ポケモンSWSH 黎明の瞳   作:彩波風衣

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正直ジムリーダーの中ではこの人に苦戦した。
ちょうどいいみずポケモンが旅パにいなくて…結果としてドジョッチになりました。


13~いつまでも燃える男~

 

 翌日、マリィと軽く挨拶を交わしたアスベルは、スタジアムに向かいジムエントリーを行った。 その際にホップにも再会したが、ホップはカブに苦戦しながらも無事にほのおバッジをゲットしたと、意気揚々と打ち明けてきた。

 

「無事にジムミッションもクリアできたし、残るはカブさんだけか……」

 

 そんなホップに背中を押され、アスベルはいざジムミッションにチャレンジをし、今それをクリアしたところだ。 内容としてはこのジムに用意されたポケモンを時間内に多く捕まえ、そのポイントが指定された数字より高いとクリアというものである。 なお、そのジムミッションで捕まえるポケモン達はそのために用意されたポケモンであるため、専用のボールを使わなければならない。 だから、ここで捕まえたポケモンはアスベルの手持ちとしてカウントされることはない。

 

「か、カブさん!?」

 

 ぎゅ、と試合用グローブを直していたとき、隣にはいつの間にかジムリーダーであるカブの姿があったので、アスベルは驚く。

 

「では、いくとしよう」

「…あ、はい!」

 

 カブの言葉にアスベルは戸惑いながらもうなずき、彼とともにバトルフィールドに入場する。 そして、2人で向かい合う。

 

「エンジンスタジアムへようこそ! 改めて、ぼくがほのおタイプのジムリーダー・カブだ」

「アスベル・マクリルともうします……!」

「くさタイプのヤローくん、みずタイプのルリナくんを退け、よくぞここまできたものだ! どのトレーナーも、どのポケモンも勝つためにトレーニングをしているだろう! だが、戦う相手も同じように努力している……! 勝負の分かれ目は、本番でどれだけ実力を出せるかだ!」

「………であれば、オレもこの試合でそれを見せます! よろしく、お願いします!」

 

 アスベルの返事を聞いたカブは頷き、二人ともそれぞれ所定の位置に着く。 そして、その場に実況が響きわたる。

 

「さぁはじまりました、エンジンスタジアム、本日3度目の試合です! ここのジムリーダーであるカブ選手は、ジムチャレンジの山場の一つ! 彼に勝利をすることができれば、優秀なトレーナーとして認められますが……果たしてアスベル選手、この関門を乗り越えられるのか! 使用ポケモンは3体! どちらかのポケモンが3体とも戦闘不能となったらその時点で試合終了とします! では両者、ポケモンを!」

 

 実況のかけ声にあわせて、アスベルとカブは最初のポケモンが入ったボールを手に取りそれをバトルフィールドめがけて投げる。

 

「いけ、キュウコン!」

「頼む、イーブイ!」

 

 カブの一番手はキュウコン、対するアスベルはイーブイだった。

 

「でんこうせっか!」

「こちらも、でんこうせっか!」

 

 互いに最初にでんこうせっかを繰り出し、その威力は衝突する。 そのでんこうせっか同士のぶつかりあいは、スピードで勝るキュウコンに軍配がくだる。

 

「かえんほうしゃ!」

「スピードスターでうちけして、再びでんこうせっか!」

 

 続けてカブはキュウコンに、かえんほうしゃを指示する。 それにたいしアスベルはイーブイにまずはスピードスターの指示を与えてかえんほうしゃをうちけさせ、直後にでんこうせっかを繰り出しキュウコンにダメージを与える。

 

「シャドーボール!」

「かえんほうしゃからの、アイアンテールッ!」

「こちらもアイアンテールで、むかえうつぞ!」

 

 シャドーボールはかえんほうしゃで打ち消され、アイアンテール同士が衝突する。 その威力は互角だったが、カブはそこからおにびを放ちイーブイを牽制する。 そのおにびはなんとか回避できたが、直後にアイアンテールを受けてたたきつけられる。

