「で、戦士達はどんな感じだったのよ。」
「既に3人もいて、1人増えちゃって4人もいたのよ。まあ、今回は小手調べよ。だから、次こそわたくしがこの手で戦士達を潰してあげますのよ〜!」
「もしかして、てこずってたんじゃないの?戦士が意外に力強くて。まあ、プライド高いクランヌクならありそうな話だもんね〜。本当は、戦士にてこずったことを僕達に隠したくて。」
クランヌクはそう言われると、頭に血が上り、バンっと両手で机を叩いた。その音で部屋がシーンとなった。
「てこずってなんてないわよ!ただ、今回は戦士がどれだけ強いか、お手並拝見しただけですわよ!勝手に変な勘違いしないでくださる?」
すると、モルケが椅子から立ち上がった。
「勘違いなんかしてないさ。ただ、事実を言っただけさ。」
モルケは余裕そうな表情を浮かべていた。
「今回はモルケが行くか?」
「勿論さ。僕が戦士を倒し、ネイヴィーの幹部に上進させてもらうよ。ドンクレハイツには悪いけど、僕はこの5人から抜けさせてもらうよ。」
チマタは、ニヤニヤした。
「ちょ、何ニヤニヤしてんのよ。チマタ、気持ち悪いわ。」
ダーストニはストレートに言ったがチマタのニヤニヤした表情は、変わらなかった。
「モルケ、アングリフの戦士に恋するんじゃないぞ?」
モルケはため息を吐いた。
「はあ...。そんなわけないじゃん。どうして、アングリフ側の人達に恋しなきゃいけないんだ?それに、僕は愛する人も愛してくれる人も欲しいと思ったことはない。ただただ、ネイヴィーの為に、働けるならそれだけでいい。」
言葉では強がっていたが、表情はどこか悲しそうだった。
「まあ、でも貴方。貴方は、戦士達により近づく為に戦士達がいる学校に転校するのよね?」
「まあね。まあ、僕の年齢は14歳だしバレないっしょ。」
そう言うと、モルケは指をパチンと鳴らした。床から、水が湧き上がってきてその水はモルケの姿を消した。
「戦士の誰かに恋をして、それがバレて抹殺されればいいのにねぇ?」
「本当、クランヌクはモルケの事が嫌いだな。」
「当たり前ですわ。まあ、わたくしだけでも簡単に戦士を倒せれますけれど。同じ所にいる以上、貴方達の力も見させていただきますわよ?」
「望むところよ。クランヌクの力こそ、見てあげるわよ。」
「だが、戦士は必ず俺が倒してやるからな。その日まで楽しみにしててくれ。」
4人は果たして、菫達を倒せる日は来るのだろうか。そして、ネイヴィーの幹部として上進する日は来るのだろうか。