ポケモンSWSH 黎明の瞳   作:彩波風衣

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ずっとトーナメント中「さぁどこでぶっ壊しにかかってくるあのオヤジ!?」と警戒しながらバトルをしていました。
今回は何とかアスベルをバトルに集中させましたが。


39~現れし混沌~

 

 シュートシティで行われている、今年のジムチャレンジの総決算。 それが、今行われている、ファイナルトーナメントである。 アスベルは、そのファイナルトーナメントに参加している。

 

「激しい勝負が続いてるな」

「今のところアスベル、順調に勝ち進んでいるよね」

 

 ジムリーダー同士の試合は、並大抵のトレーナー同士のバトルとは桁が違う。 全員激しいポケモンバトルを行っている。 その渦中にチャレンジャーは落とされ、彼らを相手に連戦連勝をしなければならない。 これが、ジムチャレンジの厳しさを示すものの一つといえる。

 

「……」

「どうしたの、マリオン?」

「……あ……」

 

 試合を観戦していたマリオンが黙ったままなのが気になったマリィは、マリオンに問いかける。 マリィに声をかけられたことで我に返ったマリオンは、アスベルをみていて内心思っていたことを口にした。

 

「まるでアスベル、別人みたいだなって思っちゃった」

「別人?」

 

 マリオンは、ポケモンバトルにおいて圧倒的な強さを手に入れたアスベルと、自分を比べていた。 そうしてしまうのは、自分の間近にいる仲のいい人がポケモンバトルのプロだったからだ。

 

「ボクは、ずっと強いトレーナーの身近な見本として、サイトウちゃんを見てきたんだ。 彼女もとても強い人で、ボクとは別次元で……従姉妹であることが誇りであると同時に、いいのかなって気持ちになっちゃうんだ」

「……そっか……」

 

 少しだけその気持ちが分かる気がする、とホップもマリィもマリオンに共感する。 2人も、身内にポケモンバトルのプロがいるからだ。 そんな中でマリオンは、今のアスベルを見て、昔との違いを口にする。

 

「アスベルも、ただポケモンバトルが強くなっただけじゃなくて……昔より感情が顔に出るようになったというか、積極的になったというのかな? 思ったことをそのまま言うところは変わらないところもあるけど……少し、変わってきてる」

「そうなの?」

「うん……ガラルの伝説にすごい興味を持ったり、それに関係するものの近くにいるときだけ、まわりの空気が違うんだ。 まるで、別の空間にいるみたいな……」

 

 アスベルがジムチャレンジの旅に出てから徐々に変化していっていること。 そしてそれが進んでいった先のこと。 マリオンはそれを不安に感じていることをそのまま口に出した。

 

「このまま、アスベル別人になっちゃわないかな……なんて、考えちゃった」

「そんなことはないだろ」

 

 マリオンの不安を速攻でホップは斬った。 ぽかんとするマリオンに、ホップは言う。

 

「そりゃ。あいつはめっちゃ強くなったよ。 いろんな意味で。 このままあいつがチャンピオンになろうと、有名になろうと……アスベルは変わらないぜ。 単純に強くなっただけだ」

「……ホップ……」

「むしろ、あいつは周りとの関係や環境をかえることも、かえられることも望まない。 おれ達のこと、ずっと友達でいたいって……あいつならそう、願ってるんじゃないかな? 変えよう、変えさせようとするヤツにたいしてもガンコになって拒否する……。 アスベルって、そういうヤツじゃないか?」

 

 ホップは長年アスベルと一緒に暮らしている。 だから、彼の本当の性格を知っている。 旅の間でもアスベルは、根本的な性格はあのままだった。 元々変える必要がなかったから、維持できていると思うし変化がなくても問題はない。

 

「だったら、おれ達はずっとあいつのライバルで、かつ友達でいればいいんだよ。 周囲の目とか評価とか、どうでもいいって蹴散らして、さ!」

 

 ホップの笑顔とともに出たその言葉に、マリオンもマリィも不思議と心が軽くなっていた。

 

 

「カジリガメ、ダイストリームッ!」

「ゴリランダー、ダイソウゲン!」

 

