姫松高校麻雀部監督代行播磨拳児   作:箱女

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全国に行く前だよ編
15 まだら模様


―――――

 

 

 

 誰にだって予想のつかないことはあって、それはすべて不意のタイミングで訪れる。

 

 拳児の場合は臨海女子との合同合宿が終わって翌日、四日ぶりの姫松での部活が始まる前のことだった。その日は全日練習で合宿組はその成果を、居残り組はそれに負けないだけの頑張りを見せる日であった。拳児の目からは何がどのように変化したのかはさっぱりわからなかったが、どうも表情を見ているとそれなりに合宿の手ごたえがあったことが窺い知れる。

 

 練習開始までまだ時間があったためまだ部室に全員が揃っているわけではなかったが、それでも大体の部員がすでに部室に集まっていた。拳児はすでにお決まりの場所に陣取って、誰がまだ来ていないのかをチェックしている。かなり真面目に監督代行の業務を行っているようだ。不良とは何かを問うのはもう無意味なのかもしれない。

 

 

 もう五分もしないうちに練習開始の時間が来るころ、一人の部員が恐る恐る拳児に声をかけた。合宿には参加していない三年生で、その中でのまとめ役を担っていた少女だ。たしか彼女は拳児と話すときに怯えるタイプではなかったはずだ。少なくとも拳児の記憶の中では。いまひとつ彼女の様子の理由がつかめないが、拳児は自分たちがいない間の取りまとめを労ってから話を聞いてみることにした。

 

 「え、えっと……、それが、みんながおらん間にお客さんが来てな? 播磨目当ての」

 

 何に怯えているのかはまったくわかりそうもないが伝えようとする内容は明白である。だがそれも奇妙な話だ。拳児に客など来るはずがないのだ。麻雀界におけるつながりなどそれこそつい昨日終わったばかりの合宿にすべて凝縮されている。

 

 「それで、合宿でいませんー言うたら、また来る、て」

 

 「どんな奴だ?」

 

 拳児がそう聞くと、少女は誤魔化すようにあからさまに視線を外して笑った。こんな様子ならば何度聞いたところで期待するような答えは返ってはこないだろう。この時点で拳児は気付くべきだった。もし訪ねてきたのが麻雀関係者であるならば彼女がこんなにわかりやすい誤魔化し方をしないはずだということに。そしてまた拳児は気付いていなかった。自身が思う以上に姫松高校麻雀部監督代行としての思考をしているということに。

 

 がら、と部室の戸が開く音がする。ずいぶんとまあギリギリな時間だが練習が始まる前ではあるため遅刻ではない。それにその辺のことを注意するのは恭子と相場が決まっているから、拳児はとくにその出入り口に注意を払わなかった。

 

 場の空気が緊張した。緊張には色というものがあって、それはたとえば戦いに赴くときのそれであったり、ミスを許されない非常に精密な動作を要求されているときのものなど細かく分類すれば意外とその数は多い。そのときの部室の緊張は、未知の侵略者がその姿を現したときのものと同一といって差し支えないだろう。もちろん拳児もその部室の空気の変化に気付いて顔を上げた。そこには、本来あってはならないはずの拳児にとっての天敵の姿があった。

 

 野生のネコ科を思わせる力強い瞳に、すっとまっすぐ通ったきれいな鼻筋。どう形を変えたところで品性を失わない口とそれらの間を埋める透き通るような白磁の肌。またすべてのパーツが丹念に調整されたように小さな顔に配置されている。金糸の髪はそれ以外の髪の持ち主がどう染めたところでたどり着けないような、純然たるブロンドである。圧倒的な存在感であった。それこそ彼女と対等に渡り合うのならモデルでも連れてこなければならないだろう、と思わせるような姿をした少女がそこには立っていた。

 

 「…………お嬢、オメーなんでこんなトコに」

 

 「播磨(ヒゲ)、話があるわ。来なさい」

 

