「キングダム~烈人伝~」最速将軍RTA   作:螺鈿

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 えー前回では渭水で暴れている真紅のジハードを鞄にしてやるためにレズちゃんたちはコマンドー部隊を再編、ダッチシェイファー少佐率いる特殊部隊はゲリラに拉致された政府要人救出のために某国に潜入した所で終わりました。なに? 相手はゲリラじゃない? 俺には分かる?? うるせぇ! いつも平気でやってることだろうが!!今更御託を並べるな!!! (RTAを)やるんだ……!!

 

【はーじまーるよー】

 

 

 そんな訳で目の前には汗が凄いおじさんがいます。だらしねぇな、シャキッとしろ!(拝手)

 

「うむ、確かに肆氏のものだ。先程の件も含めて礼を言うぞ玲守殿」

 

【勿論です。達人ですから】

 

「しかし事業の妨害がここまで来るとはな。おおよそ黒幕には見当がついているが……」

 

 ここでおじさんから現状の説明を受けます。元々は対抗派閥である呂不韋の嫌がらせで押し付けられた無理ゲーもいいとこだった大規模な治水事業をクソ真面目にやった結果、なんと見事に形にした昌文君。すげぇ。そうして文官として名を上げてしまった故に前々から呂不韋派閥の政治家や地元の人間に嫌がらせを受けていたようです。

 

「まさかここまで直接的に行動に移すとは。まぁ呂不韋に近い派閥ではなく奴に名を売りたい者の仕業であろうがな。流石に今の時期となると考えるものがあるが……」

 

 今はこの渭水の手柄を中心に昌文君を丞相に押し上げようと大王派と呂不韋派の派閥争いがエスカレートしている時期です。なので昌文君は呂不韋派の末端が暴走した結果だとここでは考えます。ここで話を聞いていたレズちゃんサイドに知力判定。丞相の席争いなど宮廷の事情などを知っていれば省けますがそんなことは知りません。ついでに判定に成功しても知りません。おじさんの推理にツッコミどころがあっても知らない振りしましょう。

 あ、黒ちゃんがなんかおかしくね?って気付きましたがお手手で口塞ぎます。メッ!

 

「ンン??」

【シーッシーッ!】

 

「? まぁよいか。とにかく後少しで工事は一応の目処が立つ。そうすれば成果として報告をあげられる。それまでどうか頼む。事情はいえんが今少しでなんとかなるのだ。先程邪魔をしてきた連中を分かりやすく締めあげれば他の連中もしばらく大人しくなるだろう。頼めるか?」

 

【ハッ! お任せください!!】

 

「うむ。儂は万一に備えて手勢と共にこの屋敷にいることとする。本国から信頼できる護衛を肆氏に頼む故それまでの間でよい。できることをしてくれ」

 

【分かりました!】

 

「頼むぞ」

 

 ここから時間制限ありのクエの始まりです。肆氏到着までの間にこのイベントのある程度の事情を漁っておかないと「なにもしないなら帰れ」と言われます。正論だな、ハラスメントだ。そんな訳でここからは急いでチャート通り動きましょう。休んでいる暇はないぞガーデルマン!!

 

「ファッ!? おいて行かないでぇ隊長!!」

「野尾、悪いなこの馬車4人乗りなんだ」

 

 てなことであっちみてーこっちみてー、ハイ暗転スキップ(暗転)

 

 

 

 

 屋敷を出た足で向かったのはある居酒屋です。正確には昌文君から事業の実際の取り仕切りを行っている工人である鄭国という男を訪ねます。本当は事務所の場所を教えられたんですが彼は昼間だとランダムで工事現場に、夜だと高確率でこの居酒屋にいます。時間を無駄にしたくないのでそのまま夜の内に来ましょうね。お、いました鄭国です。

 

「ブンツクツクツク、ブンツクツクツク、ウホウホウホ、ハッハッハ!!! 游击队、惊悚、連れてって马尼拉、口当たり良いのは香草。どれ、あれ、それ、そう! だったら呂不韋様に言えよ! さっさと出てけってな!!」

 

 大体ここで中華農民的なラップを唄ってます。とりあえず酒を奢りながら心からヨイショしてあげましょう(胸筋をイキらせて)

 

【最高だよ、きっと大物になれる】

 