 このファイナルトーナメントでアスベルが最初に相手をしたのはルリナ。

 

「カイリキー、キョダイシンゲキッ!」

「ドラパルト、ダイホロウッ!」

 

 次に相手をしたのが、サイトウだった。

 2人とも、確かにジムチャレンジのときより遙かに強くなっており、もしこれがフルバトルだったら毎回満身創痍だったかもしれない。 3Vs3なのは、ある意味幸いだったともいえる。 アスベルは、そんな中で冷静な判断を怠らず、彼女達のように強くなっていることを、バトルを通してしめした。

 

「……オレの最後の相手は……キバナさん、か」

 

 ほかのジムリーダー達の試合も、もちろん見逃さない。 残る試合は、ネズとキバナだ。 ネズはダイマックスを使わないと言う信条のもと、それを実行キバナを圧倒していたが、キバナはそれを上回る強さで勝利をもぎ取り、決勝戦への進出を決めた。

 

「あの人は本当に強いし、なによりオレも世話になった人だ。 だから、オレ達も本気の全力で向かっていこうな」

 

 アスベルはポケモン達に声をかけた、次の瞬間。 アスベルはまた自分の心臓が跳ね上がるあの衝動におそわれた。

 

「……ッ!?」

 

 それは一瞬であり、アスベルはすぐに正常に戻ったが、こんなときにその衝動におそわれる理由が解らず、周囲を警戒する。

 

「まただ……またあの鼓動が聞こえる……」

「どうなさいました?」

「なんでもありません、だいじょうぶです」

 

 アスベルの様子がかわったことに気付いたスタッフは、アスベルに声をかける。 それにたいしアスベルはいつもの態度でそう返すと、入場時間になったこともあって、コートに向かう。

 

「ファイナルトーナメント、ついに決勝戦! 無敵のチャンピオン・ダンデに挑戦するのは……輝く超新星・アスベル選手か! チャンピオンダンデがライバルと認める男……ドラゴンストーム! キバナか!?」

 

 アスベルとキバナが、同じコートにたつ。 アスベルと向かい合ったキバナは、ニッと笑う。

 

「アスベル。 お前は本当に偉いよ。 だってここまで来たんだものな!」

「……やはり、オレにはハンデがあるから難しいと思ってましたか」

「そりゃな。 だが、念のため言っておくけど、あくまで体調とかの心配だったというだけだ。 それでお前を弱くみたりダメだと思ったことは一切ない。 お前は本当に強くなってるから、とくにな! さすがは、チャンピオン推薦のトレーナーだぜ!」

「……それをきき、安心しました。 オレの強さに偽りないと、自分で受け止められるから」

 

 アスベルは左目のことでなにかの扱いを受けたり同情をされることを嫌うのだ。 今の彼はそれを乗り越えていって自分の力で得た強さを持っており、実際に彼と正面からしっかり向かい合った強者達はそれを認めている。

 

「ライバル・ダンデを越えるため……アイツが選んだお前に勝つ! そのために、チームのメンバーもしっかり仕上げてきた! 一度お前に負けていて、なにをほざくと思うだろうが……ジムチャレンジのときのオレ様と同じだと、みくびるなよ!」

 

 だからこそだ、キバナは本気で彼と戦い倒そうとしてくる。 アスベルもそれが嬉しくて、強気な姿勢でこたえる。

 

「オレも貴方に一度、敗北している……だから、なにも言うことはありません。 本気で戦うだけです……!」

 

 前面に闘志を出してくるキバナにたいし、静かに闘志をみせるアスベル。 そして2人とも指定の位置に着き、試合開始の合図とともに最初のポケモンをそこに出した。

 

「いけ、ヌメルゴン!」

「頼む、ドラパルト!」

 

 キバナの一番手はヌメルゴン、アスベルの一番手はドラパルトだった。 試合が開始し、ドラパルトはヌメルゴンに対しドラゴンアローを放って先制ダメージを与える。 ヌメルゴンはそれをまもるで防ぐと雨を降らせ、自分を優勢にさせる準備に入る。

 