 一方的な通告だけを残して、沢近愛理は部室を後にした。ついてくるのが当然だ、とでも言わんばかりに後ろを振り返りもしない。この行動は愛理の怒りからくるものであったが、それがさらに姫松の少女たちの燃料になったことは言うまでもない。

 

 「チッ、おい末原、練習始めとけ。俺ァ用事ができた」

 

 「えっ、あ、ああ、うん。わかった」

 

 拳児が部室を出ていったのを確認した途端、部員たちは示し合わせたかのように集合して会議を始めた。どこまで行っても彼女たちは年頃の女子高生であり、ゴシップが大好きなのである。

 

 「よーやっと播磨先輩の背景がちょっと見えてきましたね!」

 

 「いやー、あの外人さんがお嬢言うことはやな……」

 

 「マフィアの代打ち(そっち)やったか」

 

 「それにしてもあの人めっちゃ美人やと思いません!?」

 

 「そういうトコの娘さんってそういうもんやろ」

 

 「でもなんであの人ここに来たんやろな」

 

 「連れ戻しにきた、とかですか?」

 

 「よー考えたら播磨ってずいぶんアホやない?」

 

 「なんでです?」

 

 「仮に組織から逃げてきたとしてやな、そしたら身を隠すのがふつうやんか」

 

 「ホンマや、ウチに来たことで逆に目立ってますね」

 

 「でもあれだけ目立てば急に姿を消すことが逆に難しくなると思うのよー」

 

 「あー、そうか。そういう考え方もありやな」

 

 「それやったら播磨がいなくなる心配はせんでもええな」

 

 「うんうん~、拳児くんはちゃんとうちの監督代行さんやで~」

 

 「せやったら、……ってコーチ!?」

 

 「練習もせんでみんな何してるん~? 拳児くんもいないみたいやし~」

 

 この日、一年生たちははじめて赤阪郁乃を怒らせてはいけない人物なのだと認識した。

 

 

―――――

 

 

 

 これから天気が下り坂に向かう東京とは違って大阪は天気が良かった。強すぎない柔らかな光が校内に植えられた木々の葉や地面に降り注ぐ。校舎を出てなおゆっくりと歩く愛理の後ろを拳児がついていく。拳児の記憶に間違いがなければ沢近愛理という少女は自身の前で機嫌がよかったことなど一度もない。そういう相手に下手に何かものを言おうものならロクな目に合わないことを拳児は経験から学んでいる。だから今のところは黙って彼女の歩みに合わせるほかない。

 

 未だゴールデンウイークの半ばでたしかに学校が休みなのには違いない。だが愛理がここ大阪を訪れる理由が拳児にはわからなかった。以前に京都に実家があるようなことを聞いた記憶はあるがそれも正確かと聞かれれば拳児には自信がない。仮にその記憶が正しかったとしても実家に帰ったついでに来るような場所ではないことだけは明白である。

 

 ちょうど木陰にベンチを見つけて、愛理はそのまま腰を下ろした。木の葉の隙間をすり抜けた光が、愛理の身体にまだら模様を作っている。拳児は愛理と長話に興じるつもりはないのか日なたに立ったままだった。

 

 「で、アンタなんでこんなトコにいんのよ?」

 

 いかに他人の心情の機微に疎い拳児とはいえ、この質問が飛んでくることだけはわかっていた。逆にこの状況で世間話でも始めようものなら、なにかウラを疑いたくなるくらいに自然かつ当然な質問である。

 

 さてどう答えるべきかと拳児は思案を続けていたのだが、まさかこれまでの経緯をありのままに報告するわけにもいかなかった。失恋を振り切るために家出をして、そのままでは生活を送ることができないことを従姉に指摘され救いの手を差し伸べられて、気付いてみれば抵抗の余地なしに今のポジションに収まっているなどとどの口で言えばよいのか。しかも転入手続きは正規のもので、きちんと試験まで突破している。気持ちの持ちようとかそういう領域ではなく、もはや播磨拳児は完全に姫松高校の所属となっているのである。