「マジかよやっぱりな俺もそう思ってたんだ。いつまでもチンケな酒場で唄ってる俺じゃあない。この渠にオレ様の名を付けた後は中華にこの歌を知れ渡らせる!! ところでアンタ誰だい?」

 

【玲守だ。昌文君からの紹介でやってきた】

 

 ここで昌文君からの紹介だと伝えると問題になっている妨害の話に円滑に入ります。まぁコイツの言うことは殆ど嘘というか、ぶっちゃけスパイです。どう見てもヘマこきそうな成りして実はかなりのヤリ手です。このゲーム内でも港湾労働者幣というこの事業のトップにして一切の采配をしています。まぁとある理由から横領とか色々やってても渠の建築に限ってだけは真面目にやっているんですが。

 

「助かるぜ。アイツ等にはほとほと手を焼いてんだ。だがここだけの話、俺は奴らのアジト知ってんだ。とっちめてやってくれよな」

 

【任せろ。奴らは女や子供たちを殺した。我々の町に容赦なく火矢をばら撒いた】

 

「え? そこまでやってねぇよ。適当に道具壊したりだけの筈……」

 

【中華の民の為に働いて来た我々を邪魔する六国が! 我々のことを圧政者と呼び迫害する!!】

 

「え? え??」

 

【そうして恐怖に怯えてきた我々の手に反撃するための強力な武器が与えられた。そう、我々玲鵬隊だ!!】

 

 レズちゃんの魅力値を使い、演説を行います。いつの間にか酒場は静まり返り、テーブルに立つレズちゃんの言葉に皆が沸き立っています。この渭水にいる者達は殆どが事業の関係者。当然邪魔する者達に腹が立っていたんですね。そりゃレズちゃんの言葉に喜ぶというものです(満面のHM笑み)

 

「そうだ!!」

「連中に目にもの見せてやれ!」

「死か自由かだ!!!」

 

【よく聞け! 紛れ込んだ鼠共!! 渭水全域から全ての悪漢と間者共を撤退させろ!! 即刻! そして永遠になぁ!!!】

 

 テロリストへの宣戦布告に沸き立つペロリストたち。玲鵬隊のネームバリューも効き演説は成功したようです。そうです、真面に鄭国の言うとおりにチマチマイベントなんて進めていられません。この演説成功でザックリとイベント短縮を図りましょう。

 

【玲鵬隊はこれより反逆者どものアジトを日にひ と つ ず つ!! 破壊していくことを宣言する】

 

「そ、そこまでしなくてもいんじゃねぇか? ほらもっとゆっくりでも……」

 

【……我らの力を奴らに示すために! 我らの人命尊重の意思の証として!! しかしだ、連中が投降を受け入れないときは我らは奴らの首と体で渭水を埋めることになるだろう。日にひとつぅッ……】

 

「な、なんてこった。アイツ等に伝えないとッ……」

 

 普通に成功すると町民の協力を得やすくなるだけの演説ですが、ここでこの様に選択肢を選ぶと鄭国が慌てて出ていきます。続けようと思えば演説はまだ出来ますがこのチャートはここまでで十分です。演説をやめて少し時間をおきましょう。

 

「あれ? 隊長は?」

「……(交信)切れだね」

「ン(切れたらさっさと入れ替えろ間抜けェ)」

 

 しばらくしたら店を出て、バレないように鄭国をスニーキングします。ここら辺はちょっと時間かかるので今の内に現状と後のチャートの解説をしたいと思います。

 

 ネタバレすると鄭国は韓国から事業書を携えてやってきた間者で、昌文君が大事業を成功させられたのはコイツがいたからなんですね。秦国は有能なら他国の人材でも構わないというこの時の中華でも珍しいスタイルだったのでそのまま採用。しかしその実態は秦国に巨大事業をさせることで莫大な資金と人的コストを出血させるという韓の素晴らしい謀略なのでした(素直に敬服)

 

 しかしここで計算外のことが起きます。なんとこの鄭国、自分の名を冠する偉大な渠を作りたいという思いと能力は本物だったのです。利用できるなら韓だろうが秦だろうがノンケだろうが利用する非常に逞しいラテン農民でした。その結果昌文君と大王の尽力もありなんか普通に治水に成功。このまま上手く行けば数年後位には秦国は莫大な農耕地を手に入れ、唯でさえ強大な国力を持っているのに手が付けられなくなる事態になることを仕掛けた側である韓国は察しました。

