姫松高校麻雀部監督代行播磨拳児   作:箱女

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学校生活編
62 彼の進む道について


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 全国的に快晴の予報が出された朝、きれいな水色の空の下のまっすぐな道をのしのしとヒゲグラサンが歩く。途中の曲がり角が最寄りの駅へとつながっており、電車通学をしている姫松の生徒はここから拳児の歩く道へと合流することになる。

 

 目につく生徒のほとんどは半袖のシャツで登校しており、ベストを着ている生徒ですら間違いなく少数派になるほどに気温は高い。たとえば姫松高校においてベストを着なければならないだとか逆に着てはいけないだとかのルールは生徒手帳を確認しない限りはわからないが、そもそも拳児の格好が許されている段階で校則はそれほど厳しくないことが伺える。

 

 「お、播磨、おはよう!」

 

 「播磨くんや、おはようさん」

 

 インターハイ団体優勝のおかげと言うべきか、つい春先には周囲から恐怖の視線を集めていたはずが、今となってはその辺の知らない人からも声をかけられるくらいに親しみをもって接されるようになっている。しかし別にケンカを売られているわけでもないこの状況は、彼にとっては意外と処理のしにくいものだった。拳児からすればうっとうしいのベクトルが変わった感覚だ。できることはただ適当に挨拶を返すことだけである。そういえば似たようなことをインハイのさなかにも思ったような記憶があるな、と思い出していた。

 

 高校生としての最大の大会が終わったからといって拳児の生活はほぼ変化を見せなかった。東京から大阪へ帰ってきて一週間の夏休みがあったくらいで、そこからは新体制での麻雀部が動き出している。当然ながら監督の立場にある拳児が部を離れられるわけもない。高校の残りの夏休みのあいだは土日と同じの、すこしハードな時間割が組まれた。少なくとも一年間は王者としての扱いを受けることは避けられず、であればそれに恥じないだけの練習を積まねばならないのは当然といえば当然の帰結である。本当ならば指導する立場になければならないのだが、実際には拳児に部員たちの指導をするだけの実力はない。そのため余計に早く登校したりあるいは居残りをして郁乃と指導方針の確認をしなければならず、さらに余計に負担がかかっていたのは内緒の話である。

 

 学校に近づくにつれて挨拶の飛んでくる頻度が増してくる。クラスメイトの名前や顔さえ未だに覚えきっていない拳児が、よそのクラスや後輩たちをきちんと区別しているわけがない。もちろん拳児や挨拶をしている彼ら自身にそんな意図はなくとも、拳児が通るたびに周囲が声をかけたり頭を下げたりしている絵面だけを見ているとなんだか不健全なものに思えてくる。

 

 

 たいていの高校が始業式の翌日から通常通りに時間割を組むものであり、姫松も例外ではない。午前中に四時間と午後に二時間の一般的なカリキュラムだ。授業の中身自体は選択授業があったりと小さな自由が保証されてはいるが、基本的に高校生というものは授業に対して文句を言うことでコミュニケーションを図る生物である。自分で選択したわりには、面倒だよね、なんて口にする。必要性だとかそういうことは別にして。

 

 拳児は歩いて十分ほどの距離のところに住んでいることもあって、ぎりぎりの時間に登校してくるのを常としている。だから拳児が教室に入るころにはほとんどの座席が埋まっていて、今日もいつものように最後から三番目くらいに教室に入っていちばん後ろの座席につく。このクラスでは席替えをしないようで、隣には真瀬由子がいつも座っている。オウ、と簡単に声をかけると、由子が手で挨拶を返しつつなにやら小さな紙を取り出した。

 

 「ねえ播磨、あなた進路調査票出してないでしょ?」

 

 「あァ? なんだそりゃ」

 

 ぴらぴらと示された紙には第一希望だの第二希望だのといった文字と、おそらくそれを書くためなのだろうスペースが存在している。拳児は提出していないどころか見覚えすらない紙をまじまじと見つめる。

