「ねえ、実亜。そろそろ、次の戦士見つかりそう?」
陽毬はパソコンにカタカタと文字を打っている実亜と言う名前の女性に話しかけていた。
「たまたまだと思うんだけど、他の戦士も菫さんと同じ学校にいるという結果が出ているわ。」
「菫ちゃんと同じ学校?もしかして、同じクラス?」
「同じクラスの可能性は低いわ。でも、90%同じ学校よ。」
「後の10%は?」
「他の学校よ。」
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「おめでとうございます!一等は、ホテル山吹草と山吹草のプライベートビーチ一泊二日貸し切りです!」
「本当ですか?!」
たまたまスーパーでお買い物して1000円以上商品を買ったひとが福引一回できるというイベントやっていて、たまたま一等当てちゃった!アングリフの人達誘ってみましょ!
「あー、山吹草行きたかったなーハズレのティッシュかー」
後ろから嫌味が聞こえた。後ろを向くと前見た青い髪の子がいた。青い髪の子は不満な顔をして、ティッシュを持っていた。
..少し迷ったけど青い髪の子に声を掛けることにした。
「ねえ、山吹草行きたい?」
「そんなの当たり前じゃないですかー、山吹草行きたいために1000円以上物を買ったんですけどー、外れちゃってー、」
「あ、あの...。私、一等当たったんですけど良ければ一緒にどうですか?」
「本当ですか?!」
青い髪の子は目を輝かせたが、はっと我に返り私を睨んだ。
「そんなのいいです。どうせ私なんか山吹草に行けない族なんですからー、」
そう言い青い髪の子は何処かに行ってしまった。
正直声をかけなければ良かったと思ってしまった。
その時、後ろから声がした。
「陽毬!」
「ひっ!」
後ろを向くと純希がいた。
「浮かない顔して。何かあった?」
「な、な、何もないわよ!あ、私福引で一等当てちゃった!」
「おお!凄いじゃないか!」
「だから、良ければ貴方も来る?」
「良いの?!お言葉に甘えてついてくよ!」
「他の人誘ってもいいわよ」
「ありがとう!」
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「(なに、あの人。私に自慢して見せつける為に誘ってきたのかなー?)」
青い髪の少女は人が少ない道を歩いていた。すると、後ろから腕を掴まれた。
「よう、姉ちゃん。こんな所1人で歩いてて危ないぜ?」
4人組みの男が少女を囲んだ。
「や、やめてください!」
「気が強い女ってのも堪らんなぁ」
「俺達と楽しいことしないか?」
「したくないです!!」
「俺たちなら姉ちゃんを満足してあげることできるよ?」
「や、やめてください!!」
嫌がると腕をもっと強く掴まれた。
「嫌とは言わせねえぜ」
もう駄目だと、少女が目を閉じて諦めた。
だが、何故か痛いという言葉が聞こえてきて、掴まれてた腕を離された。そして誰かに腕を掴まれた。目を開けると知らない男性が腕を掴んでいた。
「あ、あの」
「早く、逃げるぞ!」
その言葉と共に男性は走り出して、少女は腕を掴まれたままだった為、少女も走り出した。
「おい!待てやゴラァ!!」
「邪魔すんな!!」
「ここは堂々と戦え!」
後ろからさっきの4人組の言葉が聞こえてきたが無視して、男性と走る。
ついたのは学校の前だった。
「ここなら、人が沢山いるし、さっきの奴らはもう追い付いでこないだろうから安心して」
男性は微笑んだ。
「あ、あの、助けてくださってありがとうございます...。」
「お礼はいいよ。困ってる人を助けるのは当たり前の事をしただけだから。」
「(あれ、この人どっかで..あ!)」
少女はある事を思い出した。
この人は夢に出てきた男性と似ていた。
声も顔も。
「ど、どうかした?」
「あ、いや。何でもないです...。(私...何で夢の中でこの人に愛してほしいとか思ってたのかな)」
「そういえばさっき、何か山吹草に行きたいとか行ってたよね?誘われて断ってたよね?」
「あ、はい...」
「遠慮しなくてもいいんだよ。実は僕あの女性と知り合いで、彼女ち誘われて僕も誰かを誘っていいとか言ってたから。だから一緒に行かないかい?」
「いいんですか?!」
「勿論」
「ありがとうございます!!」
「そういえばまだ名前名乗ってなかったよね。僕は伊織純希。よろしく」
「私は水鳥萩と言います。宜しくお願いします!」