 

 「オメーにゃカンケーねえ」

 

 これが拳児に許された、ほとんど唯一の回答と言っていいだろう。

 

 そしてその回答で愛理が納得するかどうかなど考えるまでもないことだった。

 

 「……はあ? どこが関係ないってのよ?」

 

 「実際ねーだろーが。俺ぁヒトリでここに来たんだからよ」

 

 「聞けば私と会ったすぐ後に出ていったそうじゃない。気分が悪いったらないわ」

 

 「たしかにオメーに頬を張られて目が覚めたまでは事実だけどよ、そこまでだ」

 

 高校二年生という一年間の長きにわたって、何度もかたちを変えてぶつかり合ってきた二人だ。彼らからすればこの程度の会話はケンカ腰という認識にすらならない。愛理はもともと上辺を取り繕うのが日常であったし、拳児は取り繕うことが下手であることに違いはないが会話自体がそもそも少ない。だが愛理と拳児という条件が揃うと彼らは混じりっけなしの本音で話すことが自然となっていた。それは他の誰が望んでも手に入れることの叶わないものだった。そういう見方をすればたしかに愛理と拳児の相性はいいと言うこともできるだろう。しかし外から見ればただのケンカにしか見えないため、そう思っている人間はほとんどいないが。

 

 「ああそう、なら勝手にすれば?」

 

 「言われるまでもねえ」

 

 空気の濃度が、わずかに下がった気がした。

 

 「それでアンタはここで何するつもりなのよ」

 

 「インターハイでここの麻雀部を優勝させる。これはまあ決定事項ってやつだな」

 

 かねてからの疑問であったことを愛理はここで尋ねてみることにした。当然だが愛理とて拳児のことを何から何まで知っているわけがない。いやむしろ知っていることのほうが少ないくらいだ。

 

 「ねえ播磨(ヒゲ)、アンタって麻雀得意だったの?」

 

 「いや、できねえワケじゃねえが部の連中のが遥かに上手え」

 

 「じゃあなんで監督なんてやってんのよ」

 

 「…………聞くな」

 

 沢近愛理は知っている。播磨拳児はこういう男なのだ。何か行動を起こせばいつの間にか何かに巻き込まれ、そのまま騒ぎの中心に自覚のないまま据えられるのだ。この男に関わるとその周囲の人間もそれに巻き込まれることになる。後になってみれば良いと言えることもあったかもしれないが、その渦中にいたときにいい思いをした記憶が愛理にはない。どうせ今回のことも何かが色々と面倒なかたちで絡み合って、結果としてこうなっているのだろうと愛理は思うことにした。

 

 「そ。じゃあ頑張んなさい」

 

 それだけ言うと愛理はさっと立ち上がって校門のほうを向いた。陽光の具合がちょうどいいのか彼女の金髪がやわらかさを増したように見える。ベンチの上に木陰を作っていた緑の葉との対比で絵画のように浮いて映る。部室を出たときのように、振り返るような雰囲気すら見せることなく彼女は歩く。もっとぎゃあぎゃあと言われるものかと覚悟していたが、意外と愛理があっさりと引き下がったため拳児はそれを棒立ちのまま見送ることしかできなかった。

 

 なぜ愛理が大阪を訪れたかの理由を聞きそびれてしまったためその意図が結局わからなかったが、拳児は最終的に悪趣味ということでそれを片づけることにした。今が休みであるということを考えれば大阪を訪れること自体はおかしくないが、それならばもっと観光地然としたところに行くというのが普通だろうとの考えのもとでの判断だった。そういえば拳児も大阪にきてから生活を送るのに必要な外出以上の外出、つまり観光などをしていないのだが、これもまたどうでもいいことに違いないだろう。

 

 