 

「イーブイ!」

「そのまま再び、アイアンテールッ!」

「スピードスターからの、でんこうせっか!」

 

 アイアンテールで攻撃してきたキュウコンを、スピードスターで攻撃しつつでんこうせっかで追撃をするイーブイ。 だがキュウコンは倒れることはなく、かえんほうしゃを浴びせてイーブイを追いつめる。

 

「交代だイーブイ、次はキミだアオガラス!」

 

 ここは一旦交代させた方がいいだろう、そう思ったアスベルはイーブイを一度下げて、次にアオガラスを出した。

 

「アスベル選手、ここでイーブイからアオガラスに交代しました! さぁ! ここからどう、体勢を立て直すのでしょうか!」

「交代させたところで、まだかたせはしない! おにび!」

「かげぶんしんでかわせ!」

 

 かげぶんしんでキュウコンのおにびを回避し、そこからつつく攻撃を繰り出してキュウコンを攻撃する。 キュウコンはそれにたえ、ほのおのうずでアオガラスを閉じこめじわじわと体力を奪っていくが、アオガラスはそのままキュウコンに突っ込んでいき、みだれづきを繰り出す。

 

「キュウコン!」

「アオガラス、攻撃を続けるぞ! ドリルくちばし!」

 

 そのドリルくちばしが決まり、キュウコンは戦闘不能となった。

 

「キュウコン戦闘不能! アオガラスの勝ち!」

「いいぞ、アオガラス!」

「ナイスファイトだ、キュウコン! あとは休んでてくれ!」

 

 

 

「なるほど…強いね! では、ぼくの次のポケモンは彼だ! ゆけ、ウィンディ!」

 

 キュウコンをボールに戻したカブは、2匹目としてウィンディを繰り出した。 アスベルはこのウィンディも強いポケモンだと確信しつつも、アオラガスで試合を続行する。

 

「かえんほうしゃ!」

「アオガラス、エアスラッシュ!」

 

 ウィンディのかえんほうしゃをアオガラスのエアスラッシュで打ち消そうと試みるアスベル。 だが、その試みは失敗に終わり、ウィンディのかえんほうしゃがアオガラスのエアスラッシュを上回って、炎がアオガラスに襲いかかる。

 

「みだれづきだ!」

 

 そこでアスベルは続けてみだれづきを繰り出させ、ウィンディを攻撃する。 そのみだれづきは5回ともヒットし、ウィンディに大きなダメージを与えることに成功する。 そのままドリルくちばしで追撃しようとした、そのときだった。

 

「ウィンディ、そこでかみなりのキバ!」

「あ、アオガラスッ!」

 

 カブはそこででんきタイプの技をウィンディに指示し、アオガラスはそれをまともに受けて倒れてしまった。

 

「クッ……よくがんばったな……アオガラス、戻って休んでてくれ!」

「よし、いいぞウィンディ!」

「………イーブイ、もう一度頼む!」

 

 倒れたアオガラスをボールに戻したアスベルは、次にもう一度イーブイを出す。 試合にでたイーブイにたいしてウィンディは容赦なく、かえんぐるまを繰り出してイーブイに攻撃を繰り出してくる。 それをイーブイはかげぶんしんで回避し、シャドーボールをたたき込んでウィンディを攻撃する。

 

「かみなりのキバ!」

「アイアンテール!」

 

 かみなりのキバをアイアンテールで受け止めたイーブイは、その姿勢のままスピードスターを放ってウィンディに至近距離からダメージを与える。 ウィンディはそれにより吹っ飛ばされるが、すぐに体勢を立て直してかえんぐるまでつっこんでくる。

 

「決めろ、でんこうせっか!」

 

 それをイーブイはでんこうせっかのスピードを生かして回避し、そのままウィンディに突っ込んだ。 その一撃はきゅうしょにあたったようだ、ウィンディはそのまま倒れる。

 

