている」

 

 やや速度が落ちた。だがそれでも輪動は止まらない。

 

「輪虎! オレ達は乱銅隊ッ」

 

 聞くに値しない声を一蹴する。目的の人間は別にいるのだから。

 

「さて、彼女はどこかな? どうせ壁になりそうだから真っ直ぐ来てあげたんだけど」

 

 目配せをする。その瞬間だった。

 

「輪虎ォオオオオッ!!!!」

 

 重い一撃に足を止められた。予想外の出来事に驚きながらも輪虎は直ぐに立て直した。

 

「飛信隊の信だ! 今度は逃がさねぇぞ!!」

 

「やれやれ。目的は君じゃなかったんだけど」

 

 嘆息をつきながらも刃を上げ、向き直る。今度ははっきりと自らの敵と認識したのが信に伝わった。

 

「あの危険な空気を持つ子ならともかく、君一人でどうにかなるとでも?」

 

「へっ。力量見誤ってんじゃねぇぞ。お前はここでオレに討たれるんだ。それにな……」

 

 後方、ズタズタに引き裂かれた秦軍の中から統率の取れた2隊が、輪動で縦に伸びた輪虎の軍に襲いかかった。

 

「楽華! 思い切りぶつかっていけ!!」

「玉鳳、狩り尽くせ!!」

 

 2つの千人隊が突撃した魏軍に突撃する。左右両方の横合いから殴られる形になった輪虎の軍は、完全に足が止まってしまった。

 

「それでも、だ。君を抜けば本陣は直ぐだ。何も問題はない」

 

 輪動を止められて尚泰然とする輪虎とその親衛隊に魏軍も落ち着きを取り戻す。不利な体形からも冷静に立て直し、戦場は大規模な乱戦へと突入していく。

 

「じゃ、やろうか? 後悔しないといいね。今度は逃げてあげられないから」

 

「上等だ! ルアアアアッ!!」

 

 混沌とした戦場は熱を帯びていく。秦のある将にいえば大炎があがったと言うだろうか。四天王を相手に、秦の若手たちが見事に大炎を作り上げたのだ。

 しかし、その狂乱の熱に晒されながらも、輪虎は笑っていた。

 

「これも計算通りだったのかな。やっぱり恐ろしいな、あの人は」

 

 

 

 

 

 

 

 はいレズちゃんデース。今日はーなんていうかー山陽戦の最終日をお送りしたいと思いまーす!(↑テンション)

 えー向こうで童顔おじさんが輪動(イヤらしい)をしていますね。秦軍が蹂躙される様は原作と変わんないなー(投槍)と横目にしながら説明していきましょう。

 

 まず山陽戦ですが、前にもいった通りこのゲームはリアルタイムでAIが動いています。なので初戦以外はまず原作の通りにはならないんですね。とはいえ私は走者。幾つものパターンとその対応を用意しております。あぁ、乱数でパターンをある程度定めようとするのはお勧めしません。このゲーム、オリキャラたちが当たり前の様に自勢力以外にいるのでTASでもない限りまず読み切ることが出来ないからです。大人しく高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処しましょう(自由惑星同盟感)

 

 えー山陽戦は早くて5,6日、遅くても10日以内には終戦します。カギとなるのは左右の状況です。情報を仕入れるためにキャンプファイヤーに積極的に顔を出したり、ノンケに「しぇんぱぁい!」と上目遣いしたりしましょう(ペッ)

 

 そんな感じで仕入れた情報、今回桓騎は廉頗本人が蹴散らしたようですね。コレは廉頗が激昂しているという証です。違う場合だと玄峰の様に介子坊を使わせますからね。そこから姜燕とタイミングを合わせたため数日程誤差があるようですが、王翦も原作通り封じられたようです。まぁアレはアレでいいです、下手に出て来られるよりチャート組みやすいので(3敗)

 

 そんなこんなで廉頗の激昂化に成功し、現状廉頗はともかく介子坊は本陣に納めている、そんな状態を作れました。そして原作の3隊同時作戦をこっそりノンケから伝えられた状態です。ここでの分岐次第で今日戦が終わるのは想定しておりました。分岐の決定点はアレ、輪虎の輪動です。恐らく事前の煽りが効いたんでしょうねー。