 しばらくして拳児が部室に戻ると、そこには普段よりも集中力の増した部員たちがいた。それは第一部室も第二部室も変わりなく、なんだか甚だ奇妙なことにも思えたがとりあえず拳児は放っておくことに決めた。

 

 

―――――

 

 

 

 練習をすっぽかしたことを郁乃に叱られはしたが、それ以外は概ね順調な午前中だったと言っていいだろう。本来の仕事である郁乃の指示のもとでの指導もきちんとこなせていたし、対局の様子を目で追うぶんには困らなくなってきた。もちろん自分で打つときに何が最善かを判断する能力はまだない。というかそれを一年も経たずに身につけられるとしたらそれこそ天才にしかできない所業である。

 

 珍しく満足げな表情を浮かべながら拳児はひとり屋上で昼食をとっていた。屋上には拳児以外の誰もいない。というのも拳児が頻繁に屋上に姿を現すようになって以降、利用者が激減したのである。ひどいときには全体を見回して拳児の姿が見えたら場所を移動するなんていう生徒まで出てくるなんていうこともあった。

 

 もちろん食事はしっかりしたものを摂るのに越したことはないが、食堂のものを屋上まで持ってくることはできない。必然、拳児の昼食はコンビニで売っているおにぎりやパンが中心となっていた。なんとも適当と言うほかないが、それが様になっていると言えば様になっているので誰もそれに文句を言うつもりはないようだ。高校生のくせに生活苦を経験したことのある拳児は、意外と食事の量が少なくても耐えられるという微妙な特技を持っていたりもするのだがそれはまた別のお話である。

 

 拳児が一つめのメンチカツサンドの最後のひとくちをちょうど口に放り込んだそのとき、屋上の扉がぎい、と軋んだ音を立てて開いた。また自分の顔を見てさっさと退散するのかと拳児が慣れた自嘲的思考をし始めたあたりで顔を覗かせたのは、わかりやすい童顔にまぶしい額をした少女だった。手を扉にかけて顔をきょろきょろと動かしている。その姿はなんだか微笑ましいもので、拳児も呆けたようにその動作を眺めていた。

 

 そのまま十秒ほど経過して、ようやく漫は拳児と目を合わせた。ほっとしたような表情を浮かべておそらく昼食の入っているであろうビニール袋を片手に拳児のほうへと駆け寄ってきた。

 

 「播磨先輩! お昼ご一緒してもいーですか!?」

 

 「好きにしろ。この状況で断るもクソもねーだろ」

 

 拳児が了承の意を伝えると、漫は拳児の隣に腰を下ろした。がしゃん、と背に当たるフェンスが揺れる。横並びに座ったふたりの体格差は歴然としていた。拳児が大きいのは周知の事実だが、漫は漫でかなり小さい。遠くから見ればシルエットかつ具体的な身長がわからなくなるぶん親子連れにも見えるような気さえしてくる。天気も良くあまり風の強い日ではなかったが、それでも屋上は地上に比べれば風が吹いていた。漫の小さなおさげがそよそよと揺れる。

 

 「何の用だ? たしかいつもは末原とか妹さんとかと食ってたろ」

 

 「いやあ、お礼でも言お思いましてですね」

 

 えへへ、と照れくさそうに頬をかく。

 

 「礼だァ? 俺お前に何かしたか?」

 

 「ほら、まだ来たばっかりのときにアドバイスくれたやないですか」

 

 拳児は黙ったまま必死で記憶を探っていた。無理もないだろう、ここ一ヶ月はあまりにも多くのことがあり過ぎた。一口にアドバイスと言っても、郁乃のメモを中心としたものがそのほとんどを占めていたし、またその分量は姫松の部員数もあって半端ではなかった。たしかに拳児にも漫になにか言ったような記憶はあるが、具体的にどんな発言をしたかなどそう簡単に出てくるわけもない。

 