「シャドーボール!」

「ハイドロポンプ!」

 

 ドラパルトはシャドーボールでヌメルゴンを攻撃しようとしたが、ハイドロポンプがそれを押し切りドラパルトを攻撃した。 直後、ヌメルゴンは立て続けにりゅうのはどうを放ち、ドラパルトを追いつめていく。

 

「大丈夫か!」

 

 アスベルが声をかけるとドラパルトはうなずき、それをみたアスベルはよし、と短く頷くとドラゴンアローを指示してドラパルトはその技でヌメルゴンを攻撃する。 それをヌメルゴンはりゅうのはどうで相殺しようとしたが、ドラゴンアローのほうが先に決まった。

 

「ヌメルゴン、ハイドロポンプ!」

 

 そのドラゴンアローに耐えたヌメルゴンが、今度はハイドロポンプで反撃する。 ハイドロポンプをドラパルトが回避すると、かみなりが落ちてきてドラパルトに襲いかかる。

 

「一気に決めるぞ、りゅうのはどう!!」

「ゴーストダイブ!」

 

 体力を大幅にけずられたところで効果抜群の技をたたき込もうとしたヌメルゴンだったが、そこでアスベルはゴーストダイブを指示して回避する。 相手の位置を探っている間に姿を現して攻撃したことで、ドラパルトはその勝負に勝利した。

 

「ヌメルゴンッ!」

「ヌメルゴン戦闘不能、ドラパルトの勝ち!」

「おぉぉぉーーっ!!」

 

 

「ヌメルゴン……お前の頑張りにオレは答えるぜ! フライゴン、いけ!」

 

 キバナはヌメルゴンにそう声をかけてボールに戻すと、2番手としてフライゴンを出す。 アスベルはドラパルトでの戦闘を続行し、先手必勝といわんばかりにでんこうせっかを指示して繰り出す。 するとフライゴンはでんこうせっかを繰り出しそのスピードでドラパルトの攻撃を回避、真上をとってワイドブレイカーを繰り出して、その一撃でドラパルトを戦闘不能にした。

 

「戦ってくれてありがとう、ドラパルト。 次はキミだ……頼む、ブラッキー!」

 

 アスベルはドラパルトをさげると、今度はブラッキーをそこに出した。 フライゴンはりゅうのいぶきを放ってブラッキーに攻撃を仕掛けると、ブラッキーはサイコキネシスを使ってりゅうのいぶきを防ぎ逆にフライゴンに攻撃をしようとした。 それにたいしフライゴンは空中を飛び回って回避し、急接近してドラゴンクローを繰り出してブラッキーを攻撃した。 それに耐えたブラッキーは、しっぺがえしを放ってその攻撃力を倍返しし、あくのはどうで追撃する。 その技の効果でひるんだフライゴンに、ブラッキーはダメおしを決めて、戦闘不能に追い込む。

 

「こういう場面では、やっぱりお前だよな! いくぜ、ジュラルドン!」

 

 キバナが最後の一匹として繰り出したのは、彼のエースポケモンであるジュラルドンだった。 アスベルはブラッキーで試合を続行して、ジュラルドンのラスターカノンを受け止めて、しっぺがえしで倍返しをする。

 

「その耐久力、どこまでも持つと思うなよ! かわらわり!!」

 

 ジュラルドンはかわらわりで攻撃しにかかるが、ブラッキーはそれをかげぶんしんで回避する。 そしてつきのひかりで回復させそのままダメおしをくりだそうとしていた。

 

「メタルバーストッ!」

「くっ!!」

 

 ダメおしは確かにジュラルドンにヒットしていた。 だが、そのときジュラルドンはメタルバーストを繰り出して、今度はブラッキーが倍返しのダメージを受けてしまった。 これによりブラッキーは戦闘不能となり、アスベルとキバナは双方ともに、残されたポケモンはあと一匹となった。

 

「ここは……頼む! ゴリランダーッ!」

 

 アスベルが最後の一匹としてそこに繰り出したのは、ゴリランダーだった。 ジュラルドンとゴリランダーは互いに向かい合うと、まずはかわらわりを双方とも二繰り出して相打ちになる。

 

「ラスターカノン!」

「ドラムアタック!」

 

 ラスターカノンがゴリランダーにヒットすると、今度はドラムアタックがジュラルドンにヒットする。 直後、ゴリランダーがドレインパンチで攻撃を仕掛けてきたが、ジュラルドンはメタルバーストで反撃をする。

 

「……こうなったら、ここはダイマックス勝負としゃれこむぜ!」

「受けて立ちます!」

 

 そう2人は声を掛け合い、互いにポケモンをダイマックスさせた。 そこに、キョダイマックスジュラルドンと、ダイマックスゴリランダーがそろう。

 

「ジュラルドン、ダイスチル!」

「ダイナックル!」

 

 はがねとかくとうのダイマックス技が衝突する。 その衝突は相性で優勢なダイナックルが押し勝ち、ジュラルドンは大ダメージを受ける。 だが倒れる気配はなく、ジュラルドンは今度はダイドラグーンを放ってゴリランダーを攻撃する。

 

「ひるむなゴリランダー! 再びいくぞ、ダイナックル!」

「キョダイゲンスイ!」

 

 今度は、ダイナックルとキョダイゲンスイが衝突する。 その威力は互角であり、その技は大爆発を起こし煙が舞い上がり、誰もバトルの結果がわからなくなった。

 

「やったか!?」

「ダイソウゲン!」

「!」

 

 勝てたかと思ったキバナだったが、そこでアスベルの鋭い声が聞こえてきた。 まだ決着はついてないと気付いたときには時既に遅し、ジュラルドンはゴリランダーのダイソウゲンを受けて、戦闘不能となっていた。

 

「ジュラルドン!」

「ジュラルドンは戦闘不能! ゴリランダーの勝ち! よって勝ったのはアスベル選手!」

「おぉぉぉおーーーーっ!!!」

 

 勝敗が決まり、ゴリランダーは元の大きさに戻る。 そんなゴリランダーにアスベルはありがとう、と声をかけてボールに戻した。 キバナもジュラルドンにねぎらいの言葉をかけてボールに戻す。

 

「オレ様と! オレ様の愛しいポケモン達が強くなるよりもさらに遙かにとんでもなく強くなりやがって! オレ様も若いのによ……もっと若いやつらの成長には驚くしかねぇ! 未来しかねぇな!」

「……キバナさん……」

「勢いそのままに、ダンデをぶっとばせ!」

「はい!」

 

 そう、キバナはアスベルに対し激励の言葉を贈った。

 

「推薦状をもらったポケモントレーナーが、推薦状をくれたチャンピオンに挑みます!」

 

 そう実況が告げ、アスベルはポケモン達を回復させるため、そして準備を整えるために一旦コートを離れようとした。 そのときだった。

 

(……運命がくる……目覚めよ……目覚めるのだ………)

「えっ」

 

 その声が、アスベルの脳裏に響きわたった。 また、この現象かとおもいながらも、アスベルはキバナに問いかける。

 

「……今何か、言いました? 運命の目覚めがどうとか……」

「はぁ? なんのことだ?」

 

 どうやらキバナが発したものではないし、キバナにも聞こえていないようだ。 やはりあの声は、アスベルにしか届いていなかったのだ。 こんなときまで、この現象は自分につきまとうのか。 アスベルは、眉間にしわを寄せた。

 

「……」

 

 今までと少し違うのは、ハッキリとした言葉が声に乗っていたことだけである。

 

 

 ジムリーダーの強さをその肌に感じながらも、アスベルはそれに打ち勝ち、ファイナルトーナメントに勝利した。 残る相手は、アスベルがもっとも尊敬し、そしていつかは超えたいと思っていた男のみである。

 

「ついに、このときがきたんだ……!」

 

 だから、退けない。 自分の望みが叶うこの瞬間から、絶対に逃げたくないのだから。 必ず勝つという気持ちを胸に、アスベルはコートにたつ。

 

「……きたか……」

 

 アスベルがコートに現れたことに気付いたのは、先にコートに立っていたチャンピオン・ダンデだった。 ダンデはアスベルが現れたことに気づき、彼の方を見てにやっと笑う。

 

「コートに張りつめた空気。 それとは真逆の観客の熱狂どちらも最高じゃないか!」

 

 ダンデはアスベルに向かってそういい、アスベルは冷静にそれに耳を傾ける。

 

「いいか? 観客はどちらかを応援すると同時に、どちらかが負けることを望むそんな、残酷な人達でもある!」

「………!」

「その恐怖をはねのけ、トレーナーとしての全力を、ポケモン達の全力をすべて出しきり…勝利をもぎ取るのが俺は好きで好きでたまらない!」

 

 ダンデの言葉に対し、アスベルは顔をこわばらせる。 大舞台での勝負の意味、ここに観客がいる意味を感じたのだ。 そんなアスベルにたいしダンデは、ポケモン達の状態をそのまま伝える。

 

「俺の最高のパートナー達も、ボールの中でうずうずしている!」

「オレのポケモンも、そしてオレ自身も同じです。 あなたと、ここで戦うのをずっと待ち望んでいました!」

 

 アスベルもそれに対抗するべく、自分達もここまで来たことは伊達でもなければ偽りでもないと伝える。 自分が出せる限りの、大きな声で。 その大声での言葉に対し、ダンデは喜びを覚えているのか、笑って言う。

 

「さぁ、チャンピオンタイムだ! ガラル地方チャンピオン・ダンデと! パートナー・リザードン達が、これまでに得た、経験・知識で! お前達のすべてを打ち砕くぜ!」

「であれば! オレ達はそれを受け止め、逆にあなたを打ち砕いて見せます!」

 

 アスベルも堂々と宣言し、それを受け取ったダンデは自分の位置に着く。 そしてアスベルもまた、自分の位置に着いた。 試合開始の合図が、そこに響きわたろうとしていた。

 

「ちょっとまって!?」

「おい、モニターがおかしいぞ!?」

「なんだ、あれ!?」

 

 だがそのとき、観客が一斉にざわつき始めた。 そのざわつきはアスベルやダンデにももちろん聞こえており、二人もモニターに目を向けた。

 

「ハロー! ダンデくんにアスベルくん!」

「あれは!」

「ローズ、委員長!?」

「ガラルの未来を守るため……ブラックナイトをはじめちゃうよ!」

 

 突然モニターにうつしだされたのは、ローズ委員長の姿だった。 モニターに現れた彼に対し、シュートスタジアムにいた人全員が混乱する。

 

「ブラックナイト!?」

 

 その単語に聞き覚えのあるホップは戸惑う。 そしてスタジアム全体が大きく揺れ、モニターにはナックルスタジアムの地下にあるという、エネルギープラントがうつしだされた。 そこからは、膨大な力があふれ出ようとしている。

 

「な、んだ!?」

「!!」

「ただ……ブラックナイトのエネルギーが、あふれ出して危ないんだよね!」

 

 それを聞いた瞬間、アスベルの中でなにかが強く脈打ち、なにかが迫ってくるのを感じ取った。 その直後にアスベルはここが崩壊する予感を感じ取った。

 

「まずい……ここが崩れる! あいつの力、ここのが………特に強くて………!」

「アスベル!?」

「ダンデさん、にげて………!」

 

 アスベルは迷わず、ダンデにここから立ち去るように言おうとしたが、その直前。 地面からすさまじいエネルギーが放出され、アスベルの言葉は妨げられてしまう。

 

「「うわぁぁぁぁ!!」」

「アニキー! アスベルー!」

 

 スタジアムのバトルフィールドが崩壊しエネルギーが放出されていく中、ホップは、その場にいた2人に向かって叫んだ。

 そして、ローズの言葉が、そこに響き渡る。

 

「ダンデくんが話を聞いていたら、こんなことにはならなかったのにね!」

 




最後は結局あのオヤジ、ダンデに全責任なすりつけてるだけだよな。
と、改めて文章を見直してて思いました。
どこまでもボロクソいわせていただきます。
そうしないとなにもならないこともあるので。
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