 

【三大天廉頗の四天王に敬意を表し、討ち取った秦将 玲鵬隊 玲守より首をお返しする。(傷、汚れあり。返品不可)】

 

 蒙豪将軍に許可を取り輪虎にジジィの首(塩漬け)を上記の文と共に送り付けました。いやーレズちゃんは今はカルマ的に仁の将だからなー、死体を辱めとかできなかったんだ。あ、ちなみに名前を入れるのが(クソ)ミソです。そうすると

 

『謝謝。お前名前覚えたかんな。マジブッ殺』

 

 的なことが丁寧に書かれた文と一緒に宝物もらえます。中身は滋養に効く狒々の頭(SSR)でした、流石三大天やったぜ(歓喜)

 

 えーそんな感じでお前をこうしてやる的な意味合いの宝物とヘイトを貰えます。その状態で戦を始めて高々と自部隊の旗を掲げていると、向こうの策の準備が整い次第輪虎も激昂状態で輪動で突っ込んできます。これでチャートを確定できるんですね。

 

 まぁ3隊同時作戦は相手次第で間に合うこともありますが、RTA的には今の方が速く終わって旨味です。ここら辺運なんですがホントにツいてますね(喜びの舞)

 

 えーとりあえず手持ちの雑魚2千人部隊の編成内容を全部盾持ちにします。特に今までの略奪……ゴホンゴホンッ! ご理解を頂いた有志からの提供(仁の将感)により物資が揃っている筈なので大盾を中心に揃えていきましょう。盾のみにすると我岩成的に耐久値やガード値上がるので武器はいりません。どうせアイツラじゃリンリンリンコちゃんの親衛隊にも傷はつけられませんしね。

 

【大丈夫です。天が言っている、皆さんなら出来ると。皆は私を……天を信じていますか?】

 

『ウォオオオオオオ! 玲鵬隊! 万歳!!』

 

 あぁ、それとノンケの作戦前の場合、親衛隊がそのままなので全力全開の輪動が見られます。見られますっていうかメタクソにされます。面白い位速攻で陣を破られるのでその前にシュバッとレズちゃんと本隊、そして死なせたくない部隊長たちを連れて移動しましょうね。勿論旗はモブ共の所に置いてきます。

 

【私は私の役目を果たします! 玲鵬隊、ついて来い!!】

 

 生き残ったらお前等も入れてやるよ、私の部隊にな(満面の笑み)

 

 

 

 そんな感じで現在に至る訳です。……あーこれは酷い。なんか物理エンジンの動画みたいに薙ぎ倒されていってますね、でもホラ、勢いが落ちて飛信隊殿(敬称)が止めてくれたでしょう? 全て計算通りです。

 

 えー今回のパターンですと3隊同時作戦が蒙恬のアドリブで急遽変わります。打撃力に優れる飛信隊で足を止め、機動力に優れる残りの2隊で完全に勢いを殺す作戦です。輪虎は抜かせたら終わりなのでこれで大正解、原作の作戦前に輪動仕掛けられるとまず確定でこうなりますね。

 

 まぁこれもレズちゃんが勢いを殺せる前提なんですがね。そこら辺は蒙恬も信頼しているというかこれ失敗したら普通にリセです。でも何度も試走してどれくらいで止められるかはちゃんと計っているので問題ありません(27敗)

 そんでこの後輪虎を打ち取れるかどうかは割と運なんですが、まぁ羌瘣が健在なので少なくとも抜かれることはないです。

 

 しかし見た感じウチのモブ共は結構頑張りましたね、それなりに数が残ってます。士気が足りなかったりすると多少ビビッて逃げ出すんですがそんなことありませんでした! まぁこれもミニゲームのチャーハン作りをパーフェクトにしたお陰でしょう。あれで士気が高まってましたね、間違いない(確信)

