ポケモンSWSH 黎明の瞳   作:彩波風衣

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ガラルの伝承と、主人公が助けられる時をかいた、プロローグです。
アスベルの冒険は次回からはじまります。


00~伝承と拾われた少年~

 

 

それは遙か遠い、むかしむかしのこと……。

 

 

とあるところに、二人の若者がいました……。

 

若者はある日、空から落ちてくる願い星をみて、その願い星を受け取りました……。

 

二人の若者は、願い星を手に歩きました……。

 

 

そんな、ある日のことです……。

 

突如空が渦巻き、黒く染まり、そこから大きな厄災が現れたのです……。

 

 

その厄災は、後にブラックナイトと呼ばれています……。

 

 

戸惑っていた二人の若者……。

 

だがそこで、二人の若者は伝説の盾と剣を手に取り、そのブラックナイトに立ち向かっていきました……。

 

その二人の若者の活躍により、ブラックナイトは倒され、世界に平和が訪れました……。

 

 

その後、その盾と剣はどこかに隠され、今もこの世界を守っていると伝えられています……。

 

 

しかし、二人の英雄の行方も、ブラックナイトも、盾も剣も……。

 

その後の行方はいっさい、わからないままです……。

 

 

 

それが、今ガラル地方に伝わる伝説なのです……。

 

 

それから、長い長い時間が、たちました。

 

 

 

 ハロンタウンの、まどろみの森の近くにて。

 一人の男の子が、少し遠いところで遊んでいたときのことだった。

 

「ん?」

 

 そのとき、草むらの陰になにかが落ちていることに男の子は気付き、草むらをかき分けてその正体を確かめようとした。

 幼さ故の好奇心がおさえられなかったのだ。

 

「………ひぇ、お、おとこ………のこ………!?」

 

 そして、草むらの中にいた「それ」の正体を知った男の子は驚いた。

 何故ならば、その落ちていたものの正体は……自分とそう年の変わらない男の子だったのだから。

 草むらの中で横たわっているその男の子は寝ているものだと思い、男の子は必死に起こそうとしていた。

 ここで寝てたら、風邪も引くし、いつ野生のポケモンが現れて彼を傷つけるかわからないから。

 

「ねぇ、おきて、おきてよ!」

 

 眠っている怪我の男の子を起こそうとしたが、その男の子は目を覚まさず、さらにひどいケガをしていた。

 

「ひぇ………け、けが………!」

 

 その怪我は酷く、男の子はまったく動かない。

 それにたいし男の子は戸惑い恐怖を覚え、混乱する。

 

「ホップ、どこにいったんだ!」

「あ、あにきだっ!」

 

 その時、遠くから名前を呼ぶ声が聞こえてきた。

 その声に反応したことから、この男の子の名前がホップ、であることがわかった。

 自分を呼ぶのは兄の声だと気付いたホップは、急いで声のした方向にむかい、兄を発見する。

 

「ホップ! いままでどこに……」

 

 弟を見つけた兄は弟をしかろうとしたが、それより早くホップは兄に呼びかける。

 

「なぁ、あにき! あにきっ!」

「………どうしたんだ?」

「いそいで、こっちきてー!」

 

 ホップは必死に兄の腕を引っ張って、ある場所へと連れて行った。

 弟がここまで焦っているということは、ただごとではないだろうと、兄は直感で感じた。

 彼が連れてきた場所には、あの男の子が倒れていることに、兄はすぐに気付く

 

「…………男の子…………?」

「………このこ、ひどいけがしてて………ぜんぜんおきないんだよっ!」

「何だって?」

 

 少年は弟にいわれるがまま、その男の子を抱き上げて体をみる。

 彼のいうとおり、体中に怪我を負っていた。

 

「こいつはひどいな………傷だらけじゃないか……! …おまけに熱もかなりある………」

 

 特に、左目の傷が酷い。 このままでは血の流しすぎや疲労、そして高熱で命が危ういだろう。

 ホップは涙目で兄を見上げながら、慌てている。

 

「あにき、どうしよう?!」

 

 このままではいけない。 そう思った少年は男の子を背負い、弟に呼びかける。

 

「急いで家につれて帰ろう! 家でこの子を手当して………医者も呼んであげよう!」

「う………うん………!」

「………大丈夫、ぜったいにこの子を助けるぞっ!」

「うん!」

 

 とりあえず、とこの兄弟はその少年を自分達の家へとつれて帰ったのであった。

 

 




というわけで、ハーメルン初投稿作品として、ポケモン剣盾の二次創作長編を投稿させていただくことになりました。
こんな感じでいいのかはわかりませんが、少しずつやり方を覚えて投稿を続けたいと思います。
今後とも、アスベルの冒険とともに、よろしくおねがいします。
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