 

 「……そんなに見つめなくてもいいのよー。本当なら去年に書いてるはずのやつだし」

 

 「ンだオイ、別に俺悪くねえじゃねえか」

 

 「まあ、高三で転校とかかなり珍しいし、ね? それで先生が書かせろって」

 

 拳児は由子から用紙を受け取って、とりあえず机にしまった。学校という場所はこういうものを奇妙なくらいに大事にすることを拳児は知っている。従姉が高校の物理教師ということもあって、その辺りには多少詳しいのだ。どうせ書かなければならなくなるのだろう。とはいえ進路なんてものは拳児からすればたったひとつしかない。それが一般的に受け入れられるものかは知らないが。

 

 「ふふ、正直言ってあなたに書かせる意味はないような気がするんだけどね」

 

 そう言って由子はふんわり笑う。

 

 「お、なんだオメーわかってんじゃねーか」

 

 珍しく朗らかに返すと、拳児はそのまま腕を組んで担任が来るのを待ち始めた。

 

 

―――――

 

 

 

 「播磨先輩の進路?」

 

 六時間目の授業が終わって部活動が始まる前のちょっとした時間、たまたま部室に向かう途中で洋榎に出くわした漫は聞き返した。一般的にはインターハイが終わって三年生は部からは引退しているはずなのだが、プロ入りが確実視されている愛宕洋榎だけは例外的に部活に顔を出していた。

 

 スクールバッグを右肩にかけて漫の隣を歩く洋榎は、ひとつ頷いて話題がそれであることを肯定した。窓を全開にしているのにもかかわらず、ほとんど風は吹きこんでこない。むしろ窓の外にアシナガバチが飛んでいるのを見かけて漫は窓を閉めたくなった。

 

 「そ、今日な、ゆーこがセンセに進路の紙? 渡すの頼まれたんやって」

 

 「言うても播磨先輩の進路なんて決まってるようなもんとちゃうんですか」

 

 不思議そうに漫は返す。全国的に見ても他に例を見ない高校生監督であることと、それが名門の姫松にいることに加えてインターハイの優勝というおまけつきになったこともあって、拳児はほとんど姫松の象徴のような存在になっている。出自が不明という点が問題になるかとも思われたが、むしろそれはある種のスパイスとなって彼の立ち位置を明確にしている。どちらかといえば拳児が姫松を離れることを考えている人間がいないと言ったほうが適切だろうか。また三年生の引退した新体制でも普通に監督として拳児が指導に当たっている現況を考えれば、それが崩れるとは漫には到底考えられなかった。

 

 基本的には洋榎も漫と同じように、ただの学生生活の一コマと捉えているようだった。口調から緊急性など微塵も感じられない。それにもしそれが麻雀部全体に波及するような問題だった場合、元監督代行であり現コーチである赤阪郁乃が動かないわけがない。ヘンテコな論理ではあるが、この姫松ではそれがきれいに通るのである。そこまで考えなくても高校三年生が紙に希望する進路を書くだけの、ふつうの日常の一ページと見てどんな問題があるだろうか。

 

 「漫が播磨みたいな状況やったらどうする?」

 

 「へ? どういうことです?」

 

 「進路決まってんのにいちいち紙に書いてー言われたら」

 

 視線を上に飛ばしてそんな場面に置かれた自分を想像する。もともとゆっくりだった歩調がさらに遅くなる。今日は近くにはセミはいないようで、一ヶ月以上も朝から日が暮れるまで耳に残った声は聞こえない。

 

 「……あー、そーいうことですか。でも播磨先輩ってそんなキャラでしたっけ」

 

 「ここまでお膳立てされといてスルーとかありえへんやろ」

 

 洋榎が拳児に期待する “何か” を漫が察したところでふたりはちょうど部室に着いた。夏休みのあいだの練習の慣例に従えば、拳児が先に第一部室でメモを片手に考え込んでいるはずである。

