学戦都市アスタリスク 凍氷の皇帝、歌姫と魔女の絆   作:夕凪の桜

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王竜星武祭の少し後の話となります。


間章-0-1

こんにちは!シルヴィア・リューネハイムです!

知らない人に簡単に説明すると、クインヴェール女学園の生徒会長で序列1位、一応アイドルやってます!って言えば何となくわかるかな?

 

はい!えっとですね、今日何を話すかというと、近況報告みたいなものです!

 

みんなは灰君。鳴神灰君って知ってるかな?今シーズンの鳳凰星武祭、獅鷲星武祭、王竜星武祭を全部優勝してグランドスラムを達成した凄い人なんだよ!それで、なんで灰君がここに出てくるかっていうと、えっと、その……灰君は私のか、か、か彼氏なんです……///

今日はその事に関することです!

 

 

 

 

ううう、やっぱり慣れないな………

 

アイドルって恋愛は御法度みたいな暗黙の了解があるんだけどね、私もそれに従ってたんだ。

でも、灰君と出会ってから、何回も遊んだりしてる内に私が灰君に惹かれているってことに何となく気付いちゃったんだ。でも、恋愛は絶対にダメだからその気持ちを押さえ込んでライブをしたんだけど、本当に酷かったよ………

だって、歌詞は飛んじゃうし、ステージで転んじゃうし、音程外しちゃうし、本当散々だったな………

 

 

そしたら、ペトラさんに言われちゃったの。

『気になる人でも出来たの?』って。

本当にびっくりしちゃったよ!何で分かったんだろう………そんなに表情に出てたのかな………

 

 

まあ、私が不調続きってことでその後のライブは中止になってるから、大丈夫だったんだけどね!

でも、アスタリスクに戻ってきて王竜星武祭の準備してる時は凄い順調だったんだ!これも灰君のお陰かな///

 

今から思い返してみると灰君の事ばっかり考えてたからライブも失敗しちゃったのかな……

でも、アスタリスクに戻って来れば灰君に会えるから調子も上がったのかも!

 

 

そして王竜星武祭!!

 

準決勝までは順調に勝ち進めたけど、私の王竜星武祭はそこで終わっちゃったの。だって、相手が灰君なんだもん!!!!

もちろん、最初から負ける気で戦ってないよ、勝つ気で本気でぶつかったよ。だって、あの『鳴神流抜刀術』はずるいよ!あんなの防ぎようがないもん!!!!少しは近接戦に自信あるけどさ、あれは全く見えなかったよ………

 

それで、まあ、そのままフィーアちゃんも倒して灰君はグランドスラムを達成したの!

彼女として誇らしいけど、悔しいな……

 

 

ここからが一番大事だよ!

灰君はあの『凍氷の皇帝(ムフェト・シュヴァルツ)』だったの。でも、私は彼がどんな人間だったとしても彼を信じるって決めたから、そんなこと気にせず、三人で付き合ってます!

 

それでね、灰君と付き合い始めてあら歌の練習が凄いうまくいったの!そしたら、ペトラさんに『あなた、出来たのね』って言われて、それは焦ったな〜。だって、アイドルに恋愛は御法度だもん。でも、ペトラさんは意外なことに許してくれたの。その条件として、灰君と少し話がしたいんだって!

 

あ、ペトラさんは私の彼氏が灰君ってことはまだ知らないの。

それはお楽しみということで、ね?

 

 

はい!そして、いま!灰君は私とフィーアちゃんの本気によって、誰かすぐには分からないようなぐらいにはなっています!

ペトラさんに当ててもらうためだよ!!

 

 

いまはもう理事長室の前まで来てるから、他の生徒も居ないということで、灰君の左腕に抱きついてます♪

ちなみに、フィーアちゃんはいつも右手だよ。

なんでかって?

 

灰君からもらったネックレス、それに嵌め込まれている宝石?なのかな、それの色が私は金色だから。灰君が『凍氷の皇帝(ムフェト・シュヴァルツ)』の時に使ってる二つの純星煌式武装、『冰青の天界剣(ラヴィータ・イシュラ)』と『雷桜の断罪剣(キュラリー・フリークス)』で左手に握ってるのが『雷桜の断罪剣(キュラリー・フリークス)』。同じような色の方がいいかなーって、二人で話し合ってそうなったの!

 

 

 

 

 

話が逸れちゃったね。それで、今は理事長室の中でペトラさんと向き合ってます。

 

 

 

「ようこそ、シルヴィアの彼氏さん。ペトラ・キヴィレフトよ」

「どうも、シルヴィの彼氏やらせてもらってます」

 

ペトラさんが灰君のことすっごい見てる……

ふふ、でも、私達2人で灰君の変装を弄ってるから簡単には分からないはずだよ!!

 

「なるほど、シルヴィアはあなたを選んだんですね。鳴神灰君」

「えっ……………」

「さすがです。とでも、言えばいいのでしょうか?」

 

うそうそ、なんでペトラさんわかったの?!だって灰君の変装は完璧のはず……

 

「あのね、シルヴィア。私はこれでも元クインヴェールの序列1位よ?雰囲気で何となくわかるわよ。隠しているようだけど、これほどの覇気を持っているのはアスタリスクで一人しかいないわよ」

 

あちゃー、完全にこれは私の落ち度だな〜〜

ペトラさんが鳳凰星武祭で優勝して、王竜星武祭準優勝したことは知ってたけど、まさか見破られるなんて………

うううー、いつも驚かないから驚かせてやろうと思ったのにー!!

 

 

「それで、ペトラさん。話したいことってなんですか?」

「シルヴィアと付き合う事に私は口出しはしないわ。ただ、覚悟はあるか、それを聞きたかったの」

 

 

覚悟……?あれ、人と付き合うのって覚悟とか必要だったっけ………

 

「世界の歌姫であるシルヴィアの彼氏となればそれ相応の批判をくるでしょう。たとえ、貴方でも」

「たとえそうであったとしても、僕は彼女の隣に立ち続けますよ」

 

うう、灰君って結構恥ずかしいことを普通に言うから困っちゃう………///

あ、全然嫌じゃないんだよ!

むしろ嬉しいの///

 

 

「それに、僕なら彼女と対等になれると思いますよ」

 

対等……むしろ、私が見劣りしないか心配だな……

だって、グランドスラム達成者で、警備隊の幹部……うーん、何とかなるかな!!ペトラさんがどうにかしてくれると思うし。

 

「まあ、貴方とわかった時点でその辺りについては心配などしていませんよ」

「合格ということですね」

 

 

 

 

 

 

そのあと二人は5分ぐらい話してたんだけど………私ってここにいる意味あったかな………

ずっと二人で喋ってたし……

 

まあ、灰君と一緒に入れるだけでも十分だね!!

 

 

 

 

 




学戦都市アスタリスク 凍氷の皇帝、歌姫と魔女の絆をお読みくださりありがとうございます!
意味わからない生活してる夕凪です。

このあとにオーフェリアの間章を入れようか悩んだんですが、次に回すことにしました。
なので次は二章の設定などを投稿予定です。

7名の方に評価をいただき、評価のゲージの左端が自分でもにやけてました。
7名のかたありがとうございます!


それでは次回!
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