使いにくいチート   作:コンテンダー

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心配、交渉、説教(OHANASHI)

ジュエルシード破壊を行い、気絶した俺は高町家で目覚めることになった。なのはと衛宮で協力して運んでもらったらしい。

 

士郎さんに何故、意識を失ったのか尋ねられたが最近寝不足気味ということで通した。まあ、あの人は本当のことに気づいていそうで怖いけど。

 

その後、ユーノがどうやってジュエルシードを破壊することができたのか尋ねてきたが、説明は今度するということで納得させた。管理局にも尋ねられそうだから二度、説明するのは面倒だ。

 

衛宮は衛宮で大罪武装についてすごい勢いでなのはに説明をもとめられていたな。そんな、簡単に教えるわけにはいかない代物だから大変だな。

 

そんなこんなで翌日、学校に行っても俺は苦労していた。

 

「アンタ、昨日倒れたんですって?」

 

「なんで、お前が知ってるんだ?」

 

「ごめん、教えちゃったの」

 

なのはがアリサ達に伝えたのか。まったく、こっちは隠しておきたいことだったのに。それでも、伝えてしまったのならしょうがない。現段階で対処するとしよう。

 

「無理は駄目だよ」

 

「無理というか、単に寝不足だっただけだぞ」

 

「それでもだよ」

 

「それより、なんで寝不足になったのよ」

 

「最近、気になる本が結構あるからな割と夢中になりやすいんだよ」

 

「そうなんだ」

 

これで、納得してくれるとは思わなかった。もっと追究があると思っていたが微妙に拍子ぬけだ。

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、レイジングッハートの自己修理もすみ、改めて探索を行おうとしたところでそれは起こった。

 

ジュエルシードを封印して再び、フェイト達と戦闘になるというところで現れた乱入者。恐らくは第三勢力の管理局。

 

「時空管理局だ。そこまでだ。この場での戦闘は危険すぎる」

 

「管理局!?」

 

「もう、局の魔導師がきたってのかい!」

 

驚く、フェイト達。なのはの方は何が何だか分からないって顔をしているな。無理もない事だろう。まったく知らない組織が突然出てきたのだから。

 

俺と衛宮は警戒態勢を取っている。ここから、さらにイレギュラーが来る可能性もあるからな。

 

「我の嫁たちの邪魔をするな!!このKY野郎!!」

 

真に場の空気が読めてないアホが登場。アホのせいで硬直していた状況が動き出す。

 

アホは管理局員に攻撃をしかけ、アルフはフェイトを連れて撤退しようとし、管理局員はそれを阻止しようとフェイトにスフィアを放ち、撃墜しようとする。

 

アホの方を衛宮が叩き潰しにかかり、なのはは管理局員の追撃を阻止、俺はというとフェイトに迫るスフィアを防御する。

 

「な!?邪魔をするのか!!」

 

驚いてる間にフェイト達は撤退に成功したようだな。さて、現状は睨み合い。誰か一人でも動こうとすれば、即座に戦闘が再開される。

 

その時、モニターが突然空中に現れた。

 

「クロノ、やめなさい」

 

「艦長!」

 

なにやら、管理局員の方で揉めているようだな。今のうちに、なのは達と合流しておこう。

 

どうやら、話が纏まったようでこっちに提案してくる。

 

「みなさん、お話があるので船まで来てもらえませんか?」

 

ここで、断る理由というものは見当たらない。仕方ないか。

 

「わかったの」

 

「了解した」

 

というわけで、船(アースラというらしい)に転移魔法で移動した。

そこで、管理局員(クロノ)からバリアジャケットを解くように言われ、解除する。ついでに、ユーノが元の姿に戻った際になのはがうるさかった。

 

艦長室と思われる場所に入った俺は絶句した。なんだ、この外国人が超頑張ってみました風の部屋は?ついでに言えば、中の主は靴を履いたまま正座している。ツッコミどころが満載だ。面倒なのでスルーするけど。

 

「座って話をしましょう」

 

さて、交渉を始めるとしよう。

 

 

 

 

 

そんなこんなで交渉終了。

 

とりあえずは、こちらから協力を申し出る形ではなく、あくまで管理局からの要請という形をとるということになった。アホのせいで余計な手間が掛かったが。

 

そして、懸案事項である俺と衛宮の能力についてはきっちり説明しておいた。『直死の魔眼』と『大罪武装』の二つを説明したときはさすがに驚かれた。ちなみに、バカは説明を始める前にあまりにもうるさかったので、気絶させた。

 

そんでもって次の日、俺はアースラの訓練室にいた。

 

どうやら、俺に関しては戦闘のデータが少なく、実力がいまいち分からないとのことでクロノと模擬戦を行うことになった。

 

「準備はいいかい?」

 

「いつでもどうぞ」

 

クロノの問い掛けに軽く返す。とりあえず、今回は魔眼使用なしで行うことにした。魔法の多重展開を行うことによって物量で圧倒できるかどうか試すことにした。

 

「スティンガー」

 

クロノが放った魔力弾を同数のスフィアを出し、撃ち落とす。続いて、氷結変換を以て弾丸を形成し、クロノにほぼ全周囲から仕掛ける。

 

防御魔法が展開されて、氷が砕け散るが既に次の準備が終了。さっきとは比べるまでもなく巨大な氷塊を形成、叩き付ける。クロノはさすがに防御はまずいと思ったららしく回避を行う。

 

だが、それぐらいは読んでいる。クロノの直前で氷塊をわざと砕き、視界を奪う。空間解析を同時発動していたため、位置は割れてる。向こうは視界が晴れるまで動く気はないだろう。

 

これで、前準備は完了。俺がやろうとしていることは何となくで作ってみた広域殲滅魔法『ライトニングダスト』(もちろん非殺傷)。

 

既に俺は効果範囲外に退避完了。そして、魔力を雷に変換して叩き込み、魔法が完成した。

 

辺り一帯が雷光に包まれ、爆音がする。

 

「……やりすぎた」

 

俺がやったことは割と単純。最初にクロノを氷結系で攻めたのは擬似的にダイヤモンドダストを生み出すためである。氷というのは純水と違い、電気を通す易い。それの応用で空気中に散った氷の粒で範囲を決定し、その空間に雷を叩き込むことで巨大な雷球の中に相手を閉じ込めるのと同じ効果を発揮する。

 

決して効率がいいとは言えないが、罠のようにして発動させる分には有効だ。しかし、模擬戦で使うには威力が大きすぎるようだ。もうチョイ、改良の余地がある。

 

まあ、これを考えるのは後にしよう。今、優先すべきはなのはの説教(OHANASHI)をどうやって乗り切るからだ。




今回の言い訳

予想より生活が忙しくなり更新が遅れてしまい申し訳ありません。

交渉シーンを描こうと思っていましたが断念。このような形になってしまいました。

説明回のようなものは苦手です。

何となく思いついたネタ

・殺人希…私に書けるのだろうか?
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