 

 

 学校特有の引き戸を開けると、拳児が予想通りにいつものところに陣取っていた。そのほかにも一年生たちが準備のために駆け回っている。さすがにひと夏を超えると怯えまくっていた部員たちも慣れてきたようで、いまでは見かければ挨拶もするし、プレイングにちょっとした疑問がわけば質問さえできるようになった。決して仲良く話ができるようになったわけではないとはいえ、これは大きな進歩と言えよう。信じられないことに拳児を監督として部活が回るようになったのである。このことに対して郁乃を除いて誰も驚かないというのがこの環境の異常さを示している。

 

 麻雀部の部室は第一第二とともに後ろのほうに縦長のロッカーが二段重ねで積まれており、そのロッカーひとつにつき二人分のカバンやら荷物やらを入れるルールを採用している。大所帯であり続けたことからそんな伝統ができて、三年生が引退したいまでもそれは変わらない。三年生が使っていたスペースは来年の部員のためにずっと空けておくのが決まりとなっている。

 

 漫と洋榎はそれぞれのロッカーにカバンをしまうと、そろって拳児のところへと向かった。まだ部活を始めるにはすこし時間が早い。大所帯だけあって全員が揃うのを待つと時間がかかることが多いため、基本的には時間で区切って活動を始めているのである。よって部活が始まる前のちょっとした時間はわりとどうでもいいような話をしている部員も多い。そうでなくても末原恭子と真瀬由子の両名が抜けたいま、漫と洋榎の現主将と元主将が二人して雑談を始めた場合、止められるのは絹恵と郁乃、それに拳児くらいのものである。

 

 視線こそサングラスで判断できないものの、おそらく意識を手元のメモに集中しているであろう拳児に、楽しいことが起きるとわかっているような表情で洋榎が話しかける。

 

 「なあなあ播磨、進路の紙もらったんやろ?」

 

 「オウ、なんで知ってんだ」

 

 どうやら完全には集中しきっていなかったようで、拳児は自然と顔を洋榎のほうへと向ける。

 

 「ん、ゆーこに聞いてん。もう書いた?」

 

 「書いたぜ、まだ出してねーけどな」

 

 もう書いたと聞いて漫が意外そうな表情を浮かべた。たしかに拳児に対して真面目だとか仕事が早いだとかいった印象を持っている人間はまずいないだろうが、進路調査票にすぐ記入しただけでここまでの反応をされるとなるとさすがにかわいそうになってくる。

 

 「え、センパイ、なんて書いたんです?」

 

 彼女からすれば拳児が紙に書ける回答など大別してふたつのパターンしかなく、それを理解したうえで質問しているのだから漫もなかなかいい性格をしていると言える。仮にこの場で漫が聞いていなかったとしても洋榎が尋ねていただろうことは明らかだ、逃れられる質問ではない。

 

 拳児はほんのわずかの間だけ考え込むように時間を空けて、ついで首を振った。

 

 「ナンでオメーらに教えてやんなきゃなんねえんだ」

 

 「え? なになに? ひょっとして照れくさいとかそういうの?」

 

 この洋榎の一言が本人の意図とはまったく別のところでピンポイントに刺さっていたことなど、拳児を除けば誰も知るわけがなかった。三人が騒いでいるあいだにいつの間にか部員の数がある程度揃い、また時間もそろそろちょうどよくなったこともあって、拳児は話を打ち切って練習を始めるよう漫に指示を出した。姫松の基本的な方針としては自発的な行動を尊重しているため、拳児や郁乃の主導による部活動を行わないことに決めている。夏前までは末原恭子という全国的に見ても屈指のプランニング能力を持つ部員がいたために、彼女がいない現在はそこで苦しんでいる部分もあるが方針は曲げないことに決めている。拳児と郁乃の立ち位置としては個人個人のプレイングの相談に乗る等のアドバイザーとしての側面が強い。この辺りは郁乃が監督代行としての拳児を守るためにいろいろと手を回しており、それがきちんと機能していまのかたちを維持している。