 

 事業の現場指揮官として上手い具合に予算をちょろまかし、美味いラーメン屋があるか尋ねながらも望み通りに事業を進めていた鄭国は本国から妨害の指示を受けます。そこで鄭国は韓国から貰った資金をちょろまかしながら裏で雇った現地のチンピラを使い適度に妨害し、それを防ぐための秦の予算をちょろまかしながら息のかかった警備隊を組んで動かし、美味い具合に彼氏がいるのか好みの同性に尋ねながら書類を改ざんして双方に都合の良いように報告して事業を進めていったんですね。すげぇ有能で草。

 

 ですが結局は鄭国は円滑に事業を進めている訳で、それにブチ切れた韓国がなんやかんや呂不韋派閥やその他諸々と利用し合いながら鄭国を無視して行動に出た訳です。

 鄭国としては自分の立ち位置がバレない様、腹心のチンピラや本国の人間の下に向かう訳です。ここら辺ちょっと運が絡んでこのまま向かう先がチンピラ側だとちょっとロスなんですがまぁ祈りましょう(南無)

 

「おい、おい! 起きろこの馬鹿!! 入れろクソったれめ!!」

 

 お、着きましたねアジトです。普通にやると最初に教えられたアジトはこういうときの偽のアジトで中はどうでもいいチンピラしかいません。この隠しアジトは先のアジトから分析したり色々なイベを経由しなければ来れませんがこれなら一発です。まぁ中身が韓国のスパイか鄭国の腹心のチンピラなのかは運次第ですが。

 

「どうした?」

 

「どうしたもこうしたもあるか!! 連中本気になって俺等を叩き潰しに来やがった。玲鵬隊だぜ? 敵国人には血も涙もねぇっていう残虐人間だ。連中明日にでも人肉饅頭作るって息巻いてる。このままじゃあ明日の晩には渭水の川辺で焼き鳥宴会が始まっちまうよ!! オレはまだ串で刺されたくねぇよぉッ」

 

「なんだって? 兎に角中に入れ。見られるとマズイ」

 

 お! いいですねぇ、韓国から送られてきた諜報員のアジトです。ここでダイナミックエントリーしてもいいんですがここは建物の近くで耳を澄ませます。

 

「アンタらが動きやすい様に協力してきた! 俺も魂は韓国人だしな! だがアンタらが捕まるとオレもおじゃんだ、分かるよな? 後は上手い事やっとく、直ぐにここから逃げてくれ!!」

 

「そうはいかない。玲鵬隊とかいう有名らしい連中が来てくれるなら好都合だ。我らは我らの計画を進める。お前はそのままバレない様にしていれば良い」

 

「おいおいおいおい! 御宅と俺は一蓮托生。分かる? お宅が捕まると俺が困るんだよ。オレはこう見えて韓で有名な塾を出てるから知ってるけどな。お宅はどこ卒?」

 

「はぁ、いいから行け。後は我々がやる、お前はそのよく動く口を閉じて元いた場所に戻ればいい。必要があれば協力を頼むだろう」

 

 ブンツクツクツク、ブンツクツクツク。この会話は一定度進んだところでダイナミックエントリーします。それまでアイテム整理でもしておきましょう(高速カーソル移動)

 

「おうイェイイェイイェイふざけんなこんなのアリかよマジで契約違反だ。書類にバッテンつけて頼んだのにこんな野郎寄越しやがって。本国に報告させてもらうぜ。いいか、腐ってもここは俺の庭だ。俺の協力がなかったら本国もお前等もここでは何も出来やしねぇ。てめぇらが偶々玲鵬隊の哨戒に当たるのも避けさせてやるのも俺次第だ。死人に口なしっていうだろ? オレは口が堅いから生きてても喋んねぇけどお前等が喋って俺が捕まったらどうだ? お前等の一族と皆一緒に墓の下で満漢全席だ。わかるぅ?」

 

「あぁもう、分かった分かった。いいか、我らはこの国のある連中と取引した。そいつらの手で堤を切り、この渠を破壊する。韓に矛先が向かぬ様にして表向きは別の勢力の仕業としてな」

 

「おい…そいつは聞いてねぇぞ……」

 

「これは極秘任務だ。堤を切るのは国を超えての禁忌に近い。だが連中はそこまでしてでも昌文君の失脚が欲しいらしい。建前上の生贄も用意したらしいが、ここはひとつ手落ちとして有名な玲鵬隊とやらも名を落として貰おうじゃないか」

 

「……」

 

「じゃあそういうことで都合が良い様に動いてくれ。……ここだけの話、お前が取り込まれてるんじゃないかと本国は疑ってる。身の証を立てる機会だぞ」

 

「……あぁ、そうだな」

 

 

 

 んあ!? ヤバ、チャート表見てて全然気づかんかった。イキスギかも!? ハイ、ダイナミックエントリー!!!