「ウィンディ戦闘不能、イーブイの勝ち!」

「頑張ったなウィンディ、戻って休んでてくれ……!」

「さぁこれでジムリーダーの手持ちポケモンは残り一匹! どうなる!?」

 

 ウィンディをさげたカブは、最後のポケモンが入ったボールを手に取る。

 

「カブよ………頭を燃やせ、動かせ! 勝てる道筋を探すんだ………! いけ、マルヤクデッ!!」

「でたぁぁ、カブ選手の誇るエースポケモン、マルヤクデ! さぁアスベル選手、このマルヤクデを相手にどこまで戦えるか!?」

「………マルヤクデ………!」

 

 そこに現れたのは、長い胴体を持ち複数の足を持ち、顔と尾に炎を宿したポケモン・マルヤクデだった。 ただならぬオーラをまとっているかのように見えるそのポケモンに対し、アスベルはポツリと思ったことを口にする。

 

「オレのヤクデも進化したら、ああなるのか……! そのためにも、負けられないな!」

 

 それは、手持ちの中にいるポケモンのことだった。 その姿にするためにも、負けられないと気を引き締めた。

 

 

 

「まだいけるか、イーブイ!」

「ブイ!」

「よし……なら、シャドーボール!」

 

 イーブイで試合を続行することを決めたアスベルは、イーブイにシャドーボールを指示してマルヤクデを攻撃する。 その攻撃はマルヤクデにヒットしたが、マルヤクデはそれに耐えた。

 

「クッ……!」

「マルヤクデ、だいもんじ!」

「かげぶんしんでかわせっ!!」

 

 マルヤクデが放ってきただいもんじを、イーブイはかげぶんしんを使って回避をした。 だが直後、マルヤクデはその長いからだを駆使してイーブイに一気に接近した。

 

「ブッ!」

「しまった!」

「むしのさざめき!」

 

 そこで技を打ち込んできて、それをまともに受けたイーブイは戦闘不能となった。

 

「イーブイッ!」

「イーブイ戦闘不能、マルヤクデの勝ち!」

「………よく頑張ったな、キミの頑張りは無駄にしない……!」

 

 そう声をかけ、アスベルはイーブイをボールに戻した。

 

「ここでアスベル選手も最後の一匹となりました、さぁ……ここから巻き返すのは、どちらだ!?」

「………頼む、タマンタ!」

 

 そこでアスベルが出したのは、みずタイプのタマンタだ。 それで正攻法できたのだと悟ったカブは、ここで勝敗を左右するにはこの手段しかないと思い、実行に移す。

 

「マルヤクデ、燃えさかれ! キョダイマックスで姿も変えろ!」

「キョダイマックス……!」

 

 そう言うとカブは一度マルヤクデをさげ、ボールを巨大化させ気迫のままにマルヤクデをダイマックスさせた。 それはただのダイマックスではなく、キョダイマックスという姿も能力もけた違いにあがるものだった。

 

「こちらもいくぞ、ダイマックス!」

 

 だが、それで負けるわけにはいかない。 そう思ったアスベルはこちらもタマンタをダイマックスさせ、マルヤクデに立ち向かう。 まず動き出したのはカブであり、ダイバーンを放ってタマンタを攻撃してくる。

 

「タマンタ、ダイジェット!」

 

 ダイジェットはマルヤクデには効果抜群であり、それにより押されたカブだったが、そこでカブはダイワームで反撃し、さらにマルヤクデのキョダイマックス技・キョダイヒャッカがタマンタに襲いかかる。

 

「炎は上に燃え上がる! ぼくらも上を目指す……わかるね!」

「タマンタッ……!」

 

 キョダイヒャッカの効果は、タマンタに継続的に炎のダメージを与えていくものだった。 そのダメージに襲われてはいるものの、タマンタはまけじとダイストリームを放ってマルヤクデを追いつめる。

 

「もう一度ゆけ、キョダイヒッセン!」

 

 そのダイストリームを受けたマルヤクデはそれに耐えて見せ、もう一度キョダイヒャッカをぶつけてくる。 その炎の威力はみずタイプのタマンタに強大なダメージを与えている。 このままでは負けそうになるだろう。 そう感じたアスベルは、決死の思いでタマンタに向かってさけぶ。

 

「押し切れ、タマンタ! キミなら……キミならできる! ダイストリームッ!」

 

 アスベルのその声が届いたようであり、タマンタは自分の持つダイストリームの力をすべて解き放ち、マルヤクデにぶつけた。 効果抜群の破壊力が、マルヤクデに襲いかかり、その一撃を受けたマルヤクデは倒れた。

 

「マルヤクデ………!」

 

 マルヤクデのキョダイマックスは解除され、自らボールに戻っていった。 それにより、この試合にある結果がくだる。

 

「あぁぁーっと、ここでジムリーダーのマルヤクデが戦闘不能となってしまったぁーーーっ!! これにより試合は終了! 勝者は……アスベル選手でーーす!!」

「ウォォォォオォッ!!」

 

 スタジアムがアスベルの勝利をたたえる歓声に包まれても、アスベルは自分の呼吸を整えるのに必死で気付いていなかった。

 

「ハァッ……! お、オレ達はか、勝てた………のか………!?」

「ああ、きみの勝ちだ!」

 

 自分の勝利が信じられないアスベルに、カブは声をかけてきた。

 

「カブさん」

「いいポケモン、いいトレーナーだ……きみ達は勝って当然だよ………!」

 

 カブのそのことばを聞いて、アスベルはようやく自分たちが勝てたのだと確信し、額の汗を拭いながら静かに笑う。

 

 

「ジムチャレンジ最初の関門と呼ばれるこのカブに勝つとはぼくの長年の経験をきみの才能が上回ったな! ぼくもまだまだ、学ばないとね!」

 

 才能、という言葉に対しアスベルは、自分の答えを告げる。

 

「オレは自分に才能があるかなんて、わからないし……思ってもいません。 だけどオレも、あなたのように幾つになっても……戦える強い人になりたい…………そう思います! あらゆる傷を、乗り越えて………!」

「ふふ、そう言ってくれるとは………ますます、さらに修行をしたくなってくるよ! さぁ、ほのおバッジをおくろう!」

 

 そう言葉を交わし、ほのおバッジをアスベルに渡したカブ。 アスベルはそれを受け取ると、カブと握手を交わす。

 

「ありがとうございました、カブさん」

「きみ達は間違いなく、最高のチームになる! 今使われているダイマックスをとおして、ぼく達のポケモン勝負はガラル地方の文化になった………そして、文化を引き継ぐのは……きみ達のような若いトレーナーの役目だよ。 もっとも、ただ守るのではなく……きみ達でよりよいものにするんだ」

「………そのようなこと………オレ達で出来ますかね………」

「大丈夫だ。 ぼく達大人が、きみ達がそれを実現できるように支えるから、胸を張っていくといい!」

「はい!」

 

 そうカブの言葉に励ましを受け、アスベルは力強く微笑みながら頷いて返し、試合会場をあとにした。

 

「アスベル!」

「ホップ!」

 

 試合を終え私服に着替えたアスベルを、ホップが待っていた。

 

「お前とお前のポケモン達なら大丈夫だとわかっていても、ドキドキしたぞ!」

「ああ………今回はオレも、敗北を覚悟していたよ……」

 

 カブの強さは、正面で向き合って初めて感じるものだ。 今まで敗北しジムチャレンジを断念した人は皆、あの気迫に押されたのだろう。 アスベル自身も、それを覚悟してしまうほどのものがあった。

 

「けど、タマンタやみんなのことを考えたら……オレは心をおる訳にはいかなかった。 絶対に勝つと決めて、ほぼ意地で勝利をもぎ取ったんだ!」

「………アスベルが………そこまでいうなんて…………!」

「……お前はオレを、なんだと思っていたんだ………」

 

 ホップの感想に対しアスベルはジト目で彼を見つめながら、そう言った。 そんな対話をしつつ、次に目指すべき場所についての話をする。

 

「次はナックルシティをひとまず目指す形で、またワイルドエリアに出る必要があるんだな」

「そうだぞ!」

 

 そう会話をしていたとき、遠くから誰かが向かってくるのが見えた。 それがカブであることには、すぐに気付く。

 

「カブさん?!」

「もしかして、わざわざ見送ってくれるのか? おれがチャンピオンになるってカブさんにはわかるんだな!」

「……ジムバッジを3個も集められずに、ジムチャレンジを諦めるトレーナーは数多くいる」

「厳しい世界ですね」

「ああ。 だから、ぼくに勝ったものはみんな、見送ることにしているよ」

 

 するとその場に、ヤローとルリナが駆けつけた。

 

「間に合ったわね、そらとぶタクシー様々だよ」

「ルリナさん! それに、ヤローさんまで!」

「2人ともおめでとう! カブさんに勝つなんてすごいよ!」

「本当にカブさんからジムバッジをもらえるジムチャレンジャーは少ないんだ、だから応援の意味でみんなで見送りをするんだな」

「ということで、きみ達に声援を送ろう! いけいけ、ホップ! やれやれ、アスベル!」

 

 大きな声で、カブは2人に向かってそう呼びかける。 そして、激励の言葉もかけてきた。

 

「この先……きみ達を待ちかまえるジムリーダーは、強者ぞろいだ。 きっと、いろんなことにぶつかるだろう……だが、きみ達なら勝ち抜ける! ポケモンを信じて……突き進め!」

 

 その言葉で、アスベルもホップも励まされ、前に進める気がした。 その気持ちを、2人は感謝の言葉に乗せてかえす。

 

「カブさん達……サンキュー! おれ達で決勝戦をするために、勝ち進むぞ!」

「ああ、みなさん……本当にありがとうございます! みなさんの声にオレもこたえてみせます!」

 

 そうホップは満面の笑顔で答え、アスベルも控えめながらも微笑んで答える。 そして、3人に見送られながら2人はエンジンシティから旅立っていった。

 

「………行きましたね」

「そうね………んで、どうだったかしらカブさん? チャンピオンが推薦したトレーナーの力は?」

「2人とも、ダンデくんによく似ているよ……自分のポケモンに愛されているところ、そして、勝負に真剣な瞳がそっくりだ……」

 

 カブはそう、アスベルとホップと戦って感じたことをそのまま口にした。 直後に、少しだけ表情を厳しくさせて。

 

「だが」

「?」

「似ているとはいっても、別人だ。 彼らは、ダンデくんではない。 彼らはこれから、そのことに気付いていかなければならないし、気付くことができるかは………自分しかできないことだ」

 

 そう語った後で、カブはヤローとルリナの方を向く。

 

「そこで……どう導くか考えていき実行すること。 そして、その道をはずさぬように……守っていくこと。 それは、ぼくたちの役目でもある」

「………そうね………」

「そうですね……」

 

 改めて、自分達にある大人としての、そしてトレーナーの先輩としての責任を感じるヤローとルリナ。 きっとカブも、胸の内で決意を新たにしているのだろう。

 

「…………さて、ぼくもまだ相手にするべきチャレンジャーがいることだろうし、帰らなければな」

「がんばってくださいねぇ!」

 

 そう立ち去っていくカブを見送った、ヤローとルリナは今回のジムチャレンジに今思うことをそのまま話し合った。

 

「今回、記憶に残りやすいトレーナーがいっぱいいますねぇ」

「ええ、私も感じているわ。 別格の印象を残すトレーナーが……今年は、5人ほど。 こんな経験………私がジムリーダーになってからは初めてよ」

「ぼくもですよ」

 

 何かが起こりそうだ、と……アスベルとホップと直接会ったジムリーダー達は、感じ取っていた。

 




次回は、あの少年の運命の分かれ目です。
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