 

 

―――――

 

 

 

 真夏に比べればちょっとだけ日が沈むのが早くなった夕方、一日の練習を終えて漫と絹恵が校門に差し掛かる。帰る場所が同じなのだからいつもなら愛宕姉妹はいっしょに下校するはずなのだが、拳児と洋榎は今後のことで詰めることがあるらしく、今日は残って郁乃と話をしている。そんなこともあって今日は二年生ふたりで最寄りの駅へと向かうことになったのだ。よその部も似たような時間に部活を終えたらしく、周囲には少人数のグループがいくつか点在している。

 

 雑談の例に漏れず、彼女たちの会話はあっちへ行ったりこっちへ来たりと忙しいものだった。世界史の担当教師への文句であったり、雑誌に紹介されていたスイーツバイキングのことだったり、毎週木曜十時から放映されているテレビドラマのことだったり。そのなかで、不意に三年生たちの卒業に話がおよんだ。

 

 「でもウチのセンパイたちって心配なるようなヒトいーひんやんな」

 

 「んー、お姉ちゃんもたぶんプロやろしな」

 

 どちらも手にはハンドタオルを持っている。秋の夕暮れとはいえ、まだ九月になったばかりだ。残暑は呆れるほどに動く気配を見せない。

 

 「そーいえば」

 

 「ん、どしたん絹ちゃん」

 

 赤く燃える空を見上げて、重力に牽かれるままに口をちょっとだけ開けて絹恵が言葉をこぼす。彼女は女子としては大きめの背をしているために、漫からすると滑らかな顎の稜線がよく見える。中学までサッカーをやっていたことに加えて、いまでもある程度の運動はしているという絹恵の肉付きはとても健康的できれいだ。そんな彼女が思い出したように発した言葉は自然と漫の気を引いた。

 

 「播磨さんって卒業したらそのまま監督になるんかな」

 

 「ん? どういうこと?」

 

 「いや、ほら播磨さんってたしか正式には監督 “代行” やったやんか」

 

 「うっそ、代こ、えっ何それ、知らんかった」

 

 漫が知らないのも無理はない。麻雀部員たちに拳児が監督代行であることがきちんと言葉で説明されたのは、郁乃が連れてきたあの春の日の一度だけであるからだ。それ以降というものの、拳児は部内で監督と呼ばれることも監督代行と呼ばれることも一度もなかった。むしろ呼んでくれたのはインターハイの実況席だけである。実のところ、本人が考えている以上に拳児のポジションは複雑というか、奇妙なものになっている。

 

 「はー、そんなん絹ちゃんよう知っとったね」

 

 「あはは、ほら、インハイのプログラムあったやん? アレ見てたら書いてあって」

 

 拳児が代行である事実を知っている絹恵であってもこの程度である。播磨拳児に注目する際にはどうしたって高校生監督であることが先行してしまうのは仕方のないことだ。それに代行であることを知っていることが重要になる場合があるとはとても思えないために、もし目や耳にしたとしてもすぐ忘れてしまうひとが多いのだろう。

 

 遠くでカラスが間の抜けた声を上げた。駅へと続く曲がり角が近づいてくる。先を行っていたグループは既に角を曲がって姿が見えなくなっている。彼らの話は盛り上がっているようで、声だけが角の向こうから聞こえてくる。

 

 「でもそれやったら “代行” 取れるパターンが可能性高いんちゃうかな」

 

 「一年だけでしたー、とかないよね?」

 

 「優勝監督インタビューであんなこと言うてくれたんやし、姫松に思い入れあるんちゃう?」

 