 皆さんもミニゲームは手を抜かずに楽しみましょう! はい、ぬーぬぬーぬぬぬぬぬー(鼻歌)

 

「あの…右方が……我々の本来の持ち場が大変なことになってるんですが……」

 

 気まずげに尋ねて来たスネちゃま。可哀想に、他の軍師共から突かれて行かされたんだろうな(察し)

 

【あちらは問題ありません、それより我らが行くのはこっちです!】

 

 強権を発動して部隊を引き連れて反対に走ります。流石にこれでついて来てくれるのは信頼度の高い自部隊だけです。味方からもブーブー文句言われると思ってたんですがなんか皆従順ですね、スゴイ!

 

「なんだ!? 左方が壊滅しかけているぞ!」

「て、敵の兵がでかいわいな!?」

 

【味方を助けます! 我々は天に鍛え上げられた無双の部隊! 行くぞ!!】

 

 はい、見つけました! これが今回のチャート目標『ハートの伝道師 介子坊』です。

 

「新手か。読まれていたのか? まぁいい、蹴散らすぞ」

 

『オォ!!』

 

 今回のパターン。実は輪虎の輪動に加えて介子坊の2方面正面作戦です。それに加えて廉頗の裏からの奇襲の3方面作戦。後はぶっちゃけますが桓騎次第で正面の後詰めに亀頭西が来ます。まぁブチギレ廉頗の蒙驚殲滅作戦ですね。高確率で蒙豪は死ぬ、間違いない(断言)

 

【フフ。四天王の首二つ。嬉しいです】

 

「貴様は! そうかお前か。玄峰様を討ち、輪虎や殿に危険と言わしめたのは!!」」

 

【玲鵬隊の玲守です。さぁ、皆さん。周りをお願いします】

 

「1騎討ちを挑むつもりか! 笑わせるな!!」

 

 ですがまぁ、ぶっちゃけ蒙驚が死んでも王翦が引き継ぐので問題ありません。結局の所ここで介子坊を討って中央を壊滅させればこちらの勝ちですしね。増援の亀頭西も介子坊討たれた時点で諦めますし、これが厳しいって人は粘ってれば更に後ろから桓騎が助けてくれます。つまり王翦がいる限りどうあがいても我が軍は勝つ、やったぜ(油断して6敗)

 

「グッ!? ば、バカな! 私が圧倒されるだと!!?」

 

【全て天の計画通り。残るは負け犬どもの幕引きです。さぁ、幕を引きましょうそうしましょう】

 

 正直な話、ノーダメもやり込んだ私からしたら固定キャラってもう完全にタダノ案山子なんですよね。なんていうか見ての通りでスピードと安定とれる倒しも余裕なんですよ。まして筋力極振りならねぇ……いや、ホントすみません。(見所)ないです(謝罪)

 

「殿…も、申し訳ありません……」

 

 ただこいつは結構硬くてガッツも使って来るので最後の最後まで気を抜くのはやめましょう(2敗)。ちゃんと死ぬまで殺す。これ戦国時代で大事ネ。

 

【ららららら! 死ね! 死ね!! また褒めて! 私を見て!! らららららら!!】

 

 よっしゃガッツ発動、これで最後の一撃や! 手柄や、ワイの手柄や! その首とって5千人将もろたで! ソォイ! 首獲ったどぉおおおおおお!!(フィニッシュ・ヒム感)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ど う し て 等 速 に 戻 す 必 要 が あ る ん で す か ?

 

「死なす訳にはいくまいよ」

「あ、貴方は……」

「ここは私が受けもとう。どうぞお退きください」

 

 あぁ、嘘だ…こんなの、許されるわけがない……

 

「止められなかった。なんなんだよアレは!?」

「す、すみません隊長……」

「咖哩工々 小隊長! 戦死! 戦死だ!! アイツに殺された!!」

 

 確定でムービー入って戦闘が中断されるこの演出……

 

【あぁ…本当に苛々する……お前たちは……】

 

「最後の魏龍……その死出の旅よ。付き合って貰おうか」

 

 

 

 伝説級……来ちゃった(震え声)

 

 

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