TSって…そう。どうなるかわからない!   作:迅な_シスターズ

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お待たせしました。


7 吸血鬼とは…そう。仲良くないと!

 

 めっちゃ疲れた……。

 なんだかんだ言って30分以上は箕来にかまってたよ……。

 そろそろ休憩しようかな……。

 と思ったその時にスマホの通知が鳴った。

 誰だろう?

 スマホの画面を覗き込むと、メッセージアプリの通知が結構来ていた。それも不知火さんからの。

 えっ。

 上から、

 『楽音(がくね)・ビートフル・声歌(せいか)さんの初配信ですよ!』

 『侑ちゃんさん?』

 『配信始まっちゃいましたよ!』

 『声歌さん、冗談言って滑ってますよ!』

 『声歌さんの歌声綺麗ですよ!』

 『配信終わっちゃいますよ!』

 『配信終わっちゃいましたよ!何してるんですか?』

 『次こそは血鬼 稀々(けっき まき)さんがの初配信がありますから絶対見てくださいよ!私と獣津 息吹(じゅうつ いぶき)さんの初配信は明日ですよ!私たちの同期なんですから!』

 と、来ていた。

 あ。すっかり忘れてた。

 というか、その時間帯は丁度箕来にかまってる時間だ……。

 完全にやらかした。同期の初配信を見逃すなんて……。

 アーカイブは後で絶対見よう。それと、今からは血鬼 稀々さんの配信を見よう。

 僕は稀々さんの配信画面を開く。

 稀々さんとは、まだ軽〜くしか話してないからイマイチどんな人なのか掴めてないけど……。配信見ればある程度はわかるよね。

 不知火さんに

 『流石に稀々さんの配信からは見ます……。』

 とだけ送っておいた。

 お、もう始まるや。

 

 

 「あーあー。よし、聞こえてるわね」

 スゥ……アーッハッハッハ!!!ごきげんよう!!! ……そしてようこそ、アタクシの初配信へ」

 

 最初からテンション高い……。

 

 コメント

 :ばーちゃライブのやべぇ奴枠か?w

 :ごきげんよう!

 :うるせぇ!!!

 :もう好き

 :鼓膜無いなった

 

 「まずは自己紹介から。アタクシは血鬼 稀々。五千年の時を生きてきた吸血鬼よ!!」

 

 コメント

 :吸血鬼V好き

 :クソBBA

 :めっちゃすこ

 

 「あぁん!?誰よ!アタクシのことクソBBAとか言うクソ眷属は!?」

 

 口悪いな稀々さん……。

 

 コメント

 :クソ眷属呼ばわりは草

 :本性表したね

 :やべぇw

 :口悪くて草

 

 「……あら、失礼。アタクシとしたことが取り乱してしまったわ。アタクシは五千年もの時を生きてきたから心が広いのよ」

 

 自分で言っちゃうの?それ。

 ていうか最初話した時はこんなキャラじゃなかったのに……。この性格が本性?

 

 コメント

 :自分で言ってて草

 :心狭い方だろwwww

 :こりゃ完全にやべぇ奴wwwww

 

 「それはそうと、ワタクシの同期の(おと)フルと悪魔の配信は見たかしら?」

 

 コメント

 :見た

 :音フルは草

 :クソうるさかったw

 

 挨拶しただけじゃわからなかったけど、楽音さんはうるさ……声が大きいタイプ?

 

 「音フルは初手から歌配信だったけどすっごい美声だったわね!」

 

 意外と稀々さん良い人?

 

 コメント

 :それ

 :本当に美声だった

 

 「そして悪魔は……」

 

 コメント

 :詰まったw

 :良いところがない悪魔

 :流石に不憫w

 

 ぼ、僕にだって良いところくらいあるし!

 可愛いところとか!……自分で言ってると悲しくなるな……。

 というか"流石に"って何さ!

 

 「えぇとまぁ配信見た人ならわかるわよね!」

 

 コメント

 :ちゃんと説明してあげてw

 :↑それw

 

 ……。

 

 「さっ流石に冗談よ!悪魔さん、ほんとに冗談よ……?」

 

 なんかさん付けになってるし……。

 

 「語尾と声が可愛いらしかったわね!」

 

 コメント

 :語尾なら他のVにもあって草

 :確かに声可愛かった

 :わかる

 

 意外と褒めてくれる人が……!ありがとう!

 

 「後は……ワンコ?ニャーちゃん?が待ってるわね」

 

 コメント

 :呼び方可愛い

 :これがギャップ萌えか……

 :萌えた

 

 「う、うるさいわね!……さて、同期の紹介もこれくらいにして、ここからはアタクシの話をしていくわよ!まずは、アタクシの配信では何をやるのか、だけど、まぁそれは同期や先輩達と変わらないわね。雑談、ゲーム、コラボ、と言ったところね。……あら、ワンニャンの配信まであまり時間がないわね。ここは巻きでマロを食べてくわよ!まずは一つ目!」

 

 [デビューおめでとです!稀々(まま)ママ!]

 

 「あぁそうそう。このマロを見て思い出したわ。この"稀々(まま)ママ"って呼び名結構見るんだけどどうかしら?もう決定で良いかしら?」

 

 コメント

 :OK

 :歳的にも

 :似合ってる

 :これ考えた奴天才w

 

 「賛成の意見が多いみたいだし、決定しちゃうわね!今日からアタクシのあだ名?は"稀々(まま)ママよ!……あ、このあだ名の由来を見掛けたから一応説明しておくと、この稀って漢字は"ま"とも読まれていてそれでままになったらしいのよ。それと、歳的にも、ちょっとアレだけど……。ままとママで語呂も良いだろうって事でこうなったらしいわ」

 

 あだ名呼び、良い……!

 僕も決めようかな。

 

 「それじゃあ続きを食べていくわね」

 

 [稀々ママがこの世界に来て興味を持った物は何ですか?]

 

 「そりゃあもうVtuberに決まってるじゃない!アタクシ、この世界に来た理由はVtuberが面白そうだったからよ!」

 

 コメント

 :何処かの悪魔も同じ理由で草

 :似たもの同士?

 :魔界にまでVの事が届くのか

 

 「そうね、悪魔さんとは仲良くしていきたいわね。……天使に嫉妬されないくらいにね。それはそうと、そろそろ時間の様ね。じゃあ最後はアタクシの考えた挨拶でしめようかしら。……またの満月の夜に」

 

 コメント

 :じゃあ次の配信はいつだろうか

 :またの満月の夜に!

 :シンプルにおつブラッドは?

 

 僕はかっこいい挨拶だと思ったけど視聴者さんからしたらそうじゃなかったらしい……。

 

 「あーもう!!うるさいわね!じゃあこれでどう!?……またの満月の夜に。おつブラッド〜!!!!」

 

 稀々さんはお気に入りの挨拶みたい。

 僕も好きだよ……!

 

 コメント

 :おつブラッド!

 :おつブラッド!!

 :またの満月の夜に〜!!

 :面白かった!ギャップ萌えもあったしw

 :眷属になるしかないな

 

 と、配信が終了した。

 少〜しだけ変な人だけど優しい人だなぁ、稀々さん。

 えーと、確かあとの2人の初配信は明日だったっけ。

 獣津 息吹(じゅうつ いぶき)さんと不知火さんこと白天 桃(はくあま もも)さんの配信か。

 次こそは絶対に見よう。

 僕はそう強く決心した。




次は別の小説を書こうと思ってます。
コツコツと書いていきます。
もう少しペース上げたいです。

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