 もうじき三週間は経とうかという団体戦終了直後のことを思い出す。最後に満貫で優勝を決めた恭子のもとへ、誰の手が扉を開けたかもわからないくらいにひとかたまりになって駆け込んで、五人で固まって泣き合った。もちろんプレイヤーであった漫や絹恵たちのところにもメディア関係者は集まってきたが、その一方で監督を務めた拳児のもとへも一言をもらいに記者たちは訪れていたのである。そのときは彼女たちもそんなことなど知らなかったが、メディア的にも大注目であった播磨拳児のコメントを生中継の一回だけしか流さないなんてことがあるはずもなく、それこそ連日ニュース番組に拳児がコメントを残したシーンが何度も何度も流された。

 

 外部の人間ですらしばらく忘れられないほどのインパクトを残したそれが、直接指導を受けている (ことになっている) 姫松高校麻雀部の面々の脳裏に刻まれないわけがない。それがあまりにも印象に残りすぎたがために、個人戦が実施されている期間に姫松団体メンバーのあいだでその拳児の物まね大会が開かれたほどである。さすがに本人の前でやるとへそを曲げるに違いないということで、拳児のいない女子部屋での開催ではあったが。

 

 『勝ったのは俺じゃなくてあいつらッスよ』

 

 「んっふ、絹ちゃんぜんぜん似てへん」

 

 もともとハスキーボイスというよりも女の子らしい声をしている絹恵が、同世代では間違いなく渋い声に分類される拳児の声真似をしたところで似るわけもなく、ただ笑いの種になるだけである。それどころか未だに麻雀部員の共通の持ちネタとしての扱いを受けているのだが、悲しいかな拳児だけがやはりその事実を知らない。

 

 「えっへへ、でもあれやね、播磨さんがめっちゃ明るい顔してるの初めて見たね」

 

 そのインタビューでの表情を見るまで一度たりとも拳児のうれしそうな顔を見たことのなかった姫松の部員たちにとって、その変化はかなり重大なものだった。それまで何があっても自分たちの前ではにこりともしなかった裏プロが、自分たちのことで明るい気分になったのだ。すくなくとも拳児が姫松に対してチームメイトくらいの意識を持ってくれていることが彼女たちのなかではっきりした。

 

 「センパイもやっぱいきなり転校とかでキツかったんちゃうんかな」

 

 「でもきっとこっからは播磨さんも楽しなる思うよ。体育祭も文化祭もあるし」

 

 「……ダメや、絹ちゃん。播磨先輩がテンション上げてるの想像つかへん」

 

 それを聞いて絹恵はぷっと噴き出した。言われてみればヒゲグラサンのチンピラが文化祭で楽しそうにはしゃいでいる姿などなかなか想像もできない。ついでに言えば学校行事の準備に積極的に参加している様子ですらなかなかイメージができない。彼の名誉のためにフォローを入れておくと播磨拳児は矢神高校二年次の文化祭のときにも準備を真面目に手伝っていたし、体育祭のときには優勝を決めるリレーのアンカーで逆転を決めるという大活躍を見せている。誰も知らないが。

 

 「ま、でも漫ちゃん、再来週からテストやし、まずはそっちやね」

 

 「うー、二期制って慣れへんなあ。夏休みのあとテストて感覚狂うわ」

 

 姫松は高校ではあまり数の多くない二期制を採用しており、前期期末テストが九月の半ばに実施される。それが終われば体育祭が行われ、準備期間を経て文化祭の運びとなる。さらに二年生には修学旅行までが後ろに控えており、驚くほどに予定の詰まったシーズンとなるのが姫松高校の秋である。生徒たちからすると意外とシャレになっていないハードスケジュールなのだが、一部の教員たちはもっとハードというのが定説である。とにかくこの時期はあらゆる生徒が浮足立っており、なんだか不思議な空気に包まれる。

 

 夕焼けの色が、もう一段階濃くなった。

 

 

 

 

 

 

 




おそらく今年最後の更新です。なにかの間違いがあればもう一回あるかもしれません。
それではよいお年を。

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