 

【邪魔するよ】

 

 扉を蹴り飛ばして乱入!!

 

「何者だ!?」

 

【堤を切るなど言語道断! やはり反逆者の仕業か、ゆ゛る゛さ゛ん゛!】

 

 勝ったな(確信)

 狭い室内なので死角に気を付けながらブンブン獲物を振り回しましょう。この時鄭国を殺さない様注意。あ、当たった(震え声)

 

「イタァイ!! 待て待て待てまってくれよ何かの誤解だよ誤解! 分かり合える筈だ俺の心は秦に捧げてます!」

 

 あ、生きてた。良かったマジで(安堵)

 ハイ、とりあえず殲滅完了。活かして拷問しては数日かかるので韓の連中は殲滅して構いません。残った鄭国と平和的にお話ししましょう。

 

「あーわかってるわかってる、オレは貧乏な国の貧乏人だ。だからって金稼いじゃいけねぇのか? 俺がやらなきゃ趙か魏がやる。アイツ等性格悪いんだ。それか……」

 

【秦の人間がやる】

 

「……もうやってるけどな」

 

 ここでは一応高圧的には接しません。上手く行けば向こうから提案してきます。その方が成功確率が高いです。人は過ちを赦す寛容の心が大切だと思います、咸陽だけに(激ウマギャグ)

 

「なぁ、この償いは絶対する! 必ず返すよ2倍でも3倍でも! だからなんとかッ」

 

【そうじゃないでしょう?】

 

「……」

 

【天に胸を張ってあなたの言葉を言ってください】

 

「オレは……」

 

 ターミネーターだ(腕掻っ捌き)。ではなくて…

 

「渠を作りてぇ。本当だ、信じてくれ。連中に壊されたくねぇ。頼むよ、償いはするから何とかしてくれ」

 

【では協力してください。計画を止めるのです】

 

「あぁ、そうだな!!」

 

 これで鄭国は浄化され、ダイソン博士並みに頼りになる仲間となりました。え、頼りにならない? バーローT2見直してこい(ハァハァ)

 

 後はまぁアジトを漁って暗号化された計画書を発見。文字を読める全員で判定を行いました。この為にレズちゃんの知力を上げたんですね。

 

【さっぱりさっぱり】

「さっぱりさっぱり」

「さっぱりさっぱり」

「さっぱりさっぱり」

「ン!」

 

 上からレズちゃんスネ夫、ラテン農民、黒ちゃんです。暗号書解読は知力があっても難しいです。ただ文字が読めると一定確率は貰えるのでワンチャンあります。成功すると昌文君の屋敷に持ち帰る手間が省けるのでやりました。あ、黒ちゃん成功しました。神かな(豪運)

 

【凄いねぇ! 黒ちゃん!!】

「ン!!(誇らしげ)」

 

 成功すると地図に計画の拠点が示されます。ここで屋敷か鄭国の港湾労働者幣(組合)に一度帰るとそれなりの戦力を用意してくれるんですがロスなのでこのまま行きます。

 

【行くぞ!】

『オオォ!!』

「えぇ…一度帰りましょうよぉ……」

 

 

 

 

 

 

 辿り着いたのは港。秦国の輸送船もある場所です。なんでですかねぇ(意味深)。とりあえず港の入り口で番をしているケツの穴の締まりが良さそうな(警備に集中しているという意)兄ちゃんにラテン農民とドラ三人衆たちが絡みます。

 

「いよぉ兄ちゃん! ちょっとお話しようじゃねないか」

「ここは立ち入り禁止区域だ」

「へっへっへ知ってるよ。質問がある。何してるんだ?」

「なんだと?」

「オレ達は港湾労働幣のもんだ」

「あんたらがウチの優秀な部下共を使わずに港を使ってるって小耳に挟んだ、まさか違うよな?」

「……面倒な連中が来てますが」

「あぁ、全くだ」

 

 組合員(直球)が気を引いてくれている間にレズちゃんはこっそり忍び込みましょう(シュワ感)。あ、このゲームをしている皆さんなら別に状況の説明はいりませんね?

 

「何を騒いでるんだ?」

「じゃあ説明させてもらうがウチのモンを使わねぇ船をここで使わせる訳にはいかねぇ。見えるか?」

「国家の機密に関わる作業をしてるんだ。こっから出てってもらおうか」

「それ脅してんの?」

「あぁ、その通りだ」

 

 レズちゃんでスニーキング……スニーキング……あっ(察し)

 

「組合を舐めんじゃねぇよ」

 

 

 

 

 

 その後まぁ結局大立ち回りしてのび太が「こっから撃って当たるかな?」とか言いながら新しい弩で狙撃したり、ボスキャラが「軍事目的の為の致し方ない犠牲だ」とか言ったり、それにレズちゃんが【オッケェイ!(ズドン)】と返したりして丸く収まりました(中略)。細かいことはアーノルド・シュワルツ〇ネッガー主演(ツェ!)のイレ◯ザーを見るといいです(デデン)

 

 そんな訳で屋敷にて昌文君に報告です。おいおい、また汗スゴイおじさんになってるじゃねぇか(呆れ)

 

「まて、まて! 理解がおいつかん……一晩だぞ? お前達一体何をしてきた……」

 

「すまねぇ! 昌文君のオジキ!! でも俺は本当に渠を作りたかっただけなんだ!!」

 

【信じられない……結局は金が欲しいのか】

 

「おま、ちょっと黙っといてくれよ姉御!!」

 

【死か自由かだ!!】

 

「あぁすまないが玲守殿は少し黙っていてくれ。……最初から知っていた、鄭国。お前が韓の間者だったこともな」

 

「な、なんだって!?」

 

「だがお前は役に立ってくれた。そして本当にひたむきにこの難しい治水を成功させたがっていたこともな。まぁどうせ他国からの妨害はあるし上手く動く汚れ役は必要だと以前から肆氏とは話しあっていた。渠を完成させる、今後も何よりもそれを大切にしてくれるのなら、多少のことは水に流してやる」

 

「お、オジキ……」

 

【川だけに……ンフッ】

 

「後で呼ぶからもう外に出ていてくれるか。……あぁ、それと鄭国、お前の小遣い稼ぎはやりすぎだ。後で帳簿見せろ」

 

「」

 

 そんなこんなで一応のハッピーエンドですかね。証拠不足で呂不韋派の吊し上げなんかは出来ないのですがまぁそれは皆さんがこの事件の真実を解き明かして下さい。

 

「あ、あー……玲守殿、よろしいか?」

 

【勿論です】

 

「此度はよくやってくれた。まさかここまでの大事になるとは思わなんだ。お主がいなかったらこの渭水の渠は流れ、死者も大勢出ていただろう」

 

【あい】

 

「この礼は必ずする。お主の言っていた5千人将、それと将軍への推薦の件、確かに儂が承った」

 

【あ、はい。それじゃあ私はこれで】

 

「う、うむ。……あー、ところでだが」

 

【?】

 

「お主は『こちら側』ということでいいのか?」

 

【鄭国と同じですよ】

 

「というと?」

 

【天に顔向けできないようなことはいたしません】

 

「……はぁ。今回の件、きっと大王様からも深く感謝されるだろうな」

 

【んにゃぴ】

 

「金を贈るよう頼んでおこう」

 

【ハハッ! 有難く!! この玲守、改めて忠誠を誓います】

 

 

 

 はい、そんな訳でタイムは……あーいいですね。各所で上手く短縮できたお陰で思っていたより削られていません。全てのガバがなかった想定のチャートタイムに僅かに遅れをとっている位です! これなら函谷関次第でベストタイムが出せます! ガバなしより遥かに部隊編成やステに恵まれているのでこれはもう前人未到のタイム間違いなしですね! 勝ったな、ガハハハハハハハーハッハッハ!!

 えーそんな訳で今回はここまで。次回から函谷関攻略に本腰入れてイキましょう! それではこの辺でバイバイキン!!

 

 

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