 なんとか頑張って記憶を掘り起こそうとしている拳児の様子をどう受け取ったのか、漫は笑みをすこしだけ深くして話を続け始めた。

 

 「まあ、今になって考えてみるとめっちゃ簡単なことでしたけどね」

 

 「……そいつぁよかったな」

 

 そのアドバイスとは何だったのかを思い出すことができなかったが、それでどうこうなるような問題でもなかったため拳児はとりあえず放っておくことにした。そのうち思い出すかもしれないし、思い出さなくてもさすがに大きな問題にはなるまいとの考えである。隣で漫が得意満面の顔をしているが、それだけの収穫があったのだろう。麻雀の実力が伸びるのは素直にいいことなので、拳児はこの様子を恭子に伝えることに決めた。後で漫がどうなったかは推して知るべし、である。

 

 「……辻垣内さん、スゴい人でしたね」

 

 「なんであいつが出てくんだ?」

 

 「ああいや、きっかけが辻垣内さんやったんですよ。播磨先輩のアドバイスに気付くのの」

 

 「……そのうち礼でも言っとくか」

 

 「お願いしますー」

 

 そう言うと漫はビニール袋の中をがさごそと探してサンドウィッチを取り出した。失礼な話だがどちらかといえば漫に対して豪快なイメージを抱いている拳児は意外だな、と思いながらも自分の食事を再開させた。

 

 意外と食事中は静かだった。拳児が話好きではないのはもう部の外にも知れ渡っているが、漫はむしろ現代的女子高生っぽさを体現したような話好きである。それならなぜ静かなのかというと、お昼ご飯を食べるのに集中していたからだった。漫が普段どんな環境で食事をしているのかなど拳児はまったく知らないが、騒がしいだろうことは容易に推測できた。女子高生というのはそういうものなのだ。だからたまには静かに食べたいと思って屋上へ来たのかもしれない。本当のところは知らないが。

 

 

 一通り食べ終えて、ペットボトルのお茶で舌を湿して漫はひとつ息をついた。拳児は食べるのが異様に早いため、漫だけが食べ続けるという奇妙な時間が生まれたりしていた。どうやらお互いに食休みの時間を取っているようで、どちらも立ち上がる気配をいっこうに見せなかった。

 

 「そーいえば播磨先輩、朝のあのキレーな人は誰やったんですか」

 

 「あー、ありゃ前いた学校(トコ)の知り合いだ」

 

 「前いた組織(トコ)ですか……」

 

 漫のトーンが若干下がったのだがいつものように拳児は気付かない。

 

 「あっ、仲とかよかったんですか?」

 

 「さあな。ハナシとかはするからフツーなんじゃねーの?」

 

 感情の窺えない声でそう言うと、拳児はゆっくりと立ち上がった。ズボンを軽くはたいて汚れを落とし、ビニール袋と紙パックの飲み物を持ってすたすたと歩き出す。漫が慌てて携帯を見てみると、もうじき休憩時間が終わりそうだった。拳児にならってスカートをの裾を軽く払ってから駆け寄っていく姿はなんだかうれしそうだった。

 

 漫も先輩になったばかりで、かつ全国優勝を目指す部の先鋒としての立場からなかなか心休まる時間がなかったのだ。彼女にそんな自覚はなかったが、そういった目に見えないストレスの影響は小さくないことが多い。拳児は誰を相手にしても態度を変えないうえに、話せば意外と癒し効果があることが部内でまことしやかに囁かれている。実際は拳児があまりにも真っ直ぐすぎるがためにそれにつられて話した相手が勝手にすっきりするというものなのだが、それでも頭脳とメンタルが大きな要素になる麻雀という競技において拳児の働きは重要なものであると断言できた。どちらかといえばそれはマネージャーとしての働きであり、先代監督代行である赤阪郁乃の狙いはまたひとつ達成されつつあった。

 

 

 

 

 

 

 




全国編ではそれなりに麻雀も描写することが (脳内で) 決まりました。

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