学戦都市アスタリスク 凍氷の皇帝、歌姫と魔女の絆 作:夕凪の桜
読んでない方はネタバレが含まれるので、先に二章までを読むことをお勧めします。
刀藤綺凛
所属学園:星導館学園
序列:序列外→2位→序列外
二つ名:疾風刃雷
星導館の序列2位に決闘を挑まれ返り討ちにしてその座に着いた。その後三ヶ月間、刀一本でその座を守り続けた。
灰に修行はつけてもらっており、その成長は著しい。すでに近距離戦では星導館においては彼女に勝てるものは師匠である灰以外いない。
しかし、修行以外のことは全て叔父である刀藤鋼一郎の言いなりであった。灰はそのことを知ってはいたが家庭内の事情に首を突っ込むつもりはなく、度が過ぎない限り、干渉するつもりはなく、綺凛が自らの意思で歩み始めるのを待っていた。
綾斗と知り合い、自分で進むことを決意し、綾斗に決闘を挑み破れるが本人は気にしていない。
灰との師弟関係も続いているため綺凛自身に支障はない。
灰との修練で鳴神流抜刀術を習得するが、未だ灰の速度には遠く及ばない。それも抜刀術全てを習得しているわけではない。
それでも、かなりの脅威となることに変わりはない。
綺凛にとって灰は兄のような存在であり、灰にとって綺凛は妹のような存在である。綺凛に実の兄はおらず、初めての兄の様な存在で灰のことを慕っている。
ユリス・アレクシア・フォン・リースフェルト
所属学園:星導館学園
序列:5位
二つ名:華焔の魔女
王族という偏見から媚び諂うクラスメイトとは関わりを持とうしなかった。
序列戦や決闘において序列を上げ、転入して早々に序列5位の座に着いた。しかし、自分の力を過信したユリスは灰に決闘を挑みすぐに敗北してしまう。その後、手を抜いていることに怒りを覚えたユリスは灰に直談判してもう一度決闘をする。その時に灰との実力差を痛感する。
灰はその時にユリスにこう言った。
『友達の一人や二人作れないようじゃ僕には勝てないよ』と。
この意味を理解するのにユリスは少しかかったが、自分よりも強く偏見を持っていない灰と友達となる。
灰という仲間を得たことにより自分に不足していたものを実感する。
この時、矢吹がユリスと灰が付き合っているという記事を書いたので、矢吹は灰によって楽しい時間を過ごせたとのこと。
(トーーニングルームに連行されて反省するまで魔法を何発も打ち込んだとか、しないとか)
今では綾斗というパートナーが出来て鳳凰星武祭の優勝を目指す。
天霧綾斗
所属学園:星導館学園
序列:二位
二つ名:叢雲
星導館に特待転入生として入学するが、アスタリスクに関する情報をほとんど持っておらず、灰がグランドスラムを達成した最強の星脈世代であることを知らなかった。
ユリスとタッグを組み鳳凰星武祭優勝を目指すため、灰に訓練をつけてもらっている。初めての灰との訓練の時に灰の実力を思い知る。
未だに黒炉の魔剣を使っても灰に触れることすらできていない。
処刑刀
蝕武祭の専任闘技者。体格を生かした剣技で他者を圧倒する。赤露の魔剣を使っており、その卓越した剣技は各校の序列一位を複数人相手することすら可能にするが、灰に手も脚も出ず敗北する。
オーフェリアを渡すように灰に要求するが、逆にそれが灰に怒りを買ってしまい警戒を強めてしまう。
灰の影響力は計り知れず、計画がもう少し完成に近づくまでの間は灰に接触することを諦める。
背後には『ノアの方舟』がいるが、灰はまだ知らない。
『鳴神流抜刀術』
鳴神流と刀藤流の開祖は兄弟であり、その根幹にある技術は似ている。
灰が七天大聖との修行によって会得した体術により本来よりも格段に速い攻撃を繰り出すことが可能になった。
そのため、防御不可能な、不可視の剣となった。
10の型があり、一つ一つがしっかり特性を持っている。
『炎華』『犀撃』『銀雷』『鳳凰』『追律』『覇災』『燎乱』『烈日』『龍破』『刃心』
『鳴神流五連抜刀奥義』
相手を必ず葬る技。五回にわたる連続的な抜刀術により、敵は抵抗すらままならない。
『一撃・刹鬼』
『二撃・雄雲』
『三撃・烈魂』
『四撃・時断』
『終撃・比翼』
『七天大聖』
数百万年前から存在している七人の武人の集団の総称。
七人は異なる二つ名を持っており、次代に継承していく。それは二つ名だけではなく名前もであった。
弟子をとった七天大聖はその弟子がこの座を継ぐ意志があり、七天大聖側もその弟子に譲る意志があるのなら、名前と二つ名が継承される。
第1席:『光輝』フレイヤ
第2席:『調和』レギンレイヴ
第3席:『予知』スクルド
第4席:『真理』セージ
第5席:『狂乱』トゥルード
第6席:『捕食』フェンリル
第7席:『使命』ジェラード
以上7名によって構成されている。
七人が開発した技術と、個人が開発した技術の二種類のうち灰はほぼ全てを受け継いでいる。
ここでは七人が共同で開発した技術について記そう。
『四界』
『朱界』『蒼界』「翠界』『白界』の四つからなる。
腕を強化する『朱界』。脚を強化する『蒼界』。内臓を強化する『翠界』。脳を強化する『白界』。
この中で飛び抜けて『白界』が難しい。
これを同時に発動させ身体能力を格段に上昇させることができる。
『四界』はただの身体能力強化ではなく、細胞一つ一つにちょうど良い星辰量を注ぎ込むという魔術師や魔女の星辰量操作技術を持ってしても維持するのが精一杯であるという代物なのだ。
これを戦闘中に用いることができて、初めて使いこなしていると言えるだろう。
失敗すれば細胞が死滅する危険な技であるが、灰は長年使い続け呼吸するかのように使えるために、絶対に失敗しない。
『烈界』
相手だけではなく、空気も切り裂き、一時的な真空状態とする。
これに触れたものは防御できずに傷を負う。
これは四界を使用する前提の技であり、世界中で使える人間は十人ほどしかいない。