アングリフ   作:豆月

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見知らぬ人たち

お泊まり当日。

山吹草に泊まりに来たのは、陽毬、純希、菫、ネソ、実亜だった。それ以外に2人いた。

 

「えっと、貴方は...。あれ、貴方私が誘った時に来ないって言ってたわよね?どうして、いるの」

陽毬が声をかけたのは、青い髪の少女だった。

「純希さんに来ないかって声かけられたので。山吹草に来たかったし...でも純希さんが貴方と知り合いだったなんてびっくりしましたよ。」

「純希と知り合いで悪かったわね...私は降霊陽毬。」

「私は私は水鳥萩。宜しくお願いしますなんて言わないわ」

「そ...そう...。(もし、この子が戦士だとしたら?いや、まさかそんなはずはないわよねぇ...。こんなプライド高い子の相手してたら疲れちゃうもの)」

萩は別の方向を向けと、歩いて行った。

「で、紫の髪の子の名前は?」

「わ、私?」

「そうよ。紫髪なんて貴方しかいないじゃない。今時そんな髪色じゃ目立つわよ」

「あ、私の名前は井村菫です。宜しくお願いします。(いや、そっちだって青色の髪でかなり目立つでしょーが!!)」

「私は、水鳥萩。で、そっちの茶髪は?」

「名前を聞いてきた方から名乗るのが常識でしょ。」

ネソは萩に対して嫌そうな顔をした。

「そんなら、仕方ないわね。私の名前は水鳥 萩。」

「へえ、そう。」

「私が名乗ったんだから名乗りなさいよ!」

「別に私から貴方の名前聞いたんじゃないもの。別に貴方の名前なんて興味ないし。」

 

陽毬はもう1人何故かいる見たこともないし話したこともない人に声をかけた。

「で、えーと、貴方は、誰?」

「私は志倉綿花と言います。純希の彼女です。宜しくお願いします。」

志倉が満面な笑みでそう言うと何故か純希が焦り出した。

「ま、ま、まて!志倉!僕達付き合ってないよ?」

志倉は純希の腕に腕を絡めた。見せつけてくる2人に陽毬は苦笑いをした。

「な、仲良いんですね...。あ、志倉さん初めまして。私は、降霊陽毬と言います。」

「宜しくね降霊ちゃん!私の事は志倉か綿花って呼んでくれたらいいな!」

「じ、じゃあ...志倉ちゃんって呼びますね」

「それでいいよ!」

 

「あ、あの...」

「あぁ。貴方が菫ちゃんね、話は聞いていたわ。けど挨拶する時がなくて今日が初めてね。私の名前は神川実亜。宜しくね。私は水晶や敵について研究しているアングリフの組織員よ。」

「実亜さん、宜しくお願いします。」

「で、僕が伊織純希。神川さんも菫ちゃんも会った事なかったよね。2人とも宜しくね。」

 

こうして山吹草での1日が始まったのだった。

 

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