「何?3人目の戦士だと?」
「はい。3人目は青い長い髪でどうやら、青の戦士だそうです。属性は水と。」
「そうか。つまり今のところは闇属性と水属性と剣で戦う戦士の3人と言うわけか。これは戦士の数を減らさなければならないな。」
「カプセルの残りは6個です。」
「4人もこの中に封じ込められている闇の魔物を倒すとはアングリフの戦士はかなり力をつけてきていると言うことか。」
「つまりそう言うことです。もしかしたら、戦士がまた増える可能性が高いと考えた方がいいかもしれません。」
「と言うことは、増えない可能性もあると言うことだな?」
「はい。」
「あとは純希。君に任せる。」
「わかりました。」
純希は颯に頭を下げて組織長室から去っていった。
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学校の帰り道、萩は1人で帰っていて途中のコンビニの駐車場で陽毬と遭遇した。そして、陽毬が萩の気分転換に海の見える丘に連れて行った。
海は夕陽に照らされて、綺麗なオレンジ色だった。
「綺麗よね。海って」
「そうですね。」
「海は好き?」
「...見るのは好きですが入るのは嫌です。」
「え?」
「私、小さい頃にお母さんと海に遊びに行ったんです。ですけど、溺れてしまって。それ以降海に入るのが怖くなってしまったんです。勿論、プールも嫌いになってしまったんです。」
「..そんなトラウマなことが過去にあったのね。」
「だからもし、これから水中戦あったとしたら私は戦えません。」
「大丈夫よ。だって菫ちゃんとネソがいるんだから。それに無理やり入ってまた嫌な思いしたら今以上に水中が嫌いになるでしょ?」
「...そうですね...。」
「貴方がいるだけでも2人はきっと心強いんだから。」
陽毬は萩に微笑む。
「あ、あの...聞きたいことあるんですけど...。」
萩は顔を赤くした。
「何?」
「純希さんってどんな人なんですか?」
「純希?」
陽毬は腕を組み下を向いた。
「井村さんにも聞いたんですけど、こないだの山吹草の時が初対面でどう言う人かはわからないって言っていて、降霊さんならわかるんじゃないかとか言っていて...。」
「そうねぇ..純気ねぇ。うーん...なんか急に出てきてよくわからない人っていう感じね。」
陽毬の答えは答えになっていなくて萩は呆れた顔をした。
「具体的にこんな感じーとかの方が。」
陽毬は更に悩む。
「強いて言うなら志倉ちゃんと付き合ってるとかっていう情報なら。」
「え?!」
萩は目を見開く。
「え?」
「純希さんって彼女いるんですか?!」
「えぇ。だって、この間志倉ちゃんに挨拶した時、志倉ちゃんが私が純希の彼女って言っていたのよ。」
「そ、そうですか...。」
萩はガクンと肩を落とした。陽毬はそんな萩を見て